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ジョジョの奇妙なバトルロワイアル第4部

448 :黄金の意志 ◆tAKM6DkvGg :2006/12/09(土) 21:36:11 ID:6cCIQxBE
……J・P・ポルナレフは、目を覚ました。
身体を起こす。暗闇に包まれた、どこかの家のリビングルーム。柔かく大きなソファの上。
毛布を払い身体を起こしながら、彼は寝ぼけた頭を大きく振る。
ここは農家だ。最初にポルナレフが見つけた建物。
そしてこの戦いにおける、最初の『仲間』と遭遇した場所。

「……起きたんですか、ポルナレフさん?」
「あ、ああ……ジョルノ、だっけか」

窓辺からゆっくり近づいてきた相手に、ポルナレフは少し焦りながらも頷いた。
思わず頭を掻いた左手には、全ての指が揃っている。足にも抉れた部分はない。
ジョルノ・ジョバーナ。目の前の青年のスタンド、『ゴールド・エクスペリエンス』が治してくれたのだ。
手にした石ころがウネウネと形を変え、自分の左手の一部になった時には、「うげっ!」と思ったのだが。
……その青年の手元には、今は何やら何枚かの大きな紙が握られている。

「ポルナレフさんが寝ている間に、この家を物色させて貰いました。
 新聞の日付によれば、『今・ここ』は『1999年』の『日本』。
 ポルナレフさんにとっては『10年後の未来』、ぼくにとっては『2年前の過去』ですね。
 カレンダーや住人が書いていた日記を見ても、やはり間違いないようです」
「『時空を越えるスタンド』か……信じられねーっつーか、信じたくねーっつーか。
 信じるっきゃねーんだろーけどよォ……!」

ジョルノがテーブルの上に投げた新聞を一瞥して、ポルナレフは嘆息する。
最初、ジョルノからその可能性を聞かされた時は、まさかと思ったものだが……こうして証拠を見てしまえば。
いくら『主催者』がイカレてようとも、こんな新聞の細部に至るまで完璧に偽造したりしないだろう。いやできないだろう。
ポルナレフは改めてジョルノの提示した仮説を受け入れる。

開始早々に、出くわした2人。
ジョルノは根気強く、丁寧に、慎重に、ポルナレフの説得を行い。『時を越えて参加者が集められた可能性』を説明し。
最初はとても信じられなかったポルナレフも、その真摯な態度に、次第に耳を傾けるようになっていた。
ポルナレフも、人を見る目にはそれなりに自信もある。(女性を見る目には不安も残るが)
傷を完璧に治してくれた彼の『精神』が信頼に足るものであることは、容易に分かった。
……傷が治り、混乱から脱し、安心してしまえば、次に訪れるのは疲労からくる眠気である。
長い会話を終えたジョルノが彼の欠伸を見て取って、「自分が見張っているから」と眠るよう促したのが、午前2時頃。
時計を見れば、今は4時。およそ2時間の睡眠を取れた計算になる。お陰で大分回復できた。
これからどうしようか、と考えを巡らせる彼に、ジョルノは落ち着いた口調で言葉を続ける。


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