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スクールランブル・バトルロワイアル 6学期

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 00:51:49 ID:uLU4KKje
過去スレ?
スクールランブルバトルロワイアル企画スレ?
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1154778020/l50
スクールランブルバトルロワイアル1?
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1156428111/l50
スクールランブルバトルロワイアル 2学期?
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1157296492/l50
スクールランブルバトルロワイアル3?
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1157782197/l50
スクールランブルバトルロワイアル4?
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1159962219/
スクールランブルバトルロワイアル5
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1163107013/

仮まとめサイト?
http://netabaremk2.fc2web.com/brmain.html

データサイト?
スクールランブルスレ@2ch、分校。?
http://tenma.web.infoseek.co.jp/

下記のルールを守れない方はこのリレー小説への参加・閲覧をご遠慮下さい。?
・書き手も読み手もお互いを尊重しましょう。どちらもいなければリレー小説は成り立ちません。?
・荒らし目的の投稿や発言は完全無視しましょう。また、そういった目的の作品はNGとなります。?
・派閥の話は控えましょう。また、他の派閥を攻撃・批判するような発言はやめましょう。?
・よそはよそ、うちはうちです。他のパロロワと比べて〜といった意見はやめましょう。?

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 00:52:28 ID:uLU4KKje
書き手のルール
・まず、まとめサイトの基本ルールを読みましょう。
・前回までの作品に対する矛盾などがないか確認しましょう。
 キャラの位置、性格や言動、時間等は特に気を付けましょう。
 また、ストーリーを壊すような投稿はやめましょう。
・上記にあるような矛盾がある場合、修正や破棄を求められる場合があります。その場合は応じて下さい。
・予約がされていた場合、予約されたキャラを後々自分が使うなど言って予約者を混乱させないようにしましょう。
 また、作品投下後に「この展開だと自分の話が書けない」といった文句を言うのはやめましょう。
 自分の気に入らない展開という理由で批判をするのはやめましょう。
 まとめサイトのルールのページにある予約ルールは必ず守って下さい。
・読み手があってこそのリレー小説です。常に読み手がいる事を意識し、投下前に十分推敲して下さい。
・モニターの向こうにいるのは同じ人間です。相手を過度に刺激したり傷つけないよう、発言はマイルドに。
・自己リレーは出来るだけ控えましょう。しかし他に書き手がいない場合などはその限りではありません。
 自己リレーを行う場合、募集開始から3日以上空けてからお願いします。
 予約宣言を必ず行い、また自己リレーである事を明記して下さい。
 宣言後1日経って他に書きたいという人が出なければ、それから3日以内に投下をお願いします。
 自己リレーかどうかの判断は、以下の例に従って判断して下さい。
 例)自分が書いたキャラAの投下後に別の作者が他のキャラBCDをAの近くに移動させた場合
   →Aを書いた作者がABCDの話を書く:自己リレーに当たらず。
   →BCDを書いた作者がABCDの話を書く:自己リレーに当たる。
 要するに、自分の投下後に他の作者が自分の投下キャラの状況に変化を齎す場合は自己リレーに当たりません。
 逆に、自分が投下して生じた展開に更に連続で他のキャラを絡めた場合は自己リレーとなります。
・原作にないオリジナルの設定を出すのはやめましょう。原作の範囲内でお願いします。モブキャラは自然に見える範囲で。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 00:53:07 ID:uLU4KKje
読み手のルール
・自分が気に入らない展開という理由で書き手を批判するのはやめましょう。
・書き手があってこそのリレー小説です。書き手の創作意欲を削ぐような批判や誹謗・中傷はやめましょう。
・発言はマイルドにお願いします。厳しすぎる言葉は作者の創作意欲を削ぎます。
・ルール違反や荒らしでもない作者を追放・批判するような事はやめましょう。

投稿のルール
・原作でいう修学旅行直後に拉致された事になっています。
・ゲーム前に各キャラが持っていた物のうち、凶器となりえるもの(ナイフ、モデルガン等)や携帯電話は没収されています。
・予約されていないキャラの話ならば突然投下大歓迎。予約されたキャラがいたら諦めて下さい。
 予約:書きたいキャラを指名し、トリップを付けて宣言する。後日作品を投下する際はトリップを付ける。
    ?期限は72時間。それを過ぎても何の意思表示も無ければキャンセル扱いとなります。
    ?ここで言う予約とは話が完成していてあとはプロットするだけの段階で行うものです。
    ?もし期限に間に合わない場合、必ずキャンセルかいつまでに投下できるかという意思表示をお願いします。
    ?予約延長の場合期限は24時間。但し、他に書きたいという方が出た場合は譲って下さい。
 ※遅すぎは困るので出来るだけ早めが無難です。投下が無理なら早めに予約を解除して下さい。
・キャラを握っておいて様子見云々を発言するのはNG?。
 やるなら黙って、ただしそれで状況が変わって書いた話がパーになっても泣かない
・前回の作品に対し辻褄が合わない作品はNG
 (時間軸がおかしい、居場所が違いすぎる、死んだはずの人物が生きている等)
 また、明らかに前回の作品の流れを無視した場合もNG。
 ※NGではないかという審議はスレ内で行われる。NGとなった作品は無効。
・おおまかでいいので時間を表記して下さい。(例:12〜14時)
・エロ禁止。グロはほどほどに。
・各キャラの性格・性能は原作レベルにする(SSでたまに見られる最強の高野、黒サラなどはなしで)?
・安易なリストラはしない。殺すにしても見せ場を作る。
・八雲の読心は無し(もし読めても花井くらい)。
・新規キャラの導入、死者の復活は禁止。
・サバゲー経験者の2-Cは全員、射撃姿勢やリロード等の基礎的なレクチャーを受けている。
 東郷、ハリー、そしてリピーターのサラも経験者。八雲とララは不明。


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 01:42:47 ID:ih/zgmUY
生存者名簿一覧 【現在22名】 (43名)
男子                                  .女子
○1:麻生 広義                         ○1:一条 かれん
○5:岡 樺樹(おかっぱ)                  ::○4:城戸 円
○6:烏丸 大路                         ○5:鬼怒川 綾乃
○7:斉藤 末男                         ○7:沢近 愛理
○10:奈良 健太郎                       ○9:高野 晶
○11:西本 願司                         ○12:砺波 順子(隣子)
○13:花井 春樹                         ○15:三原 梢
○14:播磨 拳児                         ○16:結城 つむぎ
○15:冬木 武一                         ○17:雪野 美奈
○17:三沢 伸                           ○19:サラ・アディエマス
○22:ハリー・マッケンジー             ○20:塚本 八雲

【以上11名】                            ::【以上11名】




5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 11:11:26 ID:vDcpeTfW
次スレはここ?

>>1乙 なんかことごとく?がついてるのが気になるけど

じゃあ高野達と花井組の投下期待

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 12:43:19 ID:kDp9t9CT
>>3
原作でもサラは黒いぞ

7 :暫定黒幕案A:2006/12/01(金) 13:49:21 ID:TKsOWr5b
815 :Classical名無しさん :06/11/29 18:40 ID:/noJFQWc
>>790さんの「都合のいい組織をつくる」という意見はいいと思います。
私なりに考えた黒幕の具体的な姿の提案なのですが、

最初気になったのは「何故防衛庁がこのゲームについて調べているのか」という点。
警察関係者では無く防衛庁が調べている理由、それは黒幕が軍事に深い関わりがあるからというのはどうでしょう?
平たく言えば軍産複合体です。
以下、その設定となります。

(始まり)
軍事に各国の力が注力された冷戦期、優秀な兵士を育成及び選抜する事を目的とするプロジェクトが大国の軍事研究所で開始される。
徴兵検査の参考にする為軍隊経験の無い若い学生を対象に人は死なないが現在に近い形のゲームを行わせ、
どんなタイプの人間が兵士として優れているのか実験を繰り返すものの、命を賭けない実験は所詮役に立たないとわかる。
そこで極秘に途上国の学生を誘拐して実際に殺し合わせる事が決定、実験は大成功を収め、以後の継続が決まる。

8 :暫定黒幕案A:2006/12/01(金) 13:50:04 ID:TKsOWr5b
816 :Classical名無しさん :06/11/29 18:41 ID:/noJFQWc
(目的)
@できるだけ多種多様なサンプルを集め、どのタイプが優秀な兵士になれるのか調べる
 その為、参加者は世界各国の学校から選ばれる。
A極限状態での肉体的、精神的状況のデータ収集。首輪は元々その為に開発された。
 その機能は単純な生死判定ではなく、様々な生理機能をモニターしている。
 各種パラメータの動きを見れば嘘発見器になり、事実その目的でも使用されているが教師、生徒は音声のみの監視と思っている。
B傑出した兵士に育つ可能性がある人物が優勝した場合、組織に引き入れて育成及びさらなるデータ収集を行うのが目的。
 サラのように消極的な人間が優勝した場合はそれで終わり。
C管理者に参加者の関係者を用意し、彼らのデータも管理職タイプとして収集している。
 一見監視しているように見えてさらに監視されている二重監視。

(「大人達の戦い」で示されている”世界の名だたる富豪達”との関係)

冷戦の終了に伴い、組織存続の危機が発生。
そこで提案されたのが各国の有力者をスポンサーとする事だった。
組織からは刺激を求める有力者に彼らのいう『娯楽』『賭けの対象』を提供し、見返りとして多額の金銭及び参加者集めの便宜を受けている。
軍事力を求めるスポンサーには研究結果である『優秀な兵士』の提供も行う。
この結果、事の露見によって自分達に火の粉が降りかかる事を恐れる有力者達の協力が得られ、
以前より恵まれた実験(バトルロワイアル)を行えるようになった。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 20:41:14 ID:pIrvgZIc
なんか一気に過疎ってる…
今の二つの予約、どっちも音沙汰ないが
他のロワだったら別の書き手が予約入れてる頃。
ここは書き手の少なさが致命的だから期限というものの意味が非常に薄いし
もうちょっと伸ばしてもいいんじゃないだろうか

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 21:21:57 ID:hAMKZ7Pp
>>9
書き手デビューよろ

11 : ◆LFVryskzAc :2006/12/02(土) 00:45:18 ID:W3ba1Grq
予約期限が切れているということなので、烏丸・砺波を予約させてもらおうと思います。
よろしいんですよね?

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 00:50:09 ID:T07BMutZ
>>11
いいけど、期限切れてても、もう一度予約しなおす権利もあるよ。
もし良かったら、書いてみたら?

途中まで書いてるんでしょ。頑張っただろうに、勿体無いじゃない。

13 : ◆LFVryskzAc :2006/12/02(土) 00:51:33 ID:W3ba1Grq
>>12
いや、前の予約していた人とは違う者です・・・。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 00:51:47 ID:MxyqWxhJ
◆7ILEob33QI氏はどうなったんだろう・・・?

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 00:56:22 ID:TGq0dhty
>>13
期待してます

16 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 01:00:31 ID:gM08/alF
申し訳ありません、予約している本人です。
現在徹夜覚悟で執筆中ですが、期限をオーバーしている以上反対できません。
その場合、執筆中の内容から2人の部分を削除して投下いたします。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 01:05:21 ID:T07BMutZ
>>13
ごめん、めっさ勘違いしてたorz

18 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 02:31:34 ID:gM08/alF
◆LFVryskzAcさんすいません、烏丸・砺波の2人についてですが

とりあえず5人が登場する話のまま書き進めてみます。
朝までに完成しましたら2日の9時頃までに完成しましたらそのまま投下してもよろしいでしょうか?
◆LFVryskzAcさんが書くとはっきりおっしゃいましたら諦めます。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 02:49:06 ID:MxyqWxhJ
>>11
◆LFVryskzAcさんはマジで書きたいのか?

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 02:49:38 ID:LjIAa4f/
>>18
◆LFVryskzAcさんがOKを出すまでは9時頃までに完成していても投下は禁止ですよ
11氏がここを見ていない可能性がありますから

11氏も予約したんだから少しは考えがまとまっているでしょうし、
もう描き始めているのだとしたら尚のこと失礼に当たります

11氏はルールを守っているのですから強制で破棄しなければいけない決まりはありません
だからくれぐれも安易に投下するのはやめてください

21 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 02:58:21 ID:gM08/alF
>>20
了解しました。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 03:07:00 ID:MxyqWxhJ
それで◆7ILEob33QI氏の方はどこに消えたんだ?マジで・・・。

23 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/02(土) 03:15:51 ID:8A6kaDuw
>>22
さっさと話進めたいし、その3人書いちゃうわ

◆7ILEob33QI氏が今日の夕方5時までに書きたいっていうようなら諦めときますが
何も無いようでしたら今この時刻から予約発生ってことでお願いします

24 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/02(土) 03:17:45 ID:8A6kaDuw
一条、花井、八雲予約します


25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 04:09:23 ID:4wgJ+nk8
いま予約状況とか書き手の状態とかどうなってんだ?
この流れの中混乱しちまったぜ…orz

ええと、それと引越し作業は無事完了してんのか?
あまりにも読み手側の発言数減ってるから怪しいんだが。
まあアレかね。今はまだ作品投下を待ってるだけなのかね。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 08:24:34 ID:Cb/7L3EI
じゃあ暇になったところでこのロワで株を上げたキャラでも挙げてみるか
個人的には吉田山と石山かな
死に際で急上昇

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 10:49:50 ID:nE/yGEiD
◆7ILEob33QI氏は作品は完成してるらしいから、
せめて何らかの意思表示があればな。
せっかくの作品が没になるのは忍びないしなんとか夕方までに連絡つかないものか

そういえば他のロワでは没になった作品を投下する場所がまとめにあった
気がするが、スクロワでもやっていいものなんだろうか

28 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:52:15 ID:gM08/alF

「順子ぉーーーっ!何処に居るのーーっ!!」
「おーいっ!出て来い烏丸ぁーっ!」

観音堂を出発した高野、雪野、岡の3人は時折声を出しながら烏丸と砺波の二人を捜索していた。
高野本人は大声を出すのは不味いと思ったが、”声を掛けても反応が無かった”という理由付けがあった方が雪野も先に進みやすいと判断して黙認する。
この辺りの木立は人が隠れられる程生い茂っておらず、制服姿の男女が入り込んでいた場合は直ぐ見つかる筈だが人影は何処にも無い。
焦る気持ちから自然と早足になる雪野に引っ張られるように3人はどんどん先に進んでゆく。

(私としては彼女がこのまま見つからない方がありがたいわね)

高野は烏丸を警戒しながら内心そんな事を思っていた。
砺波が烏丸から事の真相を聞かされるのは確実だろう、だが砺波がそれを信じるかどうかは重要ではない。
問題はどちらの場合にせよ、間違いなく砺波は高野本人に本当かどうか問いただそうとする事だ。
烏丸の言葉を信じた場合、岡はとにかく友人の雪野を助けに戻って殺人者は自分だと訴えるだろう。
烏丸を信じられず自分達の所に戻ってきたとしても烏丸から何を言われたのか説明する過程で2人に伝わる。
2人がその後も自分を信じ続けるとしても疑心の種は蒔かれてしまう。
僅かな疑いさえも起こさせない為にはこのまま砺波と離れ離れの方が高野にとって都合が良かった。

「烏丸のヤロウ、一体何処まで行きやがったんだ」

2人の姿を見つける事を出来ないまま、一行はC-8エリアの中央近くまで来てようやく足を止めた。
茂みや木の陰を見回って疲れた雪野は肩で息をしているが反面彼女程捜索に熱心でなかった高野と岡の疲労はそれ程でも無かった。

29 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:52:46 ID:gM08/alF

「ううっ、順子…」

雪野は心配のあまりその場に座り込んでしまう。
最悪の事態を想像したのかしゃくりあげ始めた。
岡が何もできずに困った顔をしていると高野が彼女の両肩にそっと手を置いて慰める。

「大丈夫よ雪野さん、まだ砺波さんが死んだと決まった訳じゃないわ。だから決して泣いたりしないで」

そしてそのまま両腕を雪野の背中に回し、そっと抱きしめてあげる。
これは効果てきめんらしく、雪野の震えも徐々に収まっていった。

「ありがとう高野さん…、私まだ頑張れそうな気がしてきた」

雪野は顔を上げると目元の涙を拭って高野に笑顔を作る。

(まったく雪野さんは手がかかるわね、駒は駒らしく扱い易くなって欲しいわ)

高野は元々こういうスキンシップは好きではない。
自分の都合よく動かす為とはいえ、こうベタベタしなければならないのはかなりの苦痛である。
彼女も元気になってきたし離れようとしたところ、今度は雪野の方から腕を伸ばされ抱きつかれてしまう。

「でも、お願いだからあと少しだけこのままでいさせて」
「え、ええ、ちょっとぐらいなら構わないわよ」

思わず振り払いたくなったがぐっと我慢する。
そんな高野の心境を知らない雪野は顔を胸に埋めてしまった。
これにはさすがの高野も殺意が沸く。


30 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:53:22 ID:gM08/alF

「高野さんの胸あったかい…」

本気で突き飛ばしたくなるの堪える余り高野の眉がヒクヒクと震える。
そんな女同士のやりとりを見ていた岡はというと、恥ずかしさで目のやり場に困ったのかあらぬ方向を向いていた。

(まったく、女同士っていいよなぁ。でも男の俺をもっと頼ってくれよな)

この男、自分が何をしたのかもはや全然気にしてないらしかった。
結局、高野の我慢強さが勝りようやく離れた雪野と岡相手にこれからの方針を話し合う事にする。

「2人はもうこの辺りに居ないと考えて間違いないでしょうね、お堂で話した通りホテル跡かお寺のどちらかを目指すわ」

そこで一度言葉を区切った。
雪野と岡も異論は無く黙って頷く。

「俺は烏丸は無学寺に行ったと思うな。だってホテル跡までは山道だぜ?アイツが疲れてるってなら少しでも楽な道を選ぶんじゃないか?」

意外な事に議論の口火を切ったのは岡だった。
どうやら自分が頼りになる男だとアピールしたいらしく積極的に発言する。

「岡君の言う事も確かに一理あるわ、でも烏丸君ならその裏をかいてホテル跡を目指す可能性だって考えられるわね」

高野がやんわりとその意見に反論した。
正直高野にも烏丸の思考を読む事は難しい、そう単純にはいかないだろう。
2人が無学寺とホテル跡のどちらにも居ないという事も十分に考えられる。

31 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:54:38 ID:gM08/alF

「私の意見を言わせてもらうわね、ここはホテル跡を目指すべきよ」

高野はキッパリと言い切った。
正直、高野にはどうしても烏丸達を追わねばならない理由は無い。
遭遇するかわからない相手よりも自分自身の事を考える。
優勝に近づく為にはどちらへ向かった方が有利な結果をもたらすか。
そして出した結論がホテル跡を選ぶ事だった。

「烏丸君が話した事覚えている?探知機能付きのパソコンが鎌石村にあった言っていた、そしてホテル跡はその鎌石村に近いわ」
「もしホテル跡に順子が居なくても、村へ行ってそのパソコンを見つけられれば居場所がわかる、という訳なのね。さすが高野さん!」

雪野が言いたい事を察して感心した。
しかし烏丸を疑う岡からはそれに対して疑問の声があがる。

「でもよ、そもそも烏丸の話が信用できるのか?パソコンの情報を見れたはずの東郷が死んだんだぜ。ただの出任せかもしれないじゃないか?」

第二回放送の後に烏丸にぶつけた疑問をそのまま言う。
高野にはそれが信用に値する情報と思うが岡にとって烏丸は騙し討ちを行った殺人者だ。
彼のもたらした情報を信じられなくても当然だろう。

「そうかもしれないわね。でも手掛かりが乏しい現状では調べるだけの価値が十分にあるわ」

もし自分がそのパソコンを手に入れられれば今後が非常に有利になる。
その為に砺波の救出を出汁にして2人に手伝わせようというのが高野が決めた本当の行動方針だ。
烏丸はその後で追えば良い。
もちろん2人はそんな高野の心情など露程も知らないが。

32 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:55:08 ID:gM08/alF

岡はうーん、と考えていたが代案を出せるでもなく高野の提案を受け入れる事にした。
雪野はといえば自分の意見を出す訳でもなくすっかり高野に依存しきっている。

「私は高野さんの意見に従うよ?だって私よりも高野さんの考えの方がいいに決まっているもの」

高野はそんな雪野を見て、全く幸せな子ねと胸の中で毒づいた。
そして彼女は目の前に立ちはだかる神塚山のその山容をゆっくりと見上げる。
ホテル跡を目指すには禁止エリアを避けながら山の中腹をぐるりと回らねばならない。
到着は昼近くになるだろうか、いずれにせよ時間がかかる。

「雪野さん、それに岡君、ここから先は厳しくなるわよ。覚悟は出来ているかしら?」

改めて後ろの2人に問い掛ける。
もちろんここで2人が脱落するとは思ってない、これは気力を高めさせる手法の一つだ。

「へっ、あんな山どうって事ないさ」
「私だって順子を助ける為なら平気です!」

岡はそう言って笑い、雪野も弱音を吐かなかった。
予想通りの反応に高野は満足する。

「いい覚悟ね、では行きましょう」

海からは時折潮風が吹き寄せてくる。
3人はそれを背中に受けながら新たな目的地へ向かって動き出した。

33 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:55:44 ID:gM08/alF

数時間後、高野一行は山中の斜面を進んでいた。

その先頭を歩くのは岡である。
「頼りにしているわ」と高野に頼まれた事で鎖鎌を張り切って振るい、邪魔な枝や草を切り開いて道を作って先へゆく。
おかげで続く雪野と最後尾の高野は随分と楽だ。
しかも雪野も高野が少しでも楽になるようにとさらに草を掻き分けてくれるので高野本人はそれ程苦労しない――――はずなのだが誤算があった。

「きゃっ!」

また雪野が足を滑らせた。
そのまま転びそうになるのを高野が腕を掴んで引き起こす。

「ごめんなさい高野さん、また助けてもらったわね」

お礼を言いながら雪野は頬を赤らめる。
これで3度目だ、元々彼女の運動能力には期待していなかったがここまで足手まといになるとは思わなかった。
ひょっとしたら高野に助けられたくてわざと転んでいるのではないかと疑いたくもなる。
しかし捻挫でもされて動けなくなられても厄介なので助けざるを得ない。
パソコンを手に入れたら早めに切り捨てた方がいいかもしれないとつい考えてしまう。

(せめて一度くらい役に立って欲しいわね)

でなければ今まで何の為に堪えてきたのかわからない。
その時雪野が再び悲鳴を上げる。
またか、と一瞬思ったが彼女の足元に一匹の蛇が見えた。
どうやらあれを見て驚いたらしい。

34 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:56:17 ID:gM08/alF

蛇は雪野の足元を潜り抜けシュルシュルと音を立てて高野の方へと向かってくゆく。
しかし高野は全く動じずに腕を動かす。
薙刀の石突きが蛇の胴へと叩きつけられ、あっさりとそれを押さえ込んでしまった。
そのまま力を込めて殺そうとしたが――――思い直す。
これは案外使えるかもしれない。

「大丈夫雪野さん?まさか噛まれたりしなかった?」

気遣うふりをして蛇から目を離さないまま雪野に心配そうな声を掛ける。
チラリと確認すると雪野は蛇が怖いのかやや離れた場所で怯えながら立っていた。

「う、ううん。驚いたけど私は何処も噛まれてないよ」

雪野は震えながらもそう答える。
どうやら驚いただけらしい。
先頭に居た岡も異変に気付いて戻ってくる。

「待ってろ高野!俺が何とかしてやるぞ!」

株を上げるチャンスが巡ってきたと岡の鼻息は荒い。
だが高野は手を出してそれを制する。

「2人共ちょっと下がってくれないかしら、この蛇が毒を持ってないかを調べてみるわ」


35 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 12:57:28 ID:gM08/alF

雪野はああ言ったが噛まれた事に気付いて無いだけかもしれない、毒を持った蛇なのかよく見る必要があると理由を付けて下がらせる。
その言葉に雪野は青くなり、岡は蛇の種類など判断しようも無いので大人しく高野の言う事に従った。
2人が離れたのを確認した高野は彼らに背を向ける形で屈み込む。
これなら2人には私の背中しか見えてないはずだ。
観察するふりをして素早く薙刀の鞘だった革製の袋へと詰め込んでおく。
後ろからは蛇がそのまま逃げてしまったと思うだろう。

「…どうやら毒蛇では無いみたいね、安心していいわよ雪野さん」

そう言うと高野は袋を体の陰の隠して立ち上がる。
雪野はそれを聞いてホッと胸をなで下ろした。
これについては高野は嘘を言っていない。
高野は最初見た時から蛇の種類が毒を持たないシマヘビだと見抜いていた。
本当に毒蛇でも良かったのだがそれでも利用価値は見出せる。
安心した一行が再び歩き出すと最後尾を歩く高野は2人の目を盗んで蛇が入った革鞘をリュックの中へと収めておく。

実際に役に立つかはわからない。
しかし、その使い道を考える事自体が高野の悪戯心を刺激する。

(ふふっ、なかなか面白くなってきたわ)

雪野の後ろで一人高野は笑う。
そして思い出す、このゲームを知った時の事を。

36 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 13:00:05 ID:gM08/alF

数ヶ月前、退屈凌ぎにネットを巡っていた私はとあるサイトに行き当たった。
それはとある国の学校からクラス全員が誘拐され、殺し合いを強いられたと告発する内容だった。
具体的な地名や自分の属していた学校名、そして多くの個人名とその詳細が記載され、自分はそのゲームの優勝者であるという。
解放後警察や周囲にゲームの事を訴えたが誰も何もしてくれない、せめて一人でも多くの人間にこの事を知って欲しいと綴られていた。
ネットには興味深そうな話が海岸の砂粒程転がっているが大抵信用に値しない。
しかしそのサイトの内容は何故か私に強い印象を抱かせた。
流し読みして席を離れ、数時間後に戻った時にそのサイトは痕跡も残さず消えていた――――否、今から思えば消されたのが正解だろう。
後日何度か探してみても再びその内容を目にする事はなかった。
だけども記憶している地名や学校名を足が付かない形で調べたところ、一クラスに相当する学生がひっそりと死んでいる事を突き止めた。
驚いた、本当にそんなゲームが行われているのだろうか?

「もう、播磨君たら酷いんだよ!」
「何?またヒゲが何かやらかしたの?」
「おっ、面白そうな話だな。アタシにも詳しく聞かせてくれよ」

私は学校で何時ものように塚本さん達の他愛無い話を聞きながら思う。
いつもの授業、いつもと同じような会話、繰り返される平和な日常。
皆、それが卒業まで続くと信じているようだった。
もし、このクラスがあのゲームに選ばれたとしたら?
例えばこの能天気な程明るい塚本さん、殺し合いの中でもそんなに笑っていられるのかしら?
愛理や美琴だったらどうだろうか、ついそんな事を考えてしまう。
どんな行動をして、そして誰かを殺すのだろうか?
私はそれを実際に見てみたいと思っている事を自覚した。

37 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 13:00:42 ID:gM08/alF

そして最初の教室で目が覚めた時、これはあのゲームなのだと一瞬で理解した。
騒ぎ出すクラスメイトを見ながら私の心は沸き立ってゆき思わず笑み浮かべてしまった
永山さんと大塚さんを銃と刃物で殺した時、そしてそれを知った麻生君と烏丸君の反応は思い出してもまた格別に感じる。
あの平和なクラスが壊れてゆく様は本当に楽しめる。

楽しい――――けど足りない。
私はまだ満足していない。
もっと殺してみたい。

雪野さんの扱いには苦労させられる分、殺すその時が楽しみになる。
この子はどんな顔して死んでゆくのだろう、早くそれを見てみたい。

私が笑いたくなる程面白い事はめったに無い、普段の生活ではまず見つからない。
でもこのゲームでは心から笑えそうだ。
今もこうして口元が緩んでしまう。

しかし今は我慢しよう、優勝するまでの辛抱だ。
その時は誰にもはばかる事なく笑ってみよう。


そして高野は普段通りの無表情に戻る。
ほんの僅かな時間、彼女の口元に浮かんだ笑みを見たのは物言わぬ木と草だけだった。
先を行く2人はその間何も知らず、ただ高野が歩きやすいようにとひたすら道を作り続けている。
それを見て高野はまた笑ってしまいたくなるのを辛うじて堪えた。


38 :彼女の笑顔 ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 13:01:24 ID:gM08/alF

【午前10時】

【高野晶】
【現在位置:E-06】
[状態]:軽く疲労
[道具]:支給品一式(食料は、残り2食分) 薙刀 シグ・ザウエルP226(AT拳銃/残弾15発) 薙刀の鞘袋(蛇入り)
[行動方針] :雪野は使えるなら利用する。岡も使えるなら利用する。パソコンに興味を持つ。
          麻生と敵対。(ただし優先して排除しようとは考えていない)       
[最終方針] :ゲームに乗る。パーティー潜伏型。

【雪野美奈】
【現在位置:E-06】
[状態]:少し疲労。晶に依存気味
[道具]:支給品一式(食料1食分消費) 工具セット(バール、木槌、他数種類の基本的な工具あり)
[行動方針] 1:高野の為に動く。 2:高野晶と行動をともにする。3:順子を助ける

【岡樺樹】
【現在位置:E-06】
[状態]:打撲傷多数 、少し疲労
[道具]:鎖鎌 支給品一式(食料無し、水2)
[行動方針] :「高野の心の支えになるのは俺だっ!」と素敵な勘違い中。

[チーム方針]:ホテル跡を目指す、パソコンを探す。


39 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 13:04:36 ID:gM08/alF
大変お待たせして申し訳ありません、予約していた高野、雪野、岡の話となります。
烏丸、砺波の2人は>>11の◆LFVryskzAcさんが予約されましたので該当個所を削除して投下いたしました。
今回ご迷惑おかけしたので今後の予約は慎重にいたします。


40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 13:33:10 ID:MxyqWxhJ
>>39
乙カレ隣子

41 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/02(土) 14:18:43 ID:gM08/alF
追記です。
蛇は本当はマムシやヤマカガシといった毒蛇にしたかったのですが
ルールで「人に危害を加える動物はいない」とありますので無毒な蛇となりました。

42 : ◆7ILEob33QI :2006/12/02(土) 14:28:11 ID:GQ0DoCoq
連絡できずにすみませんでした。
仕事の都合でごたついてしまい、今帰宅したところです。
予約に関してなんですが、ルールだと3日が原則で延長1日です。
どんな理由があったとしてもルールを破ってまで投稿することは、これからのスクロワに悪影響を与えると判断しました。
ですので、私の投稿は破棄し、現在花井・一条・八雲を予約している方にお譲りします。
ご迷惑をおかけしました。


……三時間後また出社orz

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 14:41:23 ID:MajnGvYd
延長期限が過ぎても投下してはいかんわけじゃないし、
23氏は◆7ILEob33QI氏から連絡がなければ予約するみたいな
ニュアンスだから、投下しても悪影響にはならないと思う。
23氏が新たに書くより◆7ILEob33QI氏が投下したほうが早いし。
せっかく書いたんだから投下してみてはどうだろうか

本音は没だとしても読んでみたいっていう勝手な言い分なんだけどね

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 14:53:01 ID:gM08/alF
正直私も見れない作品があるというのは気になります。
没としても>>27さんのおっしゃるような没ネタとしての投下でも良いのではないでしょうか?

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 15:00:22 ID:hVZTb+TD
作者さんたち乙でした。
高野最低www
蛇は毒を持ってないってことだから、単なる脅し要因かな?

それにしても今後の人の絡みが気になるね。
出会いによって結束が強くなるか、それとも被害者が増えるか…

46 : ◆7ILEob33QI :2006/12/02(土) 15:01:01 ID:GQ0DoCoq
没ネタ、としての投稿でもやはり問題が生じると思います。
以前のスクロワスレも自分のせいで荒れてしまったので、なるべく荒れる要因は避けたいです。
ですので、やはり投稿は控えさせていただきます。期待していた方すみません。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 15:05:59 ID:hVZTb+TD
>>46
俺はその判断支持するぞい。乙。

そもそも予約云々って書き手さん次第だし、必ずしも予約する必要もないわけで。
なんつーか、予約とかに縛られずにもっとのびのびと書いてほしい。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 15:07:27 ID:MxyqWxhJ
>>46
麻生絡みじゃなきゃ、荒れないと思うよ。

多分。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 15:26:30 ID:EPhPP+Vw
アソサラ順調なら麻生絡みでも荒れないだろ・・・あ、アソミコ厨が荒らすのか・・・

50 :23:2006/12/02(土) 16:18:27 ID:y8C4ptpy
ID違いますけど23です
外出中で携帯からですので鳥もつけられないんで今は証明できないんすけど……

俺も書くとしたら4日いっぱい使うと思います
46氏が水曜までに書き上げられるんなら喜んで譲りますがどうでしょう?
正直、遠慮とかは全然しなくていいっす
もし忙しくてそれまでに書けそうになかったら
それはそれで自分が書きますからそこも遠慮はいりません

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 16:36:26 ID:MajnGvYd
予約三日、延長一日というのがちょっと書き手側の実情と合ってないんじゃ?
最近四日以上かかるケースが多いし、考え直したほうがいいかもしれない。
予約四日、延長三日と一週間とれば余裕ができて新規書き手も出てくるかも
現状のルールできちんと締め切り守ってる書き手には悪いことをしてしまうが

23氏と46氏の話をまとめると、23氏投下前に46氏が投下するのはアリ。
没か投下は46氏の意思に任せる。が、他の書き手は23氏の予約が切れるまで予約できない。
そんなところだろうか。書き手同士の話し合いで予約権がどうこうっていうのはルールにないけど

52 :23:2006/12/02(土) 16:50:10 ID:y8C4ptpy
>>51
予約期間が長いほうが楽なことは確かですね

下の3行の話なんですが、それだと他の書き手に不公平ですよ
46氏が書くと言ったとしたら俺の予約は破棄します
破棄することになりましたら俺の予約は他の書き手にはなんら影響はなくなります
もちろんルール上は予約だって可能になります


それとなるべく早めに46氏からの返事がもらいたいです

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 17:27:16 ID:V10+0UzA
もうなんかつべこべ言わず現時点で書けてるものを出せって感じなんだが。<46氏

自分が悪いと思ってるんならなおさらだ。
責任のとり方を勘違いしてんじゃねーか?

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 17:35:50 ID:V10+0UzA
今の状況で一番問題なのは、「花井達の話が一向に進まない」ということだ。

23氏が書いてくれるとしても水曜までかかっちゃうし、23氏に負担もかかる。

問題を解決するにはどう行動するのが一番合理的か?
46氏には今一度再考をお願いしたい。

それが大人の責任の取りかたってもんだろ。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 17:42:02 ID:aYC9M5KM
読み手からすると早く読みたいから投下してほしい。
生殺しにされてるみたいで…。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 18:02:01 ID:MxyqWxhJ
>>46

             /:::}i::::::::\             ________
            ./:::;ィ-'-、::::::::::ゝ、_,      /             \
           /::::::|__  _>;;ヾ::::::z‐'   < あと10分以内に投下をしなきゃ
         ノ゙{◎}ri|゙゚'l. ⌒ い::::::::ゝー-  | フッ飛ばしてやる!!
        ハ. `ー' ヽ ワ/|リハヾ::::::::     \________/
        /lミト、   !、`- "::::::::::::::::::::
       /:l_丿:\/:::\:::::::::::::::::::::::
       /:::::::::::::/::\::::::::::::::::::::::::::::::ノ
       /:::::::::::::∧:::::::\:::::::::::::::::::::::{
      /::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
      |:::::::::::ノ   ト:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ


57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 19:53:36 ID:MxyqWxhJ

               ドッ
  ∧_∧  アヒャヒャ  ,,       ;::,, ∧
  ( ^∀^)┌¬=ー=━:;煤@     ;::゚OT)←>>46
  (   つ甘0┘            ;::,,.  つ
  | | |                ;,,゛ /
  (__)_) (^∀^)            し


58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 20:13:18 ID:+ERqdCDp
>>42
「お譲りします」じゃねーよ。
譲るってのは、
「自分の考え・意見などをおさえて、他人の考えや主張を通す」時に使う言葉だろ。

あんた、自分の判断を押し付けるばかりで、他人の意見なんざ気にもかけてね―じゃねーか。
>>23をよく読め。
「このままじゃ話が進まないから、仕方ないので俺が書きます」って意味だろーが。

何がお譲りします、だ。
あんたは自分勝手だ。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 21:13:55 ID:HmlZg7Cv
出来なかったからそういう言い訳してるんじゃないか?
とかふと思った。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 21:54:33 ID:FXVDC0Gv
23氏も46氏に配慮しすぎだろう。
そこまでの配慮があるなら、はじめから予約する必要はなかったのでは?
46氏が書かないのなら時間はかかりますが私が書きます、というメッセージでよかったはず。
話を進めたいという気持ちがあったのは十分察することができるんだが、
予約によって46氏が身を引いた部分もあるわけで。
花井たちの行動が進まないことで他の作家さんにも迷惑がかかるし。
なんにせよ46氏の返答が先決だな。ないかもしれないけど。
その際は水曜まで待って23氏の作品を待つ、ということになるだろう

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:03:21 ID:H+KEwA+f
花井達は水曜まで持ち越し。ただ46氏は作品ができているなら
四の五の言わないで投下してスクロワの流れをスムーズにしてほしい
23氏は46氏が投下するならそれでいいと言ってる事だし

要するにこういうことか

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:19:27 ID:3osasxVu
どこのロワでも読み手様は偉いんですね。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:23:50 ID:MxyqWxhJ
>>62
  ト.、___ ...ノ しイ  ノ (_  //..:../..:..:..:..:..:..:../..:..:..:.\
  !            ̄   f´ ,イ/..:..:..:.´..:..:..:.:/.〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ  ト-.、_____..-─┐ノ!
  」                | /.:/.:.:.:.:.:.:/.:.:.:/.:.//.:.:.:.:.:.:.:.:.:.rx.:.:.:.ハ「             し/
  |                  |/.::/.:/.:.:.:./.:.:.:/.:.:://.:.:.:.:.:///Y!:=、.:.:.:ハ              /
  1   な 謝 神 バ     ./::〃:/.:.:.:.ト、:.:/.:.,イ/.:.:.:.:.:/.,.イ/  `ゝ!.:.:.:.:.:.l    な 謝      l
   |   さ. り. 様. ト   //:/.:/.:.:.:.::l.::メ、//ハ.::.::/:/ 〃    |.::.::.::.::l.    さ .り     |
   |   い     に ロ   l/.:/.::|.:.:.:.:.::l.::」_|\|.::.::.:/:/ 〃    //.::.::.|.::|    い          !
  /     !!      ワ   !.::,'.:.:」|.::.::.::|ィfi弌 丁`メ/ , }___,...〃!.::l.::.|.::|     !!       /
  /              の   :|:小/ ||.::.::.::|.:l リ:ツ |.:/   7fいヽ//.::/::/:V              |
 /                lハ:| l!.::.::.::|:.|、、、  /    , iノム }/:::/.::///             l
 ¬               l.::!ハ ∨.:::.lト、      /  、,、/:/::.:,イ/}               |
  / ___   ∧ ト、l\ トヘハ!:l:`!:::::∧    /`ーァ  /イ.:::/〃/             _」
  '⌒      ̄`′ヽ!    ヽ  ゝ宀、:ハ   /   ./  / //   /レ'´ ̄ ̄ ̄\∧ト-┘
                          ,' \  L___/  ,..-<  
                      / l  \_  ,...イ厂
               ,.. --- 、__.. - '′ l      /
                /           l      ∧



64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:28:08 ID:xlrnUiPU
高野のことは、スルーしないでネット上にこういうことがあったってことについて

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:29:41 ID:Cb/7L3EI
今までだって書けなくなって予約破棄した人は一杯いたろ?
何で今回だけこんな叩かれてんだ?

ちなみに、できなかったから言い訳云々はおかしい
46氏のレス読んでれば仕事に追われて時間が無く完成してないのなんて一発で分かるし
あと「譲る」っていうのは>>23は書く権利が基本的に46氏にあるように読めるからその権利を「譲る」ってことだろ
主張云々だけが「譲る」を使う場面じゃない
予約期間が過ぎても連絡が無くて滞ったとかいうのもどうだろう?
こういう状態で予約期間が切れた時のために作者のコメントを要せずに優先権が無くなるっていうルールなんだし

むしろ23氏が譲るとか言わずに書けば良いと思う

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:51:16 ID:GEjbW0a8
>>65
察しろよ
そして理由は口にするな

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:51:51 ID:+ERqdCDp
>>65
>むしろ23氏が譲るとか言わずに書けば良いと思う

23氏は、仕方ないから俺が書きます、と言ってくれてるたけなのに、
お前は何様だっつーの。
書きたくてたまらないから書きますと言ってるわけじゃないんだぜ?

46が書けてるんなら、ルールがどうこう言わず、さっさと投下すれば良いんだよ。
そうすりゃ23氏だって書きたくもない話わざわざ書かずに、別の話の構想を練れるんだ。

俺が今回ムカついたのは、そんな23氏の気持ちもわからず、
「書きたいないんなら譲ってあげますよ、荒れるから仕方ないですね」と一方的に逃げたことさ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:54:52 ID:+ERqdCDp
書きたいないんなら → 書きたいんなら 
だな。

まぁ、もう仕事いっちゃってるだろうから、
文句言っても仕方ないし、>>23氏にお願いするしかないんだろうなぁ。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 23:07:27 ID:PgxpMUzs
>>64
ご都合主義も、ここまでくるとツッコミどころを失うんだよなぁ。
確率的にはゼロじゃないけど、極めてゼロに近いめぐり合わせを高野はやった事になるわけで。
それを許容したとしても、どうして今までその件について(今まで高野主観の作品は多々あったのにも関わらず)策略家高野が思考の中で触れなかったか、という事も不自然なのは否めない。
情報漏れを懸念していたと思われる東郷とは明らかに違う状況だというのもわかっているのだが。
なんっつーか、
度肝を抜くってのと突拍子もないっていうのは違うんだよ、と釘を刺して置いて今回はOKにしとく、とかじゃ駄目か? あと、予約でもめてる皆落ち着け。
今回の件で文句いう権利があるのは23氏だけ。
荒れたら23氏も困るだろ。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 23:16:39 ID:dNCkRBD3
>>69
俺は高野が情報を見ちゃったってのも2-Cが選ばれた理由の一つに使えるかなって思った
高野なら絶対足跡は残さないようにやるだろうけど、相手の規模的には見つけられない事もないだろうし
まあ、ちょっと唐突に感じたのは俺も同じではあるけど

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 23:16:49 ID:Cb/7L3EI
>>66
おk
スマンかった

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 23:22:09 ID:bOSuOcc0
>>69
確率は低いけど、あり得ないことじゃない
後付け設定にはなるけど今までと矛盾する物ではないし、リレー形式なんだからそういうモノだろう
その影響度合いによっては、あるいは設定後付けがNGになるだろうだが、今回程度なら問題ないんじゃね?
ソレが影響するのは、せいぜい高野の心理面だけだろうし…

あと、口汚く罵る奴には話し合いの意思がないモノとして、スルー推奨

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 23:39:30 ID:PgxpMUzs
>>72
そう、有り得ない事ではない。でもだから扱いに困るんだよね。
後付け云々はいいと思う。
ただ俺が心配なのは、今後こういったご都合主義の展開が多様されたらやだな、という事。土砂崩れみたいな自然災害とか。
確率がゼロじゃないと言ったら何でもOKになるから、その点についてのガイドラインは必要かな、とか思った。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:12:13 ID:fAeDXRoj
でもソレを言い出すと、今後アクシデント的な状況を一切使えなくなるんだよな
俺としては状況的な自然さと、キャラの生死に直接関わらない範囲ならOK。ぐらいでイイかと思う

たとえば土砂崩れにしても、道をふさがれて進路を変えるぐらいなら○
でも誰かがそれに巻き込まれるような、直接的な影響は×
加えて何度もソレを使うのは、あまり自然災害が頻発するのは状況的に不自然だから×
ただし今後土砂降りになったり、人為的な発生であるとしたら、その限りではない

とか

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:35:34 ID:SvANjtWv
私も>>74さんと同様、不自然にならずあまり大きな影響が無い程度なら良いと思う。
厳しくしすぎると新作の制約になる可能性がある。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:42:04 ID:ZvcxqLAb
乱発していいネタじゃないから、少なくとも◆.Cb.m05RN.氏は今後
突然のアクシデントや実はこうでしたネタが使えないっていうハンデができちゃったけどな

日曜にあと一本新作を読みたいところだが…難しいか

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:47:05 ID:SvANjtWv
むしろ今回の話で気になったのは毒蛇を出せなかったという点。
危険な生物禁止は参加者が勝手に死んでは困るという理由らしいが、
人為的な殺害アイテムとして登場させるのは勝手に死ぬ事にならないので認められる可能性はあるのか?

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:47:11 ID:ygfdrprR
まとめサイトの麻生の解説文に
自分の精神状態に疑問を覚え始める。大丈夫、多分まともな人はもうこの島にはいない。
と書かれていたが・・・



そうだっけ(゚Д゚)?

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:57:05 ID:YjYIcjEP
今現在のこの状況からして
マトモじゃないじゃん

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 01:18:07 ID:ygfdrprR
>>79
まだ精神的にマトモな人は何人かいるでしょう。

八雲とか、隣子とか、奈良とか。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 01:34:55 ID:/CFtgSgU
そんなんどうでもいいだろ…この状態で殺伐さを冗長させるような事言わないでくれ

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 01:41:18 ID:YDSin/OE
正常
奈良・西本・砺波・播磨・冬木・三沢・サラ

ちょっとおかしい
麻生・城戸・鬼怒川・沢近・雪野・ハラミ・岡

精神的苦痛
一条・花井・八雲

覚醒済
斉藤・結城

元から
高野・ハリー・烏丸


まともなのは男のほうが多いな。女子はサラと隣子だけか…

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 01:43:07 ID:bigtPyCG
仮に間違いだとしても全然問題ないと思う
あそこの紹介文だけを見て書こうとする新規書き手なんかいないでしょ
まあこの話は現状整理ということで

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 02:15:43 ID:ygfdrprR
>>82
播磨と冬木はちょっとおかしいの仲間に入るんじゃないか?

播磨は「信じる心」で
冬木は「二人が眠り、二人で見張る」で
それぞれちょっと精神が狂い始めている予兆が見えた。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 02:22:58 ID:BQWAxvjJ
麻生はミコちん死亡で決壊しそう。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 02:35:02 ID:YBYFFkxU
まあ、播磨・八雲・花井あたりの精神崩壊はガチだわな

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 02:37:30 ID:1iSOnic1
サラが静止できるかがカギだろうな。

それと、城戸は覚醒してないのか?

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 03:43:16 ID:VNOYrT+o
>>36くらいの「偶然」なら、問題にもならないと思うけどな。
物語を盛り上げるための要素としての「偶然」を否定してたら、何も書けなくなるし。

所詮、世の中は偶然の連続で成り立ってるわけだしな。
このままじゃ、銃弾を胸ポケットにいれてた金属板で受け止めて一命を取り留めました
なんつーお約束すら、ここの住民が否定しはじめそうで、なんだかなー。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 03:47:46 ID:VNOYrT+o
>>82
サラとかも怪しいと思うね。
自分の目的以外、周りが見えなくなってる感じ。

他人の命を優先するばかりに、自分の命を危険にさらすことにあまりに無頓着というか。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 07:58:04 ID:JOVvvvFl
正常
奈良・西本・砺波・冬木・三沢・サラ

ちょっとおかしい
麻生・播磨・鬼怒川・沢近・雪野・ハラミ・岡

精神的苦痛
一条・花井・八雲

覚醒済
斉藤・結城・城戸

元から
高野・ハリー・烏丸

一番駄目
嬉々としてパロロワ読んでるor書いてる俺ら

で、おk?

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 08:50:22 ID:8schnnAX
>>90
冬木は二人が眠り、二人で見張るでちょっと精神的に辛くなってるような描写あったよ。
死んでる東郷に向かって話しかけてたり。
三沢も東郷が死んでから精神不安定になってた。
冬木が早めに戻ってきてどうにかなったが、結構外に出るのは反対してたし不安が残ってそう。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 10:08:23 ID:9yos4Qbh
>>85
確かにな。現在でも不安定状態であるし、崩壊しそう。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 10:08:42 ID:ygfdrprR
舞ちゃんの死体がスルーされている件

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 11:47:16 ID:JOVvvvFl
>>93
高野が「生きている人間の方が大事」とか言って放っておいた、という風にとればいいんでない?
こんな状況下では、むしろ埋葬するほうが少数派だと思ってたんだが、最近は埋葬する書き手が多いから埋葬しないのが不自然に見えてくる。
最初にバタバタ死んでいった奴らを思い出したら不憫になってきた……。

>>91
うん、なんだ、その……。
最後の一行のためのネタレスだから、そんなに真面目に議論に含めてくんなくてもいいよ?
ただ、確かに冬木・三沢も崩壊に向かってはいるが……、それをいったら>>79が真理。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 12:09:42 ID:bigtPyCG
むしろ殺人鬼に友人がさらわれた状況で焦って追いかけ始めてしまって埋葬まで頭が回らなかったってことでどう?
選択肢としては保身のために友人見捨てて埋葬を優先するっていうのもありだと思うけど
雪野はそんなこと考えもせずに「順子を助けるんだ」って暴走気味に追い出したような感じだし
高野にしてみたら順子を放って置くなんて冷血なことは信頼を揺らがしかねないと思って言わないだろうし
岡にしてみればやっぱり高野の評価を下げないために言えないだろう

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 13:25:43 ID:fAeDXRoj
せめてお堂の中に運んで、ちゃんと戸締まりして行ってほしいな
野晒しでカラスに啄まれている描写はもう勘弁orz

あぁ、吉田山……

97 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/03(日) 18:01:31 ID:8schnnAX
西本、播磨、冬木、三沢、ハリー、城戸、沢近で予約します

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 18:13:13 ID:3YgOE2J1
期待
キャラ多いから大変だろうけど頑張って

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 18:14:41 ID:C2bB/KhR
おお、7人という数は歴代最大数か?頑張ってください

さよなら播磨、さよならお嬢…。・゚・(つд∩)・゚・。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 18:28:14 ID:ygfdrprR
以前>>97と同じぐらいの人数予約して、
結局書ききれず破棄してしまった人がいたんだが・・・。

そうならないように>>97は気をつけてくれ。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 18:59:00 ID:7+eXmhsV
つーかこの流れの中予約破棄はきついからな。スレ住人からの弾圧が。
ダメならダメで早めに言っとくべきだな。とりあえずは期待。

結局、花井関連は水曜の投下待ちってことになりそうだね。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 19:16:28 ID:SvANjtWv
>>97
期待してます、話がどのように動くのか楽しみです。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:00:45 ID:ht6BNEye
>>99
待て、勝手に殺すなw

俺はむしろ違う人が死ぬ気がしてしょうがない

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:05:37 ID:SvANjtWv
どうやら話も動きそうだしそろそろ次の放送と禁止エリアを考えるべきかな?

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:11:41 ID:ht6BNEye
20まで、まだ後4作品あるし
ピッタリ20って決める必要もないんだから20になってからでよくないか?

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:23:25 ID:VNOYrT+o
マーダーが二人も・・・

つか南へ行くはずの城戸と、他の連中の接点が
見つからんのだがどうするんだろう?

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:41:42 ID:wmpxJ+zN
>>106
城戸の進行予定のルート上には、E-03がある。
冬木、三沢、ハリー、城戸の現在位置と時間を考えると、四人ともほぼ同時刻にこのE-03エリア内に集まってしまうんじゃないか?
あくまで同エリア内ってだけで、必ずしも遭遇するとは限らんが。

ま、なんにしても書き手さんが判断して決めることなんだろうけど。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:43:18 ID:/CFtgSgU
別パートに分けるんじゃない?仏と悪女みたいに

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:45:42 ID:/CFtgSgU
別パートに分けるんじゃない?仏と悪女みたいに

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:56:44 ID:Jh7RfMtv
二回言った…

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 21:11:48 ID:ygfdrprR
>>103
.        ┌──┐    ///////////////////          //   /
. ┌──┐  └----┘    ////////////////ノ          / /   /
. └┐__/  ┌──┐    ////////////////''"        /  /  //
. ,-、      └----┘   "/ /  //////////         /  / //
. ( "---┐  ┌──┐   "  /////////|ノ         /   ///    ./
. "-----"  └----┘    //////////          /   //     /
.   | ̄| __  _| ̄|_| |__ ////////      j|   /  /,,/      /
.  ,r" ___| |_  __  ..  |////////ノ     /|   /   /        /
. / r'"     └┘  ノ .ノ ̄///////r''"     / | /   /        /
. (_二二]   ┌-''"/   ///////      / | /   ,/        /
.  _      ヽ--"_   ///////      / |/   /
. _| |__ '\ | ̄ ̄ ̄ ̄.|  "'/////       /  /  ./
..|_ __ ヾ-" | .| ̄ ̄| |  //"-"       / /  /     __
. / / | |  └┘ ノ /  |./         /  "  // _,r--'''""^'--、     /
. くノ[二ノ    [__ノ   |/         j   ,r" ̄  ,r-、 /  v// /
  ┃   ,、       |/           |  /   /"_(  (   .ヾ_,-''"
  ┃     ,r---、    ̄"/        |/  / / ||  ノ    |
  ┃    / r7 ,、\   /          j"、 ,, .//   ノ      ,,>      ___,r
  ┃   | | ノ ノ | |  z          「ゝヽj-< 0,,,,/'"     <"
  ┃   \__/ /__/  /        ┌┴'''"、二- """"     ミ、 r''''''''-、
  ┃           /         ./\"  ,r'" ̄"\       》-",r、  |
  ┃           |         / ,二''""__,r--___,|        /  l  l
  ┃           |        |  |  ,r'"     |    し  く--  l  |
  ┃           |        |  ト、ノ)、     .|        "”"]  .ノ  /
  ┃           |        ヽ  .| \彡>     |       j"  ノ /
  ┃           \       \ |  '''  ,ノ ̄"|      "-'' ̄/
  ┃           \       \ .|  ,r7 ̄  j'''7     し,,,,,,/ミ、
  ┃            __\      \ |r"-/ ,,r-''" /     /     \   "
 ┃┃┃┃        r"        \.l "''''''"  ノ     //   |  ヾ
 ・ ・ ・ ・        |          \."'----'''""   ,,//   ノ |  /
               z           \      ,/ '//    /  >'''"
              /             \_____/''" //    // /
        / ̄ ̄\>             / "'--''" /  /   /  ,,r-


112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 21:32:02 ID:SZkKNxSb
最初からのマーダーの二人のうちどっちかが死ぬ、という可能性も
なんせ新しいマーダーは次々沸いて出てきてるからな
そろそろリタイアしてもおかしくない

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 21:55:09 ID:kM0QDju6
日本刀派と花井組は投下された後も時間的余裕がありそうだから
さらに一作ずつ必要だろうな

ホテル跡には高野達も向かっていてとてつもなくカオス…というか
二日目の午後で役者がそろってほぼ全ての決着がついてしまわないか
ラストはSMコンビVS日本刀派になりかねない

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 22:11:58 ID:ygfdrprR
>>113
それもいいな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
:::::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .: ::
:::::::: :.: . . (´ι _` ;)ヽ、. ::: :
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 22:13:45 ID:ygfdrprR
>>113
それもいいよな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
:::::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .: ::
:::::::: :.: . . (´ι _`  ;)ヽ、. ::: :
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄


116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 22:29:08 ID:3YgOE2J1
二回言った……w

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 22:55:29 ID:5/dsv5CF
>>113
>日本刀派と花井組は投下された後も時間的余裕がありそうだから
>さらに一作ずつ必要だろうな
いらないだろ
空白の数時間があるキャラなんていっぱいいるし

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 00:39:13 ID:++9i9rqV
この時間帯ではほとんどのキャラに動きがあったから
ぶっちゃけ話が無くても何ら問題なく進めるしね

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 00:48:44 ID:xvWvEqIy
焦る必要はまったく無いとは思うけど。
時間が一分単位で進んでる他ロワもあることだし、書きたい人が出てくる可能性がある段階で次の放送を流さなくても、とも思う。
今出来ることと言えば、放送をまた1の人に任せるか、それともそろそろ有志に任せて1の人には楽をしてもらうか、を決めておくくらいかな?
教師陣もいろいろ複雑な間柄になってきたことですし。

120 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/04(月) 00:55:00 ID:WeIR7sYQ
>>93-96で議論されている大塚の遺体について触れた修正版を先程投下いたしました。
出発を焦る雪野の印象が強かったのですが、もう少し気を使うべきでした。
まとめの管理人様、差し替えお願いいたします。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 02:22:55 ID:fUAwK0DV
吉田山とノッポの死体は今ごろどーなっているだろう。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 03:52:10 ID:x2ouFx2H
ノッポは花井達が埋葬したはず
吉田山は…orz

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 07:09:47 ID:xWok4N95
>>120
表記ミス発見

「烏丸の言葉を信じた場合、岡はとにかく友人の雪野を〜」 ×
「烏丸の言葉を信じた場合、栃波はとにかく友人の雪野を〜」 ○

勘違いならスマン

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 10:16:34 ID:6B64Bvyh
むしろ、
とにかく→ともかく
じゃね?

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 12:22:58 ID:n5K2jK3i
>>124
とにかくで全然大丈夫だが?

>>123
そこは確かにそうかも

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 14:52:59 ID:6B64Bvyh
>>125
いや、多分書き手が書きたかったのは、
“岡はともかくとして、友人の雪野を〜”
っていう事だと思うんだ。
流石に、岡と砺波の打ち間違えはないだろw

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 14:59:11 ID:3ARanHnt
吉田山の遺体って丘のだだっ広いところに放置じゃなかったっけ?
なんにせよ、森の中の遺体よりはカラスも寄り付きづらいと思うんだ

っつーか、それぐらい考えてやんないと吉田山惨めすぎww

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 15:43:52 ID:fUAwK0DV
隣子・烏丸ペアが吉田山の死体を発見する展開キボン

隣子「あっ、あの髪型はまさか・・・」
烏丸「?」

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 16:06:37 ID:dJfHg3km
隣子「……よ、吉田君?」
烏丸「播磨か!」

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 17:59:14 ID:++9i9rqV
隣子「マチガエマシタ イエナイ」
烏丸「播磨か!」

131 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/04(月) 18:07:18 ID:WeIR7sYQ
>>123-126
すいません、その文章は>>126さんの解説している意味で正しいです。
「砺波にとって岡はどうなろうと構わない人物、でも友人である雪野は違う、彼女を助ける為に戻って来るでしょうね」
というつもりでした。
言われますと確かに解り難いかもしれません。
もう一度修正した方が良いでしょうか?

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 18:22:20 ID:MG+o3BSf
修正しなくても意味は通じますから、しなくてもいいと思います

>>128-130
隣子がいい感じに壊れてるw

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 19:10:29 ID:eEp3GMdb
現在の遺体状況って、こんなカンジ?

田中・永山・冴子・天王寺・マカロニ→埋葬済み
菅・石山・舞ちゃん→屋内に安置
ダメ子・ハネ子→多分、屋内に安置
ウメ→屋内だけど…播磨、戸締まりしたのか?
さがのん→落ち葉のカモフラって役に立つ?
吉田山・メッシュ・坊主→カラスのエサ
かおりちゃん→魚のエサ
今鳥→まぁ、メガネが埋めるだろう
天満・ミコチン・ララ→まだ死んで間も無し

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 19:42:25 ID:VmIrk9Fv
>>11さんが延長申請した場合、
>>39さんが再度予約入れて削除した日本刀パートを投下してもルール上は問題ないんだよね?

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 19:47:54 ID:8nr2QlyB
ルール上問題なくても、普通はやらんな
39氏は既に一度予約期限オーバーしてしまったんだから
11氏でも39氏でもない他の書き手の様子を数日見るだろう

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 20:42:10 ID:/63/G3Xk
>>134全く問題なし。

137 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:37:04 ID:xvWvEqIy
         【 胡蝶の夢 】


『砺波っ』
 ユサユサと、私の肩が揺すられる。
『とーなーみー!』
『ん……?』
 誰かが私を呼んでいる。せっかく人が安らかな時間を過ごしているというのに、邪魔をするのは一体どこの誰だろうか。
 抗議の一つでもしてやろうかと目をあけると、仁王立ちの閻魔様――もとい我らが学級委員長が、そこに立っていた。
『砺波、起きなさいよ。もうとっくに授業終わったわよ』
『アレ? 舞ちゃん? ここは……学校?』
 寝ぼけ眼で前を見ると、そこにあるのはいつも見慣れた安っぽいつくりの机と椅子の列。
 下を見ると、やはり私が長い間お世話になっている机とよだ……。
『わわぁっ!?』
『全く、無防備にも程があるわよ』
 呆れきった顔で舞ちゃんが呟く。
 多分、今の私の顔は茹で蛸みたいに真っ赤になっているのだろう。うぅ、情けない。
『……いつの間に眠ってたんだろ』
『六時間目の途中からずっと』
 時計を見ると、現在の時刻は四時半。
 電気が消えた教室は、夕日で赤く色づいている。
『あちゃー。またやってしまったか』
『まぁ、確かに加藤先生の授業はつまんないけどさぁ。あんた達熟睡しすぎよ』
 そう言って、舞ちゃんは私から見て左の方へと視線の向きを変えた。
『え? あんた達って……』
 つられて、私も横を見る。その瞬間、全ての事情が飲み込めた。
『播磨君と、塚本さん……』
 そこにはこれまた見慣れた光景が広がっていた。クラス一のほほんとした塚本さんと、クラス一の不良な“はず”の播磨君。
 こうして並べて見ると、何だかあまり、というより全然違和感がない。
『谷先生なんて呆れて、起こそうともせずに帰っちゃったわよ』
『あは、あはは……』
 憔悴しきった先生の顔が簡単に想像できる。
 天然っ子と不良が揃いも揃って居眠りじゃあ、どう対応していいかわからないもんねぇ。
 まぁ、今回については私も加害者なんだろうけど。


138 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:37:47 ID:xvWvEqIy
 そんなことを考えている内に、ガララッ、という音とともに教室の前の戸が開く。
 こんな時間に誰だろうと注意を向けると、顔を出したのは見慣れた美しいお顔であった。
『ん? なんだい君達、まだ帰ってなかったのか』
『あ、刑部先生』
 刑部先生はそのまま教室へ入ってきて、塚本さんと播磨君の眠っている姿に溜息をついた。
 それから私の机の上のよだ――もとい私の寝ぼけた顔を見て状況を察したらしく、呆れ顔で呟いた。
『修学旅行も終わって気が抜けるのはわかるが、来年は君達も最高学年だ。
 もう少し、自覚を持った行動をだねぇ……』
『そういう刑部先生は、お仕事いいんですか?』
 舞ちゃんが、首を傾げながら尋ねる。
 その視線の先には、刑部先生の右手。黒い革の鞄が握られていた。
 そういえば、なぜかコートまで着込んでいる。明らかに帰る気満々な格好だ。
『……どういう事だね、大塚君』
『さっき、笹倉先生と郡山先生が探してましたよ。何でも職員か』
『邪魔したね。好きなだけ教室でなごんでいたまえ』
 そそくさ、という擬音があまりにも似合いそうな格好で、刑部先生が退散していく。
 先生って職業はこんなにも自由が許されるのだろうか、という疑問がふと浮かんだが、全国の教師から苦情が来そうなので心の中に留めておく事にした。
『相変わらずだね、刑部先生』
『ほんっと、ウチの学校は生徒だけじゃなくて先生も……』
 流石の舞ちゃんもダメージが大きすぎたようだった。苦笑いが痛々しい。
 私も、同じような笑いで返すしかない。
 気付くと、ひとしきり笑い終えて気をとり直したらしい舞ちゃんが、私の分の鞄を持ち上げていた。
『さ、それじゃあ私達も帰りましょうか』
『うん。あ、でもこの二人は?』
 あんまり静かにした覚えはないのに、塚本さんと播磨君は相変わらず爆睡中。
 というか起きる気配がない。このまま放っておいたらある意味一夜を共にしそうだ。
『塚本さんは、高野さん達に任せれば大丈夫でしょ。播磨君は、まぁ、沢近さんとかが多分』
『そう、だよね』
 塚本さんに、周防さん。高野さんと沢近さんと、そして播磨君。
 クラスでも一番目立っているメンバー。播磨君と沢近さんの仲はどうなのかよくわからないけど、まぁ、放っておくようなことはないと思うし。
 正直、起こしたところで播磨君と何を話していいか分からないもんなぁ。
『それじゃあ、帰ろうか』
 舞ちゃんの手から鞄を受け取って、教室を後にする。
 なんとなく名残惜しいような気もしたが、舞ちゃんの私を呼ぶ声に急かされて、私は帰路へとついた。

139 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:38:28 ID:xvWvEqIy
 もう時間も遅いので、買い食いもせずに真っ直ぐ歩いていく。
 修学旅行の思い出など何気ない会話が続く中、舞ちゃんが思いついたように『そう言えばさ』と、口に出した。
『何?』
『さっき刑部先生も言ってたけど、私達もうすぐ三年生になるのよね。来年こそは、もう少しまとまりがあるクラスがいいわ』
 切実さがにじみ出るような口調で、舞ちゃんがぼやく。
 以前に舞ちゃんが、この一年間の唯一の救いはハリセン効果で二の腕がだいぶ引き締まったことだけだ、と言っていた事を思い出した。
『でも、今のクラスもなかなか楽しいじゃない』
『それは、まぁ、否定しないけどね』
 複雑な表情だけど、舞ちゃんは決して嫌そうには見えなかった。
 今年の2−C、私はとてもいいクラスだったと思う。皆の仲が良くて、ふざけあって、まとまりが無い様で、実はどこか一体感があって。
 こんないい友達にめぐり合うことはそうそうあることじゃない。
 ついついニヤニヤしちゃう顔が抑えられない。というか、抑える必要も無いのだけど。
『ハリセン姿も、様になってるよ?』
『……それ、あんまり嬉しくない』
 一日一回は、舞ちゃんのハリセンが奏でる旋律を聞かないと調子が出ないなんて告白したら、舞ちゃんはどんな顔をするのだろうか。
 そんなことを考えたが、あまりよい結末が思いつかなかったのでやっぱり口にしないことにした。
『あーあ。三年生になったら、もっと青春らしい事したいなぁ!』
 少し恥ずかしい台詞を、舞ちゃんがちょっと大きな声で叫ぶ。
『恋とか?』
『恋とか』
 恋愛ってのは、乙女が求め続ける不朽のテーマであるわけでして。
 舞ちゃんは前、テニス部の三年生に気になる人がいるって言ってたけど、その人もこのままいけば卒業しちゃう。
 全然告白とかするつもりもないみたいだけど、それはなんでだろ? ひょっとして、他に気になる人でもいるのだろうか。
『舞ちゃんって、西本君と仲いいよね。もしかして』
『それ以上言ったら絶交だからね』

140 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:39:34 ID:xvWvEqIy
『ゴメンナサイ』
 殺意ともとれる怪しげな光が舞ちゃんの瞳に浮かび、私は反射的に謝っていた。
 こんな舞ちゃんは見たこと無い。今後一切、この事について触れるのは止めておこう。
『あんたは、どうなの?』
 土下座へと移行しようかなんて考えていたところ、不意に上から舞ちゃんの声がかかる。
 どうなのよと言われても、ピンとこない。
 流石に白馬の王子様を待ち焦がれる歳は卒業したけれど。正直、少女漫画のような恋に憧れている部分がまだあると自覚している。
 周りの男子は面白い人ばかりだが、恋愛対象といえるかと問われれば、それはどうだろうと首を捻らずにはいられない。
『私? 私は……あんまりそういう事考えてないなぁ』
『枯れてるわねぇ、私達』
 溜息交じりに、舞ちゃんが呟く。
 いやまぁ、否定は出来ない。
『あはは』
『まぁ、人生これからよ、これから!』
 右の拳を突き上げて、思いっきり強がりにしか見えないよ舞ちゃん。
 なんかちょっと涙目だし。私も哀しくなってきたよ。
『私の青春はハリセンぶん回すためにあるんじゃないもの。きっと来年こそはっ! ……そう思い続けて十七年間』
 がっくりと肩を落として、そのまま舞ちゃんはトボトボと前を歩いていった。
 それは、私も同じようなものだけれど。でも、私たちにはまだまだ先があるんじゃない。
 まだ若いんだし、人生これからいくらでも。
 そう、いくらでも……。

『あ、れ?』
 両の頬を流れる、冷たい感触。
 舞ちゃんは、鞄で頭をガードして、慌てた素振りで私を手招きしている。
『雨が降ってきちゃったわね。砺波、早く帰るわよ』
 違う、これは雨じゃないよ。
 なんでだろう? どうして、私は動けないんだろう?
 待ってよ舞ちゃん。足が、足が動かないの。
『どうしたの? 早く早く!』
 そんなに急ぐ必要ないよ。もう少し、もう少しだけゆっくりしよ?
 ダラダラと歩きながらさ、将来の話とか。そうだ、舞ちゃんは小学校の先生になりたいんだよね。やっぱり、大学もそっち方面に強いところいくのかな?
『これは大降りになりそうよ。ほら、急いで!』
 いや、だよ。行きたくないよ。ねぇ、舞ちゃん。
『我が侭言わないで。ほら、砺波っ!』
 駄目だよ、行かないよ。あと少し、このまま、このまま……。
『砺波っ! とーなーみー』
 呼んだって駄目だよ。
 私はいかない。呼ばれたっていかない。だってわかっているんだもの。
 本当の舞ちゃんは、きっともう、私の名前を呼ぶことができない。


141 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:41:06 ID:xvWvEqIy
   ▼   ▼   ▼   ▼   ▼


「砺波さん。砺波さん」
「あ、れ? ここは?」
 気がつくと、目の前には烏丸君の顔。
 額に冷たさを覚え、手をやるとそこには水で濡らしたハンカチが置いてあった。
 ぼんやりした頭を覚醒させるため起き上がろうとすると、細かい砂の感触が手に伝わってくる。
「島の東。海岸線」
「島? だって私さっきまで学校に……」
 右を向くと、そこに広がっているのは見慣れない海。
 朝陽が水面にうつりこみ、きらきらと輝く。
「そうか、やっぱりあれは夢だったんだ」
「夢?」
 こんな事態になるとは、微塵も思っていなかった頃の記憶。
 あんまりパッとはしなくても、それなりに未来への期待とかでウキウキできた頃の思い出。
 それらがいっしょくたになったようなものが、今の夢そのものであった。
 どうでもない日常さえ、今の私にとっては楽園のように思えてしまう。夢で見た舞ちゃんの笑顔は、あまりにも眩し過ぎた。
「そうだ! 烏丸君。舞ちゃんっ! 舞ちゃんは……」
 夢を見る前の、最後の光景が頭に浮かぶ。
 制服を真っ赤に染めた舞ちゃん。それを抱きかかえる高野さん。岡君と美奈がその傍らにいて、対峙する様に立っていた烏丸君。
 その全身は、やはり真っ赤に染まっていて。日本刀の柄に手がかかっていた。
「まさか、烏丸君が舞ちゃんを……」
 後ずさりしたくても、身体が硬直して言うことを聞かない。
 そうこうしている内に、烏丸君の手が私のほうへと伸びてきた。
 どうしよう、次に殺されるのは私かもしれない。
 ああ、お父さんお母さん。残念ながら、私はここで終わりのようです。
「砺波さん」
 これまで生きてきて十七年間、彼氏が一度もできなかったっていうのが唯一の心残りかもしれません。
 冷蔵庫の中のプリンは、誰にもあげませんからお墓の前に納めてください。
「砺波さん」
「ひぃっ!?」
 我ながら情けない声を出して、必死に身体をのけぞらせる。
 しかし突き出されたのは日本刀ではなく、一枚の紙切れ――いや、地図であった。
「あの、コレ」
 左手にある時計を見ると、現在の時刻は六時半過ぎ。烏丸君が差し出した地図には、六時の放送の内容がきちんとメモされていた。
「放送は命に関わるからね。砺波さんの分もメモしておいたよ」
 そう言って私に地図を手渡し、烏丸君は私に背を向けてしまった。
「あ、ありがとう……」
 ろくに頭も働かず、とりあえず今貰ったメモの詳しい内容をチェックすることにする。
 新たに死んでしまったのは四人。その中には、やはり、舞ちゃんの名前も書いてあった。
「舞、ちゃん」
 この島に来て初めて、人の死を目の当たりにした。
 それまでは、放送で次々と死者の名前が呼ばれても、なかなか現実味を帯びてこなかったのに。
 しかし目の前で舞ちゃんが死んでしまった。殺されてしまった。
「大塚さんは、殺されたんだ。……高野さんに」
 烏丸君が何時の間にか私の顔を覗き込んでおり、目が合った瞬間、静かにそう告げた。

142 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:42:11 ID:xvWvEqIy
「た、高野さんがっ!?」
 私は、自分の耳を疑った。
 そんなバカな話があるわけが無い。友達だと思っていた人に、友達が殺されるだなんて。
 そんなことあるわけが無い、と叫びだしたかったが、でも、現実はやっぱり残酷で。
 この島では、既に二十人以上の友達が殺しあっているという事実が頭にこびりついて離れない。
「うん。そうして僕に罪を擦り付け、彼女はまだ雪野さんや岡君と一緒にいる。
 高野さんは銃を隠し持っていて、僕は砺波さんを連れて逃げ出すので精一杯だった」
 信じられない。いや、信じたくなかった。
 高野さんを仲間に迎えいれるのに、最後まで難色を示していたのは舞ちゃん。美奈はわりと、っていうかかなり歓迎していたし、私は私で疑おうとはしなかった。
 最終的に舞ちゃんを説得して、高野さんを仲間に引き入れたのは私だ。
 吐き気に近い感覚がこみあげてきた。
「信じがたいのはわかってる。砺波さんから見れば、僕が殺したっていう可能性も十二分にあるんだろうし」
「それは……」
 確かに、そうだ。烏丸君が舞ちゃんを殺した可能性だってある。でもそれなら、なんで私は生きているんだろうかということになる。
 そりゃ、首が折れるかと思う程の衝撃が認識出来た瞬間は生きた心地しなかったけど。今は確かに生きている。足もあるし、砂浜に影だってうつりこんでいる。
「僕の事を信じては欲しい。でも、それを無理強いは出来ない。僕といるのが不安だというなら、別行動をとってもらっても一向に構わない」
 そういえば、烏丸君の目的は播磨君を探す事だったはず。
 私がついてこないとしても、彼の予定は変わらないに違いない。
 普段のマイペースぶりが健在なのは、いつの間にか出発の準備を始めだしているという事実が嫌というほど物語っている。
「でも、高野さん達のところに戻っては駄目だ。きっと、君は殺されてしまう」
 手は止めずに、烏丸君が釘を差した。彼の話を信用するなら、私は高野さんの企みを知ってしまった事になる。
 高野さんの目的は、この島から逃げ出す事なんかじゃ決してなく、最後まで生き残る事。
 その為には、きっと私なんか躊躇なく殺してみせるのだろう。
「……美奈」
 美奈だって、いずれ殺されてしまう。そう考えると、一気に背筋が凍りついた。
「烏丸君の話が本当なら、美奈が危険だよっ! あの娘、高野さんの事を信用しきっちゃってる。
 もし烏丸君が嘘をついていないっていうなら、美奈を助けるのを手伝って!」
 でも、烏丸君は何も応えてくれない。うつ向いたまま、黙々と作業を進める。
「烏丸君っ!」
「それは、出来ない」
 やっと彼の口から出てきた言葉は、私の期待に全く応えてくれなかった。
 失望と悲しみで、頭が真っ白になる。
「ど、どうして」
「彼女は――雪野さんは、高野さんに心酔しきっているみたいだ。高野さんもその点をよく心得ている。役に立つ駒だと、そう表現していたよ」
「駒って、そんな。美奈は、高野さんを信じて……」
 それ以上、言葉が見つからなかった。高野さんをつれてきた時の美奈の幸せそうな顔は、今でも鮮明に思いだせる。
 この島に来てから不安そうな顔と泣き顔しか見せなかった雪野が笑ってくれた事は、とても嬉しい事だったのに。
 自然と、目から液体が流れてきた。これは心の汗に違いない。
 泣いてたまるものか。泣いたって、何も変わりはしないんだ。

143 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:43:13 ID:xvWvEqIy
「同じ場所に止まっていても、どうにもならない」
 準備を終えたらしい烏丸君が、最終宣告のようにそう告げる。
 でもその言葉とは裏腹に、口調には冷ややかさなんて微塵も無かった。
 こちらを気遣うような、優しい声。
 塚本さんが烏丸君を好きな理由が、少しだけわかったような気がした。
「僕は播磨君を探しに向かう。砺波さんは、どうするの?」
「私は……」
 様々な情報が、頭の中をグルグルと回る。
 二年生になってクラスも決まったあの日。皆でチアガールもした体育祭。イカレた矢神祭。イギリスにいくはずだった京都修学旅行。
 そしてこの島に来てから起きた様々な事。判断材料はたっぷりある。
 ……でも、色々考えたけど、結局最後に頼れるのはそんなものじゃなかった。
「私は、烏丸君と一緒に行く」
 頼るべきなのは、女の勘ってやつだ。
「僕を信じてくれるのかい?」
「……わかんない」
 首を傾げて、烏丸君がこちらを見ている。
 首を傾げたいのはこっちの方だ。皆して好き勝手やっちゃって。振り回されるこっちの身にもなって欲しいよまったく。
「わかんないけどっ! ……烏丸君が嘘をつく理由があるとも思えないし。実際、ついていく以外の選択肢が浮かばないの」
「正直だね」
 馬鹿にしているのか、素直な感想なのか。
 烏丸君の能面の様な顔からは何も読み取ることができず、なんだか自分だけがピエロをやっているみたいに思えてきた。
 顔から火が出る位に恥ずかしい。
「う、うるさいなぁもうっ!」
 あいも変わらず、烏丸君は無表情。独り相撲がなんだか虚しくなってきたよ。
 ……でも。
「ただ、これだけは約束して」
「?」
 一つだけ、言っておかなくちゃいけないことがある。
 救えるものなら救いたい。それが友達の命なら、なおさらだ。
「もし、高野さんや雪野と鉢合わせになったとしても、雪野に傷はつけないで。そんな状況になったら、私が雪野を説得する」
 烏丸君は、それにも淡々と答えた。
「さっきの話、聞いてなかったの? 雪野さんはもう……」
 最後までは言わせず、烏丸君の口を指先一本で封じる。
 諦めてなんかやるもんか。そんなこと、お天道様が許しても舞ちゃんが許してくれそうに無い。
 生きるんだ、皆で。冷蔵庫の中のプリンは、私が食べるって決めてあるんだ。
「手遅れなんて言わせない。私が説得してみせる。もし言う事を聞かなかったりしたら……ぶん殴ってでも目を覚まさせる!」
 烏丸君に向けていた拳をグーに握り、高々と天に向けて突き出す。
 私は本気だ。舞ちゃんのハリセン並の力が私の腕に宿っているかはしらないけど、バスとアップ体操で鍛えた私の筋肉は飾りじゃない。
「女の子って、強いね」
「これくらい開き直らなくちゃ、こんな状況でやっていけないわよ!」
 半泣き状態で、どうしようもない憤りを烏丸君にぶつける。
 そしてその時、見てしまった。烏丸君の、珍しい表情を。
「そう、かもね」
 そう言って烏丸君は、ほんの僅かだけだけど、笑った。
 一瞬の出来事だったから私の気のせいかもしれないけど、私には笑っているように見えた。
 突然降ってきたメガトン級の攻撃に、私のハートは16ビートを刻んでいる。

144 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:44:55 ID:xvWvEqIy
 しかしそうこうしている内に、烏丸君は新たな目的地へと歩き出した。
 私も、慌ててリュックを背負って烏丸君についていく。
「待って烏丸君。まずはどこを目指すの?」
「禁止エリアを避けて、鷹野神社へ。その後の事は、その後で考えよう」
 人探しってのは、人の多いところを探すのが基本。
 ここから近くて烏丸君が通ったことの無くて人の集まりやすいスポットと言ったら、ホテル跡と神社くらいしかないのだから、その予定は適切だといえた。
 烏丸君についていくという選択が、どういう方向に進んでいくのかはまだわからない。
 けれど彼となら、なんとなくよい方向に向かっていくような気がした。
 もちろん、まだ彼が舞ちゃんを殺した可能性だってゼロではないはずなのだけれど。
 なぜか私には、烏丸君が舞ちゃんを殺すなんてマネするようには思えなかったから。
 さっきの不意打ちの笑顔が、ふと頭に浮かぶ。……うう、いかんいかん。烏丸君は塚本さんのだったっけ。
「ところで砺波さん」
「はいっ!?」
 私の動揺を察したかのような、タイミングのいい――いや悪い問いかけに、私の声は裏返る。
 烏丸君の視線は、しかし私には向けられず、私の持っているリュックに向けて注がれていた。
 これまでに無いような、真剣な表情。私のリュックの中に、いったい何が入っているのだろうか。
 緊張で、心拍数が上がる。烏丸君はゆっくりと口を開き、そして、言った。
「カレーパン、持ってる?」
「……はい?」



【二日目:午前6時〜7時】

【砺波順子】
【現在位置:D-08】
[状態]:健康。
[道具]:支給品一式×2(食料4 水2) パーティーガバメント
[行動方針] :烏丸についていってみる。
      雪野の救出。

【烏丸大路】
【現在位置:D-08】
[状態]: 健康。服は返り血まみれ
[道具]:支給品一式(食料はカンパン、カレーパン、水2) 日本刀
[行動方針] :1.カレーパン探し
       2.原稿を描く(播磨に手伝って欲しい)
       3.2が終了後冬木らに協力する

145 : ◆LFVryskzAc :2006/12/04(月) 22:46:19 ID:xvWvEqIy
以上、投下終了です。
サブカルだと一度に投下できる文章量が多いんですね。なんだか楽チンでした。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 22:52:20 ID:/63/G3Xk
>>145
乙です。

隣子かわえぇ(*´д`*)
播磨と烏丸は、お互いぐーるぐーる回ってるなぁ。
いつか出会う日が来るんだろうか?

147 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/04(月) 23:27:56 ID:WeIR7sYQ
乙です、烏丸は雪野の為に当初の目的を変更する事はないんですね。
砺波にとってはそこが歯がゆいんでしょうけどそれも彼らしいと思います。
ただ一つ気になった点なのですが、
「駒」では烏丸が観音堂を出発した時刻が「あと10分足らずで次の放送が流れる時刻になるのを指し示していた」とある以上、
5時40から50分頃と推測できますが砺波がD-08の海岸で目を覚ましたのが6時30分頃過ぎとあり、
人一人を抱えた状態で地図でいえば3-4程のエリアを40分前後で移動した事になります。
これはちょっと早過ぎないですか?

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:29:18 ID:xWok4N95
乙でした!!

プリン最高(*´Д`)
そして天満の心配が現実にw

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:33:52 ID:fUAwK0DV
>>145
乙カレ隣子

・仁王立ちの閻魔様
・今の私の顔は茹で蛸みたいに真っ赤になっている。
・冷蔵庫の中のプリンは、誰にもあげませんからお墓の前に納めてください。
・生きるんだ、皆で。冷蔵庫の中のプリンは、私が食べるって決めてあるんだ。
・バスとアップ体操で鍛えた私の筋肉は飾りじゃない

隣子語録ですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
:::::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .: ::
:::::::: :.: . . (´ι _`  ;)ヽ、. ::: :
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄



150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:44:59 ID:/z5JCjRK
乙です。隣子かわいいよ隣子。
烏丸も烏丸だが、隣子も隣子で結構マイペースですな。プリンとかw


ただ、俺も>>147氏と同じとこが気になった。
位置的にはC-07くらいの方が時刻描写と一致するかも。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:46:03 ID:Cg6wRM86
やべえ、ここに来て隣子も強烈な個性発揮し始めたw

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:54:15 ID:8nr2QlyB
おいおい本格的に日本刀派にフラグが立ってきたな
引きこもって漫画描いていてスクランSS界でも書きにくいといわれている
烏丸がまさかこうなるとは予想できなかった。

禁止エリアで烏丸を動かそうと考えた人は神だな

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:58:12 ID:/z5JCjRK
あ、気になる点がもう一つ。

>>141のとこ、
>この島に来て初めて、人の死を目の当たりにした。

見せしめに殺されたハネ子とダメ子のことも、たまには思い出してあげてください・・・…
 。゚(゚´Д`゚)゜。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 00:03:37 ID:6t/AFLsv
>>153
                _____
         ,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
     /'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
    //.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
    /〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
   'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{ 
   {´yヘl'′   |   /⌒l′  |`Y}
   ゙、ゝ)       `''''ツ_  _;`ー‐'゙:::::l{
.    ヽ.__     ,ィnmmm、   .:::|!   わすれてた 
  ,.ィ'´ト.´     ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \         "'   :::/  
::::::::::::|:::::l   ヽ、      ..::  .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ    ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ    ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
:::::::::::::|::::::::::::ヽ、       /i|iト、  |l:::::::ヽ:::::\  
:::::::::::::|::::::::::::::/:ヽ、   ∧|i|i|i|〉. ||::::::::::ヽ:::::::\


155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 00:10:46 ID:Df1n2tGw
>>154
  ヽ::r----―‐;:::::|'.   ̄ ̄ ___          ̄ ̄
  `ィ:f_、 、_,..,ヽrリ────   __  -  ──
   L|` "'  ' " ´bノ         _,,ィi⌒ヽ    二 __ 二   ̄
      ',  、,..   ,イ     _r‐-r''´ ノ.l  |⌒ヽ             ---
    _ト, ‐;:-  / トr- _厶'⌒_l   { :|  l   |_  ̄ ̄ ̄     ── _
. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃/'".:=≡ミ ゝ、_ノス,,_,ノ、_,,ノ___      __
'" !:!  |:| :、 . .: //.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
⌒⌒ヽ       /〃彡_彡′,.=、    ,.=、 |ミ:〉 _         ̄ ̄
 、  ) ̄} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ'=tr==、.___,. ==、._ゞ{   ----  二二二         ─
、_人_,ノ⌒)}─┐    .,,;:':;:;};; |   /⌒l′  |`Y}  ---- 二二         ─
  _,,ノ´  └───;イ;゚;' `''''ツ_  _;`ー‐'゙:::::l{  ───   __  -  ──
r‐'´           ..:;::','/;;  ,ィnmmm、   .:::|!

156 : ◆LFVryskzAc :2006/12/05(火) 00:28:22 ID:IKnQ9Cbg
ああ、修正点が思ったよりいっぱいある・・・。

修正版を、後で掲示板に載っけときます。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 00:43:42 ID:QLmQ04HD
乙。夢シーンが異様に長いから誤爆投下かと思ったww
しかし烏丸も隣子もマイ(隣子の場合は舞)ペースだねえ…

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 01:15:20 ID:mNweun9Q
>>147>>157の問題ですが、C-07の海岸は地図で見ると崖ですので位置はD-08のまま
時間をもう少し後にすればちょうど良いと思います。
それにC-07だとすぐ後で高野一行が後を追ってくる事になりますから。

159 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/05(火) 01:58:39 ID:SUDXzJnH
一条、花井、八雲の予約を明日3時ごろまで延長申請します

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 02:01:07 ID:WUWMzkai
>>159
AM / PM? どっち?

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 06:16:25 ID:VS3E6ccX
投下乙
どっちもすげえいいキャラになってるよー

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 12:31:28 ID:TOFU4FDe
>>145
やっと隣子も主要人物になった感じだな。

GJ!!

163 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:28:16 ID:aGBnlJFi
『壊』

午前11時に近づいた頃、城戸円は分校跡を目指して予定通りにE-03の林の中を進んでいた。
すでにホテル跡は木々の間、遥か遠くに見える。先日は特に何もせずに通り過ぎていったが、今回も立ち寄る予定はない場所だ。
ヘリポートまであってそれなりに設備は充実しているようだが、複数の人間が集まっている可能性を考えれば近寄るのは得策ではない。
それに、彼女が目指す南の地はそこではないのだから。

周辺は地図では分からないが意外と起伏があり、特にE-02からE-03にかけての一帯は最も傾斜がきつかった。
その為、ピークを過ぎた現在は比較的緩やかな下り坂が続いている。
彼女は周囲に敵がいないか警戒をしつつも、ここまでは順調に進んできた。
だが、ここから先には舗装された道路があり、人の往来が無いとも限らない場所だ。
相手が単独で重症を負っており、しかも強力な武器を持っていたら最高だが、現実はそう甘くは無いだろう。
戦うなら、確実に勝てそうな相手を。それ以外なら、見つからずに逃げる。
城戸はあくまでも慎重姿勢を貫くつもりだった。

164 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:29:06 ID:aGBnlJFi
時を同じくして、ホテル跡周辺。
沢近愛理は、いつしか周防美琴が自分についてきていなくなっていた事にも気付いてはいなかった。
彼女の頭にあるのは、殺人鬼・播磨拳児と決着をつける事だけだ。走る最中、彼女はデザートイーグルを取り出しイメージする。
嵯峨野を殺し、梅津を殺し、自分を裏切った男に弾丸を撃ち込む姿を……

やがて周囲からは林が消え、木や茂みが点在するだけの開けた草原が沢近を迎えた。
目指すホテル跡は前方にそびえ、屋上のヘリポートがその存在を誇示している。
そして……その建物のすぐ前の道に、彼女は一人の男を見た。
見間違える筈がない。自分を裏切り、友達を殺した男。漆黒そのもののサングラスをかけ、呆然とこちらに向き直ったそれは……
「ヒゲェェェェェェェェ!」
怒り、憎悪……沢近の中で溜まった播磨への感情が爆発した。目を見開き、銃を突きつけたまま彼女は走る。
播磨は何かを叫んでいるが、彼女はそれに見向きもせず距離を縮めていった。
最初は沢近に背を向けホテル跡へ引き返そうとした播磨だったが、何故か彼の動きが悪い。
彼の詳しい状態など沢近には分からなかったが、二人の距離が詰められると播磨は再び何かを叫びながら両手を上げた。
恐らく、沢近の持つ拳銃に気付いたのだろう。そして、それから走って逃げる事が困難であろう事も。
「……おい、お嬢! 話を聞け! 昨日のアレは事故だ!」
「……荷物を全部捨てなさい。早く!」
もう、過ちは繰り返さない。昨日の彼は自分達と話をしながら隙を作らせ、油断した所で刃を飛ばしてきた。
だから彼女は播磨に隙を見せないし、逆に彼の僅かな動きも封じるつもりだった。
「早く捨てなさい! ナイフも、嵯峨野さんから取ったバットも、全部!」
「ちょ、ちょっと待て! 俺はナイフを……あ、いや、とにかくバットなんて一度も触ってねえよ!」
「いい加減にしなさい! 嵯峨野さんもあんたが殺したくせに! 捨てなさい!」
全く取り合わなかった成果か、ついに播磨はリュックを投げ捨てた。沢近はその一挙手一投足に冷や汗を浮かべ、肩を震わせる。
彼女にとって昨日の夜は、播磨という恐怖との戦いの時間だった。次に自分を狙いに来るのではという、いつ来るとも知れぬ恐怖だ。
だから彼女は播磨の一瞬の動きにも神経をすり減らし、ナイフを出さないか、いきなり殴りかかってこないかと警戒し続けていた。
過剰なまでの今の彼女の叫び声は、その恐怖の裏返しでもあった。少しでもそれを紛らわせたいが故の……

165 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:29:46 ID:aGBnlJFi
同じ頃、周防を殺し彼女のリュックを奪ったハリー・マッケンジーは、周防の遺体はそのままに一人西側の林の中に入り込んでいた。
彼女の荷物にノートパソコンがあり、北の鎌石村に充電器がある。そこまではいいが、彼の荷物はすでにかなりの量になっている。
このまま周防のリュックも背負っていたら、いざ攻撃行動に移る際に支障を来すのは間違いない。
そこで多少の荷物整理を行なうべく、人に見つかりにくそうな林の中に足を踏み入れたのだった。
周防と途中まで一緒に居た女子が戻ってくる可能性はあるが、そこは野晒しにしておいた周防の遺体がいい足止めとなってくれるだろう。
だから彼はゆとりを持ってちょっとした斜面を登り、道路をある程度見渡せる場所を確保した。
とりあえず周防のリュックを下ろし、まずは中身の確認をする。
食料が全く無く、あったのは中途半端に中身が残ったペットボトルが一つ。そして……
「パソコンは……やはりバッテリーがナイな。そしてコレは……インカム?」
ハリーが取り出したそれは、恐らくインカムだろう。どこのメーカーかは分からないが、それは一つしか見当たらなかった。
「……主催者のイジワルでないなら、最低もう一つはあるんだろう……フ、フフフ……」
薄ら笑いを浮かべながら、ハリーは周防のリュックのペットボトルをあけ、水を口に流し込む。
二、三回ゆすいで吐き出すと、若干赤黒い水が口から出てくる。ハリーはこれを中身が無くなるまで何度か行なった。
先ほど周防に殴られたせいだが、喧嘩を頻繁にしていた彼にとってはわざわざ怪我と言う程の物でもない。
だが、口の中が鉄臭いのは不快だし、何よりペットボトルは意外とかさばる。荷物の整理を図る上で、中途半端な量は邪魔でしかない。
空のペットボトルを足もとに捨て、ハリーは次に自分のリュックからスピーカーを取り出した。
自分から声を出すような自殺行為をする気は毛頭なかったが、何かの役に立つかもしれないと持っていた物だ。
だが、新しく手に入れたノートパソコンやインカムに比べれば、利用価値が低いのは一目瞭然。これもここに捨てていく事にする。
こうしてスピーカーが無くなった事で、ハリーのリュックにはそれなりのゆとりが生まれた。
チェーンソーの横に押し込むように、彼はノートパソコンを入れておく。
そして……ハリーは、周防のリュックに最後に残ったインカムに目を通し始めた。
あまり見慣れない機種とはいえ、使い方は何となく想像がつく。そして、このインカムを持っている周防には、仲間が居た――
ハリーの笑みは一層細く鋭く横に伸び、眼下の道路を見渡しつつスイッチを入れた。

166 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:30:24 ID:aGBnlJFi
「くそっ……!」
再び、ホテル前。
ある程度は自分が招いた事とはいえ、播磨は沢近に銃を突きつけられている現在の状況に苛立ちを隠せずに居た。
そもそも彼は沢近から嵯峨野と言われても顔がなかなか思い浮かばなかったし、バットなど拾った覚えがまるで無い。
逆にバットを持っていた筈の沢近はいつの間にか拳銃を持っていて、自分に突きつけてくる始末だ。
沢近と一緒にいた筈の周防もいない。彼女の説得を頼んだ西本は今もヘリポート。彼にでもすぐに理解できる、所謂大ピンチだった。
「んな事、してる場合じゃねーのによ……!」
「喋らないで! 手を上げなさい!」
沢近の声色は、先ほどインカムで会話した時とはかけ離れていた。剥き出しの怒りがひしひしと伝わってくる。
播磨は今すぐにでもここから離れたかったが、沢近の足は体育祭でリレーにも出場しただけになかなか早い。
しかしそれ以上に、蓄積した播磨の疲労は決してバカにできるレベルではなかった。
今まで殆ど眠れず、休息もあまり取れていない状態で逃げた所で、どこまで逃げ切れるか分かったものではない。
周防や西本が居れば話は違うだろうが、右腕に握られた拳銃の存在に気付いた時点で彼は諦めた。
「……ヒゲ、あんたに懺悔の時間をあげるわ。あんたが殺した嵯峨野さんと梅津君に、謝りなさい!」
「お嬢、頼むから話を聞いてくれ! あれは事故だし、俺は誰も殺してねえよ!」
「……救えないわ、あんた」
冷ややかな視線を播磨に向け、沢近は銃口の照準を播磨の顔に合わせた。

「何やってるんダスか……!?」
その頃、西本願司がホテル跡のヘリポートから狙撃銃のスコープを通して見たのは、無防備な播磨に沢近が銃を突きつけている光景だった。
播磨の話にあった通り、確かに沢近のトレードマークのツインテールが片方無くなっている。
だが、それだけで人はあんな表情が作れるというのだろうか。
播磨からは沢近との出来事を聞くには聞いたが、如何せん彼の一方的な主張であり、また他に沢近と居たという女子の名も分からぬ物だった。
実際はもっと深刻な事件があったのかも知れない。場合によっては、播磨が本当に殺人鬼である可能性すらある。
「……ム!?」
西本が狙撃銃を握る力が一層強まった。沢近が銃口を播磨に向けたまま、播磨が捨てた荷物をあさり出したのだ。
今までそんな素振りを見せていなかったのに、突然そんな動きが出た。西本には理由が一つしか浮かばなかった。
インカム。つまり、周防からの連絡だ。そして、沢近と一緒に居た筈の周防がこの場に居ないという事実が、西本の更なる不安を掻き立てる。
周防からの通信も気になるし、何より今は沢近を止めねばならない。西本は完全に筋肉痛が消えない足に鞭を打ち、彼らの元へ走った。

167 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:31:06 ID:aGBnlJFi
『……美琴? どうしたの?』
ハリーの右耳に当てたイヤホンから聞こえてきたのは、彼の予想に反して女子の声だった。
彼が周防を最初にホテル跡で見た時、一緒に居たのは二人の男だった。彼女はその時別の場所に居たのか、はたまたあの後合流したのか。
何にせよ、インカムで周防と共に居た者と通信し、バッテリーや鎌石村に関する詳細を聞き出す事。それが彼の狙いなのだ。
現在、次の放送までの残り時間はそう多くない。放送があって周防の死を知らされた後では、彼らに通信をしても相手にされないだろう。
今通信すればハリーが周防を殺したと知られる危険性が高いが、それを差し引いても鎌石村に関する情報には価値があるとハリーは踏んだ。
充電器が用意でき、村ともなればそれなりの資材も揃っている。これから自分が向かうのは待ち伏せを行なうにはもってこいの地形なのだ。
誰がいるのか、何があるのか。周防の遺体での足止めも考慮した上で、ハリーは大きな賭けを行なおうとしていた。
「……コンニチワ、お嬢さん。私はハリー・マッケンジー……周防さんとは先ほど合流した」
『美琴と? ……ああ、そういえばあの娘、こっちに来てなかったんだ……私は沢近愛理よ、ハリー君。美琴は今何してるの?』
「……オテアライ、サ」
『ああ、なるほど……』
『おい、周防なのか!? 代わってくれ! あいつは今何してるんだ!?』
『ちょっとヒゲ、黙りなさい! 美琴まで騙そうとして!』
通信相手の沢近の声がどこか刺々しいと思っていたハリーだったが、どうやら彼女はお取り込み中だったらしい。
周防から途中で離れていった女子が居た事には気付いていたが、会話を聞く限りはどうやら沢近だったようだ。そして、そのお相手は……
「……沢近さん、私は周防さんから充電器や鎌石村の事を聞くよう頼まれたんだが……誰か事情を知っている人に代わってくれないカ?」
沢近はしばらく沈黙した後、ちょっと待ってという声を発した。
美琴の為だから、でたらめを言ったら撃つ、変な事をしないでよ――そんな声がやがて遠のき、そして男の声が響き渡る。
『……今代わった。播磨だ。お前ら今どこにいるんだ?』
『ヒゲ、関係ない事言わないで! さっさと大事な事だけ話しなさい!』
『ぐっ……』
妙に殺意に満ちた痴話喧嘩を耳にして、ハリーは苦笑した。体育祭で一緒に踊っている姿も見たし、修学旅行の噂も聞いていたが……
「播磨拳児……君とはな」
ハリーにとっては久々のライバルとなりそうだった男、播磨拳児。
いつかは決着をつけたいと思っていた男と、こんな形で話をする事になろうとは。
せっかくのゲームだ。血と殺意に塗れた再会を心のどこかで待ち望んでいた彼にとって、今の状況は声にも出さずに笑う他なかった。

168 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:31:36 ID:aGBnlJFi
播磨は周防と合流したと言うハリーに対し、西本や周防にした時と同じような説明を行なっていた。
ノートパソコンを取った際に男(三沢)に遭った事、そして東郷の事については一切触れようとはしなかったが……
『……本当に、それだけなのカ?それでパソコンが手に入ったと?』
それに対し、ハリーは播磨の説明をなかなか納得しようとはしなかった。
それが全てだと必死に話す播磨に対し、ハリーは次々と鋭い指摘を繰り返す。
ノートパソコンが無防備に置いてあった以上、その建物は誰かの拠点だったのではないか。
充電器があると周防も考えていたのだし、やはり他に人が居たのではないか……
播磨は西本達にしたように、今回も話を逸らし、特に東郷との出来事を隠し通したかった。
だが、今の状況はそれを許さなかった。ハリーは的確に遠慮せずつっこんでくるし、何より播磨の前では沢近が睨みをきかせている。
"でたらめ言ったらその場で撃つわよ"……洒落になっていない脅しが、彼の背筋を凍らせていた。
『本当に誰にも遭わなかったのか?人が集まりそうな村に、誰も居なかったと言うのカ?』
「うっ……」
反論出来ない。ただでさえ口下手な播磨にとって、銃口が突きつけられたこの状況で頭を回転させる事など不可能だった。
ここで事実を話し、それを周防に聞かれたら自分が不審に思われるのではないかと不安なのだが、かといって嘘をつけば危険極まりない。
「ちょっとヒゲ、さっきから何話してんのよ!?」
「ちょ、お嬢、待ってくれ!今大事な話をして――」
「こっちには何も聞こえないから何の事だか分かんないのよ!」
……逃げ出そうにも、沢近には拳銃がある。彼女には隙が無いし、閃光弾のような道具も無いから無理やり隙を作る事も出来ない。
何より沢近は酷く苛立っていた。インカムのマイクは周辺の音もよく拾うが、相手の声はイヤホンを装着した人間にしか聞き取れないのだから。

169 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:32:12 ID:aGBnlJFi
あれこれ考えるうちに脳がオーバーヒートしかけた最中、播磨の脳裏には一人の人物が浮かんだ。……無論、塚本天満だ。
自分は彼女を探さなければならない。その為にも、自分が今ここで死んでしまう訳にはいかないのだ。
彼女の為なら何でもやる。例え他の者にどう思われようと、どうなろうと。
彼女に会えさえすれば、今の彼には他の事などどうでもよく思えてきた。
「……じ、実は……パソコンは昨日の夜、村でマカロニ……東郷と決闘して、勝ったから手に入れたんだ」
「東郷君!? ……あんた、まさか!」
その言葉に誰よりも早く食いついたのは、播磨の目の前の沢近だった。
「ま、待てお嬢! 確かに決闘はしたが、武器なんて使ってねえ! それに、俺は絶対殺してねえよ!」
「じゃあ、二度目の放送で東郷君の名前が呼ばれたのは何で? あんたが殺したんでしょう!?」
「ち、違う! 俺は戦ってる時に気を失って、気が付いたらあいつはいなかったんだ! 信じてくれよ!」
予想通り……いや、それ以上に厳しい反応だ。しかしそれに対してインカムの向こう、ハリーからは何も反応がなかった。
彼が東郷とつるんでいる姿は何度も見ていただけに、播磨は彼からの怒りも買いかねないと不安だったのだが――
『……君の話を信じよう。では、他に誰もいなかったのかナ?』
「え……あ、いや、パソコンがあった建物にもう一人男がいて、俺がパソコンを持って行こうとしてた時に遭った」
声色が今までと違った感じがしたが、予想外にハリーの返答が落ち着いている。
また、彼は自分を責めようとはしなかったので、播磨は心のどこかで安堵していた。
それ故か、もう一人の男についての情報を彼は比較的すんなり話す事にした。
今の彼にとって、自分を信頼してくれたハリーは何よりもありがたい存在に他ならないのだ。
それに、自分を信じてくれ、気遣ってくれた周防や西本に全てを話さずにいる事に少なからず後ろめたさを感じていたのも事実だった。
特に周防は直接現地に向かう以上、本来なら知っている事は全て話しておきたかったのが本音だ。
ハリーを通して周防に情報が伝わり、村でノートパソコンが使えるようになれば言う事無しだ。
「……って訳で、その男は結構背があって……丸鼻だったぜ」
「それ、三沢君の事?」
「いや、名前は知らねーけど……ま、多分そうだろ」
『ナルホド……三沢クン、か』
「……なあ、周防はまだ戻って来ねえのか? ちょっと代わって欲しいんだが……」
相手は納得してくれた。あとはこの場を切り抜ける必要がある。播磨は沢近と仲の良い周防に彼女の説得を頼みたかったが……
『……ああ、彼女なら今……ムッ!? すまない、何か様子が変ダ……』
「へ? おい、どうした? おい!」
ハリーは意味深な言葉を残し、突如通信を切ってしまった。
播磨の心配するというよりもすがる様な叫び声が上がったが、インカムが再び通信を知らせてくる事はなかった。

170 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:32:54 ID:aGBnlJFi
ハリーは念のために、さも周防の身に何かが起きたというような形で通信を終了した。
少しでも自分が疑われ、ムダに状況を悪くしないようにする為だ。どうせ疑われる可能性は高いが、それでもリスクは下げておく。
しかしそれもあらかじめ、通信を切る時にはこう言おうと決めていた事だった。
問題は、通信を終える時期だった。彼が想定したのは相手からの有益な情報が望めない場合、情報を十分に集めた場合、そして……
「……新しい獲物、だな」
木々の合間、そしてそこから見える道路。
ハリーが見下ろす先には、二人の男がいた。一人は銃を持って前を歩き、もう一人はその後ろでリヤカーを引いている。
リヤカーには先頭の男が背負っている物以外の2つのリュックや、バケツ等の雑貨が入っている。しかし、彼が注目したのはただ一つ。
リヤカーの中心に置かれている、自動車に積まれているようなバッテリーだった。
彼らは周防の遺体がある方向とは反対から進んできている。つまり、鎌石村方面から来ているのだ。
何より、リヤカーに詰まれたバッテリー。これまでの周防や播磨からの情報と、完全に一致する物品だ。
先頭で銃を持つのは、長身で丸鼻の男だった。これも播磨や沢近の情報にあった、三沢という男なのだろう。
「カモに南蛮、ダナ」
自身の発した言葉の意味を特に考える事なく、ハリーは早速これからの行動を思案する。
現在地は道路よりもいくらか高地にあり、木々が多いので隠れて攻撃を加える事に適した場所だ。
しかし、リヤカーを押す眼鏡の男はともかく、三沢はサブマシンガンと思しき銃を持っている。
正面から立ち向かうのはもってのほかだ。迅速で、的確で、意表を衝いた攻撃が求められる。
「……フ、フフフ」
ふと、彼は自らの足元に目を向ける。そこには既に彼にとって不要と見なされたスピーカーと、空のペットボトルがあった。
ハリーはスピーカーの電源を入れて再び地面に置き、ペットボトルをその後ろに転がした。
強襲に備え、投擲ナイフ、そしてサバイバルナイフをいつでも使えるようにスタンバイする。
インカムをリュックに仕舞うと、ハリーは足元のペットボトルを中途半端な力で踏みつけた。
その音はスピーカーにより拡声され、あたかも爆発音のように響き渡る。
突然の爆音に眼下で慌てる二人をよそに、ハリーは回りこむように斜面を駆け下りて行った。

171 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:33:25 ID:aGBnlJFi
三沢伸と冬木武一はホテル跡を目指し、あまり早いペースとは言えないまでも着実に道沿いに進み続けていた。
E-03に入ってからしばらくは平坦な道が続いていたが、現在は冬木によれば若干登り気味になっているらしい。
歩いている三沢は特に気付かなかったが、結構な重量のリヤカーを引く冬木には、歩くだけでは感じない傾斜が重さとして伝わるのだろう。
途中のもっときつかった坂に比べればましとはいえ、冬木にとっては負担となっているようだった。
とはいえ、三沢が後ろから押して手伝う訳にもいかない。今の道路は周辺が林に覆われており、あまり視界がよろしくないのだ。
特に三沢には播磨が潜んでいるかもしれないという恐怖が根強くあり、銃を手放し二人とも無防備な姿を晒す事をよしとしなかった。
リスクの低い秘密基地での待機を主張していた背景にも、こうした殺し合い、ひいては播磨への恐怖が(本人は否定したかったが)あったからだ。
冬木に代わりリヤカーを引く事も考えたが、万が一播磨等の襲撃を受けた時、疲労が溜まった状態の冬木に迎撃できるかは疑問があった。
それは冬木も同じであり、結局ホテル跡までは極力冬木がリヤカーを引き、体力を温存した三沢がしっかりと彼や物資を守ろう、という事になった。
その責任の重大さ、そしてどこかに播磨が潜んでいるかもしれないという恐怖心を胸に、三沢は先頭を歩き続けていたのだが……
バコン! 突如前方から響いた爆音に、三沢と冬木は戸惑いを隠せなかった。
明らかに自然現象ではない爆音。それは、自分達以外の人間が前方に居る事を示している。
「な、何だ!? 播磨か!?」
「分からない。でも、銃とか爆弾じゃないな。……まるでマイクで拾った音みたいだ」
冬木の声はいくらか冷静だったが、三沢はそうはいかなかった。
彼の呼吸は見る見る荒くなり、冷や汗を浮かべ始めていく。東郷が殺されてから、三沢の精神はどこか不安定な物になっていたのだ。
早期に冬木と再開出来た事で、彼の精神が取り返しのつかない所まで壊れてしまう事は無かった。
だが、東郷が死んでから初めて訪れた恐怖は、彼の精神を再び追い詰めていく。
「くそ、播磨の奴! 俺達を狙ってるのか!?」
「落ち着け、三沢! 播磨かどうかも分からないし、俺達を狙ってるとも限らないんだぞ!」
リヤカーを坂に対し横に止めながら、冬木はリヤカーのスポークにスコップを通していく。
すでにかなり疲労している為か作業はしんどそうだが、今の三沢に手伝う余裕など全く無い。
スコーピオンを握り締め、ただ不安げにあちこちをきょろきょろと見回すばかりだ。

172 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:34:51 ID:aGBnlJFi
三沢は一刻も早くこの場を離れたかった。例え狙いが自分達ではないにしても、リヤカーは嫌でも目に付いてしまう。
かといって、今からリヤカーを引いて引き返そうにもスピードはてんで出ないだろう。下り坂に任せて勢い良く動かせば、末路は転倒だ。
守るべきバッテリーだけを抱えて逃げようにも、これが意外と重量がばかにならない。
疲れ切った冬木では運べないだろうし、三沢が運んだ所で、疲れた冬木に守りを託すのは不安がある。
結局、バッテリーがある以上はこの場で様子を見ている事しか出来ないのだ。
それを理解していてなお、込み上げて来る不安。三沢の寿命は確実に縮んでいっている事だろう。

パコン! 再び爆音が鳴り響いたが、先ほどに比べて音は随分小さい物だった。
その音に三沢は一瞬怯んだが、すぐに音源と思しき前方西側を睨みつける。どの辺から音が出ているのか、三沢には特定できたようだった。
しかし彼の表情とは裏腹に、スコーピオンを握る彼の手の平は汗で濡れ、呼吸も荒さを増すばかり。
周囲を林に囲まれ、そのどこに居るとも知れない播磨への恐怖が、着々と募りつつある証だった。
「……三沢、落ち着いてくれ。相手は分からないけど、きっとこれは罠だ」
リヤカーから鉄パイプを取り出した冬木が声を掛けるが、今の三沢に一体どれだけ声が届いているだろうか。
「もしも相手が播磨なら、俺達のバッテリーを狙ってくる筈だ。そうでなくても、リヤカーは他の奴らの目に留まる。
 そもそも俺達が狙いかどうかも分からないけど、まずはバッテリーを守ろう。あれは俺達の希望なんだ」
冬木はリヤカーから鉄パイプを取り出し、三沢の横に並び声を掛ける。
だが、三沢はああ、だとかそうだよな、と条件反射で返事を返していくだけ。およそ耳に入ってはいなかった。
ただ大人しく待っているだけで、三沢の心臓は異常な出力で働き続ける。
……いや、むしろただ待っているだけの方が、三沢の心臓にはよほど悪かった。
既にスコーピオンには汗が伝わって垂れており、手の神経がもはやまともに機能していない事が窺える。

そして、三度目の……今までの中で一番小さい爆音が響くと、三沢は何かを叫び、ついに音の鳴った林へ走り出してしまった。
冬木がいくら後ろで呼びかけようと、彼にその声が届く事は無かった。

173 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:35:42 ID:aGBnlJFi
「ちくしょう、どこだ播磨ぁ! ちくしょう!」
足元の枝を踏み砕き、茂みを掻き分け三沢は林の中を走って行く。
心臓の音が聴覚を支配する。今までに経験した事の無い恐怖心が、三沢の足を動かしてしまっていた。
バッテリーがある。冬木もいる。逃げ出す事が出来ないこの状況で、しかし大人しく待っている事が三沢には耐えられない。
そんな極限の状態など、いくら冬木が一緒でも乗り越えられる筈が無いのだ。
別に彼が人より心が弱い訳ではない。いざクラスメートと殺し合いを始め、まともな精神状態でいられる者が一体何人いたというのか。
彼はこれまでの多くのクラスメートと同じように、既にまともな精神状態を保てなくなってしまっていた。
死への恐怖。播磨を含む、ゲームに乗った者への恐怖。明らかに人間が作り出した爆音は、それらを確実に煽っていく。そして……

「スピー……カー……?」
斜面をしばらく駆け上った三沢が見た物は、地面に置かれたスピーカーと、半端に潰れたペットボトル。ただそれだけだった。
「は? ……じゃあ、これって……!?」
"罠"。三沢がその単語を浮かべた瞬間、彼の恐怖はピークを迎える。
「うわあああああ! ちくしょう、どこだ播磨ぁ! どこに隠れてるんだ!?」
あちこちの木に向かって次々銃口を向け続ける三沢。今の彼には、どの木の陰にも播磨が居るのではないかという錯覚に囚われていた。
そして、どの播磨もナイフを三沢に向けてくる。東郷を殺した物と同じ、刃が飛び出すスペツナズナイフをだ。
長距離用のナイフであるという事は、冬木から聞かされていた。その威力は、東郷が身を持って示した通りだ。
周囲が木々に覆われる中、このスピーカーがある場所だけはそれなりに平坦で、開けていた。逆に言えば、外からは丸見えなのだ。
「ちくしょう、播磨! 俺も東郷のようにナイフでやろうってのか!?」
いつしか目に涙を浮かべ、鼻水を垂らし、かすれた声で三沢は叫ぶ。
大きな声を出す事で、彼は少しでも不安を掻き消そうとしていたのだ。だから彼は叫び続ける。
スピーカーのスイッチが入ったままで、当然彼の声がそこから流れ続けている事にも気付かずに。

174 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:36:56 ID:aGBnlJFi
「三沢……バカ野郎!」
三沢が林の中に飛び込んでいくのを、冬木は黙って見ている事しかできなかった。
三沢の精神状態は、東郷が死んでから冬木が心配していた事の一つだ。
東郷の死後早めに自分と再会でき、また盗聴器、ノートパソコンの情報など目的や希望を作る事で、三沢は本来の調子を取り戻しつつあった。
だが、その一方で三沢が死の恐怖に怯えていた事は事実だし、死んだ後も彼がどこかで東郷に依存してしまっていると感じていた。
そんな中、初めて訪れた緊急事態。彼の精神が再び平衡を崩してしまったのだろうが、かといって今すぐ彼を止めに走る訳にはいかない。
もしも相手が播磨なら、バッテリーを狙ってくるだろう。これだけは奪われてしまう訳にはいかないのだ。
2、3エリアにまたがる村を捜索して一つしかバッテリーが見つからなかった事を考えれば、このバッテリーは貴重な存在なのだ。
失う訳にはいかないし、破壊させる訳にもいかない。三沢も追いかけたいが、まずはこれからのゲームの切り札の確保を優先する事にした。
三沢は銃を持っているし、生存率も彼の方が高いだろうという考えもある。
……しかし、今までリヤカーをずっと引いてきた冬木は、自身の想像以上に体力を奪われてしまっていた。
冬木に握られ続け、気付けば生暖かくなった鉄パイプ。だが、それを持っているだけでも辛い物がある。
まして、播磨が相手だとすればスペツナズナイフがある。こんな武器では太刀打ちできないのではという不安が、冬木の心をも侵し始める。
『うわあああああ! ちくしょう! どこだ播磨! どこに隠れてるんだ!?』
腕の痛みに苦しむ最中、突如響いた三沢の声。先ほどの爆音と同じように、あたかもマイクか拡声器を通したような音だ。
三沢は拡声器がある場所まで辿り着いたのだろうか。時間的に考えればそう距離が遠く無いようだが、それにしても危険すぎる。
もしも相手が播磨で、スペツナズナイフがまだあるのなら、山中ではどこからでも狙われてしまう。
『ちくしょう! 播磨! 俺も東郷のようにナイフでやろうってのか!?』
三沢はなおも叫び続けている。普段の彼の落ち着きが嘘のようだが、恐怖は人を変えてしまうのだろう。
三沢の悲痛な叫びを聞き続けるうち、いつしか冬木自身もこの場から逃げ出したいという衝動に駆られ始めていた。
何せ現在の自分の体調、そして三沢の精神状態を考えれば、もし敵に狙われれば勝ち目は薄い。あまりにも分が悪すぎる状況だ。
それでも冬木が立ち続けたのは、このゲームを仕組んだ者達への怒り、そして何よりも東郷の意志の支えがあってこそだった。
「――三沢、死ぬなよ」
最悪、三沢が襲われればスピーカーを通して伝わる。その時はバッテリーを守って退却する覚悟を、冬木は固めた。
逆にもし自分やバッテリーを狙ってくるなら、この鉄パイプで可能な限りの抵抗をする。
冬木は三沢の声が聞こえ続ける西側の森を、一時も気を許す事無く見守っていた。

175 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:37:42 ID:aGBnlJFi
「ヅァッ!?」
そんな彼の背に突如走った痛み。振り返る事すらままならず、もう一度痛みが走る。
三沢の叫び声の合間に聞こえた風を切るような音。冬木がそれに気付いた時には、三度目の痛みが今度は右腕を襲っていた。
振り返ろうとするが、激痛に耐えられない。冬木は手から離れた鉄パイプと同時に背中から地面に崩れ落ち、更なる痛みに襲われた。
「だれ、だ……は、りま……!?」
青ざめた顔を涙で歪め、冬木はそれでも相手を探した。
だが、背中の痛みは激烈だった。血が急速にそこから流れ出てしまっている事も分かる。
手足が、体が冷たい。相手を探そうと上げていた首も、力が抜けてすとんと地面に落ちる。
地面を見ると、背中から流れ出た血が周辺を真っ赤に染め上げてしまっていた。
「は、あ……」
思考が遮られる。感覚が死んでいく。冬木が自分がもう助からないと悟るのにそう時間はかからなかった。
(三沢、気をつけろ。みんな、死ぬな。東ごう、ごめん……おれも、おま え と お な  じ  に……)
最後に自分のズボンのポケットに目をやると、冬木はそのまま意識を手放した。

東郷を埋葬した後、冬木は東郷のメモを彼と同じようにズボンのポケットにしまっておいていた。
自分のもしもの時に……その考えもどこかであったが、それ以上に。冬木は東郷に見守ってもらえる気がすると考えていたからだった。
反主催を声高に叫び、死してなお自分達を鼓舞してくれた東郷。冬木もまた、彼の死後もどこかで彼に依存していたのは間違いない。
そんな彼の直接的なメッセージであり、冬木達にとって希望であった彼からの手紙。冬木はお守りに近い形で入れていたのだが……
冬木は奇しくも東郷と同じように、メモを残して死んでいった。

176 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:38:30 ID:aGBnlJFi
眼鏡の男の周りに血溜りができ、動かなくなった事を確認して、ハリーはようやく男の元へ近づいた。
その動きは早い。何せ、今までスピーカーの前で叫び続けてた筈の三沢の声が止んだのだ。
恐らく、スピーカーの電源を切ったのだろう。先ほどまでと比べ、いくらか落ち着いてきたと考えられる。
元よりハリーはペットボトルを踏み潰しスピーカーで音を立て、二人が前方に注意を向けた所を後ろから急襲するのが狙いだった。
中途半端な力で踏み潰せば、ペットボトルはそのうち元の形状に戻ろうとして更に音を立てる。こうする事でより注意を逸らせると考えていた。
ペットボトルが元に戻ろうとする音は予想外に小さかったが、それでも三沢達には十分聞こえていたようで、確かな効果があった。
彼の予想と違い三沢が音源まで走り出してしまった為に、どちらを先に狙うか考え直す必要があったが、
ハリーは三沢が錯乱していると読み、狙いをリヤカー側の男にしたのだった。
スピーカーにも気付かず叫び続けるなど、余程のバカか混乱でもしていなければありえない事だ。
そんな相手より、万が一リヤカー側の男に敵に渡さない為にとバッテリーを破棄される事が無いように、そちらの始末を優先したのだ。
それにしても、三沢の声は恐らくホテル跡まで響いた事だろう。播磨達がこの先どうなるのかを想像し、ハリーは一人ほくそ笑む。

――東郷が死んだ事に対し、ハリーの中に少なからず播磨に対する怒りがあった事は事実だった。
彼の話が嘘でない事は三沢達を見れば分かる。つまり、播磨が東郷と決闘を行なったのも事実である可能性が高い。
もとよりハリーは自身が認めた強者との戦いを望んでいた。播磨も当然ながらその強者の一人だ。
だが、ハリーは自己否定しようとしていたが、東郷が殺されたという事実を知った時に衝撃を受けた事は確かだった。
自分を相棒と呼び、暑苦しい事この上なかった東郷。そんな男が、わずか12時間と経たずに殺されたという現実。
彼は東郷を殺した者との対峙を心のどこかで望んでいたが、今になってその相手を知った途端、込み上がってきた感情。
「――本当に、ぬるま湯に浸かり過ぎたナ」
強者との対戦。それが自身の望みだ。ハリーは自分に言い聞かせ、そして思考を現実へと戻した。

177 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:39:13 ID:aGBnlJFi
それにしても、スピーカーのある位置からはこの辺の道路をある程度確認できる事は、先ほどハリーが三沢達を発見した通りだ。
さすがにサブマシンガンであの位置からこちらを狙ってもそうそう当たる物ではないだろうが、それでも下手に見つかる事は避けたい。
せっかく三沢は播磨が仕組んだ罠だと誤認しているので、今はとりあえず必要そうな荷物だけを奪う事にした。
できればバッテリーを持って行きたいがリュックに入らないし、抱えている時に狙われたら敵わない。リヤカーを引くなど持っての他だ。
結局は放送まであまり時間が無い事を考慮し、一旦最低限の物資だけを奪い、近くに潜伏。三沢がこちらに戻ってきた所を強襲する事にした。
放送を聞けば、嫌でも三沢は冬木の死を知り、こちらに戻ってくる事だろう。
ただでさえ錯乱していた男が更なるショックを受けて戻ってきた所で、対処は問題ない筈だ。
ハリーは血溜りに沈んだ投擲ナイフを引き抜き、冬木が持っていた鉄パイプも回収する。
リヤカーの中身も惜しかったが、今は銃撃に備えて強度がありそうな隠れ場所を探さなければならない。
ハリーは手早く三沢の入っていった方と反対側、道路を挟んで東側の林に入って行った。

リヤカーが十分見渡せる距離にあるそれなりに大きな木を背に、ハリーは腰を降ろした。
二、三度鉄パイプを振っておき、大量についていた血液を振り払う。
ついでに大きさ、重さともに鈍器として手頃な物であると確認し、次にハリーは投擲ナイフに目を向ける。
「……やはり、使い過ぎたか?」
ハリーは溜息を漏らした。ナイフのうち、背中に刺さっていたナイフが二本とも途中で折れてしまっていたのだ。
全体重がかかって体に潰される形になったので止むを得ないのかもしれない。しかしそれ以上に、これまでの酷使の影響が考えられた。
折れたナイフの中には、計三人の血を吸った物もあった。全力で投げられ人体に突き刺さるうち、どうやっても強度が落ちていくのだろう。
「……まあ、それも次の獲物次第ダナ」
サバイバルナイフ、そして投擲ナイフ。狼の牙は着々と脆くなっていく。
だが、彼の獲物は新たな牙をもたらそうとしてくれている。
鉄パイプ、そしてサブマシンガン……強度の落ちた牙を見ながらも、狼は笑った。

178 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:39:51 ID:aGBnlJFi

依然林の中を歩いていた城戸にとって、初めは響き渡った爆発音に驚きを隠せなかった。
銃か、爆弾か。城戸は警戒しながら近くの茂みに身を隠したが、その間に音は二、三回程鳴り響いていた。
……しかし、そのうち城戸は音がまるでマイクで拾った物のように聞こえ始め、実際にその予感は確信に変わる。
『ちくしょう! どこだ播磨! どこに隠れてるんだ!?』
突然響き渡ったのは、先日東郷を殺した時に同じ建物内にいた、三沢の声だった。
ただし、普段の彼の声からは程遠い、酷く情けない涙声ではあったが。
何にせよ、マイクがあり、三沢がそこで何かを叫んでいる事は間違いない。
幸いにも周囲は木に覆われていて、隠れながら彼の様子を探るくらいは出来なくもない。
もしも何か危険があるのなら、それはきっと辿り着く前に三沢が身を持って教えてくれる事だろう。
仮に三沢の罠なら……それはないと城戸は考えた。マイクで大声を出すなど、人を呼び寄せてしまう自殺行為に他ならない。
いくら彼が多少は演技派とはいっても、あまりに冒したリスクが大きすぎるのだ。
いくつか気になるとすれば、三沢は播磨の名前を叫んでいた事だ。この騒ぎ、彼の仕業なのだろうか。
そして、もう一つ。何故か播磨が東郷を殺したと思われていた事だった。
はっきり言って城戸としては都合がいいが、梅津の事といい、つくづく播磨はそういった星の下に生まれているのかと思ってしまう。
城戸は依然叫び続ける三沢の声の方へ向かっていった。他に誰かいないか、努めて慎重に……

そして彼女が木の陰から三沢を視認できるようになった頃には、三沢は足元にあるスピーカーのスイッチを切ってしまっていたようだった。
肩で息をして、涙も鼻水も拭かずぐしゃぐしゃの顔になってはいるが、確かに居るのは三沢一人。
しかし、それ以上に彼女が注目したのは、彼の右手に固く握られた、銃だった。
誰かを誘い出す罠とは思えない彼の表情。そして、周囲に播磨はおろか、誰も居ない現状。
城戸は紙袋を覗き込み、葉書に挟む形で入れたスペツナズナイフを見た。
金属バットだと叩けば音がするだろうし、やはり静かに、迅速に始末するにはこれしかない。
銃に対し、ナイフ一本……十分に、お釣りが来る買い物だ。
「三沢君、私! 城戸だよ!」
ナイフを用意し、銃撃を警戒して木の裏から声を出した城戸だったが、返ってきたのはあまりに情けない三沢の悲鳴だけだった。

179 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:40:36 ID:aGBnlJFi
「三沢君、大丈夫? すごい汗だよ……」
「あ、いや、俺は平気……」
ナイフを紙袋に隠した上で三沢を自分がいる木の裏に呼び出し、とりあえず城戸は涙や鼻水についてはつっこまずにいた。
「ところで三沢君、どうしてここに?」
「あ、さっき、爆弾みたいな音がしただろ? それで、俺……」
木を背にしながら城戸は話を進める。万が一誰かに襲撃されても、三沢を盾にできるようにする為だ。
それにしても、改めて彼の表情を見ると、およそこれまで城戸が知っていた三沢ではない。
いくらか落ち着いてきたとはいえ、恐怖に駆られすっかり豹変してしまっていた。
それも自分が東郷を殺した事でこうなったのだとすれば、城戸としては色々と複雑な気がしなくもなかった。
「……でも、播磨君はいなかったんでしょう?じゃあ何だったんだろうね?」
「……!」
急に三沢が青くなりこちらを見る。城戸は自分が疑われたのだと即座に悟った。
「ま、待って! 私じゃないよ! 私、近くを歩いてたらいきなり三沢君の声が聞こえて……気になって来たんだ」
「ほ、ほんとかよ!?」
再び三沢の呼吸が早くなっていく。よほど彼は怯え切っているらしい。
「だって……ほら、これが私の支給品だよ?」
城戸は紙袋から葉書を出して見せる。それを見ると三沢は再び呼吸が落ち着きだし、しまいには城戸に同情までする程だった。
同情ついでにと、城戸は三沢から今回の出来事の説明を巧みに聞き出して行ったが……
「……じゃあ、三沢君がここに来た時には、このスピーカーとペットボトルがあっただけだったんだ」
「そうなんだ! 俺、てっきり播磨の罠だと思って――そうだ、冬木は!?」
冬木の名を叫ぶや、今までで一番蒼白になる三沢。慌てて眼下の道路を見下ろし始める。
城戸は先日三沢の他にもう一人居た事を確認していたが、それが冬木だったのだろう。
彼の現在の状況は知る由も無いが、少なくとも人の心理状態を読む事には長けていたようだし、油断ならない存在ではある。だが……
「う、うわあああああ! 冬木! 冬木ぃぃぃぃぃ!」
叫び声を上げ、その場で蹲る三沢。
城戸が慌てて三沢と同じように下を覗き込むと、そこには沢山の荷物が積まれたリヤカーと、夥しい量の血に染まった冬木の遺体があった。
「……やっぱり、播磨の奴居たんだ……あれで俺を呼び出して、その間に冬木を……!」
怒りとも、怯えとも取れる程体を震えさせ、それでも三沢は蹲ったままだ。
しかしそんな三沢には目もくれず、城戸は眼下を眺めながら状況把握を続けていく。冬木は殺されたが、荷物が奪われた様子はない。
それに、血がまだ赤々としている。先日三人も殺した城戸には、鮮血がどういった物かも分かっていた。
恐らく殺されて間もないのだろう。という事は、冬木を殺した犯人はまだ近くにいる。あれだけ出血させられる程の武器を持つ者が……
三沢があれだけ叫んでいた以上、それが播磨である可能性は高いだろう。いくらなんでも、見晴らしの悪いこの場所で戦いたい相手ではない。

ここから、離れよう。城戸の決断は早かった。

180 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:41:20 ID:aGBnlJFi
そうと決まれば話は早い。城戸は最後のスペツナズナイフを取り出すと、なおも地面に蹲る三沢の後頭部目掛けて放つ。
刃が当たった瞬間、三沢は一瞬奇異な声を発し、そのままごろりと横に倒れ事切れた。
三沢の後頭部から額まで貫通している事に気付き、改めてこのナイフの威力を知った城戸だったが、それもこれで最後だ。
そして、これからの新しいパートナーである、三沢の銃を手に取る城戸。
時間が無いので他の荷物を移し変えたりはせず、三沢のリュックごと持っていく事にした。
そして、地面に放置されていたスピーカー。城戸は何かの役に立つだろうとこれもリュックに仕舞っておく。
あとは周囲に細心の注意を払いつつ、城戸は素早く撤退を開始した。
スピーカーが使われた以上、他の人間が集まる恐れがある事は分かっている。どの道長居をする訳にはいかない。
だが、今までと違って城戸は必要以上に警戒をする事は無くなってしまっていた。
初めて手に入れた銃が、あっさりと武器を奪えた喜びが、また一人殺せた事の嬉しさが、彼女の足どりを軽くする。
これなら、また攻勢にも出られるだろう。それは教師達の"ご褒美"にも繋がる事だ。
「今覚えば、南ってここの事だったのかな?」
退避中にも関わらず、どこか余裕を持って彼女は笑う。
一応彼女の今後の進路は予定通りだ。分校跡を目指し、そして最終的には氷川村を目指す。
他にも武器は欲しいし、それにそれらの施設に集まっている人間がいれば最高の的になる。
僅か1kg程度の重量しかないスコーピオンが、城戸の心を再び狩人へと戻して行った。

181 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:42:12 ID:aGBnlJFi
一方、ホテル前の路上。
ハリーからの通信が途絶えた後、播磨は沢近から周防はどうしたのだと何度も尋ねられる事となった。
「だから、向こうが様子が変だ、っつって切れちまってそれっきりなんだよ!」
「何よそれ、美琴に何かあったって事じゃないの!? インカムを貸しなさい! すぐに連絡しないと……」
「だから、こいつは子機だからこっちからじゃかけらんねえって言ってるじゃねーか!」
沢近が周防の事を心配する気持ちは分かるが、銃を向けられたまま何度も同じ事を聞かれるのは播磨にとって気分がいい物ではない。
しかし、依然播磨のピンチである事は変わらない。そして周防という切り札も出てこられない今、いよいよ彼の焦りは頂点を迎えた。
「まあ、美琴は大丈夫よね。……問題はあんたよ、インカムをリュックの所に投げなさい」
言われるがままに播磨はインカムを叩き付ける。沢近が一瞬怯んだが、それも本当に一瞬だった。
「あ、あんた! 自分の立場分かってんの!? 東郷君まで殺してたなんて!」
「だ、だから俺は殺してねえって言ったじゃねーか!」
まるで怯んだ事を否定したいかのように沢近が叫び出す。播磨にしてみればどうでもよかったが、沢近の心情は一気に悪化したようだった。
「……もう一度だけチャンスをあげるわ。嵯峨野さんと、梅津君と……東郷君に、謝りなさい」
同じ問答の繰り返しに、播磨の我慢も限界に達しようとしていた。
元より殺していないのだから謝る筋合いは無いし、少なくとも東郷だって自分では殺していないと信じたかった。
いつまでも銃を向ける沢近が憎くすらある。拳銃さえなければ、とっくに倒しているというのに――
『どこだ播磨、どこに隠れてやがるんだ!?』
そんな時、突然響いた男の声。
「え……三沢君!?」
沢近がそう言うのだから、声の主は三沢なのだろう。つまり、播磨が昨日ノートパソコンを取った際に遭った男だ。
まるでマイクを使ったかのように、三沢の声は周辺まで聞こえている。しかも、それは播磨の名前を叫んでいる……
『ちくしょう、播磨! 俺も東郷のようにナイフでやろうってのか!?』
次の三沢の発言に、播磨はまるで全身が石化したような寒気に襲われた。目の前で沢近が更なる怒りに染まったからだけではない。
播磨には本当に東郷との決闘の行く末が記憶になかった。だから、心のどこかで彼を殺したのではないかと怯えていたのだ。
東郷は天満と仲がよかった。播磨はそれが疎ましくもあったが、だからといって本当に殺してしまったというのか。
記憶が無い以上、否定しようがなかった。もしもそれが本当なら、天満がどれだけ悲しむのだろう。
東郷を殺した自分が彼女と会って、一体何が出来るというのか。どうしようもない虚脱感が、彼を襲った。

182 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:43:58 ID:aGBnlJFi
がっくりと膝を落とす播磨。それを沢近は、どこか勝ち誇ったように見下ろしていた。
「やっぱり、あんたがやったのね……最悪よ、人殺し!」
いくら沢近の罵声が聞こえようが、もはや播磨には何も反応する気力が無かった。
もう、天満に顔向け出来ない……どんな状況でも決して諦めなかった男は、闇の底へ体を沈めていく。だが……
「ナイフが無いなんて言い訳して、三人も殺して使い切ったってだけじゃない!」
ナイフ……もう聞き飽きた沢近の叫び声が、播磨にかすかな希望をもたらす。
「……そうだ、俺はナイフを持ってねえぞ! だから、俺は東郷を殺しちゃいねえ!」
「まだ、そんな事……いい加減に自分の過ちを認めなさいよ!」
沢近はなおも睨み続けるが、播磨の中には確かな希望が膨らんでいった。例え殺していたとしても、それは殴り合った末の事だ。
自分も東郷も、決闘で武器を仕込むなどという真似は絶対にしていない。それは拳を合わせた者同士でしか分からない事だ。
だから、ナイフが登場する筈がない。東郷がナイフを使ってくる事も、たまたま戦った場所に落ちている事もありえないのだから。

播磨と沢近は全く逆のベクトルで思考を展開していた。
播磨は自分が東郷を殺していないと確信し、沢近は播磨が東郷を殺したと確信する。
『ちくしょう、ちくしょう!』
三沢の声はなおも響き続けるが、播磨も沢近も、それぞれが全く気にしてはいなかった。
それぞれが自分の考えを信じ込み、他者を受け入れない。この世界が生み出した、二人の男女の破綻した思考。
唯一この二人の共通点を挙げるとしたら、それくらいの物だった。
だが、やはり武器の有無が致命的だ。沢近はこれまでふらふらと漂っていた照準を、再び立ち上がった播磨の顔に合わせた。
「じゃあ、死んで償いなさい」
沢近は冷たく言い放つ。それに対し、播磨の表情はどこか穏やかな物だった。
(そうだ、俺は東郷を殺しちゃいねえ……天満ちゃんだって、きっと分かってくれるぜ……!)
追い詰められた人間の末路。破綻を始めていた播磨の精神は、もはや天満への逃避を望んでいた。
そして、思考が完全に天満一色に染まり始める。"彼女に会うには、どうすればいい?"
答えは簡単だった。"沢近を、殺して行けばいい"
その答えが天満の笑顔を奪う結果になる事にも、今の播磨は気付かない。
三沢の叫び声はもはやBGM。通りがかりの店で流れているそれと同じような物だった。
穏やかな表情とは裏腹に、播磨は拳を握り締める。
足の隅までエネルギーを注ぎ込み、力を溜める。沢近との今の間合いを考えれば、十分に蹴りが届く範囲だ。
二人が再会してから、まだ大した時間は経過していない。にも拘らず、二人には数時間にも感じた時間が終わろうとしていた。
引鉄を引く覚悟を、目の前の女を殴り殺す覚悟を決めた二人の男女。いつしか三沢のBGMも止み、激突の時は迫った。

183 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:45:29 ID:aGBnlJFi
「おーい! やめるダスー!」
その最中、突然入ってきたノイズ。播磨と沢近が声がした方向……ホテル側の道路を見ると、
重そうにリュックを背負い、狙撃銃を両手で抱えた西本が、大きな体を揺すって必死に走ってきた。
「西……」
「西本君……」
二人が西本の名を呟くのは同時だった。しかし今にも飛び掛らんとする播磨と彼に拳銃を向ける沢近に、西本は戸惑いを隠せない。
「播磨君、沢近さん! まずは落ち着くダス!」
「落ち着く? ……西本君、私は冷静よ。このバカは三人も人を殺したわ。だから今ここで止めなきゃ」
特に彼が驚愕したのは沢近に対してだった。聡明な彼女が、このような愚行を平気で行なおうとしている事にだ。
「落ち着くダス! 播磨君の話をちゃんと聞いたんダスか!? 彼が人を殺した所を見たんダスか!?」
明らかに播磨を擁護する発言内容に、当然沢近は眉間に皺を寄せたが、対照的に播磨はそれを聞いて落ち着きを取り戻していた。
どちらも譲りそうに無い場面なら、より聞き分けがいいであろう沢近の事を信じ、播磨の味方をする。
沢近は酷く不機嫌そうだが、代わりに播磨は臨戦態勢を解除していた。
もちろん、沢近に対する戦意はたっぷりと残っているようだったが……ともあれ、これで播磨が今すぐに暴れ出す心配は無いだろう。
「西本君、あなたヒゲの味方をするっていうの!? 下手をすればあなただって殺されていたのよ!?」
その点、沢近はやはり自分の考えを曲げようとはしなかった。
確かに、沢近の意見も本来なら聞くべきなのだろう。だがそれでは、恐らく今まで繰り返されたであろう問答を重ねるだけだ。
「……沢近さん、播磨君から事情は聞かせて貰ったダス。気持ちは分かるダスが、本当に彼がやって……」
「あいつは人殺しよ! 私の髪を見て、あいつがやったのよ! あいつが嵯峨野さんも、梅津君も、東郷君も殺したのよ!
 だからあいつは今すぐ殺さなきゃいけないのよ!」
梅津については播磨から聞いていたし、東郷も……先ほどの三沢が話していた。
だが、嵯峨野については初耳だ。東郷の件も含め、播磨がまだ自分達に話していない出来事があるのだろうか。
……それにしても、このように感情を剥き出しにして喚き散らす沢近の姿など、誰が想像できただろうか。
彼女の髪に関しては播磨の主張を100%信じるわけではないが、恐らくは不幸な事故には違いなかったのだろう。
とはいえ、修学旅行中に急接近した相手からの理不尽な攻撃に、きっと彼女はショックを受け、そして今に至ったのだ。
プライド高きお嬢様。彼女はその気高き心を保つ為に、恋仲同然だった播磨を討つ事を選んだのだろうか。
ギンと播磨を睨み続ける沢近。彼女を説得する術など、西本に思いつく筈が無かった。

184 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:47:21 ID:aGBnlJFi
「……ところで、さっきの三沢君はどうしたんダスか?」
説得を早々に諦め、西本は話題を逸らす事にした。二人が睨み合う間に入って話をするという、危険極まりないポジションだからだ。
かといってここで放って置けば殺し合いだ。普段あまり関わりがあるとは言えない二人を前に、西本は嫌でも寿命を縮めていっていた。
「三沢君? ……ああ、さっきヒゲが人殺しだって証明してたじゃない」
「……おい、お嬢……俺じゃねえっつってんだろうが!」
「やめるダス!」
どうしろと言うのだろうか。二人の精神は、最早どう考えても破綻してしまっていた。
何を話そうと沢近が播磨を人殺しと叫び、播磨が怒りながら応じていく悪循環。
「さっさと皆に謝りなさいよ! 私はあんたに死んだ皆の前で謝らせなきゃいけないのよ!」
播磨ならまだしも、沢近まで前後の言動が一致していない事に、西本は落胆を隠せずにいた。
殺す、謝らせる……彼女の中の剥き出しの心が、その不一致を生み出しているというのだろうか。
何にせよ、このままではいつかどうやっても激突してしまう。
どちらかに明確に与するつもりはない以上、今の西本にはせいぜい時間を稼ぐ事くらいしか思い浮かばない。
「……とりあえず、もうすぐ放送ダス。禁止エリアの話を聞き忘れる訳にはいかないし、話の続きは放送後ダス」
はっきり言ってその場凌ぎも甚だしい提案だが、沢近も播磨も特に異論を唱えてくる事はなかった。
さすがに自らの命に直結する事なら言う事を聞いてくれる物なのだろうか。
沢近はともかく播磨の目的は知る由も無いが、何にせよ死にたいと思う者などいないのだろう。

播磨と沢近が依然睨みあったまま、三人は爽やかな青空の下で無言を貫いていた。
そんな中で西本は、一人今後の不安を憂うばかりだ。
周防との連絡はどうなったのか。今この場にいない彼女は一体何をしているのか。
三沢の声は何だったのか。沢近は何も気付いてはいないようだが、明らかに三沢の状態はおかしかった。
それに声のした方角には周防だって居た筈であり、彼女は大丈夫なのか。
そして、三沢の発言にあった播磨がナイフで東郷を殺したという発言。あれは一体どうなっているのか。
そもそも三沢の声の前に響いた爆発音のような音は何だったのか。彼らは一切触れていないが、聞こえていなかったというのだろうか。
聞きたい事は山ほどある。だが、今の二人ではどちらから聞く事もままならない。不安定な彼らを刺激してしまう訳にはいかないのだ。
せめて放送で事態が好転してくれればと一瞬考えるが、西本はすぐに否定する。
流れるのは死んだクラスメートの名と、自分達の動きを制限する禁止エリアと、反吐が出るような教師達の声だけなのだから。
せめて周防や三沢や、二人にゆかりのある人物の名が呼ばれる事がないよう、彼には祈る事しかできなかった。

185 : ◆cx94bMr2cU :2006/12/05(火) 21:48:34 ID:aGBnlJFi
【午前:11〜12時】

【播磨拳児】
【現在位置:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:疲労、精神不安定
[道具]:支給品一式(食料5、水3)、インカム子機、黒曜石のナイフ×1本 (リュックは自分の手前に置いている)
[行動方針] :放送後天満を探す
[備考]:サングラスを掛けなおしました。吉田山が死んだとは思っていません。

【沢近愛理】
【現在位置:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:激しい憎悪、精神不安定、疲労、手、肩に傷(片方のツインテールをばっさり切られています)
[道具]:支給品一式(水2、食料5) デザートイーグル/弾数:8発
[行動方針] :放送後播磨に懺悔させた上で殺す
[備考]:播磨が東郷を殺したと確信。

【西本願司】
【現在位置:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:健康、疲労(精神、肉体共に)、筋肉痛(多少回復)
[道具]:支給品一式(食料4、水4 食料2と水1は周防から預かり) 携帯電話 山菜多数 毒草少々
      ドラグノフ狙撃銃(残弾10発)  山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)
[行動方針] :1.放送後この場を収める 2.周防を待つ 3.仲間を集める
[備考]:播磨が東郷、嵯峨野、梅津を殺し沢近を攻撃したと聞いています。

【ハリー・マッケンジー】
【現在位置:E-03 道路を挟み東側の林】
[状態]:疲労
[道具]:支給品一式(食料4、水4) UCRB1(サバイバルナイフ) 黒曜石のナイフ×3本(投擲用) 鉄パイプ
     インカム親機 ノートパソコン(バッテリー切れ) MS210C−BE(チェーンソー、燃料1/4消費)
[行動方針] :1.放送後、残り一人(三沢)を始末 2.多すぎる荷物の整理を行なう 3.安全地帯でパソコンを充電する 4.播磨を殺す
[最終方針] :ゲームに乗る。常にクールに行動する。
[備考]:結城の傘を普通の傘と認識。播磨が東郷を殺したと認識。

【城戸円】
【現在位置:E-03 道路を挟み西側の林】
[状態]:やや疲労
[道具]:支給品一式*2(食料5、水4) vz64スコーピオン/残り弾数40 金属バット 紙袋(葉書3枚) 東郷のメモの模写×3 スピーカー
[行動方針]:1.この場を離れる 2.分校跡を目指し、最終的に氷川村へ 3.ゲームに乗り、先生からご褒美を貰う
[備考]:盗聴器に気がつく。主催者とコンタクトを図りたい。播磨が冬木を殺したと認識。

【冬木武一:死亡】

【三沢伸:死亡】

――残り20名

※リヤカーやその中身は冬木の死体の傍にあります。冬木、東郷のリュックやその荷物はリヤカーの中です。
  リヤカーの中身…支給品一式*2(食料のうち一つはカレーパン)、バッテリー、雑貨品(スコップ、バケツ、その他使えそうな物)
  東郷のメモは冬木のズボンのポケットの中です。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 21:52:01 ID:m9B6CDxs
多数のキャラ大変だが乙。

反主催がポンポン死んでいくけど脱出ENDは不可能じゃね?この二人死んだら人員が…

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:12:52 ID:mNweun9Q
おおっ!
予想以上の急展開に驚きました。
まさか冬木と三沢が2人とも死んでしまうとは……
東郷が残したファイルのパスワードを知るものが居なくなりましたが恐らくメモに残してあるのでしょうね。
放送で彼らがどのように反応するのか楽しみです。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:17:50 ID:Df1n2tGw
本当に乙です。よくぞこれだけの人数を捌ききったもんだわ。脱帽です。

しかしまぁ、カオスな状況ですなぁ。
播磨への誤解連鎖がさらに泥沼化、誰も彼もが精神的にヤバくなり出してきて……

次の放送でどうなるんだか……

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:20:28 ID:dP6xXrTE
>>185
大作乙。

ところで、ハリーが三沢と円を見逃したのはどうして?
三沢は大声で泣き叫んでいるようだし、
気付かないというのは考えにくいので、
円を警戒して見逃した、っていう解釈でいいのだろーか?

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:20:36 ID:8JLYwsCJ
脱出エンドが旗の二人になる流れが出来てきたな。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:21:43 ID:0566rXRE
乙です
多人数をきちんと絡めてて面白かったです
にしてもマーダー陣営は順調ですね
一方、反主催の弱々しいこと……
ガンガレ花井武神妹

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:26:13 ID:mNweun9Q
それにしてもホテル周辺がここまで騒がしいと鎌石村に向かうはずの花井達は何をしていんだと気になる。
もう次の放送が行われようとしているのに西本の見張りに引っかからないという事はまだ遠くなのだろうか?
城戸の目に触れてないという事は海岸近くの道を選んだ訳でもなさそうだし、本当にどうしたんだろう?


193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:29:29 ID:uxMMXoTm
>>185
播磨や沢近が死ぬかとめちゃくちゃヒヤヒヤしました
それにしてもゾクゾク感があって良かった
乙です

実は前の作品で仏に死亡フラグが立ってたから仏が死ぬかと思ってたら冬木に三沢が・・・
つかマーダーにもマーダーと思われる播磨カワイソス

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:32:23 ID:J3g5WLGD
>>190

むしろ、普通にバトルロワイアル完遂しそうな感じじゃね?

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:39:29 ID:gVSZSp/q
>>185
乙です

播磨には次回放送一人で聞いてほしかった
それにしても原作と同じで旗は色んなフラグ立ちまくりだな
しかも沢近からの一方通行ってのも原作どおり

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 22:49:00 ID:kPHgQSNC
チーム東郷も解散か。
パソコンもメモもマーダーに渡っちゃったしもう脱出はダメかも分からんね。
そして残り人数が半分切ったな。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:00:39 ID:6t/AFLsv
もう正常な人は奈良・西本・隣子・サラ だけか。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:19:57 ID:O2VJdz9d
>190一度壊れたものは元通りになりません
ましてや双方とも一瞬でも互いに殺意を持ってしまったのだから…

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:31:12 ID:dP6xXrTE
>>198
ハラミは一話で(ry

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:12:07 ID:CoDOJq31
>>185
乙カレ隣子

モブ3軍クラスでありながら、ここまで生き残れた三沢伸を追悼

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.( \________________/  丿 
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.     ,/;;;''',,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'',, ;;;;;;;;;''' ';;'',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ  ゙;  `¬′ `¬"
―‐‐'''" ;;;;''',,;;;;;;;;;;;;;;;'''''',,;;;'',;;;;'''',,;;;;;,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ . ゙; `フ   -‐-、  /
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'/;;;;;;;;;;;;;;;;;、-''"/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  /;;;リ゙~~>;;ノ /;;;;;;/ _.ノチo .o ./ 、ノ  -'''゙
;;;;;;;;;;、-‐''ヽ、/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ,,`-"  /,' _,ノ;;/   `;ク    i ,,、_
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          `ヽ、;;| `!;;;;;!               `;、-''"    `" ̄`'ー
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         /    l;l   |  |     /     ,      /  "        .`ヽ、
        /     .l!     __/_  , ,  /-、.  /    ,.-'"             ヽ
        /      l、     ;' l. l l   / o   /,      ,∠, ,       .  ヽ
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    l    l     / リ /,-、_,...、ヾ   二      //  /,イ..:::::::;i'/i  /:l l  ! i ヽ、  ヽ、
    \  ノ    /  ,',/'、 " ,、-`‐- 、,;-r--、     ゙/ // l ::::/ !l l /:::l/! l! !、゙、ヽ 、 、      
     \/   /_,,.-'".  ヽ  _,,、-‐ァ'i;;;;'゙  ヽ、  ///l/  l `i゙  l,iヽ/:::/::l i゙! l::゙、゙、::;ヽ ヽ     
      /、ヽニ二_.    ヽ-"¬'"i:::::i;/.:::...   ゙> " '   iノ   ヽ、:_/_/_:l /:: ゙ `:::゙i !、      
    / \\   . .   ヽ,-‐=;::::/..::::::::::::::../       !       ""  イ !  :::::! l ヽ      
__,-'"    l゙i ヽ        ヽ   /\" ̄ ̄         _       __    l:: l ::::;イ !        
     _,.、Ll-‐゙、        ヽ  ,i、、_ `ー、      _,.、-'"::`、      ゙‐゙' ¬'i i、_/ l/
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冬木はAAが無いから…かんべんな

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:15:43 ID:CoDOJq31
ずれた。もう1回スマン。

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      /、ヽニ二_.    ヽ-"¬'"i:::::i;/.:::...   ゙> " '   iノ   ヽ、:_/_/_:l /:: ゙ `:::゙i !、      
    / \\   . .   ヽ,-‐=;::::/..::::::::::::::../       !       ""  イ !  :::::! l ヽ      
__,-'"    l゙i ヽ        ヽ   /\" ̄ ̄         _       __    l:: l ::::;イ !        
     _,.、Ll-‐゙、        ヽ  ,i、、_ `ー、      _,.、-'"::`、      ゙‐゙' ¬'i i、_/ l/
`ー'''''" ̄/`ヽ、ヽ、 ヽ、      ヽ/i゙ー-ニヽ ! _,,、-''"゙:::::::::;;;;;;;;;ヽ     _,,、-''"l ヽヽ
  /  /    `ヽ,`> ヽ       ヾi  ヽヽ:-、、ヽ::/`ー'<_/.ヽ、,、-''"


202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:18:06 ID:vpM2ahyS
ところで西本が分校跡で何をするのか話さないまま死ぬ、というのはアリなの?
彼が死ねば今までの伏線が無駄になってしまうので行動を起こすまで死なない、という状態なのはどうかと思ったので。
東郷のように今後の計画を遺書で残す、とか死に際の遺言で誰かに計画を伝えるというフォローがあればいいのかな?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:21:53 ID:CoDOJq31
三沢、天使のミコチンが迎えに来てくれたぞ。゜(゚´Д`゚)゜。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:33:04 ID:QM15h6T4
>>202
そんなの書き手の裁量次第でしょ。
絶対に全ての伏線を完全回収しなければならない、という縛りがあるわけじゃないんだし。

誰かに伝えるべきメッセージや計画を持った奴が、それを伝えることができずにあえなく無念の死……
という展開だって、悲劇性や殺し合いの理不尽さが表れてて十分アリだと思うが。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 00:36:24 ID:CoDOJq31
三沢よかったな・・・。ミコチンのDが体に当たってるぞぉ。・゜゜・.(/□\*).・゜゜・

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 01:15:08 ID:r7dCN/fG
>>202
フラグを折られても泣かない。確認。


西本達は北から円、ハリー、東から晶と、大変だな。
で、この地域がこう賑やかだと花井達を書く人が大変だなw
放送前にこの地域に到着させる展開は少なくとも無理だし。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 01:31:23 ID:0wnFU67S
冬木も三沢も死んだか…この二人には是非とも東郷の無念をはらしてほしかったが。
まあいいや。二人共お疲れ。作者も乙

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 01:46:23 ID:S31HMGNU
というか西本の目的って何なんだ?
不明だからフラグをつぶしていいものか迷うところなんじゃないだろうか
はっきりさせておけば活かすも殺すも作家さん次第でいいと思うんだが


209 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/06(水) 02:42:43 ID:cPIvfoDs
一条、花井、八雲投下します
他グループの動きが近くでありすぎて困ったんですが
これなら行動方針的にもギリギリセーフかなって感じにはなってると思います

>>160
遅すぎだと思いますがAMです
レスして即寝てしまったもので

210 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/06(水) 02:43:23 ID:cPIvfoDs
 私達はこの悲劇の黒幕を打ち破れるのでしょうか?
 打ち破れたとして何が残るのでしょうか?
 それならば戦う意味なんてものが、本当にあるのでしょうか?



 放送前になると私は花井先輩と一条先輩を起こしました。
 それから必要なこと以外は一言も喋らないで、そして放送を聴きました。
 今鳥先輩の名前が呼ばれても、他の先輩の名前が呼ばれても、私はただ地図とにらめっこを続けていました。たまに聞こえる悲しみに震えた呻き声をひたすら聞かないようにしながら。
 かけてあげるべき言葉なんて、私にはわからないですから。
 こんな私は酷い女の子なのでしょうか? きっとそうなのでしょう。
 だってこんなにも悲しみに包まれた部屋にいるというのに、私は自分の願いを考えて気を紛らわすのです。
 姉さんに、サラに――そして播磨先輩に会いたいと。
 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
 ただひたすら謝れば、私の罪は許されるのでしょうか?
 いいえ、きっと許されない。

 それならばいっそ――。

「夢を見ました……もう二度と戻ってこない人たちの夢を」
 私だけが悪魔のささやきを聞いたと同時に、一条先輩は突然そう言って悲しそうな笑みを浮かべました。
 一条先輩の頬を伝うのは、押さえ切れなかった涙。
「今鳥さんも、本当にもう戻ってこないんですね」
「……」
 私にはもちろん、花井先輩にも返す言葉が見つかりませんでした。

211 :偽りの聖者達:2006/12/06(水) 02:45:08 ID:cPIvfoDs
「二人とも暗い顔をしないでください! 私決めましたから」
 一条先輩の顔に、なんとか笑顔が戻ります。
「一人でも多くの人たちを救って」
 かといって空元気で作れる笑顔ではないようです。
「主催者の人たちに一泡吹かせてやりましょう」

 そんなことは無理。

 脳にこびりつくように私の中で何者かが声高らかに言葉を発している。
「そう、だ。その通りだ。死んでいった仲間達の為にも、僕達が出来ることはただ一つ」

 本当に一つだけ? 

 聞きたくない。けれどもその声は執拗に私の頭を駆け巡る。
「皆で力を合わせればきっと出来るさ、なぁ八雲君?」
「えっ?」
 私は咄嗟に答えられませんでした。
「はい……きっと」
 なぜなら、本当の私は無理だと言っているから。
「そうだよね八雲ちゃん」
 浮かぶのは私を犯そうと襲い掛かってきた先輩の恐ろしい顔。
「ああ、そうだ八雲君」
 浮かぶのはいきなり銃を向けてきた二人組の先輩。
「なんとかなるさ」
 そして、見つめるのはもう二度と目覚めない今鳥先輩の横顔。

212 :偽りの聖者達:2006/12/06(水) 02:46:04 ID:cPIvfoDs

 私は何も言わずに先輩達に微笑みました。
 先輩達も微笑み返してくれました。
 互いの微笑が意味するものが違うことを、私だけが知っています。
 私だけがもう、諦めていました。

 こんな私に、サラは聖女のようだといってくれたけど、それは間違い。
 今の私はさながら悪魔。吐く言葉は嘘ばかり。
 でも、姉さん達に会いたいっていう気持ちは、それだけは本当です。
 すぐに会いたい。今すぐに。
 願わくば心の隅まで闇に染まりきる前に――。

 悪魔が完全に、私を包み込む前に――。



「鎌石村に向かえば誰かに会えるかもしれない」
「でも、それじゃあ鬼怒川さん達を止められません」
「彼らと出会った場所へ戻っても、まだ居る保証は無いんだぞ? それに彼らは本気だ。もう前のようにはいかないだろう」
「ええ、そうかもしれません。でもこのままじゃ――」
 分校の傍に今鳥先輩を皆で協力して埋めた後、悲しみにくれるように立ちすくみ話し合う私達は確かな疲労を覚えていました。
 人を背負ったり荷物を人一倍持ってくれたりと頑張っていた花井先輩はもちろんのこと、戦いにも今鳥先輩の蘇生にも自ら参加した一条先輩も、そして呆れることに私もです。
 皆、一時間と眠ってはいませんし、その上、人一人を埋めたのですから尚更のことでした。
 そして精神的な疲れは尚のこと私達を苦しめ続けます。
 それでも夜までは動いていたい私達は次はどこに向かうべきか話し合っていました。

213 :偽りの聖者達:2006/12/06(水) 02:47:01 ID:cPIvfoDs
「鬼怒川さん達がこれ以上誰かを手にかける前に止めないと」
「危険を冒して、それに見つけられない可能性のほうが高いんだ。冷静に考えてくれ」
 しかし、よく働かない頭では話は平行線をたどります。
「それに僕は、僕は一条君に何かあったら、い、今鳥に見せる顔が無いんだ。気持ちはわかるけど安全に越したことはない。それをわかってほしい」
「……」
 今鳥、という言葉が出た瞬間、口に出した花井先輩までもが明らかに動揺しました。
「今から、あえて道を外し林を突っ切って鎌石村に急いで向かえばなんとか次の放送には間に合うさ」
 一条先輩を多分に動揺させてしまった花井先輩は申し訳なさそうに続けます。
「道を外せば余計な危険に巻き込まれずに済む。色んな仲間と合流出来ないのは痛いが、きっと僕らと同じ反対派は拠点を構えてじっとしているだろうさ」
「……そうかもしれません」
 一条先輩は元気のない声を出し。その言葉は花井先輩の顔にも少し影を落としましたが、依然先輩方の瞳の輝きは消えていませんでした。
「誰か見つかるといいですね」
 空気の重さにたまらず、私はそう言いました。
「そうだな」
「そうだね」
 元気を少し取り戻してくれた二人に、私はなぜか罪悪感を覚えながら頷きました。



 さっそく私達は荷物の分担を手早く済まし食べ物には手を付けないで旅立ちの準備を始めました。
 荷物は全部花井先輩が持つと言いましたが、一条先輩がそれに猛反発し結局ショットガンは一条先輩と私で交代交代持ち運ぶことになりました。
 一条先輩が別人のように積極的になった理由がわかっているだけに、花井先輩もすぐに折れてくれたのです。
 そのため、渋々花井先輩がショットガンの発射の仕方等のレクチャーをしてくれました。
 そして、何故そんなに急ぐのかというような速さで先輩方は準備を済ませます。
「それじゃあ、いざ鎌石村へ!」

214 :偽りの聖者達:2006/12/06(水) 02:47:51 ID:cPIvfoDs
「はいっ!」
「あ、えっと、はい」
 それぞれの想いを抱え一斉に歩みを進めた時、ふと花井先輩が今鳥先輩のお墓を一瞥していたのを私は見逃しませんでした。
 このことで私は一条先輩が気になり目をやると、花井先輩とは逆に今鳥先輩のお墓を意識しないように不自然なくらい前だけを見ています。
 まるで何かに取り憑かれたかのように、先輩達は決して後ろを振り向かず前に進みます。
 それは、今鳥先輩のことから逃げるかのように。現実をなるべく見ないとするかのように。
 それが最善だと知っているから、ただ前を向いて歩いていこうとしているだけなのかもしれません。
 しかし、私だけが迷っているわけじゃないと――その時確かに感じたのです。

 きっと彼らも聞いているのでしょう。



 悪魔による囁きを。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 02:48:52 ID:cPIvfoDs
【8時〜9時】

【G-03】
【花井春樹】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:支給品一式(食料二食分。水なし)
[行動方針]:なるべく危険を回避しながら鎌石村を目指す
       一人でも多くの人を助ける事を強く決意

【塚本八雲】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:256Mフラッシュメモリ1本(ポケット内)
[行動方針]:なるべく危険を回避しながら鎌石村を目指す
       天満を探す、サラを探す、播磨さんに会いたい
[備考]:反主催を半ば諦めかけている

【一条かれん】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:ショットガン(スパス15)/弾数:5発
[行動方針]:なるべく危険を回避しながら鎌石村を目指す
       一人でも多くの人を助ける事を強く決意

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 02:55:00 ID:CoDOJq31
>>215
乙カレリン

やべーー黒八雲化フラグだよ(;´∀`)

217 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/06(水) 02:59:06 ID:vpM2ahyS
花井達の新作乙です、3人とも痛々しいですね。
彼らはひょっとすると一連の出来事を知らぬまま鎌石村に向かっているんでしょうか?
そうだとすればせっかくの行動が徒労に終わるかもしれないんですね。
果たしてどうなる事やら…。

それと質問させてください。
私は「彼女の笑顔」の作者なのですが、次の放送後ホテル跡にいる人物と高野達が接触する場合
その話を私が書く事は自己リレーにあたるのでしょうか?

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 03:08:27 ID:g2wt08RT
あーあ
冬木死んだらもう脱出不可能じゃん
ノートパソコンもハリーの手に渡ったし
どんだけハリー強いんだよ


219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 03:25:54 ID:vpM2ahyS
花井達が8時に出発したとして、一マス一時間で考えた場合
9時 F-03 10時 E-03 11時 D-03 12時 C-03 になるので確かに計算上は放送前に鎌石村に着ける。
すると『宣言』では周防、沢近と花井達が同じエリアに居たという事になるのかな?

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 03:49:57 ID:CoDOJq31
>>218

                                  、ヽ l / ,
                                 =      =
                       ,,,,,,,,,,,,        ニ= 西 そ -=
                   , ´:::::::::::::::::丶      ニ= 本 れ =ニ
                 /:: ─、 ─、::l       =- な. で -=
  、、 l | /, ,       ,ィ´l′⌒( _、⌒ リ :::|.|  ヽ ニ .ら. も ニ
 .ヽ     ´´,     ,_` l       l´)ヽ:ヽヽ  } ´r :   ヽ`
.ヽ し き 西 ニ.    /ヽノヽ  ⌒   ノ´|.|:::::| |  |  ´/小ヽ`
=  て っ 本  =ニ /:.:.::ヽ、 ヽ、,_,,..-' :| |.|::: | | /
ニ  く. と な  -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、  _,ノ/.:::::| | /|
=  れ.何 ら  -=   ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ  る と   =ニ   | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/,  : か   ヽ、    | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::|  '゙, .\
 /     ヽ、     | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、    \
  / / 小 \    r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 



221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 04:44:40 ID:fjlgZN4d
二人の作者乙です

播磨包囲網ってもう抜け出せそうにないね。原作より憐れじゃん…
沢近は完全に殺しにかかってるし、西本も説得諦めちゃったし。もう勘弁してやれよ…
ハリー強すぎ。普通に勝ち残って、ハイ終了、みたいになりそうでイヤなんだが…
冬木もいなくなったし、脱出はどうすんだって感じだ。
烏丸の冬木への協力フラグは折られたな。

花井達はこんなもんだろうね。
八雲視点で書かれてるけど、心が闇に閉ざされてるのは三人とも同じだろう。
最後のパートでそれがうまく出ていたと思います。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 05:26:33 ID:hloBnbGY
播磨カワイソス(´・ω・)

西本が沢近を説得できそうな展開を思いついたけど、放送(リミット)までの時間が無ぇorz
あと30分あれば……

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 09:12:00 ID:RZlrvmRr
播磨・沢近・八雲・花井・一条・麻生

次の放送の後、この辺はメンバー達は全員発狂しそうな気がする・・・。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 10:11:54 ID:QM15h6T4
>>217
それだと完全に自己リレーだね。

この場合、ホテルにいる播磨、沢近、西本が動いてから(=作品が投下されてから)でないと、
あなたが高野たちを書けば自己リレーになる。

もしホテル組の作品投下があったとしても、ホテル組のうち少なくとも誰かが高野たちの方へ自ら近付いてこなければ、
やはりあなたが高野たちを書くことは自己リレーにあたりそう。

基本ルールからだとそういうことになるのかな?

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 15:11:28 ID:tiiE0EkU
>>223
ハラミも加えてあげてください

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 15:36:14 ID:EVMnt4zJ
脱出ENDは100%不可能と見た。

誰が優勝するか見物だな。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 16:36:10 ID:0Atr79C+
ハリーに勝てる奴いるのかね

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 16:51:13 ID:sMhkjacl
マーダーは高火力持ちも多いし、大量にいるな。
反主催の弱々しいこと。反主催は花井たち、西本、麻生のとこぐらい?武器持ってても精神面がな…

反主催も信念貫いて頑張って欲しいな。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 17:34:22 ID:EVMnt4zJ
マーダー同士が勝手に争えばいいんだが。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 17:50:23 ID:+WkMEJne
ハリーと円で潰しあえばいいわけだな

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 18:07:20 ID:k2Nl63ei
三原は麻生とサラの盾になって死ね

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 18:17:58 ID:r7dCN/fG
マーダーはまだ冴子とのっぽの端役くらいしか死んでないんじゃね?

ちょいと最近陰惨だな。放送後を考えるともっと陰惨だしw
ホテル周辺は阿鼻叫喚の地獄絵図と化し、生き残ったマーダーがラスボスになりそうな予感。

もう隣子にしか安らぎはねぇのか……

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 19:28:33 ID:EVMnt4zJ
>>232
最悪ホテルはマーダー化した奴らの戦場となるわけか。恐ろしい…。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 20:41:40 ID:v9xTDTdr
ホテルで実弾サバゲーですか……orz

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 20:48:48 ID:CoDOJq31
西本軍団員はもはや西本・奈良・斉藤・オカッパの4人しか残っていないのか。

男子の方が何気に死者の人数が多いな・・・。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:07:40 ID:zm8e94cT
>>235
男の方が殺しやすいからな

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:31:43 ID:sMhkjacl
西本のところは石山、菅、周防、全部ハリーが仕留めたのね。
毒よもぎパン食わすならやはりハリーか。無念を晴らして晴らしてほしいものだ

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:35:17 ID:eX8L56Lc
食料いっぱい持ってるハリーが緑色のパンに手を出すとは思えんが…

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:39:08 ID:kPTDf4We
>>237
ハリーは対決フラグ立ってんだから決闘とかで散ってほしい
ここまでやったんだから最期もカッコよくさ

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:02:51 ID:Yn6MjGhs
播磨がマーダー化するってのはだめなんかな?

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:04:22 ID:OHDO4t9K
>>240
普通にありえる。ってか周囲の環境も含め放送後にどうなるかは正直未知数。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:17:34 ID:6niUibJ1
しかし、簡単に狂ってマーダー化して、って展開ばかりなのもなぁ
逆にゲームへの徹底抗戦を固めるキャラも出てほしいというか

やはりその筆頭となって欲しい播磨と花井、負けるなガンガレ

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:19:50 ID:v9xTDTdr
放送後か…
播磨:天満の死で錯乱&逃亡→マーダー化?
沢近その他:播磨を天満への奉仕型マーダーと誤解&確信
ガクブルガクブル……

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:30:07 ID:SD2IU0e0
播磨と八雲はマーダー化というより無気力になってしまう気がする
煮るなり焼くなり好きにしてくれ状態

目の前に犯人がいたなら殺してるだろうが

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:43:14 ID:4h+KzUMR
でもそんな風にみんな「普通に考えたらこうだろ」
って感じで進めていってもつまらないよな
もっと希望が欲しい所だ

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:43:32 ID:FFLHBlFn
まあさすがに書き手さんも、全員狂ってマーダー化した挙句の殺し合いなんて書きたくないだろw

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:51:18 ID:v9xTDTdr
播磨ーダーを回避するキーパーソンは八雲かな…
旗にぎりオムライス超党派で何とか考えてほしい

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 22:52:15 ID:i2JcBnZk
俺には、逆におもしろそうに見えるけどな。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 23:04:48 ID:0wnFU67S
なに、播磨ーダーになったら烏丸をぶつければいいさ

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 23:12:44 ID:CoDOJq31
>>244
                 r、ノVV^ー八
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / ま .     ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  だ .      |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | あ       |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  わわわわわわわっわあわわわっわわわわわわっわわわわわわわわわわわっわわわ   
              L|` "'  ' " ´bノ     |          |
              ',  、,..   ,イ    ヽ        /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_   \      /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ


251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 23:37:54 ID:SD2IU0e0
時間を考えると、花井達に
スピーカーの傍で三沢が叫んだ音が届いていたり
円とぶつかったり周防の死体を放送前に発見したりするのも
ありなんだろうか?もはやカオス…

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 23:52:31 ID:zm8e94cT
>>249
実はスクロア始まる前から結果はどうなるにせよその二人の戦いは楽しみにしてた

>>251
円とぶつかるのは円の話の方が放送ギリギリまで進んでる以上ありえないし
周防の死体発見は時間的な矛盾が出る
三沢のスピーカーはめちゃくちゃ大きな音だったなら聞こえた可能性もあるって感じか

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 23:56:51 ID:TPlm/N7Y
>>251
電源内蔵型のハンドマイクなら音の伝達距離は800m〜1kmってとこだろう

聞こえたかも知れないし、聞こえなかったかも知れない

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 00:03:05 ID:PJdJG+EY
つか混戦地帯での時間的矛盾や各話との矛盾を避けるために
>>215氏は人と遭遇しないための進行をするって描写したんだろ
それをわざわざ無意味にした上で矛盾を作ったら元も子もないだろ

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 00:19:49 ID:tZj9EtnB
三沢のスピーカーは、聞こえてても矛盾が生じないから大丈夫
美琴の死体も特に矛盾は生じない気が。
円は確実にNGだろうけど。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 02:03:57 ID:R8azwBiy
オカッパ
名無し組で男唯一、残り20人枠に入ることが出来たけど・・・

姐さんがコイツのことを本気で意識し始める。
そういう展開はやっぱ無理だろうか。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 02:27:24 ID:A5AhN36j
高野を守って死んだオカッパを高野が役立たずって感じで捨てるとか
逆にオカッパが高野を利用する超展開とか、高野がオカッパを好きになってかばって死ぬとかの展開が面白そう

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 02:27:43 ID:G20lmJgm
小説やアニメオリジナル、またはPFにしか描かれていない設定は
どのくらい使っていいものなんだろう。
塚本姉妹や播磨の両親など全くの謎につつまれてる部分は触れないほうが吉?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 02:59:39 ID:R8azwBiy
>>257
逆にオカッパが高野を利用する
高野がオカッパを好きになってかばって死ぬ


そんな超展開が書ける書き手さんは、果たしてこのスレ内にいるだろうか・・・。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 03:00:19 ID:Fl8MuYo7
どう考えても吉です

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 07:37:23 ID:VsFs8OPj
俺も一時は「黒幕が塚本父とかにすればいいじゃん!」とか考えていたが、
ミコちゃんラブが確定した時のアソサラ展開みたいなしらけたモンになるかもしれないから提案することすら止めた。
スクランも終盤だし、そろそろ本誌で塚本家の詳細とか出てきてもおかしくないしな。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 08:42:46 ID:DAHgmMAz
暫定黒幕案が出てるけど、はっちゃけENDでもいいとは思ってる。
ただ、そのための暫定案の対案となるような背景があるべきなんだよな…
漬物屋だろうとビデオ屋だろうと、「なぜ黒幕なのか」がはっきりすれば別に悪くはないんだよね
具体的にする形が難しいだけで。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 11:49:37 ID:LQRUFBbM
>>261
いや自分の心の動きを語られても…

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 12:06:21 ID:PJdJG+EY
ぶっちゃけ修学旅行の後らへんは麻生は美琴が好きで美琴は麻生が好きってのは本編どおりだし

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 13:08:16 ID:m5vCyIQN
まとめサイトの更新見てみたら
播磨は現在生き残っている人間の半分以上から人殺しと思われてるのな
死んだ人間も合わせたら何人に勘違いされてんだよ
もうそろそろ本当のことを知ってくれる奴が出てきてもいいんじゃね?

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 13:14:32 ID:ah9jWkYV
舞や美琴の例を見る限り、本当のことを知るor播磨を信じるのは死亡フラグだな


267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 13:27:59 ID:74bsBzo3
天満も冬木もそうだったしな
ということは次は仏が…ってこのパターンは十分やったしもう止めてもいいかと

石山の件は間違いなく勘違いされんだろうね

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 13:35:56 ID:guq0edtq
播磨を信じることができそうなのは花井・八雲・烏丸あたりか
特に烏丸は、人殺しでもいいから漫画手伝ってくれと言い出しかねない

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 13:39:56 ID:ah9jWkYV
うは、舞じゃなくて嵯峨野だった
なんで誰も突っ込んでくれないんだw

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 14:07:19 ID:74bsBzo3
>>269
舞も死ぬ直前烏丸と播磨の組み合わせに期待してたから素で言ってるのかと思ってた

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:12:07 ID:8H0/fGfQ
花井はハリーと八雲と一条は斎藤・鬼怒川と戦ってほすい。
播磨はマーダー化し天満を殺した犯人を探すため八雲以外を全て皆殺しモード。
手始めに沢近を殺す。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:22:23 ID:guq0edtq
なんで播磨がマーダー化しても八雲は殺されないという意見が出てくるのかわからん
代わりにお前が死ねばよかったと言われて真っ先にターゲットじゃないのか

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:44:04 ID:T0oG+x/G
>>272
いや、もし播磨ーダーになったとしたら
一番殺しにくい人間の中の一人に八雲は入ってるだろ
想い人の妹であり友人だし何より天満以上に恩があるから

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:51:59 ID:PJdJG+EY
花井や麻生の仇敵はハリーで、そのハリーは播磨を仇とみなし(本来は円)
その播磨や烏丸、八雲、一条にとっての仇は斎藤ってなってるわけだが…
こう考えると斎藤大出世だな。すごいオイシイポジションだよ

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:55:30 ID:PJdJG+EY
ハリーだけじゃなくて、ハリーや沢近が播磨を仇とみなしてるんだった
しかも両方とも円の仕業だし

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 15:57:02 ID:4G/EM7N4
疑問だけど、確か教師らにも首輪がついてるんだよね。
ってことは教師の首が吹っ飛ぶ場合もあるってこと?

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 16:03:33 ID:YJei82FZ
>>273
そんなまともな思考力が残ってたらそもそもマーダーにならんだろうさ。

逆に八雲だけは殺さないなんて都合のいいマーダー化はこの上なく萎えだな。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 16:12:42 ID:T0oG+x/G
>>276
もちろんあるんじゃね

>>277
殺しにくいだろうってだけで殺せないとは思わないよ
ただ、いくらマーダーになったとしても親しい人を殺す時は躊躇するかなとは思う
あくまで今まではただの高校生だったわけだし殴るのと殺すのじゃ訳が違うだろうし

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 16:35:32 ID:A5AhN36j
ここは八雲と播磨が意気投合して一緒にマーダーになるとか。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 17:33:35 ID:6VYfUo+z
>>279
採用。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 18:47:44 ID:LQRUFBbM
>>277
「天満ちゃんが死んじまった…。こうなったらステルスマーダーになって妹さん以外の全員を一人ずつ慎重に殺してやるぜ!」

こうですかわかり(ry

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 18:59:56 ID:prCAvwbr
八雲を殺さないでほしい、という一部の読者の意向が思いっきり垣間見える流れなんですが。
東郷を殺してしまったかもしれない、という事実にあれだけ鬱になってたのに、
躊躇せず花井を殺せるのかっつー話だよ。
八雲を除いて全員殺す、なんて“一部読者にとって”都合良過ぎ。

まあ何にせよ書き手次第さ

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:03:15 ID:Fl8MuYo7
八雲は播磨の友達ランク1位なの忘れてないか

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:14:05 ID:prCAvwbr
あーはいはい君の意向は十分伝わったから。

書き手次第。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:29:22 ID:a87n5KS1
普通に考えて、播磨がマーダー化してもお嬢は殺さないだろ。
もしくはお嬢を殺した瞬間に正気になって自分のしてしまった事に深く深く絶望してしまう。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:44:02 ID:LQRUFBbM
>>285
なぜ張り合う?

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:54:25 ID:T0oG+x/G
というかまず播磨のマーダー化は決定事項なのか?

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 19:55:37 ID:prCAvwbr
>>287
それすら決定してないのにな。マーダー前提で八雲以外を殺すだろうなんて妄想もいいトコ

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 20:05:15 ID:6UDN+rdc
読んでる限りなんだかマーダー同士の殺し合いエンドになりそうだね
次回スクロワ2のためにも今から華麗な脱出案を考えておきますか・・・


290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 20:12:49 ID:a87n5KS1
華麗な脱出案から繋がって誰が出るんだよスクロワ2・・・

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 20:30:03 ID:kV3oWEHp
リセットに決まってんだろ
何を言っとるんだ?

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 20:44:29 ID:asvjrz64
いや、分岐でも良いよ

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 21:50:41 ID:BWDkv1CS
スクロワ2の舞台は宇宙にしようぜ!


まわるーならーーここでいいよー
さびしーさーもーときどーきーはーやりきーれないけどー

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 21:56:14 ID:ah9jWkYV
リヴァイアス乙

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 21:59:49 ID:Kt006tlR
展開先読みばかりだと書き手が書きにくいだろうし、第三回放送以降の作品の感想を

途切れる、日記:マーダーハラミ誕生と思われたが…
駒:姐さんの見事なステルスぶりがいい
揺れる心、変わる男:斉藤豹変。後の惨劇の伏線となった…
Restart:田中のフラグが生きる。
人数不足:反主催の悩みが噴出
Defect:ある意味このロワの行く末すら決まった主人公退場劇。現時点で凄惨さNo.1
宣言:天満死亡を受けてか急展開の播磨達
信じる心:播磨が壊れる予兆が。これも伏線になる事に
南へ:島の南部と解釈。この動きが後に悲劇を招く
白昼夢:ハラミマーダー化は抑えられるが、ハラミフラグは生きていた。
目指す場所:マーダー達が南下を開始。
接触を目指して:ある意味後に彼らの運命を決めたリヤカー登場。
Catastrophe:スクロワでは東郷vs播磨以来の格闘戦。武神堕つ…
大人達の戦い:中村登場。脱出にほんの少しだけ望みが…
束の間の休息:…あらゆる意味で予想外の一作。播磨包囲網拡大
彼女の笑顔:姐さん恐いよ姐さん
胡蝶の夢:第三回放送後唯一の癒し
壊:歴代最多人数作、東郷チーム全滅。播磨包囲網拡大
偽りの聖者達:花井組三人の疲弊ぶりがよく現れていた

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 22:11:58 ID:CRge1E7X
2ndの舞台はいっその事霊界にする?
「あれ?私死んだはずじゃ……」
天満が目を開けると何故か真っ暗な場所に居て大勢の人間が横たわっていた。
という感じで今回のゲームの敗者が記憶を保持したまま霊界で目覚めるところから始まる。
彼らを不憫に思った神様が特例で誰か一人を生き返らせてあげる事にしたそうだが一体誰を生き返らせるか決められない。
そこで再びゲームを行わせ、優勝した人物は最も生への執着が強い人物だろうと判断する事にした。
優勝者は死に様に関わらず現世に生き返る事が出来る。
「お前、よくも俺を殺しやがったな!」「フッ、死んだら驚いたとはこのことだな」と生前の事で争いや戸惑いが起こっていると
一同の前に現世の光景が映し出された。
それは八神高校で行われた合同慰霊祭や自分達の葬式。
そこで泣き叫ぶ肉親や友人の姿を見せられて生への執着を掻き立てられる。
敗者は自動的に天国送り(もう一度ゲームをされる代償として地獄送りはしないと約束)。
支給品は鬼の金棒といった霊界チックなものが含まれ、ここに前代未聞のゲームが開始される。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 22:43:19 ID:ZhO1TaEc
流れ豚切るようで悪いんだが、『11時〜12時』の作品の後、放送前にもう一作投下するのはアリ?
時間にして約20分位なんだけど……

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 22:44:49 ID:guq0edtq
明確に「放送5分前」とか話を挿入するのが不可能な時間帯が指定されていないかぎり
いいんじゃないだろうか

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 22:46:34 ID:R8azwBiy
>>296
ナンダソレ(゚Д゚)

スクロワ2は
島から脱出したメンバー、あるいは勝ち残った一人が
他のBR優勝者達と共にワイルドセブンを結成する。

舞台はこのシリーズから6年後の世界
主人公は高校生になった播磨修治。
でいいだろ。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 23:18:49 ID:Kt006tlR
>>297
11〜12時のキャラがホテル周辺の奴らだけだからあれだが、
作中では西本が「"もうすぐ"放送」と言ってるから、20分くらいなら許容範囲内と思う
『壊』の作品自体のレス数は結構あるが、時間的にはあまり進んでいないし大丈夫では?
一番動いたハリーだって結局は通信して奇襲をかけただけだからちょっとは余裕があると思う

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 23:19:07 ID:IUqYy3Wy
>>296
いっそ幽白チックに霊能力が身についてた方が面白いかも
特定のエリア内じゃめちゃくちゃ強い奴が居たり

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 23:23:30 ID:YYoy1ga0
とにかくまず1を完結だ、完結。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 23:37:56 ID:guq0edtq
そろそろ次の放送の時期でも決めないか
来週末くらいでどうだろう

放送の内容は1氏にまかせるのか募集するのか

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 00:03:42 ID:GOP1IB8e
>>296
結構世界観を決めたりと大変そうだが面白い!これなら読みたい。

ところで火葬とかされたら身体無くなるから生き返れないんじゃ?
まぁそこのところも上手くやるんだろうケド。



305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 00:13:28 ID:VHQ5oD5u
>>303
教師陣書いたSSも投下されたわけだしそろそろ募集で良いと思う
勿論1さんが書きたいなら立候補して書けば問題なし
その場合、放送時期は放送SSが書かれて、むこうの掲示板に投下された後の最初の週末とかが良いのでは?

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 00:42:45 ID:OTx2u2mX
>>304
つーか、それもうスクランじゃないだろ・・・。

マジでやめて欲しいんだが。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 00:53:28 ID:GOP1IB8e
>>306
そんなのも面白いんじゃねーかって言う提案だよ、本気にスンナ。
まぁ全て書き手次第だし。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:02:08 ID:lbWMrW8A
http://www.youtube.com/watch?v=-xny5lH4w-g#
これ見て少しは勉強しる

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 02:44:13 ID:vXm97lnV
放送SSも募集ということでいいのかな
そういえば以前天候を変えたらどうかという意見があったがそれも
書き手まかせで放送のときに天気予報でもさせればいいのか

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 03:57:41 ID:lqCHxVz9
>>306
スクロアだって半分は世界観ぶっ壊してるし別にいいんじゃね?

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 04:00:32 ID:lqCHxVz9
それはそうと放送のSSに予約が無かったらどうするよ?

312 :【仏の矜持】:2006/12/08(金) 05:33:36 ID:EYCV4N1m
西本願司は悩んでいた。

今にも一触即発の危機にある二人―沢近と播磨―をどうやって説得するか。
「放送を聞いてから」というその場凌ぎも甚だしい説得で何とか収まったものの、放送後にあらためて説得する自信は無い。
いや、むしろ誰かの名前が読み上げられることで、さらに事態は悪化するのではないか。
西本の頭は、そんな焦りで一杯だった。
時計の針を確認する。現在、十一時四十二分。
あと二十分足らずで、この不気味な沈黙が破られ、そして恐らくは二人を説得する機会が永遠に失われてしまう。
かと言って、播磨と沢近のどちらを説得しようにも、その間、二人とも黙って話を聞いてくれるとは思えない。

西本自身としては、何とかして沢近を説得したいと思っていた。
だが、先ほど見せた、怒り剥き出しの発言。
そして……(播磨関連以外で)普段見せていた優雅さの欠片も無い、他者の言葉がまるで聞こえていないかのような振る舞い。
ここに来るまでに何があったのか、彼は知らない。
だが、誰の目から見ても、沢近の言動は常軌を逸していた。

ふと、西本は両手に抱えたドラグノフ狙撃銃に目をやる。
自分の手には余る強力過ぎるそれと、『仏の西本』と言わしめた、有事にも柔軟に対応できる頭脳。
二つの“武器”を、いかにして用いるか。
説得が成功するかどうかは、この“武器”の使い方にかかっていると言っても過言では無い。
とはいえ、まさか銃で無理矢理沢近を武装解除させるわけにもいくまい。
そんなことをすれば、『殺人者・播磨の共謀者』という迷惑極まりないレッテルを貼られかねない。

半ば崩壊したとはいえ、自分は『西本軍団』のリーダー。
生き残ったメンバーでAV鑑賞会を開くという望みはほぼ絶たれたが、まだ死ぬわけにはいかない。
自分には、志半ばで倒れた同志の無念を晴らすべく、一人でも多くの生徒と共に生き残り、また同志らの冥福を祈るべく、秘蔵のコレクションを墓前に捧げるという“使命”がある。

西本がこれほどまでに真剣に悩んだのは、中学生の時に先生から没収された『幻のAV』を取り戻すために職員室に乗り込んだ時以来だが――
無論、彼自身にはそんなことを思い出す余裕など無かった。

313 :【仏の矜持】:2006/12/08(金) 05:36:13 ID:EYCV4N1m
「……残り十五分ダス。誰かがワスらを狙ってるかも分からんダスから、とりあえずホテルの屋上に戻るダス」
――二人の答えは、無い。
小さな溜め息をつくものの、気を取り直して二人に目を向ける。

「あと、周防さんの安否も心配なんダスが……」
銃を下手に構えた沢近の手が、ピクッと動いた気がした。
「沢近さん、周防さんはどうしたダスか?」
「……ハリー君と一緒にいたわ。それが何?」
まるでどうでもいいかのような答え方に西本は少しムッとするが、構わず言葉を続ける。
「……それは、周防さん本人がそう言ってたんダスか?」
「五月蝿いわね。どうでもいいじゃないの、そんなこと」
「おい、お嬢そりゃ」
「アンタは」「播磨君は黙って欲しいダス」
沢近の罵声を遮るように、西本が釘を指す。
「な……」
「播磨君、ワスは今沢近さんに聞いてるダス。余計な口は挟まんで欲しいダス」
「てんめぇ……」
西本自身としては、播磨の恨みを買うような振舞いはしたくなかった。だが、ここで話がこじれると時間が無くなる。
播磨の強烈な視線を肌に感じつつ、彼は沢近に質問を続けた。
「それで、ハリー君が周防さんと一緒にいる、と言ってたのはどっちダスか?」
「ハリー君よ」
「……そうダスか」
周防と二人で戻る筈だった道を、沢近だけが走ってきたことで生まれたひとつの疑惑。
その疑惑が、ほんの少し大きくなった。
「じゃあ、その時どうして周防さんはインカムに出なかったんダスか?」
「お手洗いだ、って言ってたわ」

「……!」
――疑惑は、一気に確信へと変わった。

「……そうダスか。沢近さん、ありがとうダス」
「別に」
「あと……申し訳ないダス」
「……はぁ?」
突然の西本の謝罪に、沢近の眉間に寄せられた皺が一層深くなる。
だが、当の本人は……

「…………今の言葉で解ったんダスが……」
西本は迷っていた。
今解った事実をこの二人に伝えるのが、果たしてどんな意味を持つのか。
殺し合いを避けるために取った行動が、別の意味で二人を……特に沢近を追い詰めることになるのではないか?

「……言いたいことがあるんならさっさと言ったら?」
だが、沢近の言葉で彼は決心する。
後戻りは効かない。だが、このまま最悪の結末を迎えるよりはマシだ。
かくして、『仏』の西本は、二、三度深呼吸をし……


「この近くに、ゲームに乗っている人が“播磨君以外で”少なくとも一人居るダス」
――はっきりとした声で、説明を続けた。

314 :【仏の矜持】:2006/12/08(金) 05:38:29 ID:EYCV4N1m
「だから、それはここに…」「だから、俺は違…」
「「え……?」」二人の声が重なる。
「二人とも落ち着いて聞いて欲しいダス。
 まず、沢近さん……ハリー君は、確かに『周防さんはお手洗いだ』と言ってたんダスな?」
「ええ、そうよ」
「問題はそこなんダス。
 実は、周防さんはここを出る前に、一度お手洗いに行ってるんダス」
「……!?」
「播磨君も覚えてるダスか? 出発前にワスが言ってた事」
「あー……おお、なんか「女のトイレは隙だらけだからホテルでしとけ」とか何とか」
「まぁ、そんな感じダス。
 ……大変失礼ダスが、沢近さんは三時間の間に、二度もお手洗いに行ったりするダスか?」
そう、それも誰が潜んでいるかも解らない屋外で。
「……まさか……!」
「そう、そのまさかダス。
 もし、ハリー君がゲームに乗ってたとすれば……」
「美琴……!!」
思わず、自らの来た道を振り返る沢近。
一方、思わぬ形で自分に向けられた銃口が明後日の方向へと逸れた播磨は、チャンスとばかりに身構えた。
が……

「播磨君……今、動いたら撃つダス」
あろうことか、今度は西本の狙撃銃が播磨の側頭部へと向けられていた。

「な……! 西、てめ……」
「え……」
「西本ダス。言った筈ダス、放送があるまでは動かない、と。
 ……それに、今動くと、ワスが引き金を引くまでも無いダスよ」
「え、ああ、そうね。ヒゲ、逃げようったってそうはいかないわよ」
「くっ……!」
まさか、沢近だけでなく西からも狙われるとは。
播磨の目論見は脆くも崩れ去り、彼は握り拳を作ったまま両者を睨む形となった。

一方、播磨への怒りに凝り固まっていた沢近の精神を解きほぐす試みが多少なりとも成功したことで、西本はホッとしていた(実のところ、周防の安否で不安を煽った&西本が沢近の味方であるかのように見せただけだが)。
だが、ここからが問題だ。
続いて、『播磨への疑惑を晴らす』という、極めて難しいミッションを成功させねばならないのだから――

西本は、再び気を引き締めて、言葉を続けた。

315 :【仏の矜持】:2006/12/08(金) 05:45:56 ID:EYCV4N1m
「とりあえず、周防さんの安否については次の放送で分かるとして……問題は、三沢君の言ってたことダス。
 沢近さん……今からワスの言う質問に、落ち着いて答えて欲しいダス」
「……どういうこと?」
「播磨君を追うためにここへ来たのはいいとして、沢近さんは周防さんがいなくなったのに気づかなかった。で、もしかすると周防さんはハリー君に殺されているかもしれない。
 ……どうして、二人で一緒に播磨君を追いかけようと思わなかったんダスか?」
「っ……!」
「沢近さんは美人で頭もいい、運動神経も抜群な、傍目から見ても素晴らしい女性だと思うダス。
 けど……今の沢近さんは、播磨君への怒りのあまり、周りのことが見えなくなってる。そんな気がするダス」
「……何よ、一体何が言いたいわけ!? わたしが悪いって言うの!?」
「そんなことは言ってないダス。 少なくとも、悪いのはワスらをここへ連れて来た先生達とゲームの主催者……
 そして、ゲームに乗った人たちダス」
「ほら、やっぱりヒゲが悪いんじゃない」「そこダス」
「え?」
「今から、ワスが推理したことを聞いて欲しいダス。
 周防さんが無事かどうかにも関わってくることなんダスが……」
「……」
西本の目論見通り、沢近の反応には先ほどよりも棘が無かった。
やはり、周防を置いてきたという事実が彼女の自信を揺らがせているのだろうか。
不安定な精神に付け込むようで申し訳ないが、と西本は心の中で謝罪しつつ言葉を紡ぐ。

「さっき、三沢君は「播磨君がナイフを使って東郷君を殺した」と言っていたダスな」
「ええ、そうよ」
「播磨君も、そう聞いたダスな」
「……ああ」
「で、沢近さんの髪を切り落としたナイフは、“飛び出しナイフ”だったダスな?」
「ええ……って、何で貴方がそのこと知ってるの!?」
「少し前に播磨君から聞いたダス。ということは、その辺のことについては播磨君も
 嘘はついてないようダスな」
「……あったり前だ」
「……で、もしかしたら周防さんから聞いてるかもしれんダスが、昨夜、このホテルで一緒にいた菅君や石山君が、“周防さんと播磨君が一緒に居た時に”殺されたダス」
「……!」
「だから、少なくとも菅君や石山君は、ここに居る三人以外の誰かに殺されたってことダス。
 そして、もしも周防さんに何かあったとすれば……ハリー君が犯人である可能性は高いダス。
 ともかく、ナイフを持っている人殺しは、播磨君だけとは限らんのダス」
「でも、それだけでヒゲが人殺しじゃない、って証拠にはならないでしょ!?」
「無論そうダス。けど、もし、沢近さんが来た道の方で、誰かが“飛び出しナイフ”で殺されていたら……という可能性は無いダスか?」

「そうだ! 西、よくぞ言ってくれ」「黙るダス」
「な……」
銃口を播磨のこめかみに押し付け、言葉を牽制する。
決して、二人の言い争いを許してはいけない。
あくまでも、質問するのは自分。三人の中でただ一人冷静な自分が、厳然たる事実を基にした
推論を導き出さねばならないのだ。
そんな決意と共に、西本の言葉はなおも続く。
「勿論、東郷君が飛び出しナイフで殺されていたら、播磨君が殺した可能性はぐっと高くなるダス。
 けど、遺体を調べてみないことには何とも言えんダス。
 それより、沢近さんが来た道沿いに、もしも誰かが、それも“播磨君が持っていた筈の飛び出しナイフ”で殺されていたら……」
極めて陳腐な推理だが、西本はあえてそれを繰り返す。
沢近の暴走を止められるかもしれない、そんな僅かな可能性に賭けて……

316 :【仏の矜持】:2006/12/08(金) 05:47:36 ID:EYCV4N1m
「……そんな都合のいいこと、あるワケ無いでしょ」
素っ気無く、沢近が言い放つ。
「確かに、この推理は穴だらけダス。それに、ワス自身も播磨君が絶対に人殺しじゃないとは言い切れんダス。
 けど、もし、万が一、そうじゃなかったとすれば……」
「とんでもない勘違い、ってことが言いたいのね? ……まぁ、そんなことでしょ。
 けど、わたしは“絶・対・に”コイツが人殺しだ、って信じてる。なのにわざわざ逃がすと思う?」

「逃がす必要なんか無いダス」
「ちょ……」
「これから、放送が終わり次第、ワスらは周防さんたちを探すダス。それまでは、播磨君はワスらについて来て貰うダス。
 播磨君、ここを抜け出して誰かに会うつもりだったみたいダスが……誤解を解きたいのなら、従うしか無いと思うダスよ?」
「……てめぇ」
「まぁいいわ。わたしも、どうせならヒゲが人殺しだ、ってことを西本君にも認めて欲しいし」
「……とりあえず、放送を待つダス」

(十数分の説得では、これが限界ダスか……)
西本は、背中に流れる滝のような脂汗の感触を肌で感じながら、自らの行動を振り返っていた。

人殺しがまだいる場所にあえて向かうこと自体、愚の骨頂でしかないのは重々承知している。
だが、沢近の銃や自分の持つ威圧感充分の銃を見れば、反撃を恐れて手出ししないかもしれない。
何より、周防や三沢の身が心配だ。

そして……目の前でクラスメートが殺し合うなど、絶対にあってはならないのだ。

助け合うことがモットーであり、団員同士の喧嘩はご法度。
クラス(男子)の平和の象徴だった『仏の西本軍団』としての矜持が、彼・西本願司の心を辛うじて支えていた。


〜・〜・〜・〜・〜・〜

【11時58分】

【播磨拳児】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:疲労、精神不安定
[道具]:支給品一式(食料5,水3)、インカム子機、黒曜石のナイフ1本(リュックは自分の手前に置いてる)
[行動方針]:放送後、とにかく天満を探す
[備考]:サングラスをかけ直しました。吉田山が死んだとは思っていません。

【沢近愛理】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:激しい憎悪、精神不安定、周防の安否を心配
[道具]:支給品一式(水2,食料5)、デザートイーグル/弾数:8発
[行動方針]:1.放送後、播磨が人殺しだということを西本に確信させた上で播磨を殺す。 2.周防の安否を確認する
[備考]:播磨が東郷を殺したと確信。

【西本願司】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:健康、激しい精神的消耗、肉体疲労&筋肉痛(多少回復)
[道具]:支給品一式(水4,食料4 ※水1と食料2は周防から預かり)、携帯電話、山菜多数、毒草少々、ドラグノフ狙撃銃/弾数10発、山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)
[行動方針]:1.播磨と沢近の殺し合いを回避させる 2.周防の安否を確認する 3.仲間を集める……

317 :297ことカラスの配達員:2006/12/08(金) 05:54:04 ID:EYCV4N1m
以上です。
スクロワどころか、SS自体初の投下なんで突っ込み所満載かと思います。
前回の作品で言及されていない描写も盛り込んでいます(トイレの件等)ので、正直、この作品がこのまま通るとは思っていません……orz

『てめぇが沢近の誤解解消フラグを立てたいだけだろボケェ!』と言われれば反論出来ないのも事実です。
とはいえ、個人的には、今後の書き手次第でどちらにも転がるようにした……つもりです。


荒れる要因になってしまったら、申し訳ないです。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 08:03:01 ID:uEy1MknC
>>317

>【11時58分】
で、間違ったスレにきてしまったんじゃないかといいう錯覚を味わった。

乙。
別に問題はないと思うな。
次に書く人で、ほんとどうでもなるような描写だし。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 11:46:55 ID:UgYQOUd0
特に問題はないかと。
でも、フラグを折られても泣くなよ?

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 11:58:27 ID:Un86Iera
むしろ、この後天満死亡を知った播磨が全てをぶち壊しそうな展開を読んでしまう俺
何にせよ西本カッコよすぎ

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 12:06:31 ID:7UjHklld
とりあえずどーしたら花井組は復活するか考えようぜ。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 12:24:45 ID:tLOmYWug
伊織と合流し、今鳥の形見のドジビロンストラップを入手→ヤクモン、カレリン復活
腑抜けになった播磨を見て、花井とヤクモンが発憤

…これぐらいしか思いつかねえorz

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 13:55:53 ID:2ovm2oiw
確かに西本の銃は強力だし、沢近にも銃はあるけど
いきなり接近戦に持ち込まれたらまるで意味無いぞ
あそこにはハリーが潜んでるわけだし
まぁ三人居るってのが強みかな

そして20超えたけど放送はどうする?

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 13:57:39 ID:XrNqvC/I
>>317
乙。フラグ立ては悪くないと思うよ。今後どちらに転ぶかはわからんが。
そもそも沢近に激しい憎悪の感情持たせすぎなんだよな…
勘違いしがちだとはいえ、これじゃ方向が違うだろとも思うわけよ

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 14:28:50 ID:kt2zQdz/
>>324
同意、なんか悪意の旗フラグが不自然に多かった。
ひょっとして、おにぎり生存エンドを望むレスがやたらと多いのと関連があったのかねえ・・・

にしても、このSSで誤解解けフラグがビンビンだな。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 15:18:21 ID:XrNqvC/I
>>325
俺から見て、明らかに関連はある。
書き手次第だっつっても聞く耳もたないしな。
書き手さんたち自身の中にもそういう人がいるってことだろう。

まあ本編とはまったく関係の無い二次創作の世界だし、大目に見てるんだけどね。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 15:38:25 ID:NmNOcWC2
主観的に見て明らかとはどういうことだろう…?

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 17:56:35 ID:KwNfObWJ
本編とはまったく関係の無い二次創作の世界ですから。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:05:41 ID:KwNfObWJ
・播磨がマーダー化すると勝手な妄想
・その上八雲以外を殺すと勝手な妄想
・一緒にいる花井、一条の存在を無視
・ゆとり教育の成果か、2は生き返りだなどとほざく
・沢近に激しい憎悪を持たせる悪意

大好きな八雲ちゃんに生き残ってほしいって感情があれば何でもアリなスレなんだなww
本編に満足できない可哀想な人たちの溜まり場と化してるなwwww

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:08:07 ID:UgYQOUd0
どこからどこまでが釣りですか?

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:33:00 ID:NmNOcWC2
何故自分で書くという発想にならんのか?

何故ベストを尽くさないのか?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:35:10 ID:Ng63ZVjG
本編に満足出来ないモブスキーですよ私は。何か?

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:38:11 ID:ZufZKXev
>>331
元ネタある?
聞いたことあるような気がしなくもない

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 18:49:44 ID:KwNfObWJ
最初はマシだったが実は八雲スキーばかりだと判明して一気に冷めたな
結局オナニースレかよ…

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 19:04:40 ID:UgYQOUd0
なんだよいつもの人じゃねーかw

こんなところまで旗派のイメージダウン活動とは恐れいるぜ

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 19:09:00 ID:7vfCiLMO
>>333
トリック。
上田次郎(阿部寛)の決めゼリフだわね。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 19:31:20 ID:Un86Iera
もっとも、当の八雲もだんだん精神的にやばくなってきてるけどな

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 19:41:02 ID:Rt1ShYgg
花井達は幼馴染離れ、姉離れ、思い人離れして立ち直って欲しいもんだ。
このチームまで崩壊すると反主催はもう絶望的。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 20:51:24 ID:Un86Iera
まあ狂人だけの殺し合い大会になってもさすがに困るしなぁ
反主催の成否はともかく、抵抗はもっとしてほしいわな

播磨とお嬢、このまま狂わず立ち直ったり誤解解けてもいいだろうけど
それでもこの二人に関しては最後の最後までいろいろすれ違いまくって欲しいw

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 20:56:12 ID:FROKfZGc
マーダーには烏丸が壁になりそうだな
ハリーや麻生でやっと倒せるという強さだし
城戸や高野、SMコンビにとっては鬼門になりそう

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 21:04:11 ID:OTx2u2mX
>>340
ということは
今、一番安全地帯にいるキャラは隣子ということになる。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 21:07:11 ID:a1q8lTBu
>>340に釣られるの禁止!

つか烏丸の強さはどの程度と見ていいんだろ
原作と同じで蹴りをバク中でかわす位の超天才って感じ?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 21:12:14 ID:kt2zQdz/
>>340
麻生きゅん最強の麻生厨は失せろ。

>>326
やっぱ関連あるよなあ・・・。
書き手にまで侵入を許しているような現状がもどかしい・・・。

>>329
並べると、あからさま過ぎて酷いなこりゃ・・・。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 21:15:26 ID:a1q8lTBu
>>329とか>>343に釣られるのも禁止

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 21:21:52 ID:KR/UoCWG
キャラが嫌いとか好きとか信者がどうこうって話なんてアンチスレとかキャラスレでやってろよ

それより放送の予約はどうするよ
放送がなければ先進まないし

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 22:14:45 ID:NmNOcWC2
>>342
原作の烏丸の強さってギャグ描写だからなあ。
三馬鹿の不死身と同レベルだし、それを公式設定と考えていいものか…。

一応PFには平凡、体力はそれなりにありそうとある。
烏丸が特殊なのは身体能力じゃなくて内面なんじゃないのかな?

347 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2006/12/08(金) 22:19:50 ID:+stqD7/K
今のところ放送を書きたいという意見が無かったみたいなので、第四回放送の原案をうpしました。
ストーリー的には殆どのキャラがすでに次の放送後で済みそうな人が多いので、
来襲の金曜日、12月15日に放送という事でどうでしょうか?
禁止エリアについては今回も空白なので、ご意見があればまとめの掲示板にお願いします。
個人的にはI-10、D-01、J-06と端しか思い浮かびませんでした。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 22:32:17 ID:OTx2u2mX
>>346
一応それなりの体術は身につけていると思うが・・・。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 22:39:46 ID:yAstop4C
>>347
GJです、特に問題無いと思います。
禁止エリアについては参加者同士を接触させる為に誰も居ない場所へ行けなくする位置、
E-03、G-06、F-05あたりはどうでしょうか?


350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 22:58:00 ID:KR/UoCWG
>>347
いつも乙です
禁止エリアは灯台でのイベントが見たいんで灯台は外して欲しいです

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:00:44 ID:NmNOcWC2
>>347
乙です。

>>348
その体術に関する記載が一切ないからギャグにしか見えないわけよ。

PFが信用ならないとはいえ公式ガイドブックだし、それを否定できる文献が他にあるわけでもないでしょう?

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:14:43 ID:4sZsmxSX
獅子舞を投げた時も、インスタントのカレーで迷った時も
どっちもギャグパートだからなー

でも烏丸なら普通に真剣使えそうではある

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:18:42 ID:uEy1MknC
>>351

設定オタの意見はどうでもいいよ。
事実として播磨が烏丸に勝てたためしがないんだし、それで烏丸が強いって判定されても否定できない。
まぁ、普通に強いんだろ。大体、播磨とタメはるかちょっと強いくらいか?

でも、そんなもん銃の一つで簡単にひっくり返るだろうから、別に目くじらたてるほどのモンでもないだろ。
マシンガンさえあれば、きっとあの麻生でさえ烏丸を殺すことができると思うよ。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:31:44 ID:tLOmYWug
>>349
E-03にはミコチン達の遺体や冬木のリヤカーとかが放置されてるので、今禁止するのはマズイのでは?
特に三沢の遺体は、播磨・沢近の誤解を解くのに重要なファクターだし…

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:38:56 ID:4sZsmxSX
というかさっそく冬木の死体傍が混戦になる
マジwktk

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:42:14 ID:S4GmCxo2
>>354
C-03もそうだが、話の展開上、伏線になりそうな場所は禁止エリアから外して欲しいな。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:43:30 ID:hvNaOROO
E-03を禁止エリアにすれば伊織かナポレオン、首輪解除した誰かじゃないと
バッテリーを回収できないようになるしいいだろう。
首輪を解除するのは麻生かな。放送後に即予約が入るだろうし、
話のたびに武器、恋人、食料、盗聴器、弾薬と有利になっていったから
次はこれしかないはず。もちろん教師にはばれない


358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:44:38 ID:NmNOcWC2
>>353
設定がどうでもよくなっちゃったらあなたが書く時困らないかな?
少なくとも自分は困るんではっきりさせときたいわけよ。
大体あなたが作品を書いて来れたのだってみんなが設定を作ったからでしょう?

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:57:26 ID:uEy1MknC
>>385
設定設定と・・・。そんなに凝り固まってたら、いいもんは書けないぞ。
オレがどうでもいいと言ってるのは、>>353で書いたとおり、それが決定的な戦力差を作らないから。
最強高野が禁止されたのは、銃器のハンデさえも乗り越える可能性があるからだろ?
条件さえそろえば、どんな弱いやつもマーダーを殺せる。それがロワってもんの醍醐味だと思うし。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:57:59 ID:yAstop4C
書きたいネタがあるんだが自己リレーになってしまうので誰かが先に投下してくれないと書けない。
展開の進み具合によってはボツにするしか無いがどうにもならないので困っている。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:58:08 ID:uEy1MknC
>>358
だな。お疲れのようだ。もう寝るわ・・・

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 23:59:46 ID:mKRAH6XJ
>>360
他に書く人がいなければ、別に自己リレーしても良いんだし、
予約が入らないようなら書けば?

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:00:50 ID:V3/w1g0M
「宣言」の作者が自己リレーしてるしいいんじゃないのか。
一日待って他の作者から予約がなければ。

……今思えば宣言の作者が強引な展開で自己リレーしたせいで
お嬢の憎しみが無意味に増加されて現状に至るわけで。
この作者はおにぎり決定だな。カプにこだわる作家には退場してもらおう

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:07:24 ID:fyYfWAd8
>>363
無意味にツンツンしてるとツンデレ認定するぞ
どんな展開にしようと書き手の自由だろ?
派閥とか関係ねーよ

>>359
原作ロアとか他ロアでは以上に無敵なのいるけどな

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:08:25 ID:fyYfWAd8
以上→異常だったorz

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:18:14 ID:pn+svwYB
>>362-363
予約なければ自己リレーも可というのはありがたいです。
ただネタは放送後の話ですので今から予約入れるのはちょっと無理そうです。
暫定放送が掲載されてますが、完成しても本放送が行われるまで投下するのはまずいと思いますので。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:32:53 ID:Bk2y6F/Y
>>366
自己リレーのルールで募集開始から3日以上空けるというのがあるんだけど、
この場合の募集開始は自作品投下と放送投下のどちらになるのか
確認しといたほうがいいかもね

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:42:51 ID:pn+svwYB
>>367
本放送後、自己リレーである事を告知して3日間以上待つという事でしょうか?

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:48:59 ID:Ch6AB7eK
放送投下後3日以上待って、その間にそのキャラへの予約が入らなければ、自己リレーを告知し更に一日待つ
だと思う

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 00:51:30 ID:PdGGCAgv
>>366
・自己リレーを行う場合、募集開始から3日以上空けてからお願いします。
 予約宣言を必ず行い、また自己リレーである事を明記して下さい。
 宣言後1日経って他に書きたいという人が出なければ、それから3日以内に投下をお願いします。

だそうだ。
今回の場合なら、、15日に放送があったとして、
15日に予約宣言、丸一日たっても他に書き手が現れなければ19日までに投下ってことになると思うけど。

募集から3日以上空けるってルールは、「他の書き手さんが展開を考える間を空ける」
ために追加されたルールだから、今回みたいな場合には関係ないと思う。

つか、テンプレ見てるか?
ttp://netabaremk2.fc2web.com/brtemp.html

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 01:01:33 ID:pn+svwYB
>>369-370
丁寧な解説感謝いたします、参考にさせていただきます。

すいません、別の質問なのですが放送が15日に行われるとして(自己リレーでは無い)放送後の話を
13日か14日のうちに予約するというのは問題無いですか?
こちらは書きたいネタがある訳ではなく、次回放送以降の参考の為に聞きたいのですが。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 01:05:07 ID:PdGGCAgv
>>371
それはダメだ。
放送投下後でないと、放送後の話を予約することは出来ない。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 01:09:16 ID:pn+svwYB
>>372
了解しました、度重なる質問申し訳ありませんでした。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 01:11:49 ID:LfPEmG2I
テンプレ確認ついでに、久々にまとめサイトの播磨包囲網みて吹いたw
ここまで単一に勘違い話ばっかとなると、誤解を解く展開ないと話が盛り上がらんな
しかし播磨の誤解を解くには名探偵の謎解きの如く複雑な描写がいるな・・・

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 01:57:22 ID:Ro9R+oIK
そこで蘭ねえちゃんだ!

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 02:13:59 ID:2YSsaHJa
>>375
残念。

もうすでに死亡者リストに入っています。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 03:23:18 ID:Eb/3HXFF
名探偵・西本が播磨まわりのすべての誤解を解いてくれるよ。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 03:33:14 ID:lINu85S2
理屈じゃなくて感情で動くタイプのほうが播磨の味方になりやすいかもね
そういう意味でも天満が最適だったんだが

沢近は西本の説得が少しは効いてるあたりまだ話が通じるし、
花井はガチガチの理屈屋で八雲は姉しか見てない
播磨が殺人者でも気にしない烏丸か、お人よしの隣子がやはり候補か

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 03:44:51 ID:Eb/3HXFF
おいおい、感情で動くタイプなら思いっきり沢近さんじゃないかw
好きという気持ち→憎しみで播磨を追う
播磨だけ追ってるから回りが見えてなかったよな。そういう大きい意味では原作と同じと言えるかもしれんが。
仏の西本の理屈も無視だもんなぁ…。

まあでも最新の投下作品で説得成功しそうな兆しは見えたし、これからどう変化していくのか楽しみだね

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 03:58:03 ID:Ro9R+oIK
>>377
いや、名探偵といえば八雲でしょ

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 10:14:25 ID:uTXgmgfz
373ではないですが質問です。
もし自分がAのキャラを書いた後に他の人が誰も書かずに
自分がBやCのキャラを書くのは自己リレーにあたるんでしょうか?
テンプレは見たんですけどその辺がよく分からなくて・・・。
初心者な質問ですみません。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 10:22:41 ID:ynikAPPT
>>381
要するにAを書いた人がBやCをAに近づけるような話を書いたら自己リレーかって事?
ルール上はAさえ出さなければ自己リレーじゃないです。BやCを前回も書いていたら当然自己リレーですが

383 :381:2006/12/09(土) 10:38:50 ID:uTXgmgfz
>>382
という事は一度自分が書いたキャラを自分が連続して書かない限り
他のキャラも自分が書くことは可能という事ですか?
あと放送前に自分が書いたキャラを放送後に自分が書くのは
当然自己リレーですよね?
度々質問すみません。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 10:41:03 ID:ynikAPPT
>>383
その通りです。
放送前に自分が書いたキャラを放送後に自分が書くのも自己リレーです。

385 :381:2006/12/09(土) 10:47:23 ID:uTXgmgfz
>>384
ありがとうございました。疑問は解決しました。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 13:08:07 ID:3gFnbKpr
>>380
赤目つながりきたか

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 14:52:25 ID:Thdxj/+4
自己リレールール確認がやたら噴出してるってことは
コリャ放送後に予約ラッシュ確実だなww
いったいどんな展開を思い描いてるというんだ…

で、放送ってどうなってんの?

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 14:59:21 ID:r+8V171l
とりあえず50レスくらい前から読み返してみたらどうだw

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 15:16:54 ID:Thdxj/+4
あ、スマン。思いっきり見逃してた。>>347だな

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 18:31:42 ID:VOmgQ7Yc
同じキャラの話が同時に予約入ったらどうするの?
多分今から放送後の話を考えている人がいっぱいいるだろうし

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 18:35:53 ID:ynikAPPT
>>390
早い者勝ちだから、どうしても出遅れてしまった人は諦めて貰うしかないです。
サブカルでは書き込み時間が秒単位で表示されるので、ケコーンは無いと思いたいですが

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 19:06:30 ID:yNeFaRsP
そしたらレスの早い順でいいと思う

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 20:08:48 ID:pn+svwYB
でもその場合15日の放送まで考えた時間がまるっきり無駄になる訳で気の毒かも。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 20:28:29 ID:Ro9R+oIK
しょうがないべ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:07:16 ID:Bk2y6F/Y
それはそれとして、放送前に花井達の話がもう一つ欲しいな。

このままだと周防・沢近・ハリー・城戸・冬木・三沢の誰の目にも触れることなく、またその誰の姿も目にすることなく、
尚かつ周防の叫びも三沢の声も聞かずにあの激戦区を擦り抜けたことになる。

左右に迂回しようにも禁止エリアと西本のスコープがあるし。

ここは理由作ってEのラインは越えられなかったことにするほうがよくない?

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:23:14 ID:pn+svwYB
>>395
う〜ん、俺も話が欲しいとは思うけど放送後の彼らについて書くかもしれないので
放送前の話は自己リレーを避けるため自分で書けない。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:26:24 ID:ArlwUMfq
関連wiki
http://wiki.ninki.org/wiki.cgi?p=%a5%b9%a5%af%a1%bc%a5%eb%a5%e9%a5%f3%a5%d6%a5%eb%a1%a6%a5%d0%a5%c8%a5%eb%a5%ed%a5%ef%a5%a4%a5%a2%a5%eb%a1%a16%b3%d8%b4%fc


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:27:46 ID:PdGGCAgv
>周防の叫びも三沢の声
別に聞こえてても問題ないんじゃね?

森の中にいたから、どっちから聞こえてきたか
わからなかったかとかなんとか理由をつけて、ずっと森の中にいたんだってことにすれば。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:38:05 ID:Bk2y6F/Y
>>398
内容が内容だから聞こえてたら花井か八雲のどっちかが動かないわけにはいかないだろうなと。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 21:41:18 ID:PdGGCAgv
>>399
だからどっちから聞こえてきたかわからなければ、
向かう方向が分からないから動けないだろう、と。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 22:15:51 ID:Bk2y6F/Y
>>400
わからないからこのまま鎌石村へ向かおうって?

浮足だって動き回ればそれこそ接触の可能性が上がるはずでしょ?

402 :401:2006/12/09(土) 22:19:32 ID:Bk2y6F/Y
どうしてもわからなければリスク覚悟で大声で呼ぶだろうし?

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 23:25:38 ID:PdGGCAgv
>>401
> わからないからこのまま鎌石村へ向かおうって?

それで何か問題が?

404 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/10(日) 00:01:45 ID:EU+a6tDD
烏丸、砺波の2人を予約します。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 00:29:28 ID:NEy4cERl
>>404
全裸で待機している

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 00:34:27 ID:fsL02O7O
>>404に期待してます
とりあえず放送後の書き手の書く奴等のアンケートをしないか?

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 01:08:52 ID:f+PnhIt0
>>406
kwsk

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 01:22:33 ID:TRYQW7Qg
>とりあえず放送後の書き手の書く奴等のアンケート
よくわからんから詳しく説明よろ

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 02:42:14 ID:r1NJYvzw
放送後にみんなが誰を書くつもりなのかを挙げよう、ということなのかな

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 03:02:13 ID:EB1LJJ9E
>>398-403
花井達が出発した時間と周防と三沢が叫んだ時間的にも、
あえて道なりに行かないで林を通っていったことから距離的にも
聞こえなかった可能性はかなりある。

大体1マスを普通に歩いて1時間。走って10〜20分くらいとか決めた記憶がある
整備されてない道であることや障害物となる草木などのことを考えても
1コマの1辺は3キロくらいはあるだろ。

そう考えると声が聞こえてくる可能性は恐ろしく低いよ

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 03:17:33 ID:TRYQW7Qg
放送後に予約殺到するのは殺伐としてる播磨・沢近まわりだろ、
常識的にかnry

ホテルまわり、あるいは卑怯なほど強いハリーも予約くるかな。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 03:23:24 ID:ebY0MPTQ
ハリーはそろそろいい加減にして欲しい

別にすぐに死ねとは言わないからなんらかのアクシデントが欲しいね

そうじゃないとゲームバランス悪すぎ


413 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/10(日) 03:23:41 ID:EU+a6tDD
>>406

アンケートはいいかもしれませんね。
う〜ん、アイディアを練っている最中なのですが
高野、岡、雪野、播磨、沢近、西本、ハリー、城戸を使って話が作れないかと思ってます。
ただ高野一行を書くのが自己リレーになってしまうので放送後一日待って他に書きたい人が居ればボツになるかもしれません。
高野の存在が話のキモなので。
それ以前に検討の結果書くのが無理と判断した場合は予約を出せないですけど。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 04:06:55 ID:39OVxL3w
原作では桐山みたいなのもいるんだけどな

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 04:07:51 ID:tCzXLd8G
ホテルまわりはキャラ配置上一人の書き手が多数のキャラを一手に引き受ける
ことになるから難易度高そう。

播磨と沢近がどうなるか決定的にできるしひいてはロワの行方も
操作できるという意味でおいしい話なんだろうけど。
複数の書き手がいても、結局一人しか予約できないから
書き手がいても話数が増えないという妙な結果になる

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 04:11:41 ID:/NO4hIT8
>>413
ちょっとキャラ使いすぎやしませんか

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 05:09:40 ID:JsAWCyKZ
播磨とお嬢の脱出エンド案でも考えようか。

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 05:20:03 ID:MxACwDbF
まずは誤解を解かんと……
でも天満の件がある以上、そう上手くいくとは思えん。

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 08:01:20 ID:JsAWCyKZ
愛があるからなんとかなる。

420 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/10(日) 09:05:18 ID:oRfrMmak
久しぶりに書く時間が取れたので。
花井・八雲・一条を予約。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 09:13:23 ID:TXS5t7UM
そのアンケートってほとんど予約と変わらんじゃないかw

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 09:16:13 ID:FiZBeXp1
>>404
期待してます
>>420
こちらも期待してます

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 09:41:10 ID:JUH7cW7h
アンケートとかやらん方がいいだろ…。
確か前に花井達のパートで、複数書き手が書きたがってるっていう空気が流れただけで、何か変な雰囲気になった覚えがある。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 13:08:29 ID:JP6OJHUr
以前、キャラごとの登場回数一覧みたいなのがあった気がするんだが
あれの最新版はどうなってるんだろう

相変わらず播磨がトップか?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 13:12:45 ID:/NO4hIT8
播磨は少ないほうだぜ

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 13:25:02 ID:nGQtYj72
播磨はこの手の話じゃ扱いづらいだろうからな。
原作と同じようにボケかましてたら自分の命が危ないしww
まあ疑われて危機に陥ってるけどな…
かといって男らしさぷんぷんの播磨もらいくないというか。難しいだろう。

つか金曜に放送があるならその日張り付いていられる書き手さんが必然的に
有利ってことにならんか?即予約できるわけだし。
アンケートは俺も微妙だと思うが、現状じゃ不公平な気がせんでもない

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 13:26:15 ID:nGQtYj72
>男らしさぷんぷんの播磨もらいくないというか

播磨も“らしくない”の間違いです

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 14:00:59 ID:NEy4cERl
>>424
あれは第四回放送になってからな。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 15:09:08 ID:TXS5t7UM
>>426
じゃあ今「予約の予約」みたいなアンケートやって、早い者勝ちで優位な雰囲気作っちゃうのが本当に公平なのかと。

完全に公平な制度なんてありえないんだから、いまさらアンケートなんて言い出すなよ。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 15:37:15 ID:/Pe9w0CY
放送の投下時間を決めなきゃいいんだよ!
1さんが好きな時、思い立った時に突然唐突に投下する
予約できるかどうかは運しだい

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 16:04:42 ID:1heHTcm2
今登場回数数えてみたけど上位は死人が多いw
マーダーとホテル付近の奴らはやっぱ多いよ
動物もそれなりに健闘してる

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:05:45 ID:GGQFBZI4
>>429
アンケートとか“言い出した”のは>>406。何を躍起になってるのかしらんが。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:14:42 ID:timCIWRD
天候を変えたい場合、放送後最初の話で天候を雨にしてしまうのか、
今のうちに言っておいたほうがいいいのかどっち?

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:21:27 ID:FiZBeXp1
登場回数ランキング
(プロローグ含む。死亡後、他のキャラの回想や夢などで出たキャラは含まず)

13回
播磨

11回
西本(+外伝1)

10回
冬木、三沢、ハリー、沢近、周防

9回
城戸、高野、八雲(+外伝1)、サラ

8回
斉藤、花井、一条、鬼怒川、ハラミ、結城、ララ

7回
麻生、おかっぱ、隣子、雪野、ナポレオン

6回
石山、烏丸、菅(+冥界1)、奈良、東郷(+冥界1)、天満(+外伝1、冥界1)、伊織

5回
田中、大塚、冴子

4回
嵯峨野

3回
吉田山

2回
ノッポ(+外伝1)、天王寺

1回
坊主、メッシュ、ダメ子(+冥界2)、ハネ子(+冥界2)、永山、かおり、アレクサンダー

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:23:29 ID:FiZBeXp1
>>433
最初の話で変えてしまったら間違いなく他の書き手に多大な影響が出る。
ヘタすれば予約破棄すら起こりうるから相談無しではまずい。
放送前までに皆で相談して、どうするかを決めた方が良いと思う

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:44:02 ID:c/yDXMFR
>>434
少なくとも何人か数間違ってるよ

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 18:50:06 ID:c/yDXMFR
麻生 広義7
石山 広明6
一条 かれん8
今鳥 恭介6
梅津 茂雄1
大塚 舞5
岡 樺樹(おかっぱ)7
音篠 冴子5
烏丸 大路6
城戸 円9
鬼怒川 綾乃8
斉藤 末男8
嵯峨野 恵4
沢近 愛理10
周防 美琴9
菅 柳平6
高野 晶8
田中 一也5
種田 芽衣子(ダメ子)1
塚本 天満5
砺波 順子(隣子)6
永山 朱鷺1
奈良 健太郎6
西本 願司11
野呂木 光晴(のっぽ)2
花井 春樹8
播磨 拳児13
冬木 武一10
坊乃岬 大和(坊主)1
塀内 羽根子(ハネ子)1
三沢 伸10
三原 梢8
飯合 祐次(メッシュ)1
結城 つむぎ8
雪野 美奈7
吉田山 次郎2
寄留野 香織1
サラ・アディエマス8
塚本 八雲8
天王寺 昇1
東郷 雅一4
ハリー・マッケンジー9
ララ・ゴンザレス6
伊織6
ナポレオン7
スズキ1
中村1
アレクサンダー1
教師陣(姉ヶ崎除く)6
姉ヶ崎 妙7
外伝とプロローグ含めなきゃこれであってるはず

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:01:02 ID:NEy4cERl
>>437
ゲーム開始以降のキャラクター登場回数ランキング(プロローグ除く)《》は死者
1位・13回(播磨)
2位・11回(西本)
3位・10回(沢近、《冬木、三沢》)
4位・9回(八雲、一条、城戸、花井、ハリー、《周防》)
5位・8回(高野、結城、三原、鬼怒川、サラ、斉藤)
6位・7回(隣子、雪野、烏丸、麻生、オカッパ)
7位・6回(奈良、《ララ、今鳥、菅、石山》)
8位・5回《天満、大塚、冴子、田中》
9位・4回《嵯峨野、東郷》
10位・2回《吉田山、ノッポ》
11位・1回《梅津、天王寺、坊主、メッシュ、永山、かおり》

ゲーム開始以降のキャラ死亡エピソード以降の死亡キャラ登場回数ランキング(プロローグ除く)(遺体・幻として登場)
1位・5回(永山)
2位・3回(嵯峨野、今鳥、東郷、坊主、メッシュ)
3位・2回(大塚、冴子、梅津、田中)
4位・1回(天王寺、石山)
5位・0回(天満、周防、ララ、冬木、三沢、菅、吉田山、ノッポ、かおり)

今予約中の作品も含めるとこんな感じだな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:06:32 ID:c/yDXMFR
プロローグを含めると>>437に下の奴らプラス1ずつ(種田、堀内除く)
天満、周防、播磨、沢近、吉田山、高野、東郷、ハリー、ララ、八雲、天王寺、
サラ、種田、堀内、麻生、一条、教師陣全員
大塚、嵯峨野、結城は名前のみ出てくる

外伝含めるなら
西本、野呂木、天満、八雲、教師陣
あと菅とかも名前のみ出てくる

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:08:40 ID:c/yDXMFR
>>438
八雲、一条、花井は8回だよ

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:10:52 ID:NEy4cERl
>>440
今予約中の2作品も含めた数字だ。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:12:38 ID:c/yDXMFR
>>441
なるほど
でもそしたら他も含めてまだどうなるかわからないけどね

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:38:41 ID:EU+a6tDD
質問なのですが、キャラA、Bの予約をして書いている作品に予約してないキャラCを登場させるという事は可能ですか?
可能な場合そのキャラクターについて追加の予約が必要になるのか、それとも特に断る必要は無いでしょうか?

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:41:50 ID:NEy4cERl
>>443
確か西本軍団の話でハリーを追加した奴が一人いたけど、実際どーなんだろ?

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:42:28 ID:/Q9CkY6x
>>443
投下直前にそのキャラに予約入ったら\(^o^)/オワタだし
いきなり出てきて「はぁ?ふざけんな」って反感食らうこともあるだろうから
追加で予約申請しておいたほうが無難だと思う。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 19:47:28 ID:FiZBeXp1
>>443
途中でキャラを追加する場合は必ずその旨を知らせた方がいいです。
追加予定のキャラを他の人に使われ予約していた話が没になる事を防げます。
逆に、予約されていないと思ってそのキャラの話を構想していた書き手がいれば、
予告無く追加した作品を投下すればその時間がムダになってしまいますし、やはり必要が生じれば知らせた方が無難かと

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 20:08:36 ID:f+PnhIt0
断る「必要」はないんだが、投下直前に予約入れられたら泣くに泣けないからな。

再予約しといた方が色んな意味で安心だろう

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 20:09:17 ID:NEy4cERl
◆X7WwwzkoUU氏の「星に願いを」でハリーが追加された時、
よく文句が一つも来なかったものだ。な

あの追加がキッカケで、後に西本軍団が3人も殺された訳だが・・・。


もしもこれが麻生関連の話だったと思うと((;゚Д゚)ガクガクブルブル 

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 20:53:54 ID:EU+a6tDD
>>444-447さん回答ありがとうございます。
追加予約した方が無難という事ですね、納得いたしました。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 21:09:05 ID:CfzF4zCr
ぶっちゃけ追加予約の必要なんてまるでないよ
したほうが安全なだけ
いきなり登場したほうが予想外な展開を書けるわけだし
もちろんルール上も何の問題もないから文句言ってくる奴はほっとけばいい
他ロアなんかだと予想外な話を書くために予約しないで投下なんてのも普通にある

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 21:50:51 ID:xgPjV1Qd
そもそも予約すること自体が自由だしな。
まあ放送直後とかはスレの平和考えると予約したほうがいいぞ、って感じだけど。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 21:53:00 ID:f+PnhIt0
まぁ、放送前に予約はできないけど、
放送後、いきなり投下とかもありだしなw

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 21:57:42 ID:NEy4cERl
>>452
書き手の何人かはすでに作業を進めていそうだな。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 22:19:59 ID:PH5q7fS4
書きたい半分、カオスってるから書きにくいなーってのがある
ホテル周りをを書いたらどんな展開でも批判は避けられないしね

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 22:26:34 ID:xgPjV1Qd
つか人気どころの沢近・八雲が死ぬシナリオはどうあがいても批判出るぞww
こればっかりはどうしようもないだろうな…

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 22:28:45 ID:NEy4cERl
>>455
だけど、天満・身琴が死ぬシナリオは殆ど批判が無かったぞ。

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 22:33:26 ID:YnnTnzio
>>456
それはそれ、これはこれ。

458 :―――――∨―――――――:2006/12/10(日) 23:03:30 ID:oRfrMmak
                    ,、 -‐‐‐‐‐--  ....._
                 ,、 ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.` 、
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         ノ:.:) ヾ、ヽ i:::::::ヾ              l:lノ /ノ,、 - 、
          /:::/   ヽ 丶- '"  }            '::l//'´ ,、 '" /
       /:::/     ',     ノ            /:.l/ ̄ ̄    /
       ヽ(.        i    ヽ           /l:.:.:ヽ>=-  i
         '' ,,     ヽ       _........_     / l:.:.:.::.\    /
                 \    ` ''"    , '  |:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ/
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                      丶、   /    l:.:.:.:.:.:.:.:/   >
                       l` ‐ '      l `>:.:イ_.. -‐'´
                       l         ',_/:.:.|
                   __........l        ,、 '"  \
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      ,、 '    /: : : :/     ><          /: : : : : : : : : :/
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459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 23:04:23 ID:5P/LAoUd
人気投票じゃ4番手と5番手っていっても2ch人気と一般人気は少し差があるからな
スクランも一応はマガジンで有名な方の漫画だしハガキまで出す一般読者が割りといるんだよ

俺が見る限り2chでは天満や美琴ってそんな人気な訳じゃない

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 23:19:17 ID:NEy4cERl
そういえば東郷死亡の時、それなりに批判意見があったなーーー。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 23:38:53 ID:JsAWCyKZ
八雲が死んだらここに巣くってるアホ共ファビョるんだろうなあ・・・

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:11:17 ID:nl0Ci4rg
ここでパート案だよ
パートAは今までどうり進んで
パートBがカオス界にする
例:八雲マーダー化、沢近即死、沢近が播磨殺してマーダー化
オカッパ優勝、烏丸と隣子結ばれなどなんでもあり
しかも沢近や八雲が死んでも片方が生きてるからいいやと荒す人がいなくなり書き手の自由度が広がる
その後に死んでも二つ合わせて長く活躍してるので文句なし

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:13:06 ID:agIdyZwV
>>461
そう言うおまえが一番ファビョりそうだぞ

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:15:47 ID:qZIJXfYk
>>462
でも書き手が分散したり、まとめサイトの管理人さんが倍の地図やリストを用意する必要もあり、
放送もパート別に同じ時間のものを行わなければいけないなどデメリットも多くないですか?

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:16:43 ID:VuRvG+pA
>>461のような煽りはよくないが、
沢近の死には「wwww」で八雲の死には「ハア?なんでだよ!その作品没」
な雰囲気になりそうな匂いはする。そんな不公平感だけは勘弁な。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:28:55 ID:gHoMFI6f
>>462
今のままでいいよ
こんだけ色んな奴が死んでんだから誰が死んでもしょうがないべ
それに片方が確実に過疎るし、決められた終わりがあるからこそSSは面白いんだし
どこぞのエロゲと一緒じゃしょうもないっしょ

こんだけ色んな組み合わせのSSが読めて俺はもう大分満足した
S3含めほとんどのサイトで組み合わせは固定化されてる
それが悪いとは言わないけど、この企画は中々新鮮で良かったよ

王道と呼べるような組み合わせの絡みから見たことない組み合わせまでより取り見取りってのがすごい

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:36:48 ID:lGIDiNwE
>>462
オカッパ優勝、烏丸と隣子結ばれなどなんでもあり

カオス界に回されるって・・・本編でそのENDをやっちゃまずいのですか(゚Д゚)?
オカッパ優勝はともかく、
日本刀は結ばれるのはやり過ぎにしても、せめて二人一緒に島を脱出するくらいはありなんじゃないの?


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:38:48 ID:nl0Ci4rg
でもこのままじゃ沢近と八雲が死んだ途端に過疎る気がしません?残るの女人気キャラが一条だけだし
ファビョる人のせいでぐだくだになったり、消化試合みたいな感じで

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:41:41 ID:7/RWM1A8
>>466
確かに王道は楽しみだよね
播磨に出会ったら天満はどんなリアクション取るんだろうね
きっと最初はすれ違って勘違いなんかがあるんだろうけど
最後には感動するような展開があるに違いないよね
そんできっと播磨は天満のためとかいって命を懸けて戦うんだろうなー
あぁ早く見たいよなー、王道

アレ、涙が止まらないよ?

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:42:40 ID:lGIDiNwE
>>468

                                  、ヽ l / ,
                                 =      =
                       ,,,,,,,,,,,,        ニ= 西 そ -=
                   , ´:::::::::::::::::丶      ニ= 本 れ =ニ
                 /:: ─、 ─、 ::l       =- な. で -=
  、、 l | /, ,       ,ィ´l′⌒( _、⌒  リ :::|.|  ヽ ニ .ら. も ニ
 .ヽ     ´´,      ,_` l        l´)ヽ:ヽヽ } ´r     ヽ`
.ヽ し き 西 ニ.    /ヽノヽ  ⌒   ノ´|.|:::::| |  |  ´/小ヽ`
=  て っ 本  =ニ /:.:.::ヽ、 ヽ、,_,,..-' :| |.|::: | | /
ニ  く. と な  -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、  _,ノ/.:::::| | /|
=  れ.何 ら  -=   ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ  る と   =ニ   | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/,  : か   ヽ、    | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::|  '゙, .\
 /     ヽ、     | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、    \
  / / 小 \    r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 


471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:44:39 ID:gHoMFI6f
>>469
そういう意味じゃなかったんだけど…正直ごめん

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:44:57 ID:nl0Ci4rg
>>467
確かにありですね すいません(^_^;)

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:47:12 ID:7/RWM1A8
             _,..:':.:.: .:... :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ....  :.:.:.:.:.:.:.:ヽ;.:ヽ、
        ,..-:,;.:´:': :. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.';.:.:.:.:.:.:.:.:. .... :.:.:.:.: ヽ:.:ヽ、
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              ';.:.',.  ヽ:.:.:!. ';.:.:.:.:l           l;.:,' .l;' リ
                  '`'   ,、.ヽ!_,.':- ''′           ヽ、.._ ,...-..、
              ,.. r::'´::::::f´                  `''メ::::`:::ー 、.._
        ,.、 - '' ´  . ':;::::::::::`:.、                /:::::::::::/    ` ー 、

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 00:56:55 ID:nVtTpKyP
>>465
よし、ならば両者の争いに公平な決着を付けて進ぜよう



 播 磨 死 亡

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 01:09:48 ID:4sH3w4qv
>>474
相当出来が良くなきゃたぶん殺した時に一番叩かれるキャラだぞ
色んなサイト見る限りSSでは播磨の需要はかなり高い

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 01:16:04 ID:0oQV9QaK
とりあえず、誰が死ぬ話を書いても悪くは無い。
しかし、リレーをやっている以上、自分が書く一話のためにその後の展開がどう変わるのかを理解したうえで書くことが望ましい。
最近、反主催殺しが多いが、まだ挽回のチャンスがあると皆信じているからここのスレも過疎っていないはず。
播磨が死んでもその後の話を盛り上げれる、というなら別に殺すのもアリだと思うよ。
むしろ心配なのは隣子が死んじゃったらまとめの人が(ry

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 01:21:33 ID:6URIGe85
播磨、放送直後の展開でマーダー化でも殺さたりするのでも何でもなく、
自殺というパターンが一番考えられそうな罠
あそこまで一途だと逆に、天満の死を知った時復讐を考えるなんて余裕が残るとは思えん
正直、全てが西本とお嬢にかかってるような気すらする

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 01:24:32 ID:tzZopR/7
余裕があれば天満の死で+の方向に覚醒する話書くから気にするな
人間何がどうなってどうなるかなんて解らんもんだし、そんなの決まりきってたら面白くないだろ
好きな人間が死んだら狂わないとダメとか自殺しないとダメとか、-方向に傾がないといけないなんてことは無い

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 01:26:55 ID:VuRvG+pA
開始直後の今鳥以上の無気力に陥るのは間違いないだろうな…
実質植物人間状態。さすがに可哀想だな…
もう意味はないと知って自殺に走る可能性も十分にある

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 02:06:42 ID:dd8DS64p
播磨が天満の死を知ったらどうなるのかって結構意見分かれるな
まぁ原作の空気からして当然っちゃ当然だけど

俺は播磨が安易な行動を取らないと信じてwktk待つよ

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 03:59:44 ID:lWgNvU0K
>>465
確かに、そういう変な人が多いよねここ・・・


天満死亡を聞いた時こそ、播磨の精神安定剤としてのお嬢だろ。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 12:33:52 ID:Cpgwr9Bh
>>467
>日本刀は結ばれるのはやり過ぎにしても

なんだと?表に出ろ

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 13:14:55 ID:lGIDiNwE
>>482
スマン(´・ω・`)

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 18:12:12 ID:G4UqTvab
素朴な疑問だがロワ内の隣子に鼻はあるのだろうか?

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 18:14:07 ID:X54QStvA
沢近と八雲が死ぬ展開がきたときに読者の減少、ひいてはスレの平和が危ないのは事実だろうな
かといって「沢近と八雲、そして播磨は殺しません」なんて宣言されても作品としての面白味ゼロだしww
自分の好きなキャラが死んでしまうかもしれない、というスリルも魅力の一つだからな。
このあたり、書き手さん次第だが空気を読んでもらうしかない。

今のところ出てるモノとしては
・麻生関連で荒れる
・反主催殺しが多い
・ハリー強すぎじゃね?
・沢近、八雲、播磨の問題
こんなとこだろうな。どう処理していくか、だ。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 18:14:08 ID:rPbjeEYh
においはかげるよ

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 20:14:51 ID:aOOcp7Rg
ちと質問。

放送後、A氏がホテルの3人を予約・B氏がホテルの3人+花井軍を予約・C氏が花井軍を予約(予約はA,B,Cの順)した場合、B氏は「んじゃ、花井軍だけにします」ってのはアリ?

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 20:23:24 ID:0oQV9QaK
>>487
その場合は、A氏とC氏に予約決定、ってことにしよう。
そうしないと、たぶん色々と面倒なことになるから。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 20:26:53 ID:qZIJXfYk
う〜ん、こういう質問が多いと放送後どんな状況になるかちょっと怖いな。
果たしてどれだけの書き手が予約を出そうとしているんだろうか。
放送直後の作品投下もありそうだし。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 20:53:59 ID:X54QStvA
なんにせよ今週の金曜日が楽しみだなww

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 20:58:50 ID:G4UqTvab
>>488
面倒なことになっても先着順は崩しちゃ駄目だろ

いきなり自分ルールで断言するな

492 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2006/12/11(月) 21:16:10 ID:NWbjXvoR
今回の禁止エリアは皆様の意見をまとめた結果、13時にD-01、15時にH-10、17時にG-06にしようと思います。
放送後の話を構想中の書き手の皆様はご確認をお願いします。

>>487
やはり早い者勝ちとなりますので、その事例ではA氏がホテル組を、B氏が花井組を書くことになるでしょう。
正直、金曜の放送後にどの程度の予約・投下が来るのかは計りかねていますが、
予約レスを書く前にリロードをして頂くなど、出来るだけ混雑を避けて頂ければ幸いです。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 21:45:26 ID:om4zaop3
>>487
Bの「じゃあ」をどう解釈するかだろうね。
Aの予約によってそもそもBの最初の予約自体成立してないとも解釈できるわけで。
その場合、Bが訂正して宣言したタイミングが正式な予約成立のタイミングになる。
でもその時にはもうCが予約を成立させてるから、どの道Bは予約できないということになる。

俺は後者だと思うんだが、1氏は前者か。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 21:57:11 ID:1UFdbq1k
で。なんで麻生関連で荒れるんだ?

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 22:12:19 ID:0oQV9QaK
別に麻生で荒れるはもうないと思う。
今のところまったく戦闘に絡んでないし。
今後どのマーダーとぶつかるかが、明暗をわけるとは思うけどな。


496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 22:13:10 ID:lGIDiNwE
>>>494

麻 生 だ か ら

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 22:14:43 ID:r/FRHy5d
サバゲーの悪夢で見れなかった旗コンビネーションが見たい
天満が死んだら播磨の彼女最有力候補はお嬢だし

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 22:33:09 ID:lWgNvU0K
>>494
アソミコ厨が荒らすんだよ。
アソサラ展開が気に入らないからって・・・
にぎり作家が旗に負のフラグ立てまわるのとか、そういう派閥的な事はやめて欲しいよ・・・。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 23:00:27 ID:tzZopR/7
解ってたことだがくだらん牽制のし合いがうぜえ
沢近も八雲もリタイヤさせるぞ

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 23:47:55 ID:phhSluyo
そういうお前が一番ウザイ

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 01:18:16 ID:s95kBCsh
なんかアソサラだからとかアソミコだからとかの理由じゃないような気がする・・・。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 01:40:03 ID:AiG4Ywdy
>>501
というか、直接麻生が悪いわけじゃないんだよ。

Find TheとWayMoon Light(◆GEIGwDl3Ms氏)=自己リレーが原因で起きた問題。
Restart(◆GEIGwDl3Ms氏)=作中に吊り橋の幽霊が登場。作者自身が中途半端な作品を投下したことにより起きた批判。
白昼夢(◆rpz/L8FlL2氏)=作中でタイムスリップのような現象が起きたことによる批判。
束の間の休息(◆.Cb.m05RN氏)=作者が予約中の作品を後回しにして、別のストーリーを書いてたという問題。

ただ偶然、問題作に麻生が絡んでいる率が高いだけのこと。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 02:13:49 ID:++LRoqBT
しかし麻生は叩かれても、絡んでる率が同じはずのサラはあまり叩かれない罠w

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 02:28:59 ID:+mtE4pJh
麻生が急に面白いやつに見えてきた
次の作品に期待ww

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 02:33:54 ID:KW+lWd6d
とりあえず、今回の放送が終わってから次の放送までで
反主催か皆殺しENDかはっきりわかりそうだ
書き手によっては嫌になって出て行ってしまうかもしれない

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 02:34:18 ID:t6XvVTYK
ところで天候の件なんだけど、放送後すぐに雨だと問題だから
曇りを間に挟んで例えば17時から降り出すとか決めておいたらどうだろう?
で、やむ時間もあらかじめ決めておけば上手くやれそうじゃない?

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 02:42:45 ID:SoIphG4U
そもそも天候変える必要あるの?
書き手の何人かから要望があったら考えればいいんじゃないかな。

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 03:51:11 ID:w7X7mcDd
まあ確かに変える必要はない罠w

でも今問題なのは、勝手に変えちゃう書き手さんが出て、他の書き手さんが混乱しちゃうことなので
「天候はこの先も変わらない」と決めるんならそれでもいいんじゃね?

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 06:08:07 ID:FDZY4PT6
勝手に変えた書き手にはNGを出せばいい
天候を変えたいという書き手が一人でも出て、反対する書き手が表れなければ
振り出す時刻と止む時刻を話し合いで決めて降ることにすればいい
ちなみに止む時刻を決めるのは後々でもいいけど大体の時間は決めたほうが良さそうかな

重要なのは天候を変えたい書き手と変えたくない書き手がいた時どうするかだろうな

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 06:11:13 ID:Xwe396HA
てかこの八雲と沢近を殺せない流れって嫌だな〜 前の方にあったパート案を考えた方がいい気がする
例えば基本的なマーダを決めて3話目までに播磨か沢近か八雲辺りをマーダにして後は改心させるも優勝するも書き手次第って感じで
でも1さんがやってくれてるんだからこれ以上キツくは出来ないよな〜

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 06:32:31 ID:KJvNgUpO
>>510
別に批判されるだけだから殺せないことは無いけどな
無理矢理殺したらそりゃ書き手がおかしいとは思うけど
流れで死ぬなら至って問題ない
つか他ロアでも人気ある奴が死ぬなんてざらだ

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 07:49:10 ID:w7X7mcDd
むしろ俺には八雲や沢近を殺して欲しい奴が、わざとファビョって見せてるようにしかみえんがなw

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 10:45:59 ID:bSXQi1IB
だいぶ歪んだ視点だなww
俺は播磨が死んだら読む気50%は落ちるな、マジで。

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 11:08:07 ID:AiG4Ywdy
>>513
俺は三沢が死んだ時点で20%は読む気が失せた

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 11:57:36 ID:9m2L+ztv
つまり、天満と周防はいつ死んでもかまわないどうでもいいキャラだったんですね。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 12:22:08 ID:++LRoqBT
バカヤロー天満死亡で読み手にどれだけのショックが与えられたと(ry

あれ、あーでもミコちんはあんまり(ry

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 12:22:19 ID:AiG4Ywdy
>>515
そ れ は い い す ぎ だ !

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 12:26:34 ID:4sjU7zmi
>>515
お 前 は 俺 を 怒 ら せ た

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 12:52:22 ID:zw2gPo+j
天満の時もそうだったけど、美琴のまさかの死亡は大ショックだったなあ。しばらく放心状態になったし

これからの花井組に期待するしかないか・・・

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 16:29:31 ID:C8DHlaeZ
>>519
なぜそうなる

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 16:48:17 ID:9t89n297
花井組の死に期待するってことだろ

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 17:25:08 ID:++LRoqBT
花井の奮闘にも期待したいんだが
もうまともに対主催で燃えてくれそうな熱血バカはこいつくらいしか

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 19:32:27 ID:C8DHlaeZ
東郷ならちっとも迷わず反主催の立場を貫き続けたんだろうけどな
花井達は既にキてると思う

今は>>470に期待するしかない現状
つかスクロアじゃいつの間にか西本が超重要ポジにいる

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 19:54:13 ID:t6XvVTYK
>>523
本来なら高野のポジションだったんだろうけどな

冬木は底が浅過ぎた…

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 20:34:19 ID:uyTT8adY
…?
ここサブカル板だよね?

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 22:56:13 ID:K/g+5huS
今の二つの予約が金曜の夕方には投下されると思うが、
もし放送時間になっても投下されず誰も予約がなかった場合、放送前の
時間帯から書くことは許されるんだろうか?


527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:06:19 ID:AiG4Ywdy
>>526
2つの予約の期限は何時までだったっけ?

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:40:11 ID:mNsON176
◆.Cb.m05RN氏は 水曜日の00:1:45
後20分程で予約切れ

◆X7WwwzkoUU氏は、水曜日の09:05:18
後9時間25分程で予約切れ

529 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/12(火) 23:49:02 ID:90Y1lLQH
すいません、後2時間程待ってください。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:52:18 ID:uGdQnxKQ
>>529
あと一日は延長できますよ
とにかく期待しています

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:53:51 ID:mNsON176
延長申請すれば、期限は+1日されるのれす

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:56:08 ID:kyhRKr1l
ただし延長期間中に他の書き手が書きたいといえば、予約権を放棄しなくちゃいけない罠。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:57:35 ID:mNsON176
>>532
それ思うんだけどさ、じゃあ延長申請ってやってもやらなくても意味なくね?

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:05:45 ID:UOxyohqt
本来は4日過ぎたら投下禁止ってことじゃない?

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:07:18 ID:XyFRZkO7
>>534
そんなルール聞いたことねぇよwww

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:08:18 ID:wiHPydO1
他の書き手からしたら

書く気あるなら書いてもらおう
書く気無いなら俺書く

って感じで意味はあるんじゃない?

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:09:15 ID:1ZLwM9R6
>>533
ようは延長宣言っていうのは、「まだ書ききる意志はありますよ」っていう作者の意思表明の役割なんだよ。
予約から三日で書くのがあくまでも原則。

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:11:20 ID:XyFRZkO7
>>536-537
なるほど。

消息不明なら、俺が書いてやんよ、
っていう書き手さんには確かに必要だな。延長申請。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:28:50 ID:zKDgfWpM
◆.Cb.m05RN.氏、烏丸、砺波の2人を予約

◆X7WwwzkoUU氏、花井・八雲・一条を予約


540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:35:40 ID:UOxyohqt
>>538
実際ちょっと前にそういう展開になったしな

541 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:31:42 ID:CfN9xMis
投下。

【 偽らぬ愚者達 】


542 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:32:25 ID:CfN9xMis
 林の中を突っ切って鎌石村へ進むという選択は、八雲達の体力を予想以上に削り取っていた。
 でこぼこの、道とも呼べぬ道。足首等にかかる負担は相当なものだ。
 不自然なほど意気込んで進んでいたのも束の間。三人の息は上がり、木に手をつきながら歩く状態が続いている。
「くそっ……。これなら、舗装された道を歩いた方がよかったかもしれん」
 足場の悪い地面を見ながら、花井がふとそう漏らす。
 朝から食料もとらなければ、水もないという状況。いかに日常的に鍛えている花井といえども、辛くないはずが無かった
「そんな事ないですよ。地図によれば、今通ってきた区画の道は曲がりくねっていましたから。こっちの方が、断然早いです。
 それにやっぱり、危険はなるべく避けないと」
 一条が、笑みをつくりながら呟く。
 しかし彼女の足取りもやはり重く、疲労の色は隠せていない。
 それでも一条が皆を鼓舞しようとするのは、きっと自分自身を励ますためなのだろう。そう思いながら、八雲はただ歩き続けていた。
「それはそうだが……。大丈夫かい、八雲君」
 不意にかけられた言葉に、八雲は「大丈夫です」とだけ答え、また足を動かし続ける。
 余計な体力は使わないように。八雲はそれだけを考えていた。
 水も無い。食料も少ない。この状況下では、いつ力が尽きるかわからない。
「頑張ってくれ。冬木に会える事ができたなら、きっと道は開ける」
「そうよ、八雲ちゃん。そうしたら、きっと希望が見つかるはず」
 花井と一条が、笑顔でそう呼びかける。
 八雲は笑うことが出来なかった。なにも疲れていることだけが理由ではない。
 二人の笑顔が、痛々しく思えて直視できなかったからだ。
「きっと、きっとまだ大丈夫だ。僕達が冬木と合流し、ノートパソコンさえ手に入れられれば、きっと……」
 花井のそれは、希望ではなく願望にすぎないのだろう。八雲が抱いた感想は、ただそれだけであった。
 今、自分が手にしている256Mフラッシュメモリ。この中身が何であろうと、死者は甦らない。
 果たして、何が大丈夫だというのだろうか。失ったものを取り戻せるというのだろうか。
 そう言いたかった。大声で、わめき散らしてみせようかとすら思った。が、理性がそれを阻止する。


543 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:33:11 ID:CfN9xMis
「しかし、今が冬で助かったな。夏なら、水無しではもちこたえられん」
 気を紛らわせようとしているのか、先程から花井の口数は多い。
 話題は今の窮状を自覚させるものばかりであったが、なにも話さず黙々と歩き続けるよりはいくらかマシであった。
「そうですね。ここから鎌石村まで行くとして、一番近くで水が手に入る場所って言えば高原池に繋がる河川くらいでしょうから」
「あぁ。しかも運の悪いことに、食料がカステラとフランスパンしか残っていないからな」
 フゥ、と溜息をつき、花井が背負ったリュックを軽く叩く。
 斎藤と鬼怒川にほとんどの荷物を奪われ、なんとか取られることを免れた物資は、あまりにも心もとなかった。
 体力の著しい消耗は否めない。こんな状態で“やる気”の人間に会えば、結果は決まったも同然だ。
「これだけ疲れた状況ですから、やっぱり危険は避けた方がいいですよ。これ以上、人が死ぬのは見たくありません」
「その通りだな。やはり、今後も林の中を通って……」

――ガサガサッ

 今後の方針を決めようとしたその瞬間、まるで時間が凍りついたかのように三人の動きが止まった。
 きっかけは、ほんの小さな物音だった。何かが茂みの奥で動いている音。
 緊張感が三人にはしる。花井は臨戦態勢となり、一条は銃を物音がした方に構えた。
 八雲は、何もできなかった。ただ、忍び寄る恐怖に身を震わせるしかない。
 あの茂みから現れるのは何なのか。もしかして、追ってきた斎藤と鬼怒川なのではないのか。
 斎藤の、狂気じみた顔が脳裏を過ぎる。それと同時に、野呂木の異常な姿も。
「誰だ!?」
 花井が叫ぶ。その声は、威嚇というよりも単なる恐怖の現れでしかない。
 そうして皆が見つめる中、茂みから出てきた一つの黒い影に一同は言葉を失った。
「ニャア」
「……猫か?」
 出てきたのは、真っ黒な猫。意外な正体の判明に、花井と一条はほっと胸をなでおろす。
 しかし八雲だけは違った。
 突如出てきた黒い猫。その瞳にも、身体にも、そして額の十字傷にも見覚えがある。
 そんなはずはない。ここは矢神から離れた島のはずだ。
 そう思いつつも、八雲はしゃがみこんで手を伸ばし、いつもの通り名前を呼ぶ。
「いお、り?」
「ニャア」
 黒い猫は八雲に駆け寄り、その腕の中に入っていった。
 八雲はしっかりと抱きしめ、その温もりで伊織であることを確認する。
 何のために、伊織がこの島に連れてこられたのかは想像も出来ない。けれど、確かに伊織はここにいる。
 八雲にはそれが嬉しかった。自分の下へ、親しい者がやってきたということ自体が。
「八雲ちゃん。その猫、知っているの?」
 一条が、訝しげな顔で八雲に尋ねる。
 少しだけ嫌そうにする伊織の頭を撫でながら、八雲は答える。
「はい。伊織は、家で一緒に暮らしている猫です。でも、どうして……」
「何か口にくわえている様だが?」
 花井が、伊織の口元を覗き込んで言った。
 八雲と一条も伊織の口元に注目し、そして一条の表情が暗くなる。


544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 01:33:21 ID:TgcT9cbm
あれで予約の期限、特に4日の方は守らないと荒れるからなー

545 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:34:05 ID:CfN9xMis
「ドジビロン、ストラップ」
 そう呟く一条の顔を、八雲は覗き込むことができなかった。
 今鳥が好きだったドジビロン。自分達の命を救うきっかけをつくってくれた、ドジビロンストラップ。
 平瀬村での一件以来どこかに無くしてしまったはずのそれを、どうして伊織が持っているというのか。
 その答えは、自ずと一つしか浮かばない。
「……鬼怒川君と斎藤が、あちらにいるという事か」
 伊織がいま現れた方向に、鬼怒川と斎藤がいる。北を目指している八雲達にとっては、悪い情報ではなかった。
 あの二人による更なる犠牲者を出してはいけない。しかし、本気になっている彼らを止めることが出来ないのも事実。
 いや、一つだけ止める方法がある。誰も口にはしないが、一つだけ残された方法が。
 そんな考えが八雲の頭を過ぎった。視線は、一条が持っているショットガンの方へと向かう。
 だがそんな考えは、否定しなくてはいけないものであった。それでは、ミイラ取りがミイラになるようなものだ。
 しかしそれでも、八雲の視界からはショットガンが消えない。
 こちらからは撃たないとしても、仮に――そう仮に、誰かが殺意を持ってこちらを襲ってきたとき、銃を使わざるを得ないのではないだろうか。
 守るために殺すという、矛盾した事を犯さざるをえないのではないだろうか。
 ……そんな事できそうもない。
 八雲が出した結論は、結局そうならざるを得なかった。そしてそれは、自分の大切な人、塚本天満も同じことであろうと、そんな考えがふと頭をよぎる。
 八雲の知っている天満は純真で、無鉄砲で、でも優しい人であった。そんな人が、正当防衛であったとしても人を殺せるわけが無い。
 しかしだからこそ心配なのだ。この島には、殺しを平気で行う人が溢れているのだから。
「……ねぇ、伊織。姉さんを知らない?」
 まさか答えるはずが無いと思いながらも、八雲は伊織に一縷の望みを託す。
 天満に会うことができれば、今の不安も消えるような気がしていた。天満だけが、自分を助けてくれるような気がしていた。
 八雲はそうして、伊織の瞳をじっと見つめていた。すると伊織は八雲の腕をするりと抜け出し、今まさに伊織がやってきた方向へと駆け出す。
 しばらく歩いた後で急に立ち止まり、じっと八雲の方を見つめていた。
 思い出されるのは、雨の日に傘を渡してくれた狐面の子供の姿。そんなまさかと思いつつも、足は自然と伊織の下へと向かう。
「そっちに、いるの?」
 ふらふらと、惹かれるように進んでいく。もしかしたら、伊織の示す方角に天満がいるかもしれない。
 わかってはいる。その方向には、先程今鳥の命を奪った斎藤と鬼怒川がいる可能性も高いということは。
 けれども、いやだからこそ止まることは出来なかった。もし推測が当たっていれば、天満の命が危ないということになるのだ。
 八雲が前に進むと、伊織が先導するように道を示す。
「……今、行くからね」
 八雲は、覚悟を決めていた。しかし。
「待て。八雲君」
 その歩みは、花井の手によって遮られる。彼の目は真剣そのものであった。
 八雲の肩を掴み、一歩も前には進ませない。八雲が痛みを感じるほど、強く押さえつけている。
「離してくれませんか」
 今まで見せた事も無い形相の八雲に、花井は一瞬だけたじろいだ様であった。
 八雲自身、今の自分がどんな顔をしているのかはわからない。わかりたくもないと思いつつ、肩にかかった花井の手を振りほどこうとする。
 だが、花井はそう簡単に折れはしなかった。
「いいや離さん。あっちは危険だと今言ったばかりだろう」


546 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:34:53 ID:CfN9xMis
 そんな事、八雲にだって嫌というほどわかっていた。今鳥の死は、八雲にとっても無視できる出来事ではない。
 けれども、進む必要があった。自らを危険の中に放り込むことになっても、南へと向かう必要がある。
「君まで失ってしまっては……」
「じゃあ……じゃあ姉さんはどうでもいいって言うんですかっ!?」
 もう限界であった。八雲の口から、感情が剥き出しの言葉が吐露される。
 もしも『見えて』いたなら、こんな醜い自分に対して花井はどういった悪態をついているのだろうか。そんなことを考えて、八雲は今日が『見えない』日であることは幸運であると感じた。
「そういうワケではないっ! しかしっ」
「私は、行きます」
 必死な花井の言葉を無視して、八雲は自分の決意を一方的に表明する。
 自分を心配しての言葉だというのはわかっている。しかし、そんな事に気を使っている場合ではない。
 明らかに花井は慌てていた。それは見たことの無い八雲の一面を見たからなのか、それとも仲間が自ら死地に赴こうとしているからなのか。
 八雲はふとそんな事を考えたが、どちらにせよ、耳を傾けるわけにはいかなかった。
 こうしているうちにも、天満に危険が迫っているかもしれない。そう考えるだけで、他の事はどうでもよく思えてきた。
「た、たかが猫一匹の気まぐれな行動かもしれんのだぞ! それでも、君は」
「ごめんなさいっ」
「!?」
 次の瞬間、花井は宙を舞っていた。
 手首をつかみ、八雲が花井を投げたのだ。予想外の行動に、花井はろくな受身もとれずに背中から地面へ激突する。
「ガハッ!?」
「花井さん!」
 それまでは傍観しているだけであった一条だが、突然の展開に堪えきれなくなり花井の下へ駆け寄る。
 苦しそうに唸る花井を気遣いながらも、一条は八雲の瞳を真正面から見据えていた。
 八雲は、しかし彼女から目を逸らすしかなかった。
 そうして、ポケットに手を入れる。触れるのは、希望としてすがり続けていたフラッシュメモリ。
「……ごめんなさい。でも、私は行かなきゃいけないんです。一条先輩」
「え?」
 八雲は、フラッシュメモリを一条の方へと放り投げる。
 自分が持っていても仕方の無いものだから。皆を助ける事よりも天満の事で頭がいっぱいな自分が持っていても、どうしようもない代物だから。
 だからこそ、八雲はそれを一条に託した。きっと彼女なら――愛しい人が既にいなくなってしまった彼女なら、自分の様になりはしないだろうと思ったから。
「これって……」
「冬木先輩に会えたら、使ってください。私は、伊織についていきます」
 希望を託したのではない。責任を放棄しただけだ。それでいいのか、と八雲の中で良心の声がこだまする。
 私利私欲に走り、もしかしたらより多くの人の命が救えるかもしれない選択を放棄して、たった一人の姉を探しに行く。それは決して褒められた行為ではない。
 しかし一条は咎めようともしなかった。八雲を見て、フラッシュメモリを見て。もう一度八雲をしっかりと見据えてから、ゆっくりと口を開く。
「……決意は、固いのね」


547 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:35:42 ID:CfN9xMis
「はい」
 もう八雲には、何も言うべきことが無かった。
 最後に謝ろうとも思ったが、それは自分の罪悪感を深くして決意を鈍らせるだけ。
 それがわかっていたからやはり何も言わず、一条と花井に背を向けて歩みだす。
「い、一条君。彼女を……八雲君を止めてくれっ」
 背中を強打し悶絶していた花井だが、ここに来て息を吹き返し一条に助け舟を求めていた。
 しかし八雲には、一条は何も言わないだろうという確信があった。
 愛しい人をすでに亡くしている彼女なら、愛しい人の下へ向かおうとする自分の選択にも文句は言わないだろう。
 そして八雲は思っていた。
 彼女が今鳥を失ってもなお皆を救おうという希望にすがり続けているのは、たぶん皆の事が大切だからという理由ではない。
 きっとそれは、彼女自身のため。生きる理由ともいうべき好きな人を亡くし、それでも生き続けていくために、目的を作り上げている。
 そんな彼女が自分を止められるはずもない。彼女と自分との絆は、まだ一日にも満たない。
 わざわざ死地に向かう他人を止めるだけの理由が、彼女には存在しないはず。だから八雲は振り返りもせず、前へと歩み続ける。
 伊織は、こちらを急かす様に前へ前へと進んでいた。それが八雲に、天満が本当にその方向にいるのだという確信に近い思いを抱かせる。
「待っていて、姉さん。今、行くから」
 八雲は歩みを止めない。花井のすがる様な声も無視し、進み続ける。
 もう、邪魔をする者はいない。そう、八雲は思っていた。
「八雲ちゃんっ!」
 しかし背後から八雲を呼ぶのは、決してかからないだろうと思っていた声。
 八雲は振り返らなかった。けれど、進む事もできなかった。いまさら一条に、何が言えるというのだろうか。
 八雲は、自分と今の一条がどことなく似ている様に感じていた。
 愛しい人を探し求めて、他人を気遣う余裕も無く歩き出そうとしている自分。
 愛しい人を失った事で、全てを失うに等しい苦しみを味わい、他人の事を気遣っている余裕なんてないはずの一条。
 そんな彼女から、どんな言葉をかけられるというのだろうか。
 それは罵りの言葉か、嘲りの言葉か。それとも、もっと穢い感情をぶちまける言葉なのか。
 自分はそんな言葉をかけられても仕方が無い行為をしていると、八雲にはわかっていた。
 だからこそ、ただじっと一条の言葉を待つ。どんな罵声にも、耐えるだけの覚悟はあった。
 しかし、身構える八雲に聞こえてきた声は、普段通りの優しく全てを慈しむ様な一条の声であった。
「……一つだけ、約束を守れる?」
「?」
 予想外の言葉に、八雲は耳を疑う。
 一条は、約束と言った。これから道を違う八雲に向かい、約束という言葉を口にした。
 八雲には、一条の真意が読み取れなかった。何を約束しようと言うのか。そんな言葉を、どんな顔をして言っているというのか。
 一度だけだと決め、八雲はその場で一条へと振り返る。
 そこにいる一条が顔に浮かべているのは、失望の色も、嘲りの色でもない。
 それはまさに、今鳥と出会った瞬間に一条が見せていた顔。生きる希望に満ちた、そんな表情であった。
「生きてまた、再会してちょうだい。何があっても必ず。貴女の命は、今鳥さんが救ったものなんだから」


548 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:36:42 ID:CfN9xMis
「……!」
 そう言って微笑む彼女の姿が、あまりにも眩し過ぎて。八雲は初めて、自分がとんでもない勘違いをしていたことに気づいた。
 確かに今鳥は死んだ。自分には、もう彼の事を感じる事は出来ない。
 しかし一条は、今鳥の事を想い続けている一条は違うのだろう。彼女は、いつでも彼の事を感じているに違いない。
 彼によって救われた命だから。自分の存在を思う度、いつでも彼の事を思い出せるはず。
 皆を救うという選択は、決して生きる目的として選んだのではない。きっと彼女は、今鳥と共にあるという思いがあるからこそ、彼が守った希望を受け継ごうとしているのだ。
 自分と一条が似ていると思っていた先程までの自分が、八雲は急に恥ずかしくなった。ごめんなさいと、謝ってしまいたかった。
 けれども、喉から出かかっているその言葉がどうしても出てこない。
 わかっているからだ。それを言ってしまえば、自分が立てた決意やらなにやらが崩れて、きっとこの場に留まることを選んでしまうという事を。
 それでは天満の下へは向かえない。だから、ごめんなさいを言う訳にはいかなかった。
「……はい。約束します」
 やっとの思いで、ただ一言だけ。
 恐る恐る一条の顔を覗きこむと、彼女は微笑んでいた。
 まるでこちらの心を見透かしたかの様に。全てをおおらかに受け入れる様な微笑み。
 八雲は心の中で、もう一度だけごめんなさいを言った。
「いってらっしゃい」
「……いって、きますっ!」
 最後にそれだけを口に出して、八雲は伊織と走り出した。
 荷物は何も持っていなかった。どうせ水も食料も無い。それならば、身軽な方がよい。
 両目からにじみ出る涙は袖で拭いさった。今は泣いている場合ではない。涙は目を曇らせる。
 伊織と共に行けば、天満に会えるという事を、また二人で笑いあえるということをただひたすらに信じて、八雲は己の道を走り始めた。
 信じることが、己を動かす糧になるということが彼女にはわかっていたから。



      ※   ※   ※   ※   ※



「ま、待ちたまえっ!」
 強打した背中をさすりながら、花井は八雲を呼び止めようとする。
 しかし八雲は振り返りもせず、真っ直ぐに林の中へと消えていった。
 今の状態では、花井は思う様に動けない。だから今の花井に出来る事は、唯一八雲を止められる存在であったはずの一条を睨み、大声で叫ぶ事だけであった。
「何故止めない!? 一条君、君は一体……」


549 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:38:01 ID:CfN9xMis
 何を考えているのか、という言葉が出る事は無かった。
 睨みつけられてもなお、一条は笑っていた。しかしその瞳からは、涙が溢れ出ている。
 それだけで花井には、一条が八雲を断腸の思いで送り出したことがわかった。わずか一日とはいえ、ともに過ごした仲間だ。一人で危険な場所に放り込ませるなど、そう簡単にできる訳がない。
 一条にも、何か思うところがあったはず。そう思い、花井は彼女の言葉を待つ。
 涙を指で拭い、大きく深呼吸してから、一条は言った。
「八雲ちゃんは言いました。『いってきます』って」
「何を……」
 あっけにとられる花井をよそに、一条は話し続ける。
「八雲ちゃんは、帰ってきますよ。私に『おかえりなさい』を言われるために」
 その真っ直ぐな瞳は、八雲の事を心から信じている者の瞳であった。
 理屈ではない。ただ、そう信じられると思うから。だからこそ一条は八雲を送り出したのだと、花井はそう理解した。
「だから私も行くんです。今鳥さんが残してくれた希望、失うわけにはいきませんから」
 そう言って、一条はフラッシュメモリを強く握りしめる。
 今鳥が身を挺して守ってくれた、自分達の希望。一条はそれを受け継ぎ、その命をかけて皆を守ろうとしている。好きな人のために、自分という存在の全てをかけようとしている。
 そして八雲は、大切な姉を想い、自ら危険な場所へと駆けていった。
 彼女達の強さに、花井は歯噛みする。皆、なんと真っ直ぐで純粋な想いを抱いているのかと。それに比べて、自分はなんと優柔不断でフラフラし続けているのかと。
「……つくづく、僕という男はっ」
 花井は考える。今、自分が一番したいことはなんなのか。この極限状態の中で、自分の信念はなにを第一に指し示しているのか。
 答えは一つしかなかった。初めから、とうに決まっていた。
「僕は……」
 誰がなんと言おうと、諦めないと決めた想い。
 それは一目見た瞬間からはじまっていた。止めることなど出来るはずもない。一直線に貫き通すと決めた事。
「僕は八雲君が好きだーーーーーーーーーっ!」
 林に響き渡る大声で、花井が吠えた。びりびりと、体に振動が伝わってくる様な腹からの大声。
 周りから、鳥達が慌てて羽ばたきだす音が聞こえる。
 あっけにとられる一条をみすえ、花井は恥ずかしげも無く主張を続けた。
「今からとる行動は、決してクラスをまとめる者として誇れるものでも、褒められるものでもない」
 そう言って、花井は握りこぶしを顔の前に作り、どこかの独裁者さながらの演説をぶちまける。
「だがしかーしっ! 僕は一人の男として、どうしても譲れないものがある事を思い出したっ!」
 そう言って、テキパキと花井は荷物整理を始める。
 自らのワイシャツに地図の写しをとり、禁止エリアを書き込んでいく。
 一条を見て「フランスパンとカステラどっちが好きかねっ?」ともの凄い剣幕で尋ね、カステラという一条の答えを聞くか聞かないかの瞬間にフランスパンを制服のポケットにねじ込む。
 そうして一通り準備をすませた後、花井は一条にリュックを渡し、そして高らかに宣言した。
「僕は八雲君を追う。止めてくれるなっ!」
 たとえ無責任だと責められようとも、花井は八雲を追う覚悟があった。
 背中のダメージは、徐々に回復しつつある。駆け足程度なら、なんとかなるまでになっていた。
 必死で止める一条の姿を想像し、しかしそれでもこの想い貫かぬわけにはいかないと、歯を食いしばりすがりつく一条の重みに耐える体勢を整える花井。


550 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:39:18 ID:CfN9xMis
 しかし一条は花井にすがりつくことなど無く、それどころか引き止めることもしようとせず、やはり笑顔で一言だけ口にした。
「止めませんよ」
「……え」
 予想外の答えに、花井は言葉を失った。
 これから向かう先、北だろうが南だろうが、危険なことには変わらない。
 だとすれば、同行する仲間は多いにこしたことは無いはず。けれども一条は、自分がいらないという。驚きを通り過ぎて、花井はなんだか悲しくなってきた。
「それはそれで、なにか気が抜けるのだが」
「そっちの方が、花井さんらしいですし」
 そう言って、一条はにこやかに微笑んだ。
 たしかに花井は、今までの自分は自分らしくなかったと思っていた。突然訪れた異常な事態に、正常な思考で対処仕切れていなかったという自覚がある。
 しかし今の花井は違っていた。いつもと同じ想いで、ただ真っ直ぐに八雲の事を考えている。まったくもって普段どおり。いつも通りの変態であった。
「う、うむ。やはり、そうかな?」
「はい。何か、しっかり皆をまとめている花井さんが、私には想像できません」
「……」
 悪気が無いことくらい、花井にはわかっていた。
 確かに、いつも肝心なところでクラスをまとめるのは学級委員長の自分ではなく、学級委員の大塚である。
 しかしそれを面と向かって言われてしまえば、反論できない手前どうしようもなくやるせない気持ちに襲われる。
「それに……」
「いや、すまない。もう止めてくれ」
 一条が自分を送り出すために、思いつく限りのフォローを入れてくれようとしていることは伝わっていた。
 しかしいい加減泣いてしまいそうだったので、花井は一条の言葉を遮り、彼女の気遣いに応えるために涙を抑えてしっかりと胸を張った。
「それでは僕は行く。そのフラッシュメモリは、君に任せる。本当にすまない」
「任せて下さい。きっと、ノートパソコンを見つけてみせます」
 そう言って軽く力瘤をつくってみせる一条を見て、花井はガッツポーズで返す。
 一条が冬木に会うことが出来れば、何かが変わるかもしれない。いや、冬木に会うことで、何かが変わってくれなければならない。
 そんな希望を託す相手として一条は十分すぎる資格を持っていると、花井は確信していた。だからこそ、八雲の事を追う決意を固めたのだから。
「では。……そうだ」
「?」
 これから自分達は道を違える。しかしその想いは違っていない。大切な者の為に前へと進み続ける。三人の心は、同じ思いで動いているのだから。
 だから三人――いや四人は、何時までも仲間なのだと、花井は強く思っていた。
 いずれまた会うために。それぞれの目的を果たした後で、無事に再会できるように。
 花井は笑っていた。笑って、そして力強く言った。
「『いってきます』!」
「……『いってらっしゃい』」
 一条がそう言うのを聞き届けてから、花井は八雲の後を追って歩き始める。
 もう迷いなどしない。自分の力を疑うなんてしない。今までどおり、出来ると信じて真正面からぶつかっていくだけだ。
 花井春樹十七歳。A型の牡羊座。好きな異性は塚本八雲。やっと自分を取り戻した彼はここからが本領発揮だと言わんばかりに、鼻息も荒く前へ進み続けた。


551 : ◆X7WwwzkoUU :2006/12/13(水) 01:40:19 ID:CfN9xMis
【10時〜12時】
【F-03】


【花井春樹】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:フランスパン・地図入りワイシャツ
[行動方針]: 一人でも多くの人を助ける事を強く決意
      しかしまずは「八雲君好きだー!」

【塚本八雲】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:なし
[行動方針]:伊織について行き南へ。
      天満を探す、サラを探す、播磨さんに会いたい
[備考]:反主催は半ば諦めかけている。


【一条かれん】
[状態]:肉体的・精神的に疲労
[道具]:ショットガン(スパス15)/弾数:5発
     256Mフラッシュメモリ1本
     支給品一式(カステラ・水なし)
[行動方針]:なるべく危険を回避しながら鎌石村を目指す
       一人でも多くの人を助ける事を強く決意



※ドジビロンストラップは、いまだ伊織がくわえています。


552 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:50:14 ID:v/ic+AoO
私も投下します、題名は

【烏丸の異常な愛情 または僕は如何にして心配するのを止めてカレーを愛するようになったか】

553 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:52:24 ID:v/ic+AoO

「…カレーパン?」
「そう、カレーパン」

私は戸惑いを隠せない顔で聞き返してみたが答えはやっぱりカレーパン。
殺伐とした島での思わぬ質問に頭が軽く混乱する。

何?何?ひょっとして私を和ませるジョークのつもりなの?
でもこんな真剣そうな烏丸を見るのは初めて。
う〜ん、何て返せばいいんだろう。
これがギャグやジョークならやっぱり私もジョークで返すべきかな?
何か気の利いた言い回しは無いかと烏丸君の顔を見ながら考える。

(そんなのあったカレー、パン?)

……駄目、私には全然センス無いみたい。

「ごめん、悪いけど僕は真面目に質問してるんだ」

何も言ってない内から突然烏丸君にそう言われてしまった。
烏丸君はやっぱり真剣そのもので、ジョークを返そうとした私が馬鹿みたいに思える。
恥ずかしい、きっと私の顔は真っ赤になっていると思う。


その場に何ともいえない沈黙が流れる。
烏丸もまずい事を言ってしまったかなと少し困惑した表情を浮かべる。
この沈黙を破ったのは砺波の意外な音だった。

ぐ〜〜〜〜っ

空腹を知らせる解りやすい合図が自分の腹から出た事に砺波はますます赤くなってしまう。


554 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:53:21 ID:v/ic+AoO

もう最悪、さっきの勘違いより数段恥ずかしいよ。
でもここで恥ずかしがってると烏丸君も気まずいよね。
しっかりしろ順子!
これは逆にチャンスじゃないの!

私は勇気を出して顔を上げた。
そして元気を振り絞って明るい声を出す。

「あはは、私ったら恥ずかしいよね。でもお腹ペコペコだもん、しょうがないわよ」

相手が美奈だったら「やーい、順子の食いしんぼー!」とそのまま笑い会うところだけど
生憎今目の前に居るのは烏丸君。
黙ったままの彼に見られると「外したかな?」と不安になってしまう。

「そういえば僕もお腹が空いてたんだ。ごめん砺波さん、出発は止めて朝ごはんにしよう」

ようやく烏丸君が喋ってくれてホッとする。
とりあえず出発は延期、止まった私達は海岸近くの倒木をベンチ代わりに腰を下ろした。

「さっきの質問だけど今から確かめてみる」

私はリュックを開けて中を探った。
今までパンの種類どころでは無く、包装もじっくり見てなかったので個数以外意識していなかった。
岡君の分も詰まっているのでちょっと悪いかも、と残された彼を少し気の毒に思う。
あれ?これはなかなか掘り出し物かもしれない。
そう思って私は一つずつリュックから取り出して倒木の上に並べ始める

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 01:53:41 ID:+UQv6ABw
うぉぉぉぉぉぉ!!!!!
天満が死んで反主催がどんどん死ぬから見るのやめようかと思ってたが
この作品は最高だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
超GJ!!!やはり花井はこうじゃなきゃな!!

556 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:54:02 ID:v/ic+AoO

まず取り出したのはカステラ。
長崎名物のあのお菓子だ。
さすがに有名菓子店の包みでは無いけど和紙で丁寧に包まれている。
ひょっとしたら高いものかな?

二つ目はみそパン。
群馬名物のものじゃなくて味噌を練りこんだ硬いパンだ。
なかなか素朴な味で私も結構好きなパン。

三つ目を取り出した時烏丸君の目が輝いた気がした。
それは確かにカレーパンだった。
ただし袋が真っ赤な警告色、『激辛』とゴシックで強調された文字が目に付く激辛カレーパン。
これはちょっと私に食べられそう無い、烏丸君は平気なのかな?

四つ目はナン、インドのパンらしい。
これにはカップ入りのチキンカレーとベジタブルカレーが付属していた。
カレーを付けて食べろということだろう。

「はい烏丸君。ちゃんとしたカレーパンじゃないかもしれないけどあげるね」

私は激辛カレーパンとカレー付きのナンを烏丸君に手渡した。
今度は私が烏丸君を驚かせた見たいで気分が良い。

「カレーがこんなに、本当にありがとう砺波さん」
「気にしなくていいよ、烏丸君は命の恩人なんだからね」

とびきりの笑顔は追加サービス。
でも、食べる時はちょっと分けて欲しいかな、何てちょっぴり意地汚く思う。

「そういう訳にはいかない、食べ物のお礼は食べ物で返したい」

どうやら烏丸君は二つの食料を簡単に受け取る事に抵抗を感じているみたいだった。
気にしなくて良いと思うけど義理堅い性格なのかな?

557 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:55:19 ID:v/ic+AoO

「僕が持っているのはカレーパンの他は乾パンだけ、これではとても見合わない」

乾パンでもいいよ、言おうとしたら烏丸君が突然立ち上がった。

「悪いけど少しここで待ってて欲しい、食べるものを探してくる」
「えっ?いいけど食べるものって?」

食べるものといえば支給されたこのパンぐらいしか無いと思うけどどうするのだろう。
不思議に思いながら見ていると烏丸君が生えていた竹を日本刀で切り倒した。
あまり大きな音が出なかったけど、気のせいか刀が全然見えなかった。
ひょっとして烏丸君てぱ強い?

そんな事を考えているうちに烏丸君は倒れた竹を次々に切ってゆく。
あっという間に輪切りにした竹で器を作ってしまうと細い竹を切ったモリのようなものを持って海の方へ行ってしまった。
ひょっとして魚捕り?

「待っていればいいのに」
「いいの!だって気になるもん。それに食料集めなら私も手伝うよ?」

気になった私はじっとしてもいられず烏丸君に付いていく事にした。
それに空腹のまま待っているよりは体を動かした方が楽だった。
烏丸君が向かったのは潮溜まり、ちょうど今は干潮だからという事らしい。

「きゃっ、居る居る!」
「足元には気を付けて、そこの岩は滑りやすくて危ないよ」

潮溜まりには取り残されたハゼなどの小魚やエビ、色んな貝がいて賑やかだった。
私は海水に手を入れて竹の器に貝を集める。
これはサザエかな?

烏丸君はといえば竹のモリで小魚を次々に捕っていた。
凄い、あっという間に器が一杯になってしまう。

558 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:56:17 ID:v/ic+AoO
「これくらいでいい、砺波さんありがとう」

烏丸君は今度はタコを捕まえてしまった。
墨を吐くその姿を見て可笑しくなってしまう。

水は冷たかったけどこういうのって何か楽しい。
まるで小さい頃に戻ったみたいだった。
しかも一緒に居るのが烏丸君なんて数日前までは思いもしなかった。

2人で集めたお魚さんを持って倒木の所に戻ると烏丸君が火起こしを始める。
海岸で拾ったフリントという硬い石を火打石として使うって言うけどどうするんだろう?
見ていると朽木から採った木屑や枯草を砕いたもの、ポケットから集めた糸屑の上に抜き身の日本刀を乗せ、峰を火打石でカチッと叩いた。
それだけで日本刀から火花が飛んで下の木屑などに着火する。
火はじわじわと広がって直ぐ炎が見えてきた。

「凄ーい!」

今まで烏丸君の事全然知らなかったけどこんな色んな事が出来る人だとは思わなかった。
このまま一緒に行けばどんな烏丸君を見れるのかな?とちょっと気になる。
続いて石でかまどを作って竹を縦半分に切った鍋を乗せると海水を支給品の水で薄めて
竹で作った包丁で下ごしらえした魚や貝、それに薪を集めるついでに見つけたというキノコと一緒にぐつぐつと煮込んだ。
う〜ん、いい匂い。

「でも、こんな場所で焚き火なんかして誰かに見つかったりしない?」

ふと疑問に思って烏丸君に聞いてみた。
高野さんがゲームに乗っているというのなら目立つ事は不味いかもしれない。

「それは心配ないと思うよ、よく乾いた薪を使っているから煙はあまり立たない。それに海からの風が結構強いから煙はすぐ散ってくれる」

言われてみれば火力の割に煙があまり出ていない。
私の考える事は烏丸君にはとっくに思いついていたんだろう。
またしてもちょっと恥ずかしくなったけど、烏丸君が頼れる存在だとも教えてくれていた。
うーん、私はまだまだだ。

559 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:57:18 ID:v/ic+AoO

「いただきまーす」
「いただきます」

やがて鍋にも火が通り、やはり烏丸君お手製の竹箸でようやく朝食にありつけた。
2人でいただきますをして箸を伸ばす。
よく煮えた魚を口に運ぶとふーふー息を吹いて冷ましながら最初の一口。
美味しい!キノコからいい出汁が出てるし竹の香りがさらに味を良くしている。
烏丸君が採ったタコはイイダコといって今が旬みたい。
プリプリしたそれを噛み締めると口の中で卵が弾けて磯の香りが一杯に広がる。

「どうかな?僕にはカレーパンの代価として用意できるものがこれぐらいしか無かったのだけど」

私はふるふると首を振る。

「とんでもないよ、助けてもらっただけじゃなくてこんなご馳走まで作ってもらって……お礼を言うのは私だよ」

感激のあまり涙が出そうになる。
嬉しさだけじゃない、もしクラスに何も無くてキャンプに行った時にみんなで楽しくこれを食べれたらって想像してしまった。
でも舞ちゃんはもう居ない、クラスのみんなも半分近く死んでしまった。
これ以上考えると本当に泣きそうだったので今の私は感激しているから涙が出そうなんだと強引に自分を誤魔化して食べる。

「…そう、良かった」

烏丸君は私の気持ちに気が付いたのだろうか?
それだけを言うと後は黙って自分の食事を摂っていた。
平らな石を焼いてナンを乗せ、カレーのカップにも焼けた小石を入れて焼きたて、作りたての温かさにする。
ナンをちぎってはカレーを付けて一つ一つ丁寧に味わっていた。

「カレーが有れば僕は生きていける、僕は今幸せだよ」

しみじみとそう言われるとやっぱり烏丸君は変っているかもしれないと思う。
カレーが好きな人は多いけど烏丸君は格が違うというか。
その理由も一緒に居ればわかるだろうか?
私は満腹になって気持ちの余裕が出てきたのかそんな事を考えてしまった。

560 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:58:16 ID:v/ic+AoO

「ご馳走様」
「御粗末様でした」

そんなこんなで私も烏丸君も充実した食事ができた。
時間を使ってしまったけどこれで今日一日頑張れると思う。
気のせいかカレーを食べた烏丸君は一回り存在感が増した気がする。
よくわからないけどもっと頼りになりそうと思った方がいいのかな?

火も消し終わり、リュックを背負って改めて出発しようと準備していた時だった。
突然烏丸君が動きを止めて海の方をじっと見詰め始めた。

「あれは……?」

不思議に思った私も同じ方向を見てみたがそこにあるのは海ばかり、何もおかしなものは見つけられない。

「烏丸君、一体どうしたの?」

烏丸に見えたものが砺波には全く解らなかった。
それは水平線の向こうより立ち上った一筋の黒煙。
そしてやや遅れて非常に小さな爆発音を烏丸は感じた。
煙を目撃した時間と音が届いた時間差から素早く距離を計算すると凡そ6-8km程という答えが出る。
異変の原因についても様々な可能性が烏丸の脳裏を駆け巡った。

561 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 01:59:07 ID:v/ic+AoO

「…待たせてごめん、出発しよう」

烏丸は怪訝な表情の砺波に対して自分が感じた事を何も言わなかった。
あの爆発がどんな意味を持つのかわからない以上は話してもかえって混乱させてしまうかも知れない。
ここで起こるかわからない変化を待つよりも予定通り鷹野神社へ行くべきだと烏丸は判断した。

「ひょっとして、何か見えたの?」

無言で歩き始めた烏丸に付いて行きながら砺波が尋ねる。

「大したものが見えた訳じゃないんだ、多分僕達にはあまり関係無い事だよ」

抑揚の無い声で答えを返され、砺波は「そう」と納得しかけるが気になってもう一度海の方を振り向いてみる。
そこに見えたのは船一隻見えないどこまでも広がる単調な青い光景に過ぎなかった。
少なくとも砺波の目にはそう映っていた。

「砺波さん、そのまま居るなら僕は行くよ」
「あーっ!ごめーん!直ぐ行くから!」

立ち止まってる間に何時の間にか烏丸君は随分先へと進んでいた。
私はそれに気付くと慌てて後を追い始める。

(やっぱり烏丸君の言うように大したものは見えなかったのよね)

早足で烏丸の背中を目指しながら砺波はそう結論付ける。
その後砺波はもう海を振り向く事は無かった。
2人はそのまま海岸を離れ島の内部へと歩いてゆく。
立ち上った黒煙は既に無く、背後の海岸では波が打ち寄せては消え、また打ち寄せては消えるという変らない光景があるだけだった。



562 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 02:00:02 ID:v/ic+AoO

【午前10〜11時】

【砺波順子】
【現在位置:D-08】
[状態]:健康。
[道具]:支給品一式×2(食料はみそパン、カステラ 水1) パーティーガバメント 竹の食器
[行動方針]:烏丸についていってみる。雪野の救出。

【烏丸大路】
【現在位置:D-08】
[状態]: 健康。服は返り血まみれ
[道具]:支給品一式(食料はカンパン、カレーパン、激辛カレーパン 水1) 日本刀 火打石 竹製包丁
[行動方針]:1.鷹野神社へ向かう
      2.次なるカレーパン探し
      3.原稿を描く(播磨に手伝って欲しい)
      4.2が終了後冬木らに協力する

563 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/13(水) 02:01:30 ID:v/ic+AoO
投下終了しました、途中気が付いたのですがカステラが支給されたという部分が被っていますね。
お待たせして申し訳ありませんでした。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 02:19:45 ID:+UQv6ABw
いいねぇいいねぇこの作品も!

ちと烏丸がなんでも屋すぎる気がするがまぁ原作でも欠点ないし完璧超人だし想定内だろ


いやぁ〜しかし起きてて良かった最近は嫌な展開だらけだったからここ読むの鬱になってたがこの展開はイイ
花井&烏丸&播磨に期待!

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 02:30:23 ID:nQsm9APV
お二方とも乙です

袴キターーーーーー!!・・・と言いたい所ですが
間もなく来るであろう放送の後の事を考えると・・・何かなあ・・・

それにしても烏丸は何というか・・・彼らしいですなw
やっぱり烏丸はあの黄金のアレなのか?

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 02:36:52 ID:GeCbREz4
>>551
乙です。
一点だけ、正当防衛を否定するくだりがありますが八雲は明確な殺意を持って野呂木を殺そうとしましたよ。

>>563
こちらも乙です。
パンが被るのは全く問題ないと思います。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 02:52:34 ID:1ZLwM9R6
>>551
GJ。正当防衛のくだりは問題ないと思う。
銃と手斧じゃ、使うための覚悟が違うと思うし。
しかし天満のところには放送までに間に合いそうもないな。どうなることやら。

>>563
乙。
確かに、このスレは文章を批評するとこではない。
だからこれまでも何も言わなかったんだが。
最低限、三人称と一人称を区切りもなしにおりまぜる様な事はしないようにしてくれ。
独特の文章表現だと勘違いしているなら、改めて自分で読み直した方がいい。極めて読みづらいから。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 03:00:20 ID:CDLPNrEj
いやあ、いいな。
凄惨な話が続いてた中でこの花井たちのポジティブさはテンションが上がる。
…が、放送後八雲がどうなるかを考えるといたたまれないメンバーでもあるな。

あとずっといたパーティの分離って、ほとんどの場合どちらかの死亡フラグなんだよな。
ましてノートパソコンはハリーのとこだし、一条の安否が不安なところ。ともあれ、乙でした。

烏丸のほうも乙。相変わらず謎めいた魅力でよか。
念願のカレーGetも正直マンネリだったのでいいタイミングだね。
視点がごちゃまぜなのはまあ、言われてみればそうだなって感じね。できれば気をつけてってところか。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 03:13:34 ID:7zyJ2K0j
花井組乙
相変わらず原作仕様の求心力ゼロだなww突然八雲好き宣言には笑った
しかし次に鬱展開が来るとわかってるからいたたまれないな…

烏丸組も乙
海への漁で濱口を想像したのは俺だけでいい
視点変更は気にならなかったけどな。男女一人ずつしかいないんだし
これが烏丸、これが砺波か、って普通にわかった
しかし烏丸
[行動方針]:1.鷹野神社へ向かう
      2.次なるカレーパン探し

お 前 ど ん だ け カ レ ー 好 き な ん だ よ

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 03:19:30 ID:mOUuhx5/
しかしこれだとマーダーが近くにいない八雲と花井が次の放送で生き残る可能性が非常に高くなってしまった
生き延びるキャラがわかってしまうのはつまらないし、
八雲が自殺するか花井に事故で殺されるかしないといけないな

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 03:23:22 ID:7zyJ2K0j
>>570
決め付けはよくない。自殺とか事故とか以前に、
八雲と花井は死地に赴いていることを忘れてはならない。
今後どうなるかは書き手さん次第じゃないか

572 :544:2006/12/13(水) 04:28:53 ID:TgcT9cbm
>>551
すみません
今見なおしたら考え中で言いたいこともまとまってないレスを投下中に書き込んでました
題名が偽りの聖者達と対になってていい感じです

>>563
乙です
烏丸の視力や能力がマサイ族のそれを3倍くらい超えてますよw
それにしてもカレーへの執着がすごいです


地の文での視点についてですが
両作者ともに確かに不自然な部分があるように感じますよね
次の作品の時には気を付けてもらえると読み手側としては嬉しいです
ちなみに551氏はたまに地の文で一人称が混ざっていました
三人称の文で心の声を表現する時は大変だと思いますが出来れば気を付けて頂きたいです

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 07:31:30 ID:41ciPfl/
汚いにぎりに対する予防措置として八雲は早々に殺しておいたほうがいい。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 07:47:56 ID:SsAQpTAf
アソサラ、旗、袴、日本刀は変更してはいけない最重要フラグになったということで
いいよな

575 :572:2006/12/13(水) 07:55:21 ID:CfN9xMis
>>572

とりあえず、自分の好きな作家の一人は片山憲太郎とだけ言っておきます。
三人称視点の中に独白を含める、という書き方は結構一般的だと思っていたのですが。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 07:56:15 ID:CfN9xMis
名前欄間違えた……。
551ですよ。551。

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 08:01:35 ID:Xr+mAaiq
哀・少女イチさんが対マーダー最終兵器になりそな予感。
ついでに道連れ死亡フラグも全開……つД`)

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 12:29:37 ID:YR8OQI85
>>575
今週のヤクモンみたいなそんな小馬鹿にした対応すんなよ。
例え的外れな指摘への対応であっても、感じ悪いぞ。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 12:55:43 ID:7caPvfG8
合計二十二話か。
第二回放送後より数が増えてるわけだがなんでだ?
天満死亡で一気に話が書きやすくなったからだろうか
それとも一気に時間がとぶ展開が減ったからか

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 14:14:20 ID:LuZK/5pa
花井、八雲、一条の「生きてまた再開」の約束は全員が天国で会う、の伏線に見える
こりゃ全滅かな?
烏丸が垣間見たアレは脱出のわずかな可能性なんだろうけど

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 15:55:31 ID:Xr+mAaiq
>>579
昼と夜の違いと思われ

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 17:46:14 ID:41ciPfl/
>>574
そういうことだな。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 18:33:16 ID:icIpsoGq
どうしても八雲を殺したくて必死な厨がいるみたいね。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 19:06:07 ID:YR8OQI85
逆だろ?
生かしたくて仕方ない奴がいるのさ。

八雲を殺す=厨の言うとおり
って構造作って殺しにくいように雰囲気作りしてるんだよ。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 19:24:29 ID:Fal6K6KB
言ってる意味がよくわかんない。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 19:25:32 ID:z6ca6W7f
>>584
ただの糞に見えて、意外に策略家だな・・・。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 19:36:22 ID:Fal6K6KB
>>584
理解した。

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 20:08:23 ID:4o/lLxf5
捻くれたやつ多いなー。言葉通りに受け取ればいいじゃん。
八雲は死んだほうがいいだろ、スレ的に。>>583-584とか>>586-587みたいなアホが出るくらいなら。

素直に大好きな八雲ちゃんを殺さないで!って書けよ。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 20:12:38 ID:XyFRZkO7
『ムカツク奴の望みどおりの展開になるのは、なんか癪に障る』、ってやつだなw

>>551
八雲はせっかく天満を探しに行ったけど、
放送と発見とどっちが先になるんだろうな?
あと、この方面にマーダーがいないって意見があったけど、八雲自身がマーダー化(ry

>>562
隣子は相変わらず可愛いが、烏丸ちょっと万能すぎじゃねぇかと思う。
でも、そうでもしないとマーダー達に抵抗できないから仕方ないかな。

両作者さんとも乙でした。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 20:29:40 ID:OFdIpeHB
八雲なんてどっちでもいいじゃん。

むしろハリー死ねや、もういらない子だろ?邪魔な駒はさっさと消さないと。

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 20:59:58 ID:/FsYFN3W
ハリーはここまで来たらどう死んでもらうか考えんとな・・・・
オレとしてはかっこよく逝ってほしいものだが・・・・
ハリー消すんだったら城戸の方に消えてもらいたいのだが・・・・
オレの意見ばっか述べてスマン

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 21:49:25 ID:7caPvfG8
城戸が斉藤と並んで危険だな
ハリーは基本的に素手、高野は銃を隠してるからまだしも、
城戸は出会い頭にマシンガン叩き込むだろうからハリーでさえ助からない
瞬殺できる武器を手に入れたマーダーの扱いって他ロワではどうやってるんだろ

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 21:53:02 ID:nQsm9APV
仁侠映画の悪役みたいな
往生際の悪い死に方キボン

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 21:56:34 ID:CfN9xMis
>>592
普通に戦わせるだけでしょ。
殺すときはマーダーの心情を詳しく描いたり、殺す前に被害者に見せ場を作ったり。
返り討ちにしたいならそれなりの条件をそろえた上で、説得力のある描写をもってくる。
いつ何時誰がどうなるかわからないから読んでるのは面白いのであって、いつ何時誰をどうとでもできるから書いてるほうも面白い。
何も難しいことではないよ。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:04:48 ID:41ciPfl/
バレた・・・お願いだから八雲は殺さないでくだい・・・
播磨と八雲の生存エンドが一番絵になると思いますし。
どうかお願いします。
アソサラ来るたびに荒らして作者を叩いたのも白状します。
だからどうか八雲を殺さないでください・・・。
殺すなら沢近にして・・・。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:15:24 ID:4o/lLxf5
ただの荒らしかよ

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:16:54 ID:z6ca6W7f
>>595
じゃ、その見返りにハラミとおキヌのAAを作りなさい。

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:16:56 ID:sLblgL6c
まぁそこらへんは書き手の皆さんに任せようよ。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:38:06 ID:41ciPfl/
荒らし・・・確かにもはやおにぎり派なんて荒らしみたいなもんですね・・・。
大人しく沢近アンチスレに帰ります・・・。

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:39:38 ID:yypuQJ8Z
亀レスだけど

>>567
同じだと思う。
自分の行動の結果によって相手が命にかかわる傷を負うことが事前に予測できているなら
斧を振り下ろすのも引き金を引くのもなんら変わりはない。
ここでの八雲は自分に都合の悪いことを都合良く忘れているようにしか見えないけど…いいのかな?



601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 23:37:56 ID:LjB7YzCU
野呂木がちょっと近づいたくらいで斧を叩きつけたのは今思えば過激すぎたなw
のっぽカワイソス

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 23:51:19 ID:nQsm9APV
八雲を擁護するわけじゃないけど
それはただ単に「降り掛かる火の粉を払った」だけでは?

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 00:17:28 ID:Ql1q8VOy
>>602
いや全然擁護になってないし。
だから、そう言う話をしてるんだろう?

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 01:08:09 ID:mdW7R2GF
播磨が覚醒したら銃弾なんかマトリックスで避けちゃう気がする。
いやマジで・・・・www

てかこのゲームで死んだ人々の大体がナイフの刺殺だよな・・・・・。
銃で殺されたのは・・・メッシュと坊主と天満と朱鷺と・・・・

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 01:12:06 ID:woABAk1E
結構おるやんか

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 01:44:22 ID:Zr+9wfO9
つか結構構想立てたんだけど予約できないキャラがいたらどうしたらいいんかな…
投下できなかった作品集みたいなスレ立てて投下しちゃっていいんだろうか?

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 02:01:39 ID:5lUVgGQi
没ネタは没ネタで歓迎されると思う
採用されなくても感想はもらえるし、採用されたやつより面白いと
言われるかもしれない


608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 02:33:09 ID:PB30ovXM
>>606
まとめサイトの掲示板にそういうスレがあるようだ
アッチになら投下してもいいんでない?

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 02:36:03 ID:Zr+9wfO9
でも投下する意味は実際ないんだけどなー…

610 :609:2006/12/14(木) 02:37:36 ID:Zr+9wfO9
>>608
リロってなかった
それなら投下するかも

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 07:00:25 ID:wZH/lVRe
オレも以前つむぎVS麻生、サラの話を考えたことあったな。第3回放送くらいの時か。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 07:29:15 ID:wlz5Noy4
>>611
まだ間に合うんじゃね?

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 07:31:29 ID:XagaHvLC
>>604-605
その4人と見せしめで殺されたダメハネだけ。

刃物による刺殺
ハリーのナイフ ・天王寺、吉田山、菅、石山、周防、冬木
城戸のスペツナズナイフ・梅津、嵯峨野、東郷、三沢
高野の薙刀   ・大塚
ボウガンの矢  ・田中、冴子   
    
斉藤の銃器による撲殺・今鳥、ララ
今鳥のスタンガン  ・ノッポ
首輪による爆死   ・香織

ナイフ中心で銃の出番が少ないな・・・。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 09:34:36 ID:woABAk1E
首輪による爆死(というより自決)は冴子じゃなかったか?
香織は機雷による爆死

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 11:08:20 ID:w8qcBQvj
俺、このスクロワが終わったら・・・結婚するんだ

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 12:26:26 ID:qy5jno57
>>609
多くの人に読んでもらうことに意味を見出だせないなら、そもそもSSかくこと自体にいみなくね?

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 20:02:25 ID:6RhVaY3v
今後の作品に利用できるアイデアが含まれているから投下しないかもしれないし。
ロワの本筋に組み込まれないと嫌だという書き手もいるだろう。
そのへんは書き手の好み次第じゃないかな
読み手としては何でもいいからカモーンだが

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:39:26 ID:7qeadhAp
以前ちらっと要望のあった、鳥付き書き手の評価一覧作ってみた。
A一流  B良  C普通  D新人レベル  Eノーコメント

以下、投下。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:41:03 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆cx94bMr2cU

【シナリオの面白さ】B
【文章力】 B+
【投下数】 B
【安定性】 C
【今後の期待度】A
【書き手の特徴】戦闘型

【代表作】 「Invite…」「そして少女は吊り橋へ」

 投稿作品のうち、半数以上が戦闘というある意味もっともロワに向いている作者。

 「Invite…」によって当時もっとも盛り上がっていた反主催(西本軍団)を半壊にするなど、思い切ったことを平気でやってのける。

 作品中では視点の切り替えが目立つが、それでも話を破綻させない描写力から文章の評価はB。回を重ねるごとに、描写が丁寧になってきているのも強みだ。

 戦闘型であることから明らかに、今後終盤になるにつれて活躍が十分に期待できる。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:42:31 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆RHLa6nIQ9U

【シナリオの面白さ】C+
【文章力】 A
【投下数】B
【安定性】 A
【今後の期待度】C
【書き手の特徴】繋ぎ、心理描写型
【代表作】「訪問者」「宣言」

 スクロワを代表する作者の一人。その文章力は、スクロワの中で一、二を争う高さを誇る。

 心理描写や繋ぎ的作品を得意とする。その所為か、シナリオにはあまりインパクトが少ない。無難な展開が多いことからシナリオ評価はC。しかし逆に言えば、安心して読めるということでもある。
 終盤になるにつれて、いかに盛り上がりを演出するかが活躍の鍵となる。案外次の作品で、期待度の評価がうなぎのぼりになるかもしれない。

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:44:21 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆X7WwwzkoUU
【シナリオの面白さ】A+
【文章力】 B
【投下数】 A+
【安定性】 C
【今後の期待度】C+
【書き手の特徴】繋ぎ、心理描写型
【代表作】「星に願いを」「アイノカタチ 〜結城つむぎの場合〜」

 投下数は間違いなくNO.1。現在までスクロワでは91の作品が投下されているが、氏が投下した作品は11。全体の12%が氏の作品となる。
 使用キャラは幅広い。心理描写も細かく丁寧なので、氏が書いたキャラには自然と深みが出る。これまでのスクロワの進行に、最も貢献したと言っても過言ではない。
 シナリオは、起承転結を一作品に詰め込んだ完成度の高いもの。よってA+。
しかし作品によって作りこみのムラが多いので、安定性はC。
 今後激しい戦闘が予想される終盤で、どれだけ躍動感のある文章が書けるかが氏の今後を決めるはず。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:46:06 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆.Cb.m05RN
【シナリオの面白さ】B
【文章力】D
【投下数】 B+
【安定性】 C
【今後の期待度】B
【書き手の特徴】繋ぎ型
【代表作】「彼女の笑顔」「目指す場所」

 第三放送終了後に現れた新人作者。多少文章は粗いもの、情熱を感じる投下スピードとやる気のあるコメント(空回りしている感も否めないが)から今後の期待度はB。
 もう少し一つ一つの作品に丁寧に取り組めば、文章力、安定性の評価向上も狙える。
 展開ありきな作品が多いのも特徴。やりすぎは禁物だが、意表を突く作品をこれからも期待できる。

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:46:22 ID:LvBX8lwa
>>621
とりあえず、お前市ね

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:47:36 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆8wje/adj.Y
【シナリオの面白さ】C
【文章力】 B
【投下数】 C
【安定性】 B+
【今後の期待度】C
【書き手の特徴】局所集中型
【代表作】「Wolf's Fang」「Catastrophe」

 ハリーの人。今ではスクロワ最強キャラとなりつつあるハリーに投げナイフを与え、周防の猛攻を歯牙にもかけなかった作者。
 投下数は少ないが、そのいずれも武器や体術に関する説明くさい描写が目立った。
 ハリーが生き残れば今後の活躍も望めるが、全てはハリーにかかっている。
 戦闘シーン、ナイフ制作シーンは丁寧な描写。よって安定性にはB+評価。

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:49:36 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆7ILEob33QI
【シナリオの面白さ】 A 
【文章力】 B
【投下数】 D
【安定性】 C
【今後の期待度】B+
【書き手の特徴】急展開型
【代表作】「Joker Trick」

 俗に言う(首輪問題)を引き起こした張本人。しかしその後修正策を出し、無事に事件を収めた。問題の真の原因は、IDがでない事にあったようだ。引越しの原因にもなった、ある意味スクロワの代表的作者。
 黒つむぎをつくったのも氏。投下数は二本だが、どちらも読み手に強い印象を与えた。その点を評価してシナリオはA。
 しばらく姿を見せていない。そろそろ、再登場してくれれば嬉しいのだが。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:51:29 ID:7qeadhAp
【トリップ】◆LFVryskzAc
【シナリオの面白さ】B
【文章力】 ?
【投下数】 D
【安定性】 D
【今後の期待度】B
【書き手の特徴】一人称型
【代表作】「胡蝶の夢」

 処女作、「そして少女は暴走(はし)り出す」ではあまり強い印象を与えなかった作家。
 しかし第二作「胡蝶の夢」では、独特のセンスをフルに発揮し、見事「砺波順子」にキャラをつけてみせた。
 しかし何せ一発ネタ。今後どうなるかはわからないため期待度はB。
 台詞回しには目を見張るものがある。もしかしたら、ハネ子とダメ子の作者は……と邪推してしまうほどに。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 23:54:07 ID:7qeadhAp
と、まあこんな感じで投下数の多いor最近投下があったor印象的な書き手だけ評価しといた。


あの人がいないのはアレだ。
俺にその勇気がないからだ。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 00:14:43 ID:v5rlKlPf
乙〜
読みやすくて参考になった。
全作者っていうのはやはり無茶な要望か

個人的には文章力の評価を詳しく聞きたい。
読みやすさか、表現力か、言葉遣いか、雰囲気か、作者の個性か
どういう点を評価されてるのか。
文章力のトップは◆7ILEob33QI氏じゃないかと個人的には思う。
つなぎ作家は、つなぎ自体が書きやすいだけで文章力が高いとは言わない気がする

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 00:27:59 ID:/Jagn8hH
こういう作者評価って、有りなのか?
意外と荒れる元になりそうだし、やめとかないか?
なんか、いやこの作家はこっちより、とかそんな話題でレス流れそうだし。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 00:31:41 ID:sbyLXdMh
>>627
評価した、というより、馬鹿を晒したって言った方が適切だな。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 00:41:57 ID:qwawSwPy
低く評価された人はもう書いてくれないかもね。
そもそも他人を評価できるほど文章について造詣が深いのかね、君は。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 01:07:22 ID:X+HLhS4J
まあ、1意見としては面白いじゃないか。
「公式評価」を作ろうってわけじゃなし、そう皆で責めてやるなよ。
これで、やる気が出る人もいるだろうしな。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 01:47:22 ID:TXappZWf
まああってもなくてもどっちでもいいなww
そういや今日は放送日か…張り付いてる作者さんもいるんだろうか

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 01:54:22 ID:GAL+29pP
梅津「さっさと全員死にますように」

635 :618:2006/12/15(金) 08:54:06 ID:8s2Koxe2
文章力評価の基準は
@視点が入れ替わり過ぎていないか
A台詞の自然さ、言い回し
B地の文の雰囲気(説明口調になってないか、冗長になってないか等)
C描写が適切か
D一作品(一章)を通して、文章にまとまりがあるか
の五点について作品毎に評価し、その大体平均をとった。
文章を書く上での細かい決まりは、指摘するとキリがないので評価の要素としては含めていない。

ただ、自分が評価できるのはあくまでも一般小説であって、web小説独特の視覚的表現は評価しづらい
>>628の言う氏は、そういった表現が目立った。その点を評価すれば、氏の評価もあがるのかもしれないが。

今回の評価はあくまでも参考として、小説に対する前知識がない人が各書き手のどこに注目して読むと楽しめるかをわかりやすくするために作ったもの。
「俺の方がお前より文章について知ってる」って奴は無視して構わないし、自分なりの評価を作っても構わないと思う。
まぁもともと、評価する項目自体がジャンプロワのを参考にしたもんだしね。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 14:12:41 ID:v5rlKlPf
多くの書き手がいても、予約したいキャラがかぶるため
実際に投下される作品は一つ二つというのはなんかさみしいな

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 15:22:22 ID:+6//0DuM
こういう時に限って予約が無いと言う罠

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 16:20:05 ID:f/JZaq4L


639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 19:09:42 ID:T+aVLAQh


640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 19:59:04 ID:T+aVLAQh



641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 20:09:33 ID:U2EIDmZo
レスが止まってるな。
嵐の前の静けさ……なのか? 2時間後が待ち遠しいな。




……って言いながら、所用があってリアルタイムで参加できない俺……(つД`)・゚・

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 20:15:37 ID:dQ8YuMEa
予約が殺到するとされているのは読者の期待からくるもの

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 21:46:51 ID:7T3LbSHc
だね 書き手の皆さんの話が楽しみだなぁ
絶対に期待出来るものが多いし

644 :第四回放送:2006/12/15(金) 22:00:15 ID:WJolFGXy
爽やかな青空の下、もはや恒例となったチャイムが鳴り響いた。

「こんにちわ、刑部です。早速死亡者と禁止エリアの発表をしておこうか。

 女子22番 ララ・ゴンザレス
 女子11番 塚本 天満
 女子 8番 周防 美琴
 男子15番 冬木 武一
 男子17番 三沢 伸

 これで残りは20人だ。丁度ゲーム開始から24時間経った所だし、きりが良い数で結構だと思う。

 続いて禁止エリアの発表と行こうか。13時にD-01、15時にH-10、17時にG-06が対象になる。

 では、これからも頑張って欲しい。以上」

決して刑部の口調は早口ではなかったものの、放送はあっという間に終わっていった。

645 :第四回放送:2006/12/15(金) 22:00:45 ID:WJolFGXy
「お疲れ様です、刑部先生!」
「ああ、どうも……笹倉先生」
笹倉の出迎えにもそこそこに応じただけで、刑部はすぐに自分の座席に腰を下ろした。
刑部が今言った通り、このゲームが始まってから丁度24時間が経過した。
だが、時間に差があれど睡眠を取れた多くの生徒達と違い、教師達は今まで不眠不休だった。
まして、数時間前には"侵入者"騒ぎがあっただけに、余計に彼らの疲れは溜まってしまっていた。
「ははは、お疲れのようですな、刑部先生……」
郡山が労いたいのか刑部に笑顔を向けてくるが、刑部にはいつもの半分も愛想を込めた笑いができない。
彼もいつしか苦笑いを浮かべモニターに視線を戻したが、刑部は特に気に留める事も無かった。

「ああ、それにしても……優勝者とマーダーランキングで二冠が狙えるかもしれませんよ、私!」
放送が終わり、再び陰鬱な雰囲気が漂い出した管理室において、一人異色な存在になりつつあった笹倉がその笑顔を輝かせた。
「笹倉先生の予想は優勝が高野君で、トップマーダーの方はハリー君でしたっけ? ……えらい露骨な勝ち狙いですね」
「当たり前じゃないですか、せっかくの賭けですもの!」
苦笑いと、満面の笑み。刑部と笹倉、二人の対照的な笑みが並ぶ。
「マーダーランキング? ……ああ、そういえばそんな賭けもありましたか……」
そんな華やかな女性側と違い、まだまだ暗い雰囲気の男性側では、賭けという単語を聞いた加藤が溜息を漏らす。
「優勝者予想では東郷が死に、マーダーランキングの方は天王寺が早々に……ああ、何と予想外な……」
尽く外れているのは暗号解読の時と同じですね、などと言う訳にもいかない。刑部は適当に慰めの言葉を返しておいた。
マーダーランキングとは、今回賭けを行なう"ついで"に作った部門だ。
単純に誰が生き残るかというだけではなく、誰が一番多く殺せるかという、こちらもゲームが始まってみるまでは結果が分からない内容だ。
当然元々の身体能力が高ければ有利だが、それも支給品の存在がその壁を低くする(逆に更に高くなる場合もあるが)。
最も、こちらについては優勝者予想の時とは違い、教師間でも希望者の間だけで行なう事になっていた。
一人二万円也。やはり今の世の中、そこまで財布が温かい人間ばかりではない。
刑部が記憶する限り、笹倉がハリーに、加藤が天王寺に、姉ヶ崎が播磨に賭けていた程度の物だった。
「――まあ、今頃あちらではさぞ盛り上がっているんだろうがね」
モニターを見つめ、刑部は一人ごちる。笹倉からは何か言いましたかと問われたが、彼女はそれも適当にあしらった。

646 :第四回放送:2006/12/15(金) 22:01:16 ID:WJolFGXy
「……すみません。私、そろそろ休憩してもよろしいでしょうか?」
放送後の束の間の一息も終わり、さあ業務再開という時、声を発したのは姉ヶ崎だった。
先ほどの侵入者の件で久々に喋っていたという印象を持つ教師が殆どの中、谷は一人それに振り向く。
「まあ、確かにもう丸一日以上は働いていますし……いいんじゃないですか、休んでも」
「谷先生、そんな勝手に……」
あっけなく姉ヶ崎に応じた谷に対し、やはり彼につっかかったのは加藤だった。
「やはり、我々の仕事はきちんとこなさないと……」
「そうは言いますが、寝不足でミスを起こしてしまうくらいなら、交代で休みを取っていった方がミスも無く確実じゃないですか?
 幸い、生徒の残りは丁度20人。しかもグループ単位で考えれば、たったの9つしかありませんよ。一人当たり、2グループもない」
淡々と、谷は盗聴を続けながらも姉ヶ崎を支持していく。
イヤホンを外してまで抗議する加藤と比べ、どちらが働いているように見えるかは言うまでも無い。
「しかし……いや、まあ、それもいいかもしれませんね。では、姉ヶ崎先生には三時間休んで頂きましょうか。
 その後は交代で誰かが三時間ずつ休んでいく。そうしま」
「じゃあ姉ヶ崎先生、しばらくごゆっくり」
「ありがとうございます、谷先生」
加藤が承諾の笑顔を向ける頃には、姉ヶ崎は谷に会釈を済ませている所だった。
そして愛用のクッションを机の上に乗せ、そこに座ったままうつ伏せになって姉ヶ崎は眠り始める。
「……まるでどこぞの2-Cの生徒のようですね」
姉ヶ崎の分の盗聴作業を引き継ぐ谷の横で、加藤は眉間に皺を寄せるばかりだった。

姉ヶ崎は逃げたのだろうか。そんな彼らの様子を窺いながら、ふと刑部はそう思う。
とても疲れが溜まっただけとは思えぬ郡山の苦々しい表情。先ほどの事もあろうが、明らかに皺が5割増の加藤。
ひょうひょうとした谷や、笑顔全開の笹倉はいまいち読めない物があるが、それにしてもだ。
今回の放送はあまりに辛辣な物だった。生徒達の中でも、特に様々な人物と関わりがあった者が何人も死んでいる。
教師達の心のうちはどうあれ、盗聴器から聞こえてくる生徒達の声は、きっと聞くに堪えない物には違いないのだろう。

放送の度に静けさが増す管理室。裏切り者、主催者の犬、盗聴器、侵入者……様々な出来事がそれを加速する。
だが、それだけが原因ではないのだとふと刑部は気付いた。これまで絶えず聞いてきた生徒達の壊れた言葉や断末魔。
それらが自分達を壊しているのだ。そして、それがこれから更に皆の心を不可逆的に破壊していく事にも。

こうして、ゲーム開始から24時間が過ぎた。

647 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/15(金) 22:01:36 ID:4yqJi99y
放送、乙でした。

麻生とサラと三原の予約をお願いします。

648 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/15(金) 22:01:48 ID:JPozbFw0
放送乙です。

高野、岡、雪野、播磨、沢近、西本、ハリー、城戸、一条を予約します。

ただ高野、岡、雪野の3人は自己リレーになるとの事ですので>>370で説明されているように他に書きたい方が居ないか一日待ちます。
居ない場合は正式な予約としてお願いいたします。

649 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2006/12/15(金) 22:01:48 ID:WJolFGXy
放送投下しました。

650 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/15(金) 22:06:07 ID:BVw0Ij6K
乙です。

奈良・結城・齊藤・鬼怒川予約します。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:11:33 ID:5NOz7MCB
ウボァーみんな反応早すぎwww
ああ書こうと思って構想練ってたパート軒並み先越されちまったぜぃ

何はともあれ、放送乙

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:13:54 ID:KIbUMAbI
放送乙です

沢近、西本、ハリー、播磨予約したかったんですが
その場合は他に書き手が表れるってことにはならないんですかね?
ならないようなら諦めますが

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:14:26 ID:VEp5C7Oj
>>648
人数多すぎだけど、大丈夫か・・・?

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:18:59 ID:4xIs456o
>>652
鳥つけて予約すれば、ルール上その三人の優先権は
あなたになるんじゃないか?

655 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/15(金) 22:23:04 ID:KIbUMAbI
>>654
今のところ確定してるわけじゃなさそうですね

どうなるかわかりませんがとりあえず沢近、西本、ハリー、播磨を予約します

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:26:44 ID:+6//0DuM
すげぇな今回の予約量…あらかじめ予約延長する可能性がある作者は名乗り出た方がいいかもしれんね

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:50:08 ID:+6//0DuM
あと、どうしても>>650に言っておきたいことがあるんだが、
農薬の臭いはマジ強烈で医療薬品の臭いとは比較にならないほど。
農薬を知らなくてもこれはヤバいと思えるほどの警告臭。
頑張ってください。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/15(金) 22:57:19 ID:+6//0DuM
補足

なお、スクラン世界が技術が発達しているため無臭農薬が存在するとかも無理。
農薬は技術的に無味無臭に出来るが、誤って人が摂取する可能性があるため絶対に強い刺激臭にしなくてはならないから。
以上、農家トリビアでした。

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 00:58:28 ID:ar7+MBM6
期限もかぶっていると思うのだが、SSはできてるけど
同じ日に他のが投下されていてそれの感想のために一日
時間空けますというのはアリ?連続投下だとどうしても感想がばらけそうだ。
内容によっては議論して投下どころじゃなくなるし。


ところで袴だけ予約される気配もないな…
疑心暗鬼八雲+姉死亡+花井は難易度高すぎて誰も手をつけない予感

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 01:07:53 ID:fGUqpxYn
>>659
そもそも本来は予約なんてないほうがいいんだぜ?リレーなんだから。
どのキャラが予約されていないとか急かした所で、勢いに任せた作品が投下されても困る。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 04:52:14 ID:VAFC6aMJ
無論、投下時期は書き手の自由だけど、予約後3日たったら、優先権が消滅するリスクがあることを忘れずにな。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 06:38:38 ID:Ge9EYigc
>>659
花井と八雲、構想はあるけどSS書いたことないから参加できないこの歯痒さ。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 10:50:09 ID:qxgyB06L
とにかく書いてみ
話はそれからだ

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 11:16:59 ID:fGUqpxYn
いや、とにかく書いてみるよりかは機会を伺うほうがいい。
デビュー作で失敗してやる気なくすよりかは無難な作品で評価を得た方がいい。

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 12:25:23 ID:rnDz67ye
648氏は高野、岡、雪野、城戸、一条を予約
655氏は沢近、西本、ハリー、播磨を予約してることになるのか

互いに干渉しないよう話を作るのも大変だが頑張って欲しいな

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 15:05:31 ID:wHck/xHC
普通に考えたら人数が減る分、書きたいやつが被る可能性は上がるんだよな。
もしかしたら水面下にはもっと書きたいやついたのかもww
今回の予約なんてほとんど秒単位だったし

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 15:14:45 ID:eiZ0XE04
そんな中でもちゃっかり予約したあの人はさすがだなw
懲りないというか何というかw

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 15:23:14 ID:/lZzHs/1
>>667
触れないでやれよ・・・。
そんな事言ってたら、またいつもの人がやってくるからさ。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 17:28:01 ID:2uJQOnvv
>>657
その話のポイントは薬じゃなくて傘だと思うんだ。
書き手さんがちゃんとわかってるならアドバイスなんかされたら見せ場が台無しだし、
わかってなければ作品が台無しで難しいところだ。

670 : ◆.Cb.m05RN. :2006/12/16(土) 19:21:56 ID:c2AIMX7Y
>>648でホテル周辺の9人を予約した者です。
まとめサイトで沢近、西本、ハリー、播磨ら4人が>>655さんの予約で確定したと知りました。
その4人抜きですと構想した話が書けないのでご迷惑をお掛けしますが予約は破棄いたします。

それと質問させてください。
>>655さんの作品が投下された時点でまだ高野達の話が放送後一度も無い場合、
私が高野達を絡めた話を書きたければ改めて自己リレーである事を宣言して一日待つのでしょうか?


671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 19:42:08 ID:GN+kOMwD
誰かが高野たちのほうへ向かっていない限り
(高野たちの現在地を知る手段がノートパソコンしかないけど)
他の作家さんが高野らを書かないと670氏は永遠に自己リレー宣言しなきゃならないんじゃ?
高野らの話はホテル方面が落ち着かないと書きづらいだろうし、
創作意欲を烏丸や花井に向けることをおすすめする

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 20:00:18 ID:fGUqpxYn
べつに自己リレーしてもいいんじゃね?

673 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/16(土) 20:25:29 ID:wIy1C6SS
>>670
マジですか
横取りみたいな感じになりましたので、その分頑張って書こうとは思います
ちなみに僕が書くだろう話はその4人がそのままの状態で残っていられるかどうか正直保障できません
そのことを御了承ください

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 20:33:36 ID:CoGKQzB5
てか670氏は前々からホテルまわりと高野を絡めた話を書くって言ってたよな
そんなに自信のあるストーリーなんだろうか…ww
確かに見てみたい気もするが、この物語がリレー小説という性格上、あまり好ましいことじゃないわな
最悪、書けない場合はまとめサイトで構想見てみたいな。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 21:32:17 ID:/lZzHs/1
どうなるのかマジで楽しみだな、放送後最初の投下は。
ハリーとか、パソコンのバッテリー手にいれられるんだろうか?
新機能が一気に三つだし、とてもwktkしてしまう。

奈良・結城・齊藤・鬼怒川も楽しみ。
ところでさ、「さいとう」って斎藤?斉藤?齋藤?齊藤?
まぁ、どうでもいいんだけど。

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 21:35:15 ID:92DYnOhx
>>675
斉藤。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 21:55:43 ID:HoWf+7Xh
播・沢・西・ハの誰が死んでも、後に重大な影響を及ぼしそうだぜ・・・

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 22:32:57 ID:4/OlUqaK
てか670氏と同じこと考えたかもしれない。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 00:50:21 ID:O9aL/kzF
アソサラ期待wktk
周防死亡はアソサラ驀進フラグだな。

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 01:46:57 ID:dWpBFVwf
>>677

確かにな。
今回の目玉はやっぱホテル周辺。
ここがどうなるかで、スクロワ終結への道が大分見えてくる。
激突で誰か死んでもよし。分散してとりあえず危機回避もよし。狂人化もまたよし。

しかしどうしてだろう。スクロワがはじまる以前なら、「播磨、沢近死ぬなっ!」って心の中で言っていたはずなのに、
今、俺が一番生き残って欲しいのは西本だったりするんだぜ?

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 01:54:33 ID:UwgasikZ
原作にないのに過剰なカップル描写されると萎えるヨネ

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 02:01:03 ID:Xzr7jqAJ
俺も西本の株は信じる心で急激に上がった
死亡フラグとも思ったけどあの話の西本は原作の1000倍カッコいいし、かといってマンセーには感じないし

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 02:31:16 ID:Ou+ApumF
ハラミさえ死ななければ満足

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 04:02:46 ID:O9aL/kzF
>>681
原作に無いバトロワで萎えない癖に身勝手言うな。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 05:52:50 ID:5bpAmsIP
俺は四人のうち、誰が欠けても嫌だ。

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 06:40:38 ID:3BJl+YnA
サラを心配するのは分かるが、たかだかバイトの後輩を抱きしめるのはねーよ。

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 07:10:49 ID:O9aL/kzF
『たかだかバイトの後輩』でしかないという原作の描写でもありましたか?

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 07:33:31 ID:2Vg8jWlu
>687
どうせいつもの人だろうが、あえてマジレスしとく。

つ【プライベートファイル】

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 08:21:19 ID:lFMXi5IW
>>686
言われてみればそうだな・・・。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 08:59:47 ID:O9aL/kzF
のほほんとした通常生活で考えないでください。
これは極限状況の話ですから。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 09:09:23 ID:6fF3p6ZR
よーしそれじゃあ今日は徹底していこうか。「いつもの人だけはスルー」
これできっと今日のスレは平和。

そういえばさ、俺このロワが始まってからトレジャーファイルだけだが、初めてスクランのガイドブックもん買ったのよ。
さすがにこれだけ内容が複雑になってくると、キャラの正確な情報ナシじゃ執筆が辛いと思ってさ。
アレだな。キャラ紹介の部分だけ、300円くらいで買いたかった。

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 13:31:49 ID:Kyf14gg9
「スクランキャラでのバトルロワイアルを見たいかーッ!!」
「オーーーーー!!!!」
「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!」

全選手入場!!


狼は生きていた!! 更なる戦いを積み最強マーダーが甦った!!!
ブロンクスの赤い狼!! ハリー・マッケンジーだァ――――!!!

腹黒はすでに私が完成している!!
序盤のエース音篠冴子だァ――――!!!

掴みしだい投げまくってやる!!
しっかり者な妹 塚本八雲だァッ!!!

男達の統率ならワスの歴史(ビデオ)がものを言う!!
脱出の仏 男達の希望 西本願司!!!

真の仕切り屋魂を知らしめたい!! 少林寺拳法 花井春樹だァ!!!

直接殺し合いは嫌だが毒殺なら全部私のものだ!!
実家は銭湯 鬼怒川綾乃だ!!!

ズガン対策は完璧だ!! 名も無きヒロイン 砺波順子!!!!

花井君は私の手の中にある!!
自分以外の女は皆殺しだッ 結城つむぎ!!!

仲間の為なら絶対に敗けん!!
女の意地を見せたる 武神 周防美琴だ!!!

なんでもありならこいつが怖い!!
最年少の連載漫画家 烏丸大路だ!!!

2-Dから炎の男が上陸だ!! 反主催筆頭 東郷雅一!!!

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 13:32:20 ID:Kyf14gg9
勝ち目がないと悟ったから無気力(でも最後は頑張る)になったのだ!!
俺の立ちションを見せてやる!!今鳥恭介!!!

めい土の土産にナポレオンとはよく言ったもの!!
二人の愛が今 冥界でバクハツする!! 吊り橋カップル 田中一也先生だ―――!!!

万能こそが地上最強の代名詞だ!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ 麻生広義!!!

モテたいからここまできたッ 本名一切不明!!!!
2-Cの名無し(おかっぱ)モブ 岡樺樹だ!!!

オレたちは戦闘最強ではない頭脳戦で最強なのだ!!
御存知白鷺 冬木武一!!!

反主催の切り札は今やマーダーの手にある!! オレを助けてくれる奴はいないのか!!
三沢伸だ!!!

デカァァァァァいッ説明不要!! 巨大化時推定2m40!!! 310kg!!!
天王寺昇だ!!!

真実はちゃんと伝えてナンボのモン!!! 無念の敗死!!
本家割烹屋から嵯峨野恵の登場だ!!!

ご褒美は私のもの 邪魔するやつは思いきりナイフを刺すだけ!!
女子陸上部 城戸円

イチ・ジョーを探しに歩いてきたッ!!
スクロワメキシコ代表 ララ・ゴンザレス!!!

マーダー化に更なるストップをかけ ”ハラミ”三原梢が帰ってきたァ!!!

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 13:33:01 ID:Kyf14gg9
今の自分は死亡フラグしかないッッ!! 相方に恵まれない男 奈良健太郎!!!

リピーターの底力が今ベールを脱ぐ!! イギリスから サラ・アディエマスだ!!!

高野さんの前でなら私はいつでもデレデレだ!!
百合色モブ 雪野美奈 腕組みで登場だ!!!

委員長の仕事はどーしたッ 蹴ったタマの痛み 未だ消えずッ!!
リンチも縛りも思いのまま!! 大塚舞だ!!!

特に理由はないッ 姐さんが強いのは当たりまえ!!
手駒には内緒だ!!! ステルスマーダー!
高野晶がきてくれた―――!!!

部活で磨いた超人的パワー!!
心脆き武神 一条かれんだ!!!

マーダーだったらこの人を外せない!! 超ドM級モブ 斉藤末男だ!!!

超本編主人公の超悲惨な最期だ!! 突然投下でオドロキやがれッ
中盤で退場!! 塚本天満!!!

ツンデレはこの女が完成させた!!
播磨包囲網の切り札!! 沢近愛理だ!!!

若きバカが帰ってきたッ
包囲網は手遅れだッ 勘違い王ッッ
俺達は君を待っていたッッッ播磨拳児の登場だ――――――――ッ


加えて死亡者続発に備え超豪華な動物達を4匹御用意致しました!
居候猫 伊織!!
播磨の子豚 ナポレオン!!
一発ネタか!アレクサンダー!

……ッッ  どーやらもう一匹は到着が遅れている様ですが、動物園から到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 15:17:13 ID:gS/mZZZq
奈良ワロスWWW

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 15:24:20 ID:vnMjiXhn
全員じゃないじゃん。
野呂木、永山、吉田山、その他の参加者はスルーですか?

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 15:26:58 ID:Kyf14gg9
>>696
元ネタが32名+リザーバー4名だから全員は無理だった。
菅あたりも入れたかったが枠がなかった

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 16:22:16 ID:lFMXi5IW
>>697
いないメンバーは

吉田山、梅津、菅、石山、坊主、メッシュ、ノッポ
永山、ダメ子、ハネ子、香織
の11人か。

皆このロワではあまりパッとしなかった連中ばかりだな・・・。

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 18:11:37 ID:pgHHFkeG
>>657-658
おまえそれどんな知識だよw
給食に農薬混入されてぶっ倒れた少女のこと忘れたのか?
それに農家のおっさん達だって間違えて飲んで死んでしまった事件が
今年だけで2、3件はあるぞ

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 19:29:19 ID:7ss0LI2w
>>699
農薬の現物を見てからものを言ってくれ

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 19:43:59 ID:iVRq7kvK
まぁ農薬を農薬と気づかず飲んだ人がいるってのは事実だよな

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 20:37:21 ID:UwgasikZ
まあカップ入りの飲物みたいに蓋をされてストローで飲むなら気付かなくもない…かな、と思わなくもなかったり

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 20:53:19 ID:Ou+ApumF
2、3件なんてほぼ無いに等しいだろ

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 20:57:09 ID:vnMjiXhn
飲ませるとは限らないんじゃ?
塗り薬に混ぜるとか他の方法もあるんだし。
飲ませる方法としてはカプセルの中身だけ交換するというのは無理があるかな。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 21:24:42 ID:Xzr7jqAJ
>>703
相当ドジじゃなきゃ普通は間違えて飲まないだろうからね
ただ異物に混入されたら気付かずに摂取する可能性があるってことだな
確かに農薬混入の事件は聞いたことがあるから、それ自体は不可能ではないんじゃないか

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 21:33:11 ID:Z3D86rKx
あのな、農薬の件なんだが…


激 し く ど う で も い い

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 21:50:44 ID:hoV0M5ge
>>706
激 し く 同 意

書き手さんが作品に農薬使うかどうかもわからんというのに、議論が先走りしすぎだわな。

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:40:42 ID:3Z4CeG9E
◆GEIGwDl3Ms氏が神速で予約ゲットしていてほっとした。
やっぱアソサラの世界観はこの人じゃなきゃ。
他の人に書かせたら周防脂肪くらいで、
麻生がサラなんて居ないかのような有り得ない行動とらせる恐れあるし。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:47:19 ID:3BJl+YnA
釣り?

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 23:13:59 ID:Z3D86rKx
農薬でも飲んで頭おかしくなっちゃったんじゃねーの

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 23:16:14 ID:O9aL/kzF
>>708
そうやって作者の妨害しようとしたってバレバレ

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 23:50:38 ID:4X3CPHx4
とはいえ、◆GEIGwDl3Ms氏にはそろそろアソサラ以外のパートも書いて欲しいと思う今日この頃

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 23:56:57 ID:dWpBFVwf
>>712
実力以上のものを、求めちゃいかん。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 23:59:14 ID:O9aL/kzF
>>712
何でそんなことしなきゃならんの?

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 01:19:56 ID:cK0r6ZLn
麻生とサラがなんかロワにおける主役、みたいになられてもなぁ。
一人が同じキャラを書き続けるのはやっぱ好ましくないよ。

て訳で劇的に麻生かサラが死ぬ展開キボン

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 01:29:37 ID:5TaMZhzk
別に主役じゃないだろ。
ただ、二人の世界を作ったのは、◆GEIGwDl3Ms氏なんだし。
◆GEIGwDl3Ms氏自身が少しでも多く携わりたいと思うのは当然だと思う。
他の人に理不尽な続き書かれた悲しい過去があるわけだし・・・

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 01:34:36 ID:Gc3YsDbl
いい加減麻生とサラにも何かしらの劇的な展開が欲しいんだよな
ただ何事もないままにいちゃついてるだけってのは

幸い麻生には狂気が芽生えてきた上周防死亡という爆弾があるから
すぐ暴走とまでは行かずとも何かしらの展開があると思うが
さすがにサラの説得で正気に戻ってあっさりそれらのフラグ潰れる、ってのは勘弁して欲しい所

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 01:37:28 ID:Q3F+DRZd
まぁなんだ、三原もいるし、さすがに動くだろうw

719 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 01:49:33 ID:aW/gH6Ow
               【生きる理由】


――本当に姉さんはこの先にいるの?

 伊織の導きに従って、八雲は黙々と南へ進む。その道中で声がする。
それは今鳥が死んでから彼女の中で生まれ、囁き続けていた悪魔のものだった。
いる、と八雲はその声を強く否定した。不思議な確信だった。
どれだけ懇切丁寧な説得をされたとしても、伊織を疑うことはないと言える自信がある。


――――伊織は姉さんの姿を見たの?

 知らないはずのことを知っている。そんなことはありえない。けれど、異性の心を視ることができるだろうか?
幼い幽霊と遭遇し詰問されることがあるだろうか?猫が人の体を借りて傘を差し出してくれるだろうか?
人並み以上に摩訶不思議に富んだ人生を送ってきた八雲は、伊織を信じていた。
この広く起伏に富み視界が良好とは言えない島で、伊織は自分を見つけ出してくれたのだから。
偶然というには低すぎる出来事を実現したのだから。きっと助けてくれる。知らなくても教えてくれる。
とはいえそんな神通力のようなものに頼りきっているわけでもない。あくまで根拠の一つに過ぎない。
姉と会ったから居場所を知っている。それが一番単純明快であり辻褄があう。
一歩一歩が姉に確実に近づいている。そう考えるだけで力が漲っていく気がした。
疲労しきったはずの足が動き、さらに早くなる。


――――――じゃあどうして、姉さんは伊織と一緒にいないの?

 初めて八雲の足が止まる。姉の性格を考えれば、伊織と離れようとはしないだろう。
(……怪我をして歩けないのかもしれない。近くに誰もいなくて、伊織が私に助けを求めてるのかもしれない)
もしくは何らかの事情で別れることになってしまったのだ。心の声に無理矢理反論することで
八雲は自らを落ち着かせようとする。動きを止めた八雲の傍に、伊織が駆け寄ってきた。

「……ごめんね伊織。私は大丈」
 頭を撫でようと手を差し伸べたところで、伊織の咥えているドジビロンストラップが目に入った。
平瀬村で消失したはずのもの。南に襲撃者達がいる証拠。伊織と斉藤らが出会っている証。
そして伊織が姉の所在を知っている理由。


『姉と斉藤が既に出会ってしまっている可能性』


「………行こう、伊織。姉さんのところに案内して」
 それ以上のことを八雲は考えなかった。理性と本能が同時に拒絶した。それは、存在してはならない世界なのだから。

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 01:52:25 ID:59Nzigic
>>715
まぁそのためのハラミ合流だから。

721 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 01:52:58 ID:aW/gH6Ow

(姉さんに会えたら、思い切り喜ぼう。伊織にいっぱい感謝しよう。姉さんと一緒に誰かがいたら、今まで姉さんといてくれてありがとうと言おう)
 悪魔の声が聞こえなくなり、八雲は未来を考えるようになっていた。いつかの夢で見たような理想の世界。
自分はサラをはじめとした友人達に囲まれている。家に帰れば姉がいる。いつもの笑顔で迎えてくれる。
不安も恐怖もない世界。その実現のためになら、折れた心が蘇る自信すら沸いてきた。
姉と一緒にいることができるなら、立ち上がれる。戦える。その理由もある。


「八雲くーーーーーーん!!」

 夢想していた世界を壊した声に、そんなまさか、と八雲は後ろを振り返る。
一時間以上前に自分が投げ飛ばしてしまった花井春樹が走ってくる姿がはっきりと見て取れた。
そしてその背後には巨大な『好きだ』の文字。
一条はどうしたのか、花井の声の大きさによる危険性、この島にきて初めて声が視えたこと。
様々なことが脳裏を駆け巡るがとった行動に迷いはなかった。
「伊織、ごめん。もう少し早く走れる?別の道はない?」
「ニャア!」

 思えばこれまで伊織の示した道は、比較的凹凸の少ない、歩きやすい慣れたものだった。
しかし分かりやすい道故に彼に発見されてしまったのだ。捕まれば、力ずくでも連れ戻される。
即座に伊織は茂みに飛び込み、八雲はそれに従った。同じように花井も追ってくるが森の中に入ってしまえば
そうそう簡単には見つからない。互いの姿が見えない以上、花井が頼れるのは勘と音くらいであるが
八雲には花井の巨大な『心の声』があった。葉が生い茂る森林地帯においてすらそれは存在感を示しており。
彼女の逃亡を助ける力となる。花井から逃れることができたのは必然ですらあった。


「……視えない…もう大丈夫よ、伊織」
「ニャア」
 肩で息をしながらも。安心感と花井への申し訳なさを同時に覚える。自分は卑怯だ。
しかし今は一刻も早く姉に会わなくてはならない。詫びるのはその後無事に彼に会うことができたら。
八雲は低くしていた身をおこし、再び伊織に指示を求めようとする。
時計の短針と長針が、12の数値で重なり合ったことに気付かぬまま。


―――――キンコンカンコン

『こんにちわ、刑部です。早速死亡者と禁止エリアの発表をしておこうか。

 女子22番 ララ・ゴンザレス
 女子11番 塚もt てん満
 じylosh#8b0r#P-na@"ス!みS=k7s#=0Lto
 ....................
 ....................



722 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 01:54:57 ID:aW/gH6Ow
* * * * * * * *


 指先に感じる感触に神経が刺激される。気持ちがいいがこそばゆい。そして時々痛い。
塚本八雲はゆっくりとその目を開き、その理由を確かめた。
「……伊織…」
「ニャア」
 舌や爪で撫でられていたのが先程の感覚の正体だった。何故自分はこんなところで倒れているのだろう。
何か自分には目的があったはずなのに。横たわる体を腕で持ち上げ、ひとまず立ち上がろうとする。
体を支える部位を腕から足に切り替える瞬間だった。
どすん。体が倒れ伏す音がした。まだ覚醒しきっていないのかともう一度やりなおす。
どすん。先程と同じ格好でいる自分がいた。

「あ、れ……なんで……?……!そうだ、姉さんのところへ行かないと…」
 ようやく目的を思い出す。これまで以上に足腰に力を入れ、ようやく立ち上がることに成功する。
もう大丈夫だから、と笑顔で伊織に話しかけた。伊織は何も言わないまま再び先導していく。

 歩き続ける中で、八雲は不思議と体が軽いと感じていた。いつもの癖で眠ってしまい
疲労が回復したおかげだろうと一人納得する。しかしやがてロスしてしまった時間が気になりだした。
太陽は傾き始めており一時間程度ではなさそうである。時計を確認するが、針は既に三時の場所を過ぎていた。
「……嘘…そんな…伊織お願い。もっと急いでもいい?」
 八雲の願いが通じたのか、伊織は少しずつ足を速める。遅すぎず速すぎず、主人が満足できる速度に調整した。
残された距離と、彼女の体力を推し量りながら。


―――――やがて、主の言葉に従順だった猫の足が止まる。

「?伊織……どうしたの……?」
 植物の根による地面の盛り上がりや、整った形で並び立つ木々により、今は山や森というより林にいることがわかる。
通ってきた道のコンディションに加え、先程の睡眠により体力的な余裕はまだあった。
自分を気遣う必要はないと説明するが、伊織は足を止めて動こうとしない。その視線は先の茂みを見据えているというのに。
「ニャー」
「……もしかして、この先に……?」

 ドクン、と高鳴る鼓動を感じとる。責任を放棄し先輩達から抜けてきたのも。
疲労していた体に鞭をうち歩いてきたのも、全てはこの瞬間のため。
殺し合いに参加させられてから、絶えず願い続けていた事が今実現しようとしている。この先に、姉がいる。
まだ姿を確認していないにも関わらず、やはり自分の判断は正しかったと八雲は既に確信していた。
傷つくことを意に介さず、彼女は眼前に立ちはだかる植物の集合体に体を埋める。


723 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 01:57:01 ID:aW/gH6Ow

 声を聞かせて。笑顔を見せて。私の名前を呼んで。

視界が覆われ、一瞬だけ世界が暗闇に包まれる。その先にあふれる光を目掛け、塚本八雲は地を蹴った。

――――――本当に、いるといいわね
 いつの間にか聞こえなくなったはずの声が、再び心に響き渡った。
それは今まで以上に黒く、低く、自らを嘲笑う感情が込められていた。

「……………嫌」
 地面の高低に従って、赤黒い小さな道が作られている。上流を辿ると、一筋の強い光が差し込んでいる箇所があった。
優しく、柔らかく『何か』を包み込んでいる。真紅に染まり、常人なら何か一目では分からないであろうそれを、八雲は理解できた。
最悪の姿で横たわる塚本天満であると。

「い、や…………姉さん!姉さん!嫌、嫌、嫌!いやあああぁぁぁぁっ!!」

 あってはならない現実が目の前にある。必死でそれ否定しながら、八雲は姉に駆け寄った。
間近で見ることで、その凄惨さが八雲の瞳と心に強く刻み付けられる。
両腕はきつく縛られており、心臓の場所が特にひどく変色していた。
口や鼻腔から溢れた血で顔が赤く塗り固められている。一部だけが涙に洗われ色が薄い。
下半身は真っ赤に染まり、既に体中の血が流れ落ちてしまったものと思わせる。
激痛と恐怖の感情で歪んだ表情と明るさを失った瞳が圧倒的な暴力に脅かされ嬲りものにされたことを示唆していた。

「嫌……姉さん…嘘だよ…目を開けて……喋って…笑って…」
 かすれた声で話しかけながら姉の体を抱きしめる。いくら呼びかけてもグシュ、と小さく気持ちの悪い音しかしなかった。
致命傷となったであろう胸部の傷跡が歪み、凝固せず残された血が溢れる音である。

「う……あ……ぁ……ぁ……ああああああぁぁっ!!!」

 体温を帯びた涙で溶かされた天満の血が、少しずつ少しずつ八雲の体に移っていく。
体が汚れることも、誰かが悲鳴を聞きつけてやってくることも意に介さず八雲は姉の体を抱きしめ続けた。
いつか目を覚ましてくれる。あの笑顔を見せてくれる。


いなくなった人達の夢を見たと言った人がいた。どうか私にも見せてください
――自分に不思議な力があるのなら、どうかもう一度姉さんと話をさせてください――

724 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 01:58:47 ID:aW/gH6Ow
 奇跡はなかった。眠ることなどできなかった。突きつけられる現実に対し、八雲は少しずつ思考を始める。

――寝てしまったのは、放送で告げられた姉の死に耐えられなかったから
――立てなかったのは、芯となる姉が抜け落ちてしまったから
――体が軽かったのは、もはや自分に残されたものは何もなかったから

 殺し合いの舞台に用意されていたのは姉のいない世界だった。
いつかの少女がしたように、自分を苦しめるために一人ぼっちの世界を用意する必要などなかった。
塚本天満。彼女が一人いなくなるだけで、自分にとっての世界は全くの無価値になる。

 姉の亡骸から始めて目を離し、そっと天を仰ぐ。差し込む光は眩しいはずなのに、
ちっとも目がつらくないのは自分が見ている世界に価値がないからだろう。

「おとうさん……おかあさん……おねえちゃん……」
 家族の名をつぶやく。15年間育ててくれたことに感謝し、これからするであろう行為を詫びるために。

「……伊織……ありが、とう……でも、ごめんね」
 いつの間にやら傍に駆け寄っていた伊織を見つめる。最後になるというのに曇った視界でその顔は見えなかった。
この地に一人残してしまうことへのほんのわずかの謝辞をこめて。

「サラ……高野先輩……稲葉さん…東郷さん。仲良くしてくれてありがとう…」
 一年間でどれだけ自分に友人が増えただろうか。男性に怯え臆病になりがちな自分がどれだけ救われただろう。
特に茶道部の二人には申し訳ないことになる。きっと諦めていないはずだから。

「一条先輩、花井先輩……あとはよろしくお願いします」
 約束を破ることを詫びる。努力をしないどころか自ら可能性を絶つことは最低の行為に違いない。
それどころか更なる困難辛苦を押し付けることになるのだ。

「………播磨さん…」
 姉の死を知って、あの人は何を思いどう行動するのだろう。辛い思いをするのは間違いない。
きっと、その悲しみの前には自分の死など何の価値も持たないものなのだろう。
そう思うと、これ以上はないと思っていた心の痛みが少しだけ増した気がした。
「何度もゴメンね、伊織。最後のお願い。この場所を播磨さんに伝えてあげて。
 …………きっと、姉さんに会いたがってると思うから」
 ほんの少し。ほんの少しだけいい。姉の1%だけでもいい。自分の死を悲しんでくれたなら。
そんな願いをわずかに含め、大事な家族の一員に更なる難題を要求する。そんな資格はないと自嘲しながら。
「ニャ!」
 しかし返事はNOだった。くす、と八雲は笑いわがままが過ぎたね、と謝り返す。
「……あとはもう、ないかな…」

 目を瞑り、姉の笑顔を脳裏に浮かべる。口を開いて舌を突き出し、歯ではさむ。
少し力を入れるだけでも痛かった。だが辛いのはこれが最後。これを乗り越えて姉の傍に行こう。
舌が切れ出血が喉につまり窒息死する苦しみは想像できない。けれどもういい。生きる理由は、もう失われたのだから。

―――自らに幕を下ろすため、八雲は顎に力を込めた。


725 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:00:20 ID:aW/gH6Ow
* * * * * * * *


「あ、れ……」
 何が起きたかわからなかった。静かな林の中で、伊織に見取られながら惨めに息を引き取る。
なのに何故自分は地面に倒れ伏しているのだろう。
諦めに支えられた負の覚悟はあったし、最後の最後で怖気づいたとは思えなかった。
舌はひりひりと痛むが、口の中に血の味はしない。
ふらふらと立ち上がりながら、八雲は背後に感じる気配に対し振り返る。

「……花井、先輩………」
 怒りと焦り、そして安堵の混じった見たこともない形相で花井春樹が立っていた。
八雲の記憶には、彼がこのような顔つきで自分に迫ってきたことはない。
そして何故か、先程逃げたときは視えたはずの心の声がそこにないことに気付く。

「やくも、くん……!」
 やっとの思いでひねりだした声、という印象を受けた。右手が強く握り締められ、わなわなと震えている。
それを見たとたん八雲は後頭部の鈍い痛みを思い出し、自分の試みが失敗に終わったことを悟る。
「君は……君は今何をしようとしていた!!言え!」
「わかりませんか」
 彼は分かっていて聞いているのだ。八雲は自分でも考えられないくらい冷たい口調で言い放つ。
行為に到った原因もわかるはず。今度は外から見てもわからないよう、口の中だけで舌に歯を添える。
「やめろ!今度そんなことをしてみろ。無理矢理君の口を塞いででも僕は止める!!」
「……どうして止めるんですか?」
「君が好きだからだ。愛する女性を死なせたくない。他に理由などあるものか!」
 告白の言葉を口にしたことを、花井は特に意識することはなかった。
自然と口から出た、裏表のないたった一つの譲れぬ理由。それが今の花井を動かす。

「私の、好きな姉さんは……もう……!」
 下唇を噛み、八雲は再び視線を横たわる天満に向ける。その目から再び涙が伝った。
「……お願いします。放っておいてください。もう、いいんです。何もかも」
「もし君が生きるというのならそうしよう。だが、今の君を一人にはできん!
 君が今死んでしまったら、今鳥は何のために死んだ!悲しむのも一人じゃない。
 一条君、サラ君、高野君!彼女達に会ったら僕は何と伝えればいい!」
「会えなかったと伝えてください」
 投げやりな答えに思わず花井は絶句する。そして八雲の心に巣食う、絶望という魔物を垣間見た。
これを祓わない限り、彼女は何度でも自分の命を絶とうとするだろう。

726 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:01:44 ID:aW/gH6Ow

「君の帰りを待つご両親は、大事な子供を一度に二人も失うんだぞ!」
「……言ってませんでしたね。私と姉さんは、二人で暮らしていたんです。小さい頃から、ずっと」
「!………っ」
 事故か何かだろうか。両親は既に他界している、という意味で花井は八雲の言葉を受け取った。
「姉の塚本君だって、そんなことは望むまい!」
「分かっています。こんなことをしたら絶対に怒られます。
 ……でもいいんです。私は、怒ってくれる姉さんがいる世界に行きたいんです!」


 かける言葉はことごとく届かなかった。次の話に効果がなければ、おそらく自分は愛しい人の凶行を
止めることができないだろう。花井は心の中で腹を決める。
もし、彼女に死を選ばせてしまったら。花井春樹という人間も、もはやそれまでだろうと。

「知っているとは思うが……先程の放送で、周防の名が呼ばれた」
「!……」
 わずかに、これまでとは違う反応。だがそれは花井と周防の関係を知る故のもの。
「僕はとても悲しかった。今でも辛い。泣き出したい気分だ。……けれどそれをやらない。
 何故か。僕には君を見つけるという目的があったからだ。つい数時間前、
 この最悪の舞台で僕はやっとはっきりした目的を持つことができた」
「……」
 座り込んでいる八雲の表情を花井は読めない。口元は見ることができたため確認するが、
特に不穏な動きは見せていない。花井は更に話を続ける。
「見つけて終わりじゃない。気持ちを伝えたい。放送を聞いてからは、君を救いたいという意欲も沸いた。
 だから、それまでは周防のことで泣くつもりはない。目的を遂げられないまま泣いてしまい、
 また優柔不断な僕に戻っては、周防は軟弱な僕の意思を思いっきり叱咤するだろう」
「同じように、姉さんが怒るから私に生きろと?……言いませんでしたか。私はそれでいいんです」

 ここからが勝負。これで駄目ならば自分は無能だ。どうしようもなく馬鹿で愚かな学級委員でしかない。
そんな人間に大勢の命を救うなどできはしないだろう。

「君が死んでも塚本君が語りかけることはない。僕の言う周防は死の世界にいるんじゃない。
 ……心にいるんだ。十年以上、幼馴染『程度』の関係を続けてきた僕の心にすら周防がいる。
 十年以上、たった二人で助け合って生きてきた君の心に塚本君がいないはずがない!」
「……そんなこと…私にはわかりません。いくら願っても、姉さんは……私に…語りかけてくれなんて…」


727 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:03:35 ID:aW/gH6Ow

 花井は一呼吸入れる。もう残された言葉は少ない。生きて欲しいという気持ちが伝わるように。
少しでも、自分の言葉に耳を傾けてもらえるように。慎重に言葉と心を重ね合わせる。

「試してみればいい。君の知る塚本君が、この島で何を思ったのか。考えてみてくれ。
 そして人を探そう。ここに来てからの、塚本君を知る人を。そして比べてみればいい」
「……この島での……姉さん?」
 自分達が知るのは『死』という無残な結果のみ。そこに到るまでに、彼女は何を思い行動していたのか。
友人や愛する異性、烏丸大路を探していたのだろうか。自分を探し、心配していてくれたのだろうか?

「もう一度聞こう。……まだ、死ぬつもりなのか?君に、未練はないのか?
 危険人物や先生らに対抗することを強要するつもりはない。それは僕の役目だ。
 君は、君の願いを果たして欲しい。叶うことならば、行動を共にしながら。…どうだろう」

 言うべきことは全て言った、と花井は口を閉ざす。思えば、彼女とこれだけ長く話した記憶は
自分にない。どことなく避けられているふしはあったし、茶道部の面々による妨害もあった。
だが今回はそれがない。気持ちが伝わらない言い訳にはならないのだ。

「私は……」
 死刑判決を待つ囚人のような気分で、花井は目をつむり続きを待った。

「…姉さんのことを…私は知りたい…」


―――――ありがとう。本当にありがとう


728 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:04:51 ID:aW/gH6Ow
* * * * * *


「姉さん……」
 木の傍に彼女の体を横たわらせる。その隣には、伊織がその存在を教えてくれたララ・ゴンザレスの体が横たわっていた。
頭部がひどく破損しており、一般人から見れば天満以上に見るに耐えない有様だった。
八雲も花井も、発見当時になんとも思わなかったとなれば嘘になる。
だがやがて天満の腕にあった拘束が彼女にはないことを気付く。
そしてララの遺体に対する伊織の態度から、彼女の戦いを二人は悟った。

「ララさん。姉さんを守ろうとしてくれて、ありがとうございます」
 花井が穴を掘る道具を探しに行く間、八雲は頭を垂れて何度も何度もお辞儀をする。
そして彼女の遺体に手を加えた。ハンカチで頭部を中心に汚れを落とし、
植物の葉や花で何とか飾ろうと努力する。吐き気に襲われ、空っぽの胃から液体だけ零れ落ちることもあった。
それでも八雲は作業を続ける。今の自分にできる唯一のことを。
花井が両手に何やらを抱え、慌てて戻ってくるまで彼女の死体洗いは続いていた。


「……花井…先輩…その荷物…」
「向こうに隠されていたものを、伊織君が見つけてくれた……おそらく…」
 花井が所持していたものには八雲も見覚えがあった。斉藤達に襲われるまでは自らも所有していたリュックである。
ララの頭部の損壊状態。天満の命を奪った銃創と思われし傷跡。
そしてドジビロンストラップと伊織の存在。もはや斉藤達が犯人であることは疑いようがない。
持ちきれない荷物は隠しておいたのだろう。中身に食料はなかったが水が。
そして八雲にとっては、水より大事なものがそこにあった。

「これって……姉さん……!」
 リュックに入っていた地図やメモ帳の中には、見覚えのある筆跡で描かれた文字だった。
見忘れるわけがない。大事な大事な姉の字を八雲がわからないわけはなかった。
内容は禁止エリアや死亡者の名前といった、ありふれたものにすぎない。
だからこそ斉藤達はそこに価値を見出さず、残しておいたのだろう。
もしあのまま自殺していたら、こんな近くにあった姉の形見を見逃していたことになる。
「花井先輩……伊織…ありがとうございます……」
 何度目かわからぬ涙を流し、地図とメモ帳を大事に大事に抱きしめながら、八雲は二人に心から感謝した。
やがて、それらをリュックに戻し、一際存在感を示す弓を八雲は手に取る。

「………この弓も…きっと姉さんが…」
「八雲君。残念だが、その弓は使えない。僕には経験がないし、そもそも矢先が玩具だ」
 花井の言葉が届かなかったかのように、八雲は矢筒から先端が丸いゴムの矢を取り出す。
そしてそのまま流れるように矢をつがえ、弦をひきしぼり狙いを定めた。

729 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:05:50 ID:aW/gH6Ow
(……姉さん……)

――――ヒュ!


 カン、と一際高い音が鳴り矢が落下する。びぃんびぃんと矢を受けた木の枝が揺れていた。
偶然か、故意か。花井は恐る恐る八雲にそれを確認する。
「……八雲君、何を……狙った?」
「当たった枝の、先にある葉です。……ごめんなさい、失敗しました」
 やっぱり姉さんのようには…とため息をつく八雲を尻目に、花井は当たった枝までの距離を目算する。
十メートル以上は確実にある。二十メートルに達しているかもしれない。確かに外れたが、矢先は丸いゴムで、
空気抵抗の影響を大きく受ける形になっているはずなのだ。これが鋭い鉄の矢尻だったらなら…少し背筋が寒くなる。
彼女が人を傷つける可能性が生まれたことに。

「八雲君。弓道の経験があるのかい?」
「姉さんと一緒に昔。でも、姉さんのほうが上手だったんですよ」
 二度と戻らない過去を振り返り、再び八雲は悲しみを目に浮かべる。愚問だった、と花井は自らの言動を恥じた。
「そうか。……二人の埋葬についてだが、道具がない。だが安心してくれたまえ。素手でもこの僕が」
「花井先輩。一日だけ。一日だけ、待ってもらってもいいですか?……会わせてあげたい人達がいるんです。仲の良かった、先輩達と」
 問題はあった。長く放置していればそれだけ損壊が進んでしまう。
しかしやっと生まれた彼女の願いを無碍にしては、また逆戻りしかねない。花井はそれを受け入れることを決めた。



「姉さん、行くね。……荷物を借りるよ。きっと、戻ってくるから…」
「君の妹は僕が必ず守ってみせる。どうか安心して欲しい」
 別れの挨拶をそれぞれ済ませ、二人はもう一度塚本天満の姿を目に焼き付ける。
心なしか、悲痛な表情が少しだけ和らいでいる気がした。手に入れた水で、顔だけは綺麗に拭うことができたためだろうか。
ドジビロンストラップを八雲に渡し、口が自由になった伊織が天満とララの体をもう一度ぺろりと舐める。
やがて二人は立ち上がり、歩きはじめた。八雲は何度も何度も、姉のいた方角を振り返りながら。


「八雲君。これからどうしたい?まずはその血をなんとか」
「……ここに来てからの姉さんを知ってる人を探します。それにサラも。そして、別に姉さんに会わせたい人達を。
 高野先輩、一条先輩、沢近先輩、烏丸先輩…あと……播磨先輩を」
 勇気が必要だった。周防の名を抜かす意味は説明するまでもない。
そして最後の一言は、今自分を支え、力になろうとしてくれている花井を裏切りかねないものだから。
だが、どうしても会いたかった。伊織の目で見た、昨日からの塚本天満を知るために。
それを言葉にして知ることができる可能性があるとすれば、あの人以外にはいないのだから。

「……わかった。ただしもう一度確認する。『死』という選択肢はもう君にはない。信じていいだろうか?」
「少なくとも、今は…ありません」
「それだけで十分だ。ありがとう。それとすまない。これで最後だ。一つだけいいだろうか?」


730 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:07:03 ID:aW/gH6Ow


「…今から五分間の出来事を。目を瞑り、耳をふさぎ。君の記憶から消しさって欲しい」
 花井の意味深な頼みを受けて、八雲はなんとなく首をかしげる。しかし彼の瞳はこれまで以上に
真剣だった。こくり、と頷いて八雲は背を向け両手で耳をおさえ、目を閉じる。
「こうですか?五分間?」
「ありがとう……感謝する」

 花井は急ぎ身を翻し、八雲から離れていく。五十メートルほど離れたところで、とうとうダムの決壊が訪れた。


『ミコちゃーーーーーーーん!!!』
 花井はその場に倒れ伏し、何度も何度も失った幼馴染の名を叫んだ。
 辛くないはずがない。身を切り裂かれる想い、というのをはじめて経験した。
しかし誓った。まずは愛しい人を、と。今度こそ意思を曲げるわけにはいかない。
そんなわがままを、あの幼馴染ならばきっと許してくれるだろう。
悲しむそぶりを見せない自分の気持ちを悟ってくれるだろう。それだけは確信している。
状況に流されず、涙をこぼさず目的を遂行する。今、自分はそれをやりとげたと思う。
誇りと自信を持っていえる。だから今ここでようやく花井春樹は泣くことができた。


 大気が震えたかのような咆哮を受け、何故先程は彼の心が見えなかったのか、八雲は理解した。
彼は本心ではずっとこうしたかったのだ。大事な人を失った悲しみを爆発させたかった。
それを理性で押さえ込み、逃げた自分を見つけるまで。命を絶とうとする自分を落ち着かせるまで。堪えてきたのだ。
彼は先程、周防との関係を幼馴染『程度』と表現したがそれはどれほどの苦痛だったのだろう。
誓いを守るため。一度決めたことを曲げないため。心に負担をかけてきたのだろう。
それだけの心が欲しい。それだけの精神を持つ彼のように強くなりたい。
八雲が花井春樹という一人の人間に持つ、初めての敬意の意思だった。



* * * * * *


「すまない…君に偉そうなことを言っておきながらこのザマだ」
「ニャー!」
「……何のことですか?」
 五分以上の時間が過ぎても、八雲は花井を止めなかった。彼ならきっと立ち上がる。
自分はそれを約束どおり、何もなかったかのように受け止めればいい。そう信じた。
そして実際、彼は自ら立ち上がった。顔に見受けられる涙の後は見なかったことにしておく。

731 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:08:33 ID:aW/gH6Ow

「だいぶ時間をとらせてしまった。まずは、どこを目指すか決めよう」
「……えっと、禁止エリアと亡くなった他の方は…」
「大丈夫。記録がとってある。これだ」
 差し出されたメモには、一度強く握りつぶされた跡があった。原因は考えるまでもない。
パソコンを所有しているはずの、冬木武一の名を認めると八雲に不安の色が浮かぶ。
「…一条先輩は、大丈夫でしょうか?」
「わからん。今戻っても合流できるか保証がない」
「ニャアニャア」
 カリカリと八雲の膝を伊織がひっかく。八雲はいつものように頭を撫でるが、
それでも機嫌が治まる様子はない。

「…どうしたの?……あ、おなかがすいてる?…お水ならまだ」
「大丈夫、フランスパンがある。…ここに……む」
 花井が制服のポケットから取り出したフランスパンは、これまでの花井の数々の行動により、
見るも無残な姿に変わり果てていた。焦りの色が花井に浮かぶ。
「……………フギャー」
「だ、大丈夫。元々硬いんだ。多少ほぐしたほうが……ははは…よし、休憩にしよう!」

 小さな会食会場で少量の食事を取り、八雲は姉のいた方角を眺め続けた。
心は相変わらず傷ついたままだが、今は落ち着いている。だが、自分はいつまで保つだろう。
例えば、これ以上ないくらい姉の動向が全てわかったとき、自分はどうするのだろう。
例えば、姉の命を奪ったあの二人に出会ったら。彼らは姉の最期を知っている人間なのに。自分は落ち着いていられるのだろうか。


 姉のいない世界で生きる理由。亡くなった姉に依存しきっている自分に、
そんなものがあるのだろうかと八雲は思う。あるとすれば、それはやはり姉しかいない。
矛盾するようだがそれが答えだった。姉の記憶を持つ人がこの島には大勢いる。
自分の知らない姉を知る人もいる。その記憶をなくして欲しくない。多くの人に、塚本天満という人を覚えておいて欲しい。
そして心に周防がいると断言した花井のように、自らの心にいるという塚本天満を確かめたい。

「それが……私の生きる理由」

 見つけ出した答えが正しいか否か。この悲しみがいつか癒えるときが来るのだろうか。
姉のリュックを胸に抱き、八雲は残された休憩時間の全てを考えることに費やしていた。

732 : ◆RHLa6nIQ9U :2006/12/18(月) 02:09:31 ID:aW/gH6Ow
【午後4時〜5時】

【H-03】
【花井春樹】
[状態]:肉体的・精神的疲労
[道具]:支給品一式(水1)
[行動方針]:一人でも多くの人を助ける事を強く決意
      しかしまずは八雲優先


【塚本八雲】
[状態]:体力は回復、精神的疲労、血まみれ
[道具]:支給品一式(水2)、( 弓矢20本、全てゴム。ただし弓はしっかりしてるので普通の矢があれば凶器) 、ドジビロンストラップ
[行動方針]:ゲーム開始以降、塚本天満に出会った人間との接触
塚本天満と親しかった人間の捜索(高野、沢近、一条、烏丸、播磨)
友人の捜索(サラ)
[備考]:所持している荷物を天満の形見と認識。弓使用可だが精度に難あり。反主催までは思考の外

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:11:55 ID:VcYj5UpT
超乙。
花井…かっこよすぎだぜ…

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:12:37 ID:70c8uM9w
リアル遭遇ktkr!
テラGJ!

花井……カッコいいよお前は……

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:17:03 ID:Gc3YsDbl
GJ!
よくやったよ花井、本当によくやった

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:27:21 ID:JJoe15WT
もうちょっと汚く弱く書かれるキャラが欲しいところだね
ほとんどのキャラがカッコよく書かれすぎ
特に麻生、サラ、花井、西本辺りはカッコよすぎ

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:31:08 ID:SjHp5BTc
まぁ過剰なマンセーはそのキャラの寿命を縮めるだけだし
そのせいで俺の好きなキャラがどんだけパロロアで殺されたことか

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:33:42 ID:DGbDkX65
というかこれ以上犠牲を増やしてほしくないので一応GJと言っておこうか

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:35:09 ID:JJoe15WT
>>737
だから俺はそんなにカッコよく書くなと言いたいんだ

>>738
最低でも10人以下になるまで止められないっしょ

つか美化されすぎてるSSは後々読んでて痛くなるぞ

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:37:28 ID:59Nzigic
>>736
八雲は十分に汚く弱く書かれているじゃないか。

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:40:55 ID:Edf6YLMD
かといって晶みたいにキャラを改変して汚く悪く書くのも問題だがな。
ぶっちゃけスクロワの晶はまったくの偽物だろ…
>>732
夜中まで乙。さぞかし推敲したことだろう。

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:43:52 ID:DGbDkX65
高野の設定は酷いもんがあるな。いつからこんなキャラに…

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:49:00 ID:Edf6YLMD
冴子やハリーとは違って一応キャラの掘り下げが原作で行われているわけだから、もう少し原作準拠でやって欲しかったな晶。
ストーリーの流れ上ああするしか無かったのかも知れないが。

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 02:50:39 ID:Z/Qnrsy2
しかし、晶はキーパーソンになると思う。

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 03:01:24 ID:ExUJet20
感動した
やっぱ花井カッコイイわ

住民のみんなよ五分間だけ目を閉じ耳を塞いでくれ


天満アアアアァァァァァァァアァアアアァァァァァァァお前が死んでから鬱だあぁぁぁぁぁぁぁぁ

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 03:11:00 ID:59Nzigic
>>741-744

   ,.-‐¬:':'¬-、
 /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::ii::i;::::::::::::::::',
i:::::::i::::;ィ;!!:::!.l::i';:::i::::l:::::',          おまえら・・・。
i:::;;;:ll::メl、l;;リ ';>メ⊥l;nl          
 ! i'´~・ン  '´、・ .レ.!          確かにアイツは一見クールを装っているけど、
 ヾミ、 ̄  |   ̄j|/           でも本当はこの状況の中で、雪野や皆を守る事に凄く必死になっているんだぞ!!
   ヽ  .r―、  /                
  /`ーヽ`⌒´/             何も知らねぇ癖にデタラメ言ってんじゃねーよ!!!



747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 07:18:13 ID:W9MnVByX
>>746
オカッパ……いや、何も言うまい。

>>732
超GJ。
今までの作品の中で一番好きかも。
なんか見たかったものを全部やってくれた感じだ。難しいと思われてたバトンとってくれてありがとう。

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 09:06:10 ID:nvkv2aYP
後は播磨・西本・沢近だな。
播磨が花井と逆の考えにならないか心配
流れから言うと豹変

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 12:10:52 ID:dYowzPEl
            _,,‐─-v‐、,,、
         ,,-‐'": : : : : : : : : : `ヽ
        /: : : : : : : ,,__ : : : : : : \
      r': ,、,,.-─''"゛   ミ : : : : : : : 'i、
       `/ /        ミ_ : : : : : : :,、}
      i l    _,,..-‐^‐-、 `゙i: : : /l.l|
      i、}‐-、 ヽ;;/,rェッ;;'"  ゙ー' 9iリ!
      |  ',tテi  ヽ='"     ゞ t'
       |  'i"´| , -、         ヽ-、,,___
       |  '}、 !,,tu'"  ヽ、  ,l: ‐-‐" }: : : : :
       }   lヽ、__,,,.-‐ヽ  /: : : : : : /|: : : : :
     ,r/  /: : :ヽー‐'  ノ: : : : : : : / .|: : : : :
     /: \ /: : : : : 丶,, -''_: : : : : : /  |: : : : :
    /: : : : :ヽ/: : : : : : : ヾ''‐--‐ヽ   |: : : : :
   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ\: : /   |: : : : :

     オカガ=ン=バーレ[Okaga Nn Bare]
         (1865〜 北アイルランド)

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 12:37:16 ID:JuO4G2ag
八雲の読心設定はありでいいのか?

このままだと、おかっぱとかの心もよみかねないのだが。

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 12:45:30 ID:nvkv2aYP
確か限定あるんじゃないか?

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 15:08:25 ID:jizRqHPD
>>724
さつきがスルーされている件

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 15:38:14 ID:Edf6YLMD
八雲「さつき……?」

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 15:55:13 ID:5TaMZhzk
播磨・お嬢・花井・麻生・サラは生存な。
本来ならこれに周防も含めるべきだったのに・・・
アホ共が暴れたからやっかい払いに殺されちまった・・・

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 15:57:55 ID:jizRqHPD
>>753
作中の描写だと
多分プリキュアコンビより付き合いは長いと思うぞ・・・。

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 17:46:19 ID:XFA6CUuQ
>>732
乙です。花井覚醒よかった
正直八雲はもうダメかと思ってたけど、これからに期待
ただ、天満は頭を撃たれたと思ったんですが…

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 19:28:45 ID:gw06G/QS
>>732
乙。
今まで花井は空回りで奮わなかったから、余計に感動した。
幼馴染との絆、姉妹の絆、その上で花井と八雲の話が展開できていてよかった。

>>それだけの心が欲しい。それだけの精神を持つ彼のように強くなりたい。

昔はミコちゃんのように強くなりたいと花井が言ってたんだよね。
でも今は逆にその花井自身が励まして目標にされる立場になり、
そして八雲が彼のように強くなりたいというわけだ。
それだけ花井が強くなったという事であり、一人前の男になった証か。

そんな風に深読みしてみる。

758 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 21:52:42 ID:ywjnSdkE
奈良・結城・鬼怒川・齊藤を予約していた者です。
作品が完成したので投下します。

759 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 21:55:36 ID:ywjnSdkE
【The Irony of Fate】



「よし・・・。こんなもんでいいか」
一通り傷薬や包帯を診療所で見つけた救急箱に詰めると斉藤は呟いた。

もうこの氷川村に二人が来て一時間近く経とうとしている。
一時間程前、村に着くと二人は診療所の場所を確認して周りの民家を探った。
薬に仕込む為の物や何か武器になりそうな物を探す為に。
ほとんどの家の中を探ってみたが殺傷力の高そうな武器はなかったが、まだ未開封の瓶に詰められた農薬は発見する事ができた。
これを診療所にある薬に仕込むことにして二人は診療所に向かった。
そこでついでに斉藤の顔の傷も治療し、自分達に必要な薬品を整理し今に至る。


後は薬に細工して自分達は隠れて、誰かが来るのを待つだけ。
そう言おうとして鬼怒川の方を向いた斉藤は鬼怒川の浮かない表情に戸惑いを感じる。
「・・・なあ。おキヌ・・・」
「・・・・・・」
「おキヌ!」
「!?・・・あ・・・何?」
「いや、だからさ・・・。薬の方を・・・」
「あ・・・。そうね。早くやりましょ」
座っていた椅子から立ち上がろうとしていた鬼怒川に斉藤は話しかける。
「おキヌ・・・。どこか具合でも悪いのか?何かここに来てから変だぞお前」
「・・・大丈夫よ。少し考え事してただけ」
「なら、いいけどよ・・・」
それ以上問う事もなく斉藤も行動を始める。

斉藤には大丈夫と言ったが鬼怒川の精神は不安定だった。
全ては先程の放送――――
自分達が殺した塚本の名前を聞いた時から不安のようなものが鬼怒川の心に広がった。
鬼怒川にとって初めて目の前で人が死に、その人の名前が呼ばれた放送。
 鬼怒川本人はすでに割り切ったはずなのに放送を聞いてからここまで自分の頭の中で何度もあの光景が繰り返される。
クラスメイトに対する拷問。それに対する彼女の泣き叫ぶ姿。
そして・・・。彼が放った銃弾で彼女は・・・・・・。
そこで鬼怒川は頭を左右に振り思考を止めた。
だがいくら考えを止めようとも鬼怒川の頭からあの事が決して消える事はなかった。



760 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 21:56:45 ID:ywjnSdkE
気を紛らそうと鬼怒川も動き始めた。
立ち上がりふと窓の外に目をやると何かが目に入った。
その何かを確認すると鬼怒川は窓の側に行き、腰をかがめて外の様子を伺った。
「ん・・・。どうしたおキヌ?」
「シッ・・・。斉藤君・・・。あれ見て・・・」
鬼怒川にしゃがむように制され斉藤も腰をかがめて窓の側に近付いていく。
「あれは・・・。奈良と・・・。もう一人は誰だ?」
「多分結城さんだと思う。うちのクラスで眼鏡かけてるのあの人だけだし」
「そっか。で、どうするおキヌ?アイツらここが目当てで来たのかな?だとしたらもう隠れる時間ないぜ」
斉藤の問い掛けにすぐには答えられず鬼怒川は自分の頭で思考を巡らせていた。
まさかこんなに早く自分達以外の人間がここに来るとは思ってもみなかった。
いや、それ以前にここに来てから時間をかけすぎた事が問題だった。冷静な自分だったら今までの作業にこんなに時間をかける事はなかったはず。
これも全て自分の迷いから来ているものだという事は鬼怒川自身も理解していた。
だが今更前の出来事を悔やんでも仕方ない。今は目の前の事に集中しなければ。
「・・・とりあえず入口の方で隠れて待ち伏せしましょう。入って来たところに斉藤君が銃を突き付けて・・・」
「花井達の時と同じようにか?でも・・・」
「大丈夫よ。今度はあの時みたいなヘマはやらないわ」
「おキヌ・・・。分かった。じゃあ俺は銃取って来るわ」
そういって斉藤は壁に立て掛けて置いた銃を取る為に外から見られないように這うように窓から離れた。
その一方で鬼怒川はまだ窓から外の様子を伺っていた。
外の二人は確実にこちらに向かって来ている。どうやら目的はこの診療所のようだ。
できれば自分の手を下さずに始末したかったがこの状況ではそうも言ってられない。
もう自分は覚悟したのだ。ゲームに乗ってクラスメイトを殺す事。
もう後戻りはできない。躊躇はしない。
改めて覚悟を決めた鬼怒川の背中でそれは起こった――――。


ガッシャ――――――ン!!!


「!?」
自分の背中の方から何か物が落ちる音がした。
その音に反応し思わず振り返ると床に先程救急箱に詰めた傷薬や包帯が散らばっていた。
「やっべ・・・・・・!」
斉藤は自分の失態を悔いた。
銃を取りに床を這っている時に片足を机の足に引っ掛けてしまったのだ。
そのせいで机の上に置いてあった救急箱がバランスを崩して床に落ちてしまったのだ。
引っ掛かった時慌てて足を引いたが時すでに遅く救急箱は床にぶちまけられてしまった。

その音は外まで響くのには十分すぎた。
鬼怒川は慌てて再び外の様子を見たが明らかに外の二人はこちらを見ている。
(認識された・・・・・・!!)


761 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 21:59:28 ID:ywjnSdkE
これまで自分達は先手を取り相手に仕掛けていた。
だが今回は違う。完全に後手に回ってしまったのだ。
この診療所には裏口がない。あるのは入口だけ。それ以外で逃げ道はない。
窓から逃げる事は可能だろうが向こうがゲームに乗ってるかどうか分からない以上そんな事はできない。
鬼怒川が頭を伏せて必死に思考回路を巡らせる中、斉藤は何とか立て掛けた銃を手にしたがその表情は厳しいものだった。
悔やんでも悔やみ切れない自分の失態。
敵に自分達の居場所を知らせてしまったのだ。戦場においてこれ以上の失敗があるだろうが。
とにかく敵はこっちに向かっている。それだけは確かだ。
こうなってしまっては手段は選べない。相手が殺意を持った者かはまだ分からないが殺られる前に殺るしかない。
そして今の状況を作り出したのは他ならぬ自分だ。自らの失敗は自分で返す。
今にも窓の外に乗り出し突撃しようかと考えて窓の外に目をやると思いも寄らぬ光景が目に浮かんだ。

(あれは・・・・・・ッ!まさか!?)

「おキヌっ!!伏せろォォ――――ッ!!」

そう斉藤が叫んだ次の瞬間鬼怒川は斉藤の方に目を向けると同時に自分の頭の上で何かが大きな音を立てるのを聞いた。
そしてその音と同時に自分にその何かが勢いよく降ってきていた。
鬼怒川にはすぐには分からなかったがその何かとは紛れもなくガラスの破片だった。
そんな事は露知らずその後のまた何かが爆発する音を聞いて鬼怒川は意識を失った。


 ――――斉藤が見たもの。それはこちらに向けられた銃口だった。
傘のようなもので遮られてはっきりとは見えなかったがそれは確かに銃口だった。
それを確認した後鬼怒川に伏せるようにと叫び、撃たれる前にこちらから仕掛けようとしたがこちらが撃つ前にむこうが先に発射したのだ。
発射された弾丸は窓ガラスを破壊し部屋に飛び込んで来た。
斉藤にとって幸いだったのはその弾丸は自分達とは離れた場所の床に突き刺さった事だ。
今自分達がいる部屋はかなり広く隅の方にベッドが二つ置かれてもまだかなりのスペースがあるほどだ。
そんな広い部屋の中にいる人に外から直撃させる程弾丸を放った者は凄腕ではない。
しかし斉藤はその弾丸が散弾であった事までは予想しておらず床で弾けた散弾の破片が自分の方に向かって来た事までは考えていなかった。
そしてその破片が斉藤の身体を襲った。


「グッ・・・・・・。ちぃっ!!!」
斉藤の足や腰の辺りに痛みが走ったがそんな事は気にしていられない。
これで向こうは完全にやる気になっている事を斉藤は認識した。 そう考えると痛む左足に鞭を打ち窓の側に駆け寄り身を乗り出して反撃に転じた。
当たらなくてもいい。とにかく今は撃たなければ。そして・・・。
三発程相手に向かって撃った後すぐに自分のすぐ側で部屋の中心に頭を向けて俯せに倒れている鬼怒川の安否を確認した。


762 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:00:48 ID:ywjnSdkE

 ※     ※     ※
 ※     ※ ※

「ゆ、結城さんっ!?」
奈良は驚愕の表情を浮かべて結城の方を見た。
だが結城は表情一つ変えずにただ自分が弾丸を放った方。診療所を見つめていた。



今から数分前に奈良と結城は氷川村に着いた。
道沿いに進み禁止エリアを避けて何とか目的の診療所に着く事ができた。
そして早速診療所に向かおうとした際に診療所の方から何かが落ちる音がした。
(誰かいる・・・・・・?)
物が勝手に落ちるとは思わなかった奈良は結城に誰かいるかもしれないと言おうとした瞬間先に出た結城の言葉に遮られてしまった。
「奈良君・・・。預けといた傘・・・。貸してくれる・・・?」
「え・・・。あ、うん」
結城にそう言われて持っていた傘を奈良は結城に渡した。
それを受け取ると結城はすぐに傘を広げて地面に置き自分はその広げた傘に隠れるようにしゃがんだ。
「あの・・・。結城さん・・・?」
奈良には彼女が何をしようとしているのか理解できなかった。
だが次の瞬間奈良は自分の目を疑いたくなるような光景を目にした。
結城はしゃがんだ後傘の破れた隙間に内側から持っていた銃を通し。
そして―――――。


奈良はまだ目の前の光景が信じられなかった。
だが結城はそんな奈良を気にせず二発目を撃ちこもうとしていた。
一発目は偶然窓を突き抜け室内に撃ちこむ事ができたが次も上手くいくとは限らない。 次はもっと近付いて・・・・・・。
そう考えた瞬間、窓から人が一人銃を構えて身を乗り出しているのがうっすらと見えた。

(撃ってくる―――――。)

そう認識した結城はすぐに弾丸を防ぐ為に傘の内部に隠れた。
 その直後に鳴り響く数発の銃声――――。
「うわっ!?」
奈良はその銃声に驚き思わず腰を地面に落とした。
発射された三発の弾丸は当たりはしなかったものの自分の数メートル近くにまで届いていた。
その途端に奈良の身体に恐怖が走る。
もし当たっていたら・・・。無事では済まなかった事は確かだ。 初めて聞く銃声とその恐ろしさに奈良はただ尻餅をついて震える事しかできなかった。
 一方結城の方も何とか直撃は避ける事ができた。
だが発射された三発の弾の内一発が自分の目の前にある傘を貫通し自分の左腕をわずかにかすめた。
それと同時にその傘が弾が貫通したショックでかなり破損してしまった。
貫通した際に傘の骨の一部を弾丸が破壊してしまったのだ。
まだ使えない事はないが今、銃撃を受けて敵の持っている銃の弾丸をこの傘では防げないらしい。
そう感じた結城は傘のスイッチを押して閉じると傘を放り投げ再び銃を構えた。
狙いはもちろん診療所の中にいる人間。
(殺さなくちゃ・・・・・・。花井君以外の人を・・・・・・。そして・・・・・・花井君を!!)
今の結城にはクラスメイトを殺すという感情しか持っていなかった。
その感情に従い、受けたかすり傷も気にせず、何の躊躇もなく結城は二発目の銃撃を行った。


763 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:02:31 ID:ywjnSdkE
「おい!おキヌッ!しっかりしろ!おい!!」
反撃を行った直後に斉藤は鬼怒川の様子を伺った。
 窓の周りは崩壊したガラスの破片が飛び散っておりその破片の中で鬼怒川は倒れていた。
だが話しかけてみても鬼怒川は窓とは反対の方に頭を向けて俯せにに倒れて意識を失ったままだった。
「おい!おキヌ!・・・・・・!血が・・・・・・」
斉藤は鬼怒川の身体の下から血が流れているのを確認した。特に足と腕からの出血が目立つ。
すぐにその傷を確認する為に仰向けに寝かせようとした斉藤だったが―――――。


 ―――――ダァン!!

「くっ・・・・・・!!」
また弾丸が自分を襲いそれが鬼怒川に近付く事を妨げた。
今度の弾丸は部屋の中には入らずどうやら外の壁に当たったらしい。
この部屋はコンクリートでできていたので流石に敵が撃ってきた弾丸はコンクリートを破壊しなかった。
しかし怪我はしなかったものの斉藤は撃ってきた相手に対して更なる確信を得た。

――――敵は完全にこちらを殺る気だ――――と。

今すぐにでも鬼怒川の手当てをしたいがそんな事をしていたら二人共敵にやられてしまう。

自分はどうなってもいいがこいつだけは――――。
自分にとって大切なものだけは何としても守ってみせる。何としても・・・・・・。
そう考えていた斉藤は今の状況をもう一度確認して一つの結論を出した。その結論を出した直後に斉藤の頭にふと鬼怒川のある言葉が思い浮かんだ。

(・・・・・・二人で生き残るんだから。ね。)

平瀬村で鬼怒川が言った言葉。
そう。自分達は二人で協力してこのゲームを生き残る事にしたのだ。それは斉藤も十分承知はしていた。
それでもこのゲームで生き残れるのは一人だけ。
もしその時が来た時はおそらく自分は譲るのだろうとまで考えていた。別に自分の命は惜しくなどない。
気付いてはもらえなかったが好意を寄せた相手の為なら。
だが―――――。

「わりぃ・・・。おキヌ・・・。せっかくここまで一緒に来たけどさ・・・。やっぱ俺、お前に生きてもらいたいわ。少しでも長く・・・」

倒れている鬼怒川の方を見て斉藤はそう呟いた。
その表情はどこか悲しく、寂しそうな顔だった。
しかし一度力強く目をつぶり開くとそこには花井達を襲った時と同じ目付きになり、同時に何かを決意した表情になっていた。
そして横に置いた銃を持ってもう一度鬼怒川の方に目をやった後崩壊した窓から勢いよく外へ飛び出して行った。


764 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:04:03 ID:ywjnSdkE



結城は二発目を放った後立ち上がり診療所の方へ足を進めた。
二発の銃撃を行って結城はもっと近付かなければ直撃させられないと分かったからだ。
 確実にあの中にいる人間を殺す為に。
 静かに歩を進める。だが後ろから誰かに肩を掴まれて足を止めた。
「ゆ、結城さん。待って」
奈良は結城を止めようとしていた。先程まで腰を落として身震いしていたが結城が動き出すとそれに身体が無意識の内に反応したのだ。
おそらくまた銃を撃つつもりなのだろう。それだけは止めたかった。
何故結城が突然銃撃を行ったのかは奈良には理解できなかった。
先の診療所からの物音に驚いて興奮したからだろうか。
しかし結城は明らかに冷静に銃を構えて診療所に向かって撃っていた。しかも二発も。
 とにかくこれ以上の銃の使用だけは止めさせなければ。結城の肩を掴んだまま奈良は続けた。

「ゆ、結城さん。さっきの物音に驚いたのは分かるけど、とりあえず落ち着こうよ。
向こうも突然撃たれてそれでさ・・・。きっと興奮して撃ってきたんだと思うし・・・。とりあえず・・・さ」
「五月蠅い・・・・・・」
「えっ・・・・・・」
ゴッ―――――。

奈良は結城が振り返ったと同時に何か鈍い音を聞いた。
それが結城の持っていた銃によって自分の頭を結城が殴った音という事には薄れゆく意識の中で気付いた。
「がっ・・・・・・!?ゆ、ゆうき・・・さ・・・・・・。ど、どうし・・・・・・」
なす術もなく奈良はがっくりと膝を落とし、自分の頭を抱えて俯せになって倒れる事しかできなかった。

(これで邪魔者がまた一人消えた)
そう考えると結城は倒れている奈良には目もくれず銃を構えて診療所に向かった。

この村に来る前の放送の時から結城は人としての全ての理性を捨てていた。
放送で自分にとって一番の障害であるあの女が死んだからだ。
その事が引き金となり花井以外を殺すという殺意の衝動が結城の心を埋め尽くした。
 二発の銃撃は結城にとって決して楽なものではない。今も右腕が小刻みに震えている。
 だがそんなものも気にせず動こうとする程結城の歪んだ愛憎は凄まじいものだった。
もう容赦はしない。皆殺してやる。ただそれだけが結城の精神に残り、その精神が操り人形のごとく結城を動かしていた。
利用価値のありそうだったそこの男も所詮はただの障害だった。
それが分かった直後すぐに始末してやった。それと同時に更なる興奮感の高まり。
もはやリミッターの外れた彼女は誰にも止める事はできなかった。
(そうだ・・・。あの中にいた男も殺して。持っていた銃を奪って更に殺して・・・。
もっともっと殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して・・・・・・コロシテ・・・)

―――――ハナイクント―――ヒトツニ―――フタリデ―――――ヒトツ二。


結城は完全に崩壊した。

そして目に移るのは窓から銃を持って飛び出して来た男。外に出ると何か喚いて診療所から走って離れて行く男。
結城はただ黙ってその走って行く男を追いかけるように歩を進めた。
今度こそその男を殺して銃を奪う為に・・・・・・。


765 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:07:05 ID:ywjnSdkE
「こっちだ!!結城ぃっ!!」
斉藤はそう叫びながら窓を出ておよそ二時の方角へ十数メートル走る。
診療所の窓と結城の位置と斉藤の今いる位置で三角形になり、二人の距離は六、七メートルといった所で斉藤は止まり腰を落として銃を構えた。
結城も銃口を自分の方に構えていた。それを見て恐怖を覚えないと言えば嘘になる。
それでも引くわけにはいかないと自らを奮い立たせて斉藤は恐怖を降り払った。
クラスメイトを殺す事にはもう躊躇はしない。それが彼女の為なら尚更の事だ。
全ては―――――あいつの為に―――――。

「うおああああああああああああっ!!!!」
斉藤は咆哮を上げながら引き金を引いた。
その時ほぼ同時に二つの銃声が辺りに鳴り響いた―――――。

 ※                    ※                    ※
 ※                    ※                    ※

「う・・・・・・」
深い闇の中から静かに奈良は意識を取り戻した。
「い、いてて・・・・・・。あれ・・・。僕は・・・・・・。確か寺から診療所に向かって・・・それで・・・・・・」
痛む頭を押さえながら奈良は少しずつ記憶を呼び覚ましていた。
「村に来たら診療所から物音が聞こえて・・・。それから結城さ・・・。そ、そうだ!結城さんはっ!?」
失っていた記憶を取り戻すと自分を殴った結城を探して奈良は立ち上がった。
何故自分が結城に殴られたのか。考えながら辺りを見回すと比較的短い草むらの中に何かがあった。

「結城さん・・・・・・? ッ!!うわあああああああああっ!?」
 奈良はそこにあるモノを見て絶叫した。
そこには胸の辺りを中心に全身血まみれで仰向けに倒れている結城があった。
胸から喉元の真ん中辺りを狙撃された結城はそこから噴水のように血を吹き出しそれがほぼ全身を赤く染めている。
撃たれた位置でほぼ即死だった結城はその事にも関わらず口が避ける程の笑顔をして、カッと開かれた目は真っ直ぐ空を見つめていた。
「あ・・・あ・・・・・・あ・・・」
あまりに悲惨な姿に奈良は思わず腰を落として後ろずさりを始めた。
胃の中のものを吐き出しそうになる気分に襲われたが、それはぐっと耐えた。
ひたすら奈良の精神を恐怖が覆いつくそうとした時、診療所の方の草むらからガサッという音がした。
「・・・・・・!?」
その音に反応して震えながらもその方へ這うように。結城だったものから離れたいが為に奈良は近付いた。

結城から逃げるように音のした方へ進むと自分と同じ姿勢でゆっくりと診療所に向かう人間がいるのを奈良は見た。
「さ、斉藤・・・・・・君・・・?」
顔は見えなかったが前髪を立てているあの頭はうちのクラスでは斉藤位しかいなかった。
それを確認する為に更に近付くとそこには結城程ではないが身体のあちこちを赤く染めて震えながら這っている斉藤がいた。
「さ、斉藤君・・・。け、怪我して・・・・・・。す、すぐに手当て・・・を・・・」
「な・・・・・・なら・・・」

斉藤はもう虫の息だった。特に脇腹と喉元から大量の血が溢れており、一般人の奈良の目から見ても助からない事は一目瞭然な状態だった。
しかしそんな状態でも最後の力を振り絞り震える指で診療所の方を指した。
「斉藤君・・・・・・?」
「なか・・・に・・・い・・・・・・る・・・」
「中・・・?あの中に誰かいるの?」
「け、が、して・・・・・・。たの、む・・・・・・て、てあ・・・て・・・を」
血を吐きながら出てくるわずかな言葉を何とか聞いて、奈良はは診療所を見た。
「・・・中に、まだいるんだね・・・?誰かが・・・」
「う・・・・・・あ・・・・・・」
まともに答えられなかったが斉藤はなおも診療所を指しただ見つめていた。
「・・・・・・分かったよ。僕が、手当てをする。必ず・・・」
その言葉を聞くと眠るように力ついて斉藤はその場に倒れ付し、二度と動く事はなかった。
「斉藤君?斉藤君っ!!」
いくら呼び掛けても斉藤は返事しなかった。
「・・・・・・」
数秒間倒れた斉藤を見つめた後、奈良は歯を食いしばって立ち上がり診療所の入口から土足のまま中へ入った。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:11:16 ID:P7L7MQPV
4¥

767 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:12:48 ID:ywjnSdkE



廊下を進んで行くと奈良はドアの開いた部屋を見つけた。
中へ入って行くと中ははあちこちにガラスの破片が飛び散っており、一部の床は何かで破壊されていた。
その惨状に息を飲んだ奈良は窓の近くで倒れている一人の女子を発見した。
奈良はすぐに駆け寄り声をかける。
「この人は・・・鬼怒川さん・・・?っ・・・。鬼怒川さん!しっかりして!」
「うっ・・・・・・」
奈良が呼び掛けるとわずかだが鬼怒川は反応した。
まだ息がある事を確認した奈良は彼女を抱き抱えて隅に置いてあるベッドまで運び静かに寝かせた。
制服の至る所が破けて切り傷ができているが頭や胸には大した傷はなかった。
それを確認すると奈良は安堵の表情を浮かべた。

だが次の瞬間鬼怒川の姿が先の放送で呼ばれた女子が血まみれで倒れている姿が奈良の目に移った。
「塚・・・本・・・?」
先の放送でその名が呼ばれた時、奈良はその現実を信じる事ができなかった。
(首輪が・・・故障して・・・。きっと主催者がそれで・・・間違えて・・・)
無理矢理な解釈で現実から奈良は目を背けていた。塚本は生きている。死んでなんかいない。奈良は自分にそう思い込ませた。
だが今のこの現実を見て少しずつ奈良の心に絶望の闇が漂い始めた。
三度目となる目の前でのクラスメイトの死。その悲惨さ。
それらが一体となって奈良の心を襲い、自分の好きな女子が血まみれの状態である幻覚を生み出した。
(塚本も・・・こんな風に・・・死・・・。!!何を考えてるんだ!僕は!!)
必死に心の闇を振り払い鬼怒川の手当てをする為に奈良は傷薬と包帯を探し始めた。
それでも一度襲った闇は消える事はなかった。
(鬼怒川さんの目が覚めたら・・・・・・聞いてみよう。塚本の事・・・・・・何か知らないか・・・)
しかしもし知っていたら。塚本がどうなったか知っていたら――――――。

その後――――僕は――――――――
彼女のいない世界――――――。
絶望しかないこの世界で―――僕は――――。
必死に答えのない問いに思考錯誤しながら奈良は床に落ちていた傷薬と包帯を拾って鬼怒川の傷の手当てを始めた。


―――――彼の皮肉な運命は―――ここから始まる―――――。






768 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:14:04 ID:ywjnSdkE
【午後3時30分〜4時】

【現在位置:I-07】
【奈良健太郎】
[状態]:やや疲労。精神的に不安定。
[道具]:支給品一式(地図1、食料5、水3)  殺虫スプレー(450ml) ロウソク×3 マッチ一箱
[行動方針] :鬼怒川の手当をして、塚本のことで何か知らないか聞く。その後は・・・。
[備考]:塚本は死んだとは思ってない。ハリーを警戒。播磨が吉田山、天王寺を殺し刃物を所持していると思っています。 三原を心配。

【鬼怒川綾乃】
[状態]:気絶中。体に切り傷。軽傷。
[道具]:支給品一式(食料6、水4) スタンガン(残り使用回数2回) 折りたたみ自転車(体重の軽い鬼怒川が丁寧に扱えば少しは保つ)


【斎藤末男:死亡】

【結城つむぎ:死亡】


――残り18名

※齊藤の荷物は奈良達がいる部屋に、結城の荷物は結城の遺体の側に、防弾傘(ほぼ破損)は遺体から離れた場所に放置されていて
  二人の所持していた銃はそれぞれの遺体のそばにあります。
  散弾銃(モスバーグM500)残弾0
突撃ライフル(コルト AR15)/弾数:40発





769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:14:43 ID:Gc3YsDbl


何ぃぃぃっ急展開じゃねーかっ!

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:16:45 ID:NTA4yhoD
乙。
マーダーがリストラされちゃったな・・・

今度は一気にマーダーが不足してきた。
もう播磨マーダー化が避けられないな

771 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:18:09 ID:ywjnSdkE
以上です。

・・・すいません。見てわかるように所々でヘマしました・・・orz
申し訳ありません・・・。
この場合も修正したものをまとめサイトの方に出したほうがいいですよね・・・?

772 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/18(月) 22:18:29 ID:QdXrHWx2
>>768
乙です
すごいことになりましたね。本当に予想外でした


僕は沢近、西本、ハリー、播磨を予約していたものです。
ギリギリまで話を書いていたのですが間に合いそうにありません。
今日投下があると思っていた方には申し訳ないのですが1日延長させていただきます。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:18:34 ID:P7L7MQPV
乙です

奈良……
なにげに死亡フラグを幾つもくぐり抜けてるな

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:20:26 ID:NTA4yhoD
ところで、◆GEIGwDl3Ms氏はもう予約無効になっちゃってるんだが、音沙汰は?

775 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/18(月) 22:23:41 ID:o9GIqH9a
すみません。
現在、推敲中なので0時まで延長お願いします。

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:35:32 ID:5TaMZhzk
予約とか固い事言うなよ。

>>775
頑張ってください。
いつまででも待ちますよ。

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:38:29 ID:HtZzRNFg
>>771
乙です。急展開に驚かされました。

ただ、書きあがった段階で自分でも文中にヘマがあるとわかってたなら、
延長申請で24時間の猶予をもらって、その時間を推敲に当ててもよかったのでは?


>>772
>>775
両氏にも期待してます。

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:43:43 ID:NTA4yhoD
>>777
延長申請っつっても、別に優先権が保証されるわけじゃないからな。
仕方ないだろ。

推敲してる間に、他の書き手に予約されたら目も当てられん。

779 : ◆RDbrutUMF6 :2006/12/18(月) 22:45:21 ID:ywjnSdkE
>>777
延長申請の事すっかり頭から抜けてました・・・。すいません。

やはり自分としてもこのままでは後味悪いので
後日まとめサイトの方に修正したものを提出します。
ではひとまず今日の所は失礼します。

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 22:46:00 ID:kC/IczTb
◆RHLa6nIQ9U氏は予約しないで投下したわけだが、
誰かにわりこまれるとか考えなかったんだろうか
もしかして放送前から既に手をつけていた?

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:04:07 ID:59Nzigic
>>768
乙。
モブ男子の2軍がとうとうオカッパだけになってしまった・・・。

斉藤は最後までカッコよかったよ;゚(´△`)゚;

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:15:41 ID:Edf6YLMD
つむぎ最後まで黒でカワイソス…
>>768


783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:16:12 ID:sfLeoDMG
アソサラマダ―?

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:21:46 ID:PVkaUtB9
乙!! ここで奈良が生き残るとは…
これからおキヌはどうするんだろーなー  

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:27:57 ID:ExUJet20
奈良のフラグ回避率はすげぇなwwww
また次のフラグがたったがきっと回避してくれるだろうwww

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:39:14 ID:a4ie/nxp
>>768
読ませていただきましたGjです。
奈良の精神状態が気になる、果たして残された二人はどうなるのか。

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:42:57 ID:+9Zr9wMP
つか、一条組全滅したな…

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:47:14 ID:m63vokEc
マーダーはハリー、城戸、高野か…。
麻生、奈良の精神状態も怪しいし、もうちょい犠牲者出るのかねorz

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:49:18 ID:5TaMZhzk
くだらん誘導すんな。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:53:09 ID:NTA4yhoD
麻生はマーダー化しないと面白くないな

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:54:45 ID:5TaMZhzk
もう作品は出来上がってるだろうから無駄な事はやめろ。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 23:59:24 ID:m63vokEc
誘導に見えるのか?捻くれてるなあ。
正直、誰がどうなろうと知ったこっちゃないわけだが。
自治厨のほうがよっぽどウザいわ

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 00:08:38 ID:66RYy2wh
>>768

            +    . .. :....    ..  .. .
                  r、ノVV^ー八
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', 
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{
             ヽ::r----―‐;:::::|     ..+
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ   
        +    :::L|` "'  ' " ´bノ
              ',  、,..   ,イ
             _ト, ‐;:-  / トr-、_ 
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、
        +  .. .   ..   .  +..
   .. :..     __  ..
          .|: |
          .|: |
       .(二二X二二O
            |: |    ..:+ ..
      ∧∧ |: |    バッ,バカヤロー! 
      /⌒ヽ),_|; |,_,,   
_,_,_,_,,〜(,,  );;;;:;:;;;;:::ヽ,、  無茶シヤガッテ……          
   "" """""""",, ""/;
  "" ,,,  """  ""/:;;
  ""   ,,""""" /;;;::;;


794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 00:15:06 ID:9zpRFASs
>>768
乙です
モブマーダー斉藤逝く、か……
いい散り方でした
オキヌがどこまで悲しんでくれるか非常にwktk

795 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:26:44 ID:zzZNru43
遅くなってすみません。
投下します。

796 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:34:11 ID:zzZNru43
『Life Goes On』



 ――闇が広がっている。
 何も見えない。
 何も聞こえない。
 あるのは、ただ無限に広がる――深い絶望の闇。


『……女子8番 周防美琴』
 矢神学院高校物理教諭、刑部絃子の抑揚のない声が一人の少女の名を告げた。


「……ッ!」
 それは決して呼ばれるはずのなかった名前。
 今もどこかで同じ空の下、希望を持って戦い続けているはずと信じていた人の名前。

 ……午後12時00分。
 西にある平瀬村分校跡へと急ぐ麻生広義達3人がその放送を聞いたのは、それを聞くために立ち止まった
G-06エリア鷹野神社の脇に繋がる石段の下だった。

 その少女に前後して呼ばれた生徒達の名前もまた、彼らには少なからぬ衝撃を与える人物達である。
 だが、その中でも麻生にとって周防美琴の名は特別であった。
 
(死んだ……? 周防が? 何故だ? 花井は? いつ? どこで? ……――誰が?)
 石段から立ち上がって茫然と立ちつくす麻生の心の闇の中で様々な声が彼の周囲に渦を巻く。
 四方から幾重にも響くそれは一度も聞いたことがないはずの、けれどよく知っている己自身の心の声――。

『殺された』   
『お前のせいだ』
『何故捜しに行かなかった』

(……大、丈夫だと思った。彼女は強いから……。それに花井が……)

『勝手な思い込みだ』
『お前が彼女の何を知っていた』
『責任を花井に押しつけて罪悪感から逃れたいだけだ』

(違う……! 違う……俺は、俺は……)

797 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:35:21 ID:zzZNru43

『そうだな。もう過ぎたことだ』
『お前は彼女が死ぬ場面にはいなかった』
『だから、誰もお前を責めたりしない』

(! 俺はそんなつもりじゃ……!)

『そんなことより、これからどうする』
『捜していた彼女は死んだ』
『お前の目的は永遠に失われた』

(……)

『お前にはもう何もない。それなのに――』
『お前はどうして生きている?』
『一体何のために生きている?』

(それは……)

『簡単な答えがある』
『奪われたなら奪えばいい』
『殺されたなら殺せばいい』

(馬鹿な……! そんなことができるはず……)

『彼女もそれを望んでいる』
『他にお前に何ができる』
『罪の意識があるというなら、他にどんな償いができる』

(だからって……)

『彼女は失意と哀しみと恐怖の中で孤独に死んだ』
『彼女はお前を待っていたのに』
『お前が来るのを信じていたのに』

(……)

『お前にはそうする義務がある』
『そうすべき責任がある』
『殺せ。殺せ。彼女を殺した奴をその手で――殺せ!』

(……そうだ。せめて、周防の仇を……。彼女を殺した奴をこの手で殺……) 


798 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:38:03 ID:zzZNru43

 もはや何が正しいのかもわからない。
 けれど今は他に道はないように思えた。
 自分を苛む心の声が他の選択を全て打ち消し、麻生を追いつめていく。

 一切の考えることを止め、麻生がそこに用意された安易な答えに手を伸ばしかけたその時――。 

『麻生先輩!!』

 漆黒の闇に沈んでいく己の意識を呼び戻す声が聞こえた。
 強くて凛々しくて、でもどこか心が安らぐような優しくて暖かな声――。
 
「あ……? 俺は一体……?」
 はっと我に返り周囲を見回す。
 そこにあるのは放送の前から変わらない山の上に建つ神社の風景。
 ともに行くことを決めた三原梢の不安げな表情。

 そして――自分を心配そうに見上げるブルーの瞳と、自分の袖をきゅっと掴む小さな手。
 その澄んだ眼差しに己の心の闇が少しずつ薄れていくのを感じる。
 
「サラ……。……どうしたんだ?」
 ほっと小さく息を吐いて、蒼白の顔色で麻生は後輩のサラ・アディエマスにぎこちなく笑いかけた。
「あ……その、大丈夫……ですか?」
 サラは慌てて麻生の学生服から手を離しながら不安そうに尋ねた。
「……ああ、大丈夫だ。少なくとも頭はまだしっかりしてる」
 麻生は意識をはっきりさせるように頭を振りながらサラにそう答えてみせた。
「そう、ですか……。よかった……」  
 サラはほっと安堵の表情を浮かべて壊れてしまいそうな笑顔で一度だけ微笑むと、すぐに表情を曇らせて俯いてしまう。
「どうした?」
 言いかけて麻生はふと気がつく。
 彼女のその細い肩が震えている。
 再び多くの命が失われた哀しみと、自分を心配する気持ちが痛いほど伝わってくる。
「すまない。また心配かけたんだな……」
 麻生は彼女の気持ちを理解して、その優しさに今は心を救われる思いで穏やかに語りかけた。
「……」
 サラはその麻生の言葉に顔を上げずに小さく首を横に振る。
「……ごめんなさい」
 そして、続いてサラの震える唇から消え去りそうな声で紡ぎ出された言葉。
「え……?」
 その言葉の意味を測りかねて麻生は訝しげに尋ねる。

799 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:39:31 ID:zzZNru43
「……ごめんなさい。……私が、先輩の足手まといになったせいで……」
 哀しく綴られるのは彼女自身を責める言葉。
「……違う。俺はお前のせいだなんて思っていない」
 思いもよらなかったサラの言葉に麻生は本心から彼女の言葉を否定する。
「ううん、私のせいです。私がいなければ周防先輩を捜せたのに……」
「違う……! こうなったのは誰のせいでもない」
(責められるべき人間がいるとすれば、それは俺だ)
 続く言葉はサラの心情を察して決して口には出さない。
「こんなはずじゃなかったのにな……。みんなを救いたいと思っているのに、思ってるだけじゃ何もできない。
空回りして裏目に出て、私にできるのはただ麻生先輩に迷惑をかけることだけ……」
 自嘲するようにサラは俯いたまま小さく笑ってみせる。
「……サラ」
 麻生の目にはその彼女の姿があまりに痛々しくて見ていられなかった。
「先輩の優しさに甘えて、そばにいるんじゃなかった……。
田中先輩を見殺しにして、周防先輩も菅先輩も見つけることさえできなくて……!
私がいたから代わりにみんな死んでしまった! 結局は、私が周防先輩を殺し……!」
「――サラ!!」
「……!」
 怒りと哀しみが入り混じったような麻生の悲痛な叫びがサラの哀しい言葉を遮った。
 今まで聞いたこともないような険しい麻生の声にサラはびくんと身をすくませた。
 ゆっくりとサラが彼に視線を向ける。
 麻生はとても寂しそうな、辛そうな表情でじっと彼女を見つめていた。
「……なんで、そんな風に考える? 俺がお前のことをそんな目で見ると思うのか……?」
「だって……!」
 哀しげな麻生の眼差しを前にサラは何も言葉にできない。  
「……俺達はみんなこのフザけたゲームの中で迷って苦しんで、時には誰かを傷つけてしまうこともあった。
けど、お前はそんな俺達に道を示してくれたじゃないか。
お前がどんなにみんなのことを想っているか、誰よりも俺が一番よく知っている。
お前がどんなに人の命を大切に感じているか、ちゃんとわかっているから。
だから、そんな風に言わないでくれ……。誰がお前を責めるとしても、俺がお前を理解している。
――お前は決して、間違ってなんかいない」
 サラの頬にそっと触れて、諭すように麻生は彼女に語りかける。
「麻生先輩……」
 深い哀しみを湛えたブルーの瞳に溢れそうな涙を浮かべてサラが真っ直ぐに自分を見つめている。
 ずっと護りたいと思ってきたかけがえのない温もりがある。 
 

800 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:42:58 ID:zzZNru43
 
 周防や田中のことばかりではない。
 彼女はこれほどの哀しみをずっと一人で抱えて生きてきたのだ。

 護り抜かなくてはならない。
 この身と命を盾にしても。
 ――誰よりも優しい心を持ったこの人を。

 大丈夫だ。
 自分はまだ立っていられる。
 手も足もちゃんと動く。
 自分はまだ――戦える。 

 ――そうだ。
 まだ全てを無くしたわけじゃない。
 戦う理由がある。
 生きる目的がある。
 希望は、光は――ここに在る。

 言うべき言葉がある。
 伝えたい想いがある。
 麻生は一度は言うまいとした己の心の内をサラへ告げようと決意する。

「サラ。周防が死んだことの一因は間違いなく俺にある。
 でもそれを悔やんで歩くことを止めたら何も変わらない。
 かといって忘れることなんてできるはずもない」
 麻生はそこで一度言葉を切る。
「……」
 サラはただ、黙って彼の言葉を待っていた。
「――だから、俺は周防のことも菅のことも、田中や永山達のことも全部背負うと決めた。
 あいつらの哀しみや痛みや残していった想い、全て背負って一緒に生きていく。
 お前がお前の大切な友人達の命を背負ってここまで来たように。
 心に刻んで忘れない――俺が生き続けていく限り」
「先……輩」
「お前はもう一人じゃない。何もかも自分だけで背負うことなんてない。
 お前は俺を信じてくれると言った。――俺もお前を信じている。
 俺一人だけの力じゃ無理でも、お前が一緒なら何とかできる。してみせる。
 だから……どこへも行くな。――そして、一緒に、生きていこうぜ?」
 穏やかに微笑んで麻生は力強くそう告げた。
「麻生先輩……。――はいっ!」
 サラはごしごしと袖で両目を拭うと泣き出しそうな笑顔のままで元気に頷いてみせた。

801 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:46:09 ID:zzZNru43

 二人を心配そうに見守っていた梢にもようやくほっとした笑顔が戻る。

 麻生は思っていた。
 サラがいなければ自分はとうに壊れてしまっていただろう、と。
 彼女を護るつもりでいて、本当は自分が護られていたのだと今更ながらに気づかされた。
 サラに出会えてよかったと今、心から神に感謝する。
 彼女がいてくれる限り、自分は道を失うことはない。

 怒りだけでは戦わない。
 憎しみだけでは殺さない。
 これ以上犠牲者を出さないために、かけがえのない大切な人を護るために、――この島に残る殺人者達はこの手で止める。


   ◇    ◆    ◇



802 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:47:16 ID:zzZNru43
 こんにちは、三原梢です。
 この島に来て4回目の放送が終わりました。
 読み上げられた名前に私は耳を疑います。
 ララ? それに天満ちゃん?
 ……嘘でしょ?
 あんなに元気に駆け出していった二人なのに!
 なんで? どうして? そんなのアリエナイッ!

 ……でも、本当はわかってました。
 冴子と今鳥君が死んじゃった時から、ううん、このイカれたゲームが始まった時から、
アリエナイなんてことは有り得ないんだって。
 一度別れた人達に生きてもう一度出会える保証なんて、どこにも無かったんだって。

 でも、私はもう泣きません。
 哀しくないわけじゃないけど――本当は泣きたいくらいに哀しいけど、
泣いたってどうにもならないことがわかってるから。
 それに、哀しいのは私だけじゃない。
 麻生君だって大切な人を無くしてる。
 そして、サラちゃんはもっとたくさんの友達を……。
 でも――それでも、二人とも一生懸命に前を向いて歩いてる。諦めないで戦い続けてる。
 だから、私も決めました。
 もう、怖がったり泣いたりしているだけじゃダメだ。
 大切なものを奪う人がいるなら、その人達と戦う。
 奪われたから奪うんじゃない
 奪う側に回るんじゃない。
 大切なものを護るために、私は戦う。
 そして、みんなで生きるんだ。
 やってやるわよ、こんちくしょう。

 お互いを支え合う二人の姿が信じることの意味を、諦めないことの大切さを教えてくれた気がする。
 彼らと一緒にいる限り、私は道を外れることはない。
 私間違ってないよね? ララ、天満ちゃん。
 それでいいんだよね? 冴子、今鳥君。


   ◇    ◆    ◇



803 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:50:19 ID:zzZNru43


 放送が終わり麻生達は再び分校跡を目指して歩き始めた。
 友人達が死んでいるにもかかわらず条件反射的に禁止エリアの記録を取っていた自分に嫌悪感を覚えつつも、
生きるためにその内容を互いに確認する。
 自分達に関係のありそうなエリアは今いるG-06の17時。
 まだしばらく時間はあるがこの場所に長居する理由もなく、またいい気分もしないので街道を通ってG-06を
早急に通過する。
 一つのエリアを移動するのにかかる時間は通常約一時間程度だが、街道のみを通った場合は30分程度で通り抜けられることが
経験上わかっていた。
 途中10分ほどの食事休憩を挟んでからG-05も同様にして通過し、禁止エリアであるG-04は南側の最短距離を迂回して進む。
 H-05経由でH-04を一時間ほどかけて抜け、H-03へと入ってすぐに麻生達は進路を北へと変えた。
 彼らの誰にも知る由のないことだったが、そこはララ・ゴンザレスが疲労した塚本天満を気遣って
遠回りを承知で西へと進路を変えた場所。
 彼女達の哀しい運命が決した場所であった。
 ――今、麻生達は別の道を選ぶ。
 戦うために、生きるために、護り抜くために。

 3人は草原を歩き続け、やがて遠くに木造一階建ての平瀬村分校が見えてきた。

「んー、思ったより早く着いたねー」
 分校の敷地に入ってすぐに梢が大きく伸びをしながら言った。
「油断するなよ三原。建物の中に誰かいるかもしれない」
 それが味方とは限らない――言外にそう意味を含ませ、無防備に分校に近づいていく梢を呼び止めて麻生が警戒を促す。
「はいはい。んじゃ、チャッチャと調べてみよっか」
 軽い口調とは裏腹に、梢はベレッタを腰のホルダーから引き抜いて表情を引き締め麻生に頷いた。
「ああ。三原、バックアップ頼む」
「おっけ。まかせて」
「サラは俺から離れるなよ」
「はい」
 周囲を警戒しながらウージーを構えた麻生を先頭に、続いてサラ、ベレッタを構えた梢の順に慎重に建物に侵入していく。
 
 15分後。
 麻生達は分校の教室のひとつにいた。
 小さな分校は全ての教室を調べるのに大して時間はかからず、すでに周囲の安全は確認されていた。 
「誰もいない、ね……」
 梢が教室の机に腰をかけてほっとしたような、拍子抜けしたようなやや複雑な声で呟く。
「ああ、当てが外れたか」
 そう答える麻生だが、その言葉ほどには彼に落胆した様子は見られない。
「先輩?」
 その麻生の様子にサラは思い当たる節があるのか、何か言いたそうに声を掛けようとする。
 だが麻生は小さく首を振ってその言葉を遮るとさっさと教室を出て行こうした。
「麻生君? どこ行くのよ?」
 梢がそれに気づいて麻生を呼び止める。 
「ちょっと表を調べてみたいんだ。二人とも一緒に来てくれ」
 麻生はそう言って二人の返事も待たずに玄関に向かって歩いて行ってしまう。
「なんだろうね?」
「さあ?」
 梢とサラは怪訝そうにお互い顔を見合わせてから、結局は仕方なく麻生の後を追うことにした。


   ◇    ◆    ◇



804 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:51:22 ID:zzZNru43


「で、何を調べるって?」
「ああ、まずは……」
 梢の問いに麻生が答えようとすると、
「……?」
 建物の陰に何かを見つけたのか、サラが一人でそちらの方に歩いて行く。
「サラ? あんまり遠くへは行くなよ」
 それに気づいた麻生は今のところ周囲に危険はないと思いながらも心配そうに彼女に注意する。
「はい。大丈夫ですよ先輩、心配しないで」
 振り返ったサラは小さく笑って素直な返事を返してきた。
 その麻生達のやりとりを梢が微笑ましそうに見守っている。
「……何だよ?」
 その視線が妙に居心地が悪く、麻生は梢をにらむ。
「べ〜つに〜。ただ、相変わらず仲良いなぁとか思っただけ」
 にやにやと笑って梢は意地悪っぽくそう言った。
「……そんなんじゃねえよ。こんな時に何言って……」 
 麻生が呆れ顔で梢の考えていることを否定しようとしたその時、
「麻生先輩、三原先輩」
 建物の向こうから自分達を呼ぶサラの声が聞こえた。
「どうした!? サラ!」
「何!? サラちゃん!」
 二人は弾かれたように反射的に銃を抜き、その場所に駆けつける。
 建物の角を曲がるとすぐに目の前に立ちつくしているサラの後ろ姿が見えた。 
「やっぱりここには誰かがいたみたいです……」
 振り返らずにサラは地面を指差して背後の麻生達にそう告げた。 
 ほっとしながらそこに目を遣ると、サラの示した地面には土を埋め直したような跡。
 そして、誰かが捧げたのであろう冬に咲く花達が哀しくその場所を彩っている。
「誰、なんだろうね……」
 ベレッタをホルスターに戻しながら、梢は重々しく口を開いて隣にいる麻生に尋ねる。
「わからねえ。けど……」
「うん……。なんだろう、この感じ。何だか、すごく哀しいよ……」
 ここに眠るのは同じ時間を共有し、同じ未来を見ていたはずの矢神学院の同胞。
 そして、二度と同じ時を歩むことのない自分達の記憶の中だけに住む人。
「……」
 サラが黙って跪き、そっと十字を切って両手を合わせ祈りの言葉を呟く。
「……」
 麻生もそれに倣い、そして梢も……。
「こんなところに一人にしてごめんね。でも……誰かはわからないけれど、あなたの分まで私頑張るよ。
だから、どうかゆっくり眠ってください。そして、私達のことを見守っていてね」
 何故かはわからないけれど溢れそうになる涙を瞳に浮かべて、梢は優しく微笑んだ。
 梢はそれが思い人の墓とは知らぬまま黄色の水仙を墓前に供え改めて誓いを立てる。
 最後まで決して諦めずに戦い抜くことを。
 そして、残された大切な人達を護り抜くことを。


   ◇    ◆    ◇

 

805 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:53:21 ID:zzZNru43

 名も知らぬクラスメイトの冥福を祈り、麻生達は分校周辺の探索を再開した。
 といっても探しているのは麻生だけだ。
 サラと梢には麻生の目的がわからないのだから、とにかく彼に着いて行くしかない。
「……」   
 現在、麻生は足を止め校舎を背にグラウンドの周囲に視線を巡らせていた。
「ねえ、そろそろ教えてくれないかな? さっきから何を探してるわけ?」
 腕組をしながら不満を隠そうともせずに梢は刺々しく麻生に尋ねる。
「悪い、ちょっと黙っててくれ。……あれか?」
 梢の問いにぞんざいに答えながら麻生の視線がふとある場所に止まった。
 それはグラウンドの隅に作られた小さな体育倉庫。
 その一辺は校庭のフェンスの代わりに小さな丘の壁が続いており、その倉庫も壁を背にするように
ぴったりと密接して建てられている。
「あれかって、ただの倉庫でしょ? って、コラ! ちょっと待ちなさいって!」
 梢の言葉を無視して麻生は急ぎ足で倉庫に向かう。
「先輩……?」
 サラには麻生が意図的に口数を少なくしている理由も探しているものを口にしない理由もわかっているようだが、
それでもやはり彼が何を探しているのかには少なからず興味がある様子である。
 ぶつぶつ文句を言いながら歩く梢とともにサラも麻生の後を追って歩いて行った。
 
 錆ついた引き戸を開けると倉庫の中には学校で見慣れた体育用具が雑然と散らばっていた。
 麻生はそれらには目もくれず、奥の壁に向かってまっすぐにと歩いて行くとそこを何やら調べ始める。
「ここに何が……」
 言いかけた梢の目の前で麻生は器具の陰で見えなかった木製の扉を勢いよく開け放った。
 何の装飾も無い木の扉は、そこに“ある”と思って見なければ壁の一部としか見えないようなものだ。
「うわお……」
 その扉の向こうに現れた新たな通路に梢は言葉を失う。
「わあ」
 サラもびっくりしたような顔で小さく感嘆の声を上げる。 
「行くぞ」
 麻生はそう言ってすたすたと通路の奥に歩いて行ってしまう。
 通路はすぐに広い空間にぶつかった。
 周囲の地形から判断して、ここは丘の内側に作られた空洞なのだろう。
 明かりは入り口と日光や空気の取り入れ口らしき窓から入り込む光だけで中はとても薄暗い。
 その中で麻生は何かを懸命に探して壁に取り付けられた棚を調べ続けた。
 そして――。

806 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:54:00 ID:zzZNru43
(あった……)
 心の中で呟いた麻生の表情からようやく緊張が解かれる。
『――?』
 麻生の見ているものを覗き込んでサラと梢は顔を見合わせる。
 “それ”が何かわからない――いや、何となくはわかるが麻生が“それ”を何に使うつもりなのかがわからなかったからだ。
「さて、と――」
 麻生は意図的に言葉を発すると“それ”を再び棚の奥に隠し、先ほど調べた別の棚へと向かった。
「三原」
「え? 何……」
『ヒュッ』
「わわっ!」
 急に名前を呼ばれて梢が答えるよりも先に、彼女の手元に固形の何かが飛んできた。
「リュックに詰めとけ」
 麻生が投げて寄こしたのは数個の缶詰。
「ええっ? これ……食べれるの?」
 受け取った缶詰のひとつを摘み上げて梢は露骨に嫌そうな顔をしてみせる。
「中身は乾パンだ。腐らねえから心配すんな。もっとも味は保証しねえけどな」
 麻生はしれっと答えると自分も幾つかの缶詰を抱えて戻ってきて、その内の数個をサラに手渡す。
「ありがとうございます。……先輩、何なんですか? ここ」
 暗い室内を見回しながらサラが麻生に尋ねてきた。
「防空壕だよ」
 麻生は少し考えてから彼女にそう答えた。
「ボウクウゴウ?」
 聞きなれない日本語にサラはきょとんとした顔で尋ね返してくる。
「ああ、“元”な。現在はシェルター兼災害時の備蓄倉庫ってとこだろう」
「へえ……って、何でそんなもんがあるのよ!」
 梢が当然の疑問を麻生にぶつける。
「この辺りの島は戦時中、かなりの激戦に見舞われたらしく当時作られた防空壕が多く残されている。
地面に穴を掘っただけの脆いものだと危険だが、横穴式の丈夫なものなんかは内部を補強して現在も
倉庫として使用されることもあるらしい。特にこういった古い学校では疎開してきた人々を避難させるために
大抵は大がかりなものを備えてたって話だ」
 こういった施設は往々にして管理者と所有者が異なる場合が多い。
 だから行政の調査が行われても存在を見落とされる可能性が高いのだと麻生は付け加えた。
「へえー、麻生君て意外なこと知ってんのね」
 麻生の説明に今度は素直に感心して梢が尊敬の眼差しを向ける。
「俺じゃない。……田中が、教えてくれたんだ」
 その言葉を否定するように首を振り、麻生は静かにそう言った。
「田中君が……?」
「ああ」
 田中一也。
 麻生達を信じ、彼らに希望を託して死んでいったかけがえの無い仲間。
 その田中からこの島の名前を聞いた時、麻生はかつて彼が言っていたことを思い出していたのだ。


   ◇    ◆    ◇



807 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:57:01 ID:zzZNru43


『この島はさ、海底資源が眠る可能性で有名だけど、むしろ実際に戦争の悲劇に襲われた場所だってことを覚えとかなきゃいけないと思うんだ』
 心優しいサッカー部の次期主将が熱く語っていた。
『そんなテストに出ねえことまで覚えきれねえよぉ……』
 頭を抱えて泣き言を言っていた、気のいい赤毛のバスケ部員。
『やれやれ、菅には歴史のロマンって奴がわかんねえんだよなあ』
 わかったような口をきくのは何かにつけて主将と張り合う、慌て者のサッカー部員。
『……石山。お前、日本史赤点ばっかじゃねえか』  
『……う』
 菅の指摘に言葉に詰まる石山の姿に笑いが起こる。
『あのね、田中君。ちょっとわからないところがあるんだけど……』
 そこへおずおずと声をかけてくるのは長い黒髪が綺麗な、穏やかな物腰の少女。
『お? 永山、お前も勉強か。感心感心』
『うん。もうすぐテストだもんね』
 根拠も無く偉そうに言う菅に永山は微笑んで答える。
『どれ? 遠慮しなくていいよ、永山』
『えと、これ……なんだけど』 
 気さくにテキストを覗き込む田中の顔が近過ぎて、永山の頬が微かに赤くなる。
『そんなぁ〜……』
 無情な現実の前に崩れ落ちる石山。
『あ、その、他にもいっぱいあって……』  
 恥ずかしそうに永山がテキストで顔を隠す。
『じゃあ、永山の席に行こう?』
『本当? ――ごめん、田中君借りるね。みんな』
 ポンと両手を合わせて永山は可愛らしく菅達に謝る。
『待ってくれ! 永山さん! 田中先生抜きで俺達にどうしろと言うんですか!?』
 力強い口調で情けないことを言ってのける菅。
『ああ、うん、どうしようかな……』
 田中の視線が助けを求めるように麻生を見る。
『……いいよ。こいつらの面倒は俺が見とく』
 田中ほど面倒見の良くない麻生はため息をついて渋々ながら彼からバトンを引き継いだ。
『ごめん、頼むよ』
『ありがとう。麻生君』
 心からの素直な笑顔で麻生に感謝する田中と永山。
『愛してるぜ麻生! 今度ラーメン奢ってやる!』
『見てやがれ田中! 次のテストで勝つのは俺だ!』
『いいから、さっさと問題解けよ……』
 妙なテンションで張り切る菅と石山に、げんなりとしながらため息をつく麻生。
 平凡な日常の中の何気ない一コマ。
 二度と戻ることの無い、かけがえの無い平和な日々――。


   ◇    ◆    ◇


808 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:59:38 ID:zzZNru43


「そっか……。それで、この場所の検討がついたんだ」
 体育倉庫に戻って荷物を整理しながら、麻生の心情を察したのか、いつになくしおらしい声で梢が呟いた。
「半分以上は賭けだったけどな。まあ、とにかく“食料”が手に入ってよかったな」
「え……?」
 食料という言葉を強調した麻生に梢が思わず尋ね返した。
 麻生の様子から、彼が探していたものは決してそうではないことがわかっていたからだ。
「そうですね。少し心配だったんですよ」
 慌ててサラが言葉を続けてくれる。  
 きっと彼女は麻生が分校を目指すと言った時から、そこに主催者側に聞かれたくない何かがあることに
気づいていたのだろう。
「ああ、そうだね。うん、田中君に感謝しなきゃね」
 梢もそれに気がついて誤魔化すように笑った。
 と、麻生はふと床にテニスラケット用のストリングが転がっているのを目にする。 
「そう、だな……こいつも直しておくか」
 それを手に取り少し考えた後で麻生は呟いた。
「サラ。ボウガンを貸してくれ」
「はい? どうするんですか?」 
 素直にボウガンを渡しながらサラは尋ねた。
「修理するのさ」
 そう言って麻生は防空壕の中で見つけたライフツールを使って手際よく切れた弦を外し、ラケットのストリングに張り替える。
「へぇー、先輩すごいですねー」
 興味深そうにサラが見守る中、麻生は黙々と作業を進めていく。
「そんなので大丈夫なの? 音楽室に行けばピアノ線くらいあるんじゃ……」
 不安そうに上から覗き込みながら梢が意見を述べる。
「ピアノ線は強度はあるが弾性が全くないから弦には使えない。その点これなら問題はないからな。
心配するな。コイツは充分役に立つよ」
 ストリングを使えば確かに元々のグラスファイバーに比べて威力は低下するが、その分だけ装填が容易になり
サラの力でも充分に扱うことが可能になるだろう。
 できることならサラに人を傷つける道具を持たせたくはなかった。
 だが、状況がそれを許さない。
 彼女が生きるために身を守る手段は少しでも多い方がいい。
「……」
 そして麻生はふと手を止めてサラを見つめた。
「? どうしたんですか?」
 きょとんとした顔でサラは麻生を見つめ返す。
「……ひとつだけ約束してくれないか。もし、この先お前を傷つける奴が目の前に現れたら、迷わずに撃て。
何よりもまず自分の身を護るために戦うと約束してくれ」
 麻生は真摯な眼差しでサラに告げる。
 それはどこか懇願するような必死さを伴った言葉だった。

809 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 01:02:36 ID:zzZNru43
「……わかりました。でも自分のためだけじゃありません。麻生先輩や三原先輩が傷つけられても私は戦います。
 ――もう大切な人を誰も死なせたくないから。絶対に死なせないってそう決めたから」 
 麻生の真剣な想いがわかったのだろう。
 サラは静かに頷くと、にこっと笑って力強くそう言った。
「サラちゃん……」
「きゃ」
 梢が涙ぐみながらぎゅっとサラを抱きしめる。
 梢の豊かな胸に埋もれてサラが恥ずかしそうに真っ赤になっている。
 その二人を見つめながら麻生も小さく頷いた。
(それでもいい。それがお前の生きる力になるのなら。お前が生きていてくれるなら……)
 麻生にはわかっていた。
 例え全ての危険を排除できたとしても、自分はサラのそばにはいられないことを。
 この場所で見つけた希望は、同時に麻生の運命をも決める選択だったのだから。
 それは決してサラ達には悟られてはならないことでもあった。

 全ては徒労に終わるかもしれない。
 一矢どころかこのゲームの主催者達に爪痕をつけることさえできないかもしれない。
 それでも――と、麻生は思う。
 それでも現在この島に生き残っている仲間達と、そして、誰よりもサラが生存する確率をわずかでも
引き上げることができるのならば、そこに己の命を投げ出す価値は充分にある、と。

 だが、その前にやるべきことが残っている。
 
 皆で生きることを否定する人間がいる。
 自分だけが助かろうとする奴がいる。
 倒さなければならない者達がいる。

 彼らを止めなければ全てが無駄になってしまうのだ。

「これからどうする?」
 涙を拭って梢が麻生に尋ねた。

「まずは北へ行こう。夜になればまたホテル跡に人が集まる。生きようとする仲間達と、ゲームに乗った奴らがな。
だから、行こう――全ての決着をつけるために」
 修理の終わったボウガンをサラに渡しながら麻生は毅然としてそう告げた。

「はい!」
 迷いのない瞳でサラが答える。

「――了解」
 梢も微笑みながら頷いた。 
 
 戦いの善悪を超えて、戦わなくてはならない相手がいる。
 
 その先に希望があると信じて進む彼らの道に、もう迷いはなかった。   




810 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 01:04:41 ID:zzZNru43
【午後:16〜17時】


【麻生広義】
【現在位置:G-03】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式(食料5、水4) 缶詰(乾パン)×1 UZI(サブマシンガン) 9mmパラベラム弾(50発) メリケンサック ライフツール
[行動方針] :サラを護ることが最優先。サラの願いを叶えたい。
      高野に敵対。今後、出会った相手は基本的に警戒。播磨とハリーを特に警戒。
      危険を全て排除した後、分校に戻る。
[備考] :護るために戦う。播磨が天王寺、吉田山を殺し刃物を所持していると思っています。


【サラ・アディエマス】
【現在位置:G-03】
[状態]:健康 
[道具]:支給品一式(食料3、水4) 缶詰(乾パン)×3 ボウガン(M-1600、威力1/2) ボウガンの矢5本(リュックの中) アクション12×50CF(双眼鏡)
[行動方針] :反主催・みんなを守る。
[備考]:護るために戦う。麻生を信頼、高野を信頼。
     播磨が天王寺、吉田山を殺し刃物を所持していると疑っています。


【三原梢】
【現在位置:G-03】
[状態]:健康
[道具]:支給品一式(食料2、水3)  缶詰(乾パン)×4 ベレッタM92(残弾16発) 9ミリ弾198発 エチケットブラシ(鏡付き)
[行動方針] :殺し合いをやめさせる。
[備考] :護るために戦う。ハリーを警戒。結城が心配。
     播磨が天王寺、吉田山を殺し刃物を所持していると思っています。


[備考(共通)]:盗聴器に気づいています。



811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:17:00 ID:/UNDstI+
ほんと、アソサラ以外書く気ないのな・・・
せっかく梢が加わったり、狂気フラグとかもあったのに、
8割以上アソサラがラブラブしてるだけじゃんか・・・

それと、だらだらと長いよ。
半分くらいにして、他の書き手に任せようよ。

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:25:41 ID:0cDWxrIX
麻生がなんでもできすぎだろ・・・高校生だぞ

しかし麻生とサラは死にそうにないがそのかわり梢が死にそうでとても怖いんだが

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:26:18 ID:/tFa+ksV
アソサラも流石にマンネリだな。う〜ん…。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:27:54 ID:PDt8AQ3F
Gじぇ…、
…。


>>717の言う通りか…。
こんなのされたらもう誰も麻生達書けないじゃん…

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:34:05 ID:mtxz6zeG
俺はまぁGJだと思うぞ 確かに他の人は続けづらい感は否めないけど

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:37:15 ID:9zpRFASs
この辺りの島が戦争云々は田中から教えてもらった、で分かるけど
防空壕云々は麻生独自の知識?
あと弦に弾力って必要なの?しなるのは弓の部分だよね?
最後にまとめて一つ、麻生ってミリオタ?

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:38:33 ID:nr/DfVKs
……乙。
ハラミがすっかりお邪魔虫(´・ω・`)

つーか何とかならんかこの状況。
食糧不足→缶詰ハケーン
周防アボン→サラ説得→即鎮静化

肝心のサブマシンガン使う機会も一体何処へやら……

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:42:36 ID:66RYy2wh
>>817

                 r、ノVV^ー八
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / 展 .あ ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  開 .わ っ  :|
             ヽ::r----―‐;:::::|    | じ て  :  |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  ゃ る  ま  |
              L|` "'  ' " ´bノ     |  な よ  だ |
              ',。゚: 、,.. ゚。 ,イ    ヽ い う   /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_   \  な   /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ


819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:55:04 ID:Z08FJRnU
予約して書いてるから別に問題はないんじゃん?ただ他の人が書くのも
問題ないわけだし、不満な人は先取りしてみたら良いかと。


820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 01:58:26 ID:66RYy2wh
                 r、ノVV^ー八
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / 展 .あ ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  開 .わ っ  :|
             ヽ::r----―‐;:::::|    | じ て  :  |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  ゃ る  ま  |
              L|` "'  ' " ´bノ     |  な よ  だ |
              ',。゚: 、,.. ゚。 ,イ    ヽ い う   /
             _ト, ===  / トr-、_   \  な   /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ


821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:00:03 ID:+BCuEYOs
とりあえずつまんない
麻生何でも出来過ぎ

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:03:05 ID:eVs1WKCV
八雲や花井だって大事な人が死んでマーダー化フラグがあったのに
わけわからんままつぶされたじゃないか

それと何が違うんだ?

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:16:52 ID:9zpRFASs
大事な人が死亡=マーダー化がすべてじゃないだろ
大事な人死亡で自殺の可能性もあるし、
より反主催の決意を固める奴がいてもおかしくない
その強度も様々
ちなみに八雲はかなりしっかり説得されてる描写がある
花井は放送前に決意をかなりしっかり固めてて耐えた

それに対して麻生の狂化フラグは食人衝動っていう突き抜けてヤバイとこから始まってるわりに
思考がサラの呼びかけで簡単に中断したり、サラが弱いとこ見せて守んなきゃって素直に思ったりしてて
強く、複雑な感情特有の揺らぎが無い

とここまで書いたけど別にNGとか言ってません
もうちょっとこのロワはフラグを大事に扱うべきだとは思うけど

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:25:08 ID:VQPUKQsU
もうかれこれ一日くらいアソサラがいちゃついてるだけで全く変化がないから。

他の書き手が変化の種を植えて盛り上げようとするのに、この作者が強引に元通りにしてしまうから。

もうこの二人引き離さないとなんともならんよ。

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:27:52 ID:Dqfss9ta
八雲の話が出てふと思った。

サラは自分の親友の心配はしなくていいんだろうか。
最愛の姉に死なれて、八雲がどういう心境でいるのかとか、気にならんのか?
あの姉妹の結びつきの強さはよく知ってるはずなのに……

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:28:36 ID:66RYy2wh
                 r、ノVV^ー八
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / ん .あ まヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  び .w っ :|
             ヽ::r----―‐;:::::|    | v さ  : :|
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  ゃ h ま |
              L|` "'  ' " ´bノ     |  k g  だ |
              ',。゚: 、,.. ゚。 ,イ    ヽ d h   /
             _ト, ===  / トr-、_   \  y   /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ


827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:29:01 ID:zzgvC3Lj
冒頭はFF7のクラウドを彷彿とさせて期待したが…
アソサラマンネリ化。
万能麻生に読む気半減。周防の死すら乗り越えてサラに支えられる?
超ありきたりだな…。
つーかここだけ上手いこと二人でラブラブしてて浮いてるぞ。
他は何らかの修羅場があってリスクがあるから面白いのに。
八雲・花井組も今後ノーリスクでダラダラされそうな気配があるな。
つまらなすぎる現状もう勘弁ですわ。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:16:50 ID:2ByK5TuX
先の二作と今回の感想の差は何なんだ?
自作自演でもしてるんじゃないかというくらい
マンセーと叩きの二極化になってるぞ

正直花井らの話と今回の麻生は大差ないぞ

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:26:24 ID:5C6dRGkR
八雲・花井組、そして麻生・サラ組。
“二人で支えあう”という構図を作り上げて、何事にも動じない態勢をつくったと。
こりゃ書き手のオナニーだと取られても仕方ないだろ。
これで播磨、沢近組が逆に同じような構図にならなかったら…完全に悪意アリだと受け取られるな。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:29:50 ID:+g9jpkzS
>>829
八雲の方はまだまだぐらつく要素結構残ってそうだけどな。
ところでどうでもいいことかもしれんがサラの目って青かったか?

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:42:57 ID:5C6dRGkR
八雲、自殺を花井に救われる。麻生、マーダー化をサラに救われる。
構図自体は本当一緒だよな。ただ、反応が違いすぎる。

八雲が自殺しない→GJ
麻生に大きな変化なし→ハア?

スレ住民の民意が露骨に顕われ過ぎ。いくらなんでも汚ねえだろ…。

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 04:02:45 ID:6hrprrmG
構図が同じなら反応も同じなはずってこと?
だとしたらおかしい
色の塗り方で同じ構図の絵でも全然説得力は変わってくるよ

八雲は説得に反発しつつ最終的に納得したのに対し、
麻生はサラの様子を気遣って自分から踏みとどまってる
起動修正に他人の働きかけがどの程度あったかはポイントでしょう?
その点で前者の方が話の流れが説得力あると思う

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 04:06:13 ID:oPZAagaj
いや、あくまで一時的に救われるとか、まだ脆くて危険な部分が残ってるとか
フラグを安易に潰しきるんじゃなく、その後の書き手次第である程度可能性を見せるような展開と描写なら
ここまで叩かれなかったと思うんだが
実際、八雲のほうはまだ不安定な部分残ってるし、展開次第でいくらでも書けそうだし

はっきり言って、アソサラ以外をあまりにおざなりにしすぎ
それと、もっとリレー小説であることを考えるべきだと思う


834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 04:22:22 ID:OK6o61V1
やっぱり書き手の自己満スレだわ。
今後の投下作品次第で糞スレになるかどうか、いま分岐点にいるところだな。

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 04:36:46 ID:lvQJXqku
アソサラ書きたいだけならIFスレに行けばいいのに…
今更だけど、もう少し原作を大事にしてほしい。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 05:09:39 ID:t4TYeEac
マーダー対決乙
結城のほうはなー、狂った時点でいつ退場してもおかしくなかったから仕方ないとして、
斉藤はメインキャラへの因縁的にラスボス的ポジションまで残るかと思ってたからここで退場は意外だった。
ともあれ、終始誰が死ぬか分からない感じで進んだバトル描写は熱くてよかったです。
ただマーダーが減り、またハリーが活躍するかと思うと気が滅入るのもあったりしてw

麻生マンセー乙
防空壕(食料ストックのある可能性のある場所)を最初から知ってたら、
食糧不足になった段階で「そっち行ってみようぜ!」って話になって、食人衝動とかは起きないんじゃ。
フラグ折りは別に今に始まった事じゃないからもうどうでもいいんだけど
前作の流れを無視した唐突すぎる「実は知ってたんだぜ」という展開には少し萎えました。

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 07:10:23 ID:i2cypA55
アソサラだけ変に有利かつラブラブばっかだからだろうな。今回また食料入手したし。
武器も銃2つに相手殺す覚悟も持ってる最強ぶりと来たものだ。

花井のとこは空回り続き、今鳥が死んだり、斉藤らとバトルしたり、辛いこともたくさんあった。
この二つの話の印象が違うのは仕方ない。妙に「保護」されてるか、されてないかの違い。

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 09:14:14 ID:66RYy2wh
コロシテヤル! サンカシャゼンインコロシテヤル・・・・・・・。

     r、ノVV^ー八
 ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',   
 ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{    
  ヽ::r----―‐;:::::|'.   ̄ ̄ ___          ̄ ̄
  `ィ:f_、 、_,..,ヽrリ────   __  -  ──
   L|` "'  ' " ´bノ         _,,ィi⌒ヽ    二 __ 二   ̄
      ',。゚: 、,.. ゚。 ,イ     _r‐-r''´ ノ.l  |⌒ヽ             ---
    _ト, ===  / トr- _厶'⌒_l   { :|  l   |_  ̄ ̄ ̄     ── _
. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃..:.'´;.:.:.'ヽ:.:.:ゝ、_ノス,,_,ノ、_,,ノ___      __
" !:!  |:| :、 . .: /:/:´:.:.:.:.:.:.:.:`:.´:.:.:.:.:.`:.:.、
⌒⌒ヽ       /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i _         ̄ ̄
 、  ) ̄} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ.::.:ll:.l`'!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i    ----  二二二         ─
、_人_,ノ⌒)}─┐    .,,;:':;:':l:l l:l l:l:.l:.l:.;.:l:.i:.l:l  ---- 二二         ─
  _,,ノ´  └───;イ;゚;、`' lt_'⊥l:/:l:.lリ  ───   __  -  ──
r‐'´           ..:;::','/;;'  i ´" ´!:イ!lハ  ----   ----         ─
            ヾ:',     l!   /'゙ '      _         ̄ ̄  
             l:.:.ヽ   ‐ ./
         ,、 _,! ', :.:ヽ-.'´!


839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 09:35:25 ID:/tFa+ksV
仙道が泣いている。

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 10:45:48 ID:VQPUKQsU
>>828
大差あるだろう……
いきなり都合よく防空豪とかでてくるんだぜ?
それも食糧難を解決し前作の狂人化フラグを潰すためだけにだ。

面白いと思えという方が無理だ。

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 10:52:20 ID:D2jTYKs/
防空壕くらいは別にいいけどな。狩猟小屋とかだって前出てきてたし
ただやはり◆GEIGwDl3Ms氏にはアソサラ以外のパートも書いてみてほしいと思う
アソサラパートばかり書いてるからそれに固執しているように見えるし、それだけでもかなりイメージダウンしてる気がする
◆GEIGwDl3Ms氏の作品ってだけで文句いう奴も多いだろうし、トリップ変えてみてはどうかね?

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 10:57:44 ID:SLbcwMVD
ご都合主義すぎるのも問題あるっす
防空壕のところだけでもいいから修正して欲しい

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:17:46 ID:ZwWkuEMK
修正しろだの何様だよお前ら・・・。

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:24:31 ID:SLbcwMVD
それと>>825の部分も加えて欲しいかな。だってサラだよ?
15巻読めばサラが八雲のことを優先して考えるのが必然だし…。
麻生が美琴のことを心配したようにさぁ。
>>828
それだけ満場一致ってことでしょ。

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:25:47 ID:ZwWkuEMK
それは原作時点の話でしょ?
ロワにおいてはここまで麻生とサラの信頼感とか愛とかいったものが何度も積み重ねられて今に至るわけでしょ?
そういうのを無視してリレーと言えますか?

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:27:10 ID:SLbcwMVD
ほとんど自己リレーだけどな…

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:28:35 ID:uVzdM6Z4
あれ? 俺達スクランのリレー企画やってるんだよね?
オリキャラ企画じゃないよね?

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:30:49 ID:ZwWkuEMK
原作は大事だけどさ、原作に縛られてたら二次創作自体出来なくなるでしょ。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:31:52 ID:SLbcwMVD
あと、別に作者の全てを非難してるわけじゃないよ。
これだけの量の作品を書き上げるのは大変だったろうし、労はねぎらいたい。
だけど、触れる度に埃が舞い散る作品は勘弁してもらいたいだけなんだ。
>>847
スクロワに麻生と晶は登場していないと考えれば吉

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:33:41 ID:ZwWkuEMK
埃ってなんだよ失礼な。
氏の作品には誇りこそ感じられど、埃なんぞ微塵も無いでしょ。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:37:24 ID:6XfHvw8I
誰が上手いこと・・・ってふいんき(何故か変換ry)じゃないな

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:43:37 ID:SLbcwMVD
>>850
少し黙ってくれないかな?このままだと作者乙とか言ってしまいそうでイヤだ。
原作で詳細な描写のない斉藤や岡などのモブに関しては、原作に縛られては作品が作れないから>>848の言うとおり。
ただし、麻生に関しては原作ではモブとは言い難いほど描写がされているわけだし。

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:46:56 ID:SLbcwMVD
……って誰かさんのせいで論点がズレてるし。この作品で問題なのは、少し「閉鎖的」すぎやしませんか?ってこと。
以上。

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 11:54:11 ID:wAGQ09bF
話摩り替わってきてね?
多分だがみんなが不満な部分は『ご都合主義の連続』であって麻生がサラと乳繰り合うことじゃないぞ
ついでにロワっていうのも乳繰り合ってるだけで何とか乗り越えられるようなものじゃ……


……原作ヒロインが乳繰り合ってるだけで生存したからそこはつっこめない、か

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:36:34 ID:VQPUKQsU
>>854
両方不満だよ。
というより、「いちゃいちゃさせるために、ご都合主義な設定を作り出す」その態度が嫌だ。

しかも一回や二回で効かない常習犯だし。
何回麻生に「サラが大事だ」っていわせりゃ気が済むんだよ。

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:40:49 ID:6UDbOvG0
ご都合主義なんて言ったら伊織は…
ただの猫であるはずなのに八雲を探し当てたり天満の居場所を知っていたり
アソサラなんて比べ物にならないぞ

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:42:25 ID:uVzdM6Z4
まぁ、原作からすでにただの猫ではないんだけどね…。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:45:00 ID:oPZAagaj
作者殿には悪いが、この話自体没にしたほうがいいと思う。
いわゆる展開ありきって奴か。
自分の都合のいい方向に持っていくために、あまりにもいろんな物を潰しすぎた。
リレーするための協調性や、空気を読むことを少しは学んだほうがいい。

あと主観で悪いが、今回のハラミ日記本当に酷すぎ。
とりあえず書いとかなきゃダメか、と投げやりに書いてる感バリバリ。そこまでハラミが邪魔か。

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:45:03 ID:OogT/U1v
猫又だよありゃ

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 12:47:07 ID:wAGQ09bF
>>856
ご都合主義が許せるか否かは回数とその次元によるんじゃね?
あとは、嫌な話だが生産的なご都合主義か非生産的なご都合主義か、かと
しっかりフラグ巻いたり、回収したりするためのご都合主義は許されがちだけど、圧倒的不利な戦況を覆しちゃうようなのやフラグを叩き折るためのご都合主義は糾弾されやすいような気がする

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 13:32:21 ID:RDp8hGS9

他のロワでこんだけマンセーすれば次の話でヌッ殺されるのが普通。

空気読める書き手はそれを分かってるから、こんなにマンセーしない。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 15:18:03 ID:uSQf1Jb8
なるほど、八雲と麻生の死亡フラグピンピンってことですね

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 15:37:59 ID:BFn4QuT+
大声で泣きわめいた八雲花井組と違い、麻生組にはマーダーぶつけるのも大変だ

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 15:48:54 ID:lvQJXqku
なるほど、一見強引にフラグを叩き折ったように見せておいて、
そういう作者心理を狙った創作意欲面でのフラグを立ててみせたのか。
なかなかやるじゃないか。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:05:01 ID:v15qz5yC
なんで誰もこいつら殺そうとしないの?
誰もってのは参加者じゃなくて、住人ね。

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:24:51 ID:66RYy2wh
>>865
>>838

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:28:00 ID:0cDWxrIX
麻生関連は決まったように荒れるな

作者もこんだけバッシング食らってるんだからちょっとでてきてもいいのにな

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:28:49 ID:v15qz5yC
>>866
面白いとでも思ってるのか?

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:31:15 ID:66RYy2wh
>>868
あんたが殺して欲しい言ったヤンww

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:31:46 ID:v15qz5yC
>>869
お前が思っている以上に面白くないよ

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:34:37 ID:66RYy2wh
>>870
あんたが殺せと言ったから・・・。

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:40:24 ID:9zpRFASs
>>870
お前は面白いな
公園の猿の檻の前でキャンパスに向かって筆を動かしてた奴が
「なんでじっとしないんだよ!!」
って切れてたのを思い出すwww

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:44:10 ID:v15qz5yC
>>871
お前が思っている以上に面白くないよ

>>872
お前は面白いな
俺は、「猿に動くな」と言っているんじゃないよ
「猿を殺して動けなくすれば良い」と言っているんだよ

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:50:42 ID:SLbcwMVD
>>872>>873

おまえら…表にでろ。面白いとかつまらないとかそういうレベルじゃないんだよあんたら。
特に>>873

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:54:42 ID:cxLDufPc
>>810
三原はいつの間に完全に白になってしまったんでしょうか?
正直、ララと天満の死を知ってああもあっけなく受け止めた上に完全な反主催になっているのはどうかと思いました。
反主催にするにしても、せめてもう少し不安定さを克服するような描写が欲しかったです。
麻生にしても精神状態をすんなり持ち直したり食料が簡単に手に入ったりと、正直都合が良すぎるのではないかと思います。
これまでの作品でも麻生とサラに都合のいい事象が多かったように思いましたが、今回も同じです。
登場キャラは麻生とサラだけではありませんし、他の書き手の方もいます。
もう少し、特定のキャラに入れ込みすぎる事は避けた方がいいのではないでしょうか。
他のキャラが確実に疲弊していく中、この二人だけは全てにおいて都合が良すぎるというのは、
麻生とサラというキャラの好き嫌いに関わらず、作品の出来に関わらず、よい印象が持てません。
もう少し、全体のバランスを考えて頂けないでしょうか?

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 17:55:30 ID:v15qz5yC
表にでろ。とか、お前が思っている以上に面白くないよ

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 18:07:01 ID:oPZAagaj
>>876
お前はヘラクライストを馬鹿にした!!!!

いや、スレ違いですが。はい

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 18:20:38 ID:v15qz5yC
>>877
お前が思っている以上に面白くないよ

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 18:21:32 ID:/tFa+ksV
今ビックリマン見てて吹いたwww

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 18:47:45 ID:tFfUlYqQ
>>877
あんたもヘラクライストも悪くないサ
ちなみに初期の方がカッコイイと思うぜ

アソサラに関してはやはり都合良過ぎとイチャイチャし過ぎ
って感は拭えないです……それが一度や二度ならいいですが
こうも続けられると、流石にいい加減にしろと思えてきます
またアソサラの閉鎖的状況を変える三原も今回はちょっと、どうでもいい的な扱いで
これを見てしまうと作者がアソサラ描写以外書く気が無いのでは?
と考えてしまいます。もし、作者さんが違うと言うのなら
アソサラ以外も書いて見て周りの意見を聞いてみてはいかがでしょうか

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:15:49 ID:6UDbOvG0
都合よすぎっていう意見なら花井組だってSMコンビだってそうじゃないか

なんで伊織は天満の場所を知ってるの?
いつの間に八雲の読心はOKになったの?
物資の乏しい花井らが天満の荷物を見つけるのは都合よすぎないの?

つむぎらははるか遠くにいたのに診療所に着くのが早すぎない?
毒殺フラグを叩き折るのはいいの?
有力マーダーがどうでもいいといわんばかりに退場させられるのはいいの?

これらの点に一切触れずアソサラだけが否定的なのはなんで?

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:28:17 ID:t4TYeEac
落ち着け、支離滅裂だ

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:33:18 ID:wXLACU97
・・否定ってわけじゃないけどやっぱアソサラすぎ・・・。
原作だと「学校・バイトの先輩後輩」なんだからそこまでしないと思う・・・。
それにもう少し麻生が壊れるかと思った・・・。
・・・でもまぁなんていうか・・・乙。


884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:40:52 ID:0BtchXTg
なんというか、この先どうなるの?という期待感が麻生とサラのコンビには
無いと思う。花井達も立ち直ったが、精神的ダメージがよくわかる描写だし、この先への不安も十分感じられる。

 やっぱ、あとこれだけずっと続けられるといやでも色眼鏡で見てしまう。

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:41:06 ID:BFn4QuT+
>>881
何度も言われてるけど「何度もやってる」からじゃね?
しかも他のは多少なりマイナス要素がついていたり、選択の幅を残しておくことで【どうとでも繋げられる状態】になってるし
アソサラは超展開でもしない限り簡単に死なないわ完全に反主催だわで同じ書き手以外が手をつけにくくなってる

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:41:33 ID:RDp8hGS9
>>878
お前が思っている以上に面白いよw

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:43:48 ID:uVzdM6Z4
>>881
上から逐一説明してやろう。
・Defect を読め。
・基本ルールを読め。
・99氏が、荷物の多いSMコンビが動きやすいよう隠す→◆X7WwwzkoUU氏が、八雲発狂フラグの危険性を知った上で伊織を使い誘導する。銃を手放す。→◆RHLa6nIQ9U氏が見事にそれまでの八雲・花井の心の動きを収めてみせる。文句の言いようの無いリレー。
・結城出発は十時過ぎ。診療所到着は十五時。遅いくらいだ。
・そんなもん、よもぎパンの活躍の無さにくらべりゃマシ。
・マーダーは補充が利く。ぶっちゃけ、武器さえ残れば構わない。
以上だ。出直してこい。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 19:50:53 ID:olGwjJzV
>>887
間接的だけどCatastropheの周防の「お前は大切な人守れよ、お前はもう強いんだから」って台詞も活きていて良い感じ。

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:06:26 ID:0cDWxrIX
>>887


基本ルールも読めない馬鹿が馬鹿丸だしの質問してて吹いたwww

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:12:49 ID:FMMThJVZ
もう八雲も麻生も死ねばいいよ。
アホみたいにダラダラ続くからこうなるんだ

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:14:56 ID:x21hGgBW
ぶっちゃけ冷静に読めばマンセーされてるのは
麻生もサラも花井も変わらないという事実
八雲はどっちかって言うと黒化したり発狂したり壊れてるかと

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:19:28 ID:tVUPqMxH
>>891

花井がかっこよく見えるのは、今までかっこ悪すぎた反動だから、さ。
よくよく本質を見れば、ただ「ヤクモン大好きっ!」って思考から行動しただけだ。
それに一番印象が違う理由は、花井が「リレー」によってかっこよくなったってことだと思う。

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:28:45 ID:um9MshNV
いや、あの5分間どうのこうのの件とか
八雲説得のときは正直読んでて恥ずかしかった

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:29:26 ID:h5PkXQP/
>>891
マンセーとかはどうでもいい
まともなSSが読めればそれでいい
果たして>>810氏の作品はもともといえるのか?

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:31:14 ID:h5PkXQP/
×もとも
○まとも

>>893
読んでて恥ずかしくなるくらいの方が逆に花井らしいけどなw

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:32:01 ID:6hrprrmG
で結局NG・修正要請するの?
個人的にはどっちでも良いんだけど
直接の賛成も少ない気がする

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:35:21 ID:tVUPqMxH
防空豪は、流石にNGだろ。

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:38:04 ID:h5PkXQP/
>>803以降をNGとし、>>796-802を多少修正するのが妥当。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:41:05 ID:FMMThJVZ
一部の修正と削除が必要なのは間違いない、と。
作者からのリアクションが何もなければ全NGってことでいいんじゃね?
ていうかこれだけ言われてて今まで何も反応ないのもさすがにどうかと思うが。

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:45:07 ID:Dqfss9ta
ここまで揉めてしまったとなれば、そのままってわけにはいかないだろうね。
俺は>>898に一票かな。

なんにしても、そろそろ意見をまとめて空気を変えておきたいってのはある。
◆X7M9O2x/96氏の、播磨たちホテル組の作品投下が今夜のはず。
その時まで今の空気を引きずっていたくはないな。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:47:08 ID:olGwjJzV
今までの花井の出てる作品見る限り、あんまりパッとしてないぞ。空回りしてる方。
その分今回カッコいいのが引き立つわけだが。
美琴、天満が死んだことで山場の一つしてこんな形になったのは良かったと思う。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:50:25 ID:9zpRFASs
個人的には通しでも良い
そのあとどう転ぶか知らんが

あと、作者の見解を聞きたいのは同意
それについても意地悪な意見になるかもしれんが
◆X7M9O2x/96氏の投下前に、だから今日中に欲しい

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 20:58:46 ID:FMMThJVZ
通してもいいがこのままじゃ確実に次の作者に麻生がぶっ殺されるなww

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:15:17 ID:6CkejGrG
せっかく書いてくれた作品を全NGにしたくない。
個人的には一部修正かそのまま採用のどちらかでOK。

ところで過去スレが見れないので聞きたいのだが
「Re-virth」作者の163氏、「Find The Way」作者の400氏と◆GEIGwDl3Ms氏は同一人物なの?
◆GEIGwDl3Ms氏がアソサラばかり書いているとの意見で気になった。

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:19:34 ID:/tFa+ksV
つかなんで過去スレが見れないの?

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:20:35 ID:h5PkXQP/
>>905
にくちゃんねるだからさ

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:22:40 ID:/tFa+ksV
見れるようにしてくれww

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:23:36 ID:h5PkXQP/
・・・?あれ?http://netabaremk2.fc2web.com/brlog●.htmlになってる

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:26:24 ID:tVUPqMxH
>>904
「Re-virth」は違うはず。
「Find The Way」はそう。本人が「自己リレーした」と白状してた。

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:26:44 ID:h5PkXQP/
とりあえず今はにくちゃんねる生きてるみたいだからこっちで見たら?
http://makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi?q=%83X%83N%81%5B%83%8B%83%89%83%93%83u%83%8B%83o%83g%83%8B%83%8D%83%8F%83C%83A%83%8B&sf=2&all=on&view=table

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:29:05 ID:olGwjJzV
Find The Way
Moon Light(2作自己リレー)
あゆむべきみち(別作者) 投下後、◆GEIGwDl3Ms氏が「私の意図云々」でケチつけた。
Restart(方向修正)
白昼夢(別作者)
束の間の休息(別作者)
Life Goes On(方向修正)

アソサラしか書く気はないんだとは思う。

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:32:54 ID:6CkejGrG
>>910
見れました、感謝です。
>>911
成る程、納得。

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:40:27 ID:h5PkXQP/
>499 名前: ◆GEIGwDl3Ms 06/09/21 05:54 ID:2FDTzzYI
>乙です。
>自分には書ききれなかったサラの強さが出ていて良かったと思います。
>ただ、一つ残念だったのは私が自己リレーしてまで書いてきた麻生のサラに対する心情が全く理解していただけなかった点。
>特に縦笛に対して非常に薄っぺらなものとして表現されたのが残念でなりません。
>結局はそれを伝える力が自分になかったからであって今はただ自分の力量不足を恥じ入るばかりです。


畳み掛けるのも気が引けるのだが、やはりこの氏の発言が事件の根底にあるとしか思えないんだよな。
この氏の発言は、当時麻生の美琴救出意識が突然すぎたために違和感は感じなかったが、今見るとちょっと・・・


914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:41:44 ID:PDt8AQ3F
Find the wayやらLife goes onやらなんか覚えあると思ったら種のEDテーマだったな

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:06:45 ID:tVUPqMxH
まさか、いつもの人=◆GEIGwDl3Ms氏だから出て来れないわけじゃあるまいな。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:10:07 ID:6hrprrmG
通しでも良いって意見が幾つかで、あとは修正意見か
全NGは無いみたいだけど
修正宣言期限の一時まで待っても作者から連絡なかったら修正が望めないから
全NG扱いにするしかない
これでFA?

917 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:17:41 ID:Pn6cVPQs
沢近、西本、ハリー、播磨を予約していた者です。
作品投下します。

918 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:18:41 ID:Pn6cVPQs
『永遠(とわ)なる花よ咲け』



「嘘ついてんじゃねーよ。バレバレなんだよ。なぁ、絃子?」
 播磨の問いに答える者など、答えられる者などいなかった。
 3人を射す日差しはあまりに苛烈で、あまりに冷たい。



 12時を告げる放送は3人には残酷な現実でしかなかった。
「美琴、天満。……なんで? どうして?」
 少女には似合わない黒塗りの拳銃を握る力が自然と抜ける。
「うるせー! 天満ちゃんが……塚本が死ぬわけねーだろ。それに周防だってさっきハリーが……。どうせ絃子の悪い冗談に決まってんだ!」
 だから、と続ける播磨の言葉を遮ったのは物言わぬ鉄の塊。
 沢近は銃身を播磨の頭に向けていた。数瞬前とは違い、拳銃を強く握り締めて。
「あの放送が真実だって、私は知ってる」
 それはつまり、私が美琴を見殺しにしたということ。
 そう沢近は知っていた。
 酷く歪曲された真実であろうと沢近にはそれが真実だった。
「あの放送が真実だって証明して見せたのはヒゲ、あんたなの」
 嵯峨野の顔が、梅津の顔が浮かんでは消える。
「あんたみたいな人殺しがいなければ誰も死ななかった。あんたみたいなバカを信じなきゃ真実を知らずに済んだ」
 沢近の視界が涙で霞む。もう播磨の顔すら碌にわからないに違いない。
 しかし、沢近にはその方がずっと楽だった。
「あんたみたいな奴はみんな死ねばいいのよ」
 見えないほうがずっと楽に引き金が引ける。
 だって目の前の彼は――。
「……あんたなんか死んじゃえばいいのよ!」

 目の前の彼は――播磨拳児だから。

919 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:19:40 ID:Pn6cVPQs
「止めるダス!」
 放送から衝撃を受けながらも、それでも必死に禁止エリアを書きとめていた西本が狙撃銃を沢近に向けて叫んだ。
 西本は沢近の言葉がきつくなり始めると、手元に置いていた銃をしっかりと握り締めていた。
「そんなことをしても、もう誰も戻って来ないんダス」
 沢近の震える手を、そして相変わらず播磨に向けられている拳銃を見据えながら、尚も西本は続ける。
「そんなことをしても、周防さんも塚」
「だから死んでねー!」
 思いの丈を乗せた叫びだった。
 播磨にとって、否定すべきは自分の罪より少女の死だから。
「死ぬわけねーんだよ。よく考えてみろよ」
 頭に浮かぶのは、もう帰ってこない少女の笑顔。
「あんなに誰にでも優しい塚本を、あんなに素敵な笑顔の塚本を」
 言葉に乗せる思いは、もう二度と叶わぬ恋。
「一体誰が殺せるっつーんだよ!」
 彼にとって少女の死は自分の全存在を懸けてでも否定すべき事実。
 ――だからこれは。
「あんた、まさか……泣いてるの?」
 ――泣いているわけじゃない。
 頬を伝うのは淡くて綺麗な雫。
 そして瞳は黒塗りのガラスに遮られて見ること適わない。
「……行くダス、二人とも」
 西本は沢近の心の揺らぎを確かに感じた。
 そう、全ての歯車を元通りに直すには今しかなかった。

「真実を確かめに行くダス!」

920 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:21:33 ID:Pn6cVPQs


 ハリーは高ぶる感情を抑え、冷静に放送を聞いていた。
「これで、6人目カ」
 放送を聞く前から分かっていたことだが、その事実は放送によって更なる確信を深める。
 そして、それはやがてハリーの自信となっていく。
 ハリーは既に殺人マシーンと化していた。
「しかし、妙だナ。あの男は三沢と呼ばれていたハズ」
 あそこまで死を恐れていた人間だ。何者かが三沢に手を下したとみるのが妥当。
 ハリーはそう結論付けると出来る限り慎重に冬木の死体まで接近していた。
 使えそうな荷物だけでも持って行ったほうが良いことから、付近に殺人者がいることを覚悟で行動を起こす。
 素早く、静かに、決して誰かに気取られることないように。

「結局は取り越し苦労だったわけカ」
 ハリーは冬木の傍にあった三沢の死体を確認し、三沢の荷物以外の損害がないことに幸運を感じたが多少の疲れに愚痴を零す。
 気持ちの切り替えという点において、その点においては自分はかつて相棒と呼んできた男に劣っていることを自覚していた。
 いや、かつて相棒と呼んできた男は気持ちの切り替えがあまりに速過ぎたのかもしれない。
 相棒だったかのような男との過去を少し思い返す。
 あの頃は周りで起きる全てが新鮮で、全てを楽しめた。純粋に面白かった。
 赤い狼と呼ばれていた時よりも、血に飢える野獣だった自分よりも、いつの間にか2-Dとして過ごしていたあの時のあの自分を好きになっていた。心の底から満ち足りるようになっていた。
 いつか国に帰った時、胸を張って紹介してやりたいと思える仲間も出来ていた。
 隣のクラスとの名誉を懸けた戦いで悔しい思いをすることもあったし、色々と面倒を看なければいけない仲間もいたが、それら全てを自分は愛していた。本当に愛していた。

 しかし、あの頃にはもう戻れない。

 もう既に6人を殺めた。いつの間にか帰り道など失っていた。
 一つ笑いを浮かべると、すぐさま自分が今やるべきことを判断する。
 自分の全感覚を頼りに辺りを探りつつ、残った荷物の確認をするべきと即座に決断し実行する。

921 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:22:24 ID:Pn6cVPQs
 まず見つかったのはリヤカーに入ってる荷物。バッテリーや食品など使えるものばかりがそこにはあった。
 そして、三沢と冬木の死体を探る。
 興味を引くものは入っていないと諦めかけた時、冬木のポケットからなにやら書いてある紙切れが出てきた。
 そこに書かれていた字には見覚えがあった。その筆跡は確かにあいつのものだった。
 締めの一行には、東郷雅一と記されていた。
 それは、『相棒』が生きていた、そして散っていった証だった。
 怒りとはまた違った感情がハリーの胸を満たしていく。

 ガサッ。

 草を踏みしめる音が聞こえる。
 ハリーは東郷のメモをリュックにしまいつつ草木の陰に身を隠した。
 ガサッ、ガサッ。
 その音は徐々にハリーに近づいてきている。
 こちらの姿を悟られないようにハリーは相手を盗み見た。
「……」
 歯が音を立てて軋む。
 瞬間、胸が焼けるように熱くなっていく。
 ――東郷の仇、播磨拳児が近づいてきていた。
 少なくともハリーにとって、仇という架空の事実だけが重要であった。
 胸を熱く焦がしながらもハリーは冷静に敵の戦力を観察する。
 相手は3人。最後尾にハンドガン片手に歩く金髪の少女。一番手前には狙撃銃を抱える太めで坊主の少年。そして二人の間に挟まれているのはハリーお手製の投擲ナイフを握るサングラスの男であった。
 確認するとハリーは一瞬にして分が悪い事を悟る。
 二人も銃器を持つ人間がいることに加え、肉弾戦でも微力ながらも使用できる武器を持つ男までいるのだ。当然のことである。
 しかし、ハリーはこの戦いだけは引くことを強く拒んだ。
 自分の手で仕留めねばならない男を見つけてしまったのだ。
「相棒、か……フッ」
 耳を澄ませば自然と聞こえてきた。
 ――相棒と呼ぶ、東郷の声が。
「相棒はよせ」
 ハリーも何とは無しにそう答える。
「そう、これは聖戦ダ」
 自分に一つ言い聞かせる。
「Dead or Alive?」
 そう呟くと、手には鉄パイプでも投擲ナイフでもなく本来の自分の得物を握り締め、冷静に考えれば無謀とも思われる行動を開始する。
 ハリーは色んな面で高校生離れしていた。
 だがしかし、彼もまだ高校生だった。

922 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:23:28 ID:Pn6cVPQs


 短距離戦までもつれこむ過程で一番やっかいだったのはハンドガンを持つ沢近であるとハリーは確信していた。
 もちろんハリーにとって最も優先して殺すべきは東郷の仇である男だった。
 しかし例えいきなりの襲撃が成功したとしても、最初に播磨を襲えばすぐ後ろで常に前の男を警戒し続けている様子の沢近に、至近距離での銃撃のチャンスを簡単に与えることになってしまう。
 これが危険な戦いだからといって、ハリーは何もそこまで死に急ぐ気はなかった。それに第一撃を決められればこの戦いだって確実に物にする自信があった。
 それは裏を返せば第一撃を決められなければ――という覚悟の上での考えである。
 そして西本達は西本を先頭に播磨、沢近と続いている。
 ハリーにはソコ以外への第一撃はありえないと確信する。
 沢近の首を見るハリーの目は、まさに喉元へ飛び掛ろうとする狼のそれであった。

「私はあんたがそのナイフを持つこと自体反対なんだから」
 沢近の声を確実に捉えつつ、狼のハンティングは始まっていた。
「変なことをしてみなさい。今度こそ間違いなくあんたの頭を撃ち抜いてやるわ」
「あん?」
 播磨は振り向きつつ返事をする。
 二人の声には明らかな苛立ちが含まれていた。
「もう止めるダス。今だっていつ襲われるかわからんないんダス。仲間同士でいがみ合ってどうするんダスか」
 やれやれと二人を宥める西本。彼らはあまりに精彩を欠いている。
「こいつのこと、なんか……仲間だなんて、思ってるわけないわ」
「へーそれは奇遇だな。俺もおま」
「だから止めるダス!」
 せっかく近づいてきているというのに離れようとする彼らを、全ての真実が迫ってきているのに揉めることになっている彼らを、西本は理解し難かった。
 ――ゆっくりと迫りつつある危機に気づくものはいない。
「……あんなところにリヤカーみたいな物があるわ」
「……それに……近くに何かが転がっているみたいダス」
 リヤカーと死体に気を取られている。狩りにはもってこいのタイミングだった。
「あれ、は……」
 人が転がっているのだとわかった瞬間、播磨はそれから目を逸らす。
 それは一重に少女の死を認めたくないが故の行動であった。
「チッ」
 決して辺りを警戒したからと言うわけではない。

「どけっお嬢!」

923 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:24:17 ID:Pn6cVPQs
 だから、飛び掛ってきた狼と目が合ったのは全くの偶然だった。
 銀の刃が煌く。
 播磨が沢近を突き飛ばす。

 ――首の皮一枚。

 まさにそう表現するしかない。
 沢近の首元すれすれをサバイバルナイフの一閃が通過した。
「チッ」
 狼はまた舌打ちを鳴らす。
 沢近の首元すれすれに合ったナイフは今度は播磨に向けられている。
 播磨の持っているナイフはこと近接戦闘においては強度もなければ殺傷力も低い。間合いではサバイバルナイフに勝っているが、それすらも肉を切らせて骨を絶てばいいことである。
 それに播磨との立ち位置が近ければ近いほど援護の射撃も自然撃ちにくくなるというもの。
 そのことを戦闘の流れの中で計算するとハリーは播磨との間合いを一気に詰める。
 しかし、そこは播磨。光物を持つ相手との戦闘経験もないわけではない。そして手には凶器がある。こういう場合はどうすれば良いか体が覚えていた。
 播磨は投擲ナイフを短く持ち、構える。

 ――臆せば死ぬ。

 合間見えようとする二人はそのことを十分に承知している。

 バンッ。

 デザートイーグルが鳴いた。
 沢近は突き飛ばされてすぐ寝たままの体勢でハリーに鉛を見舞っていた。

 ――やったか?

 ハリーと相対している播磨は一瞬逡巡する。

 ニヤリ。

 そう聞こえてきそうなほどの笑みを浮かべてハリーは茂る草木に身を投げる。

 ザクッ。

 ハリーの身投げと同時に播磨が投げたナイフはしかし、ハリーではなく地に刺さる。
 沢近は体を起こしハリーに銃を向ける。
 彼女は迷った。
 障害物が多かろうと数撃つべきか、しかし先程のように無駄撃ちはしたくない。
 結局ハリーが距離をとって木の裏に隠れるのを見守るしかなかった。
 ハリーが離れたのを確認すると播磨はリュックを下ろしてナイフを拾い身構える。
 ふと、高笑いと嘲る声が聞こえてきた。

924 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:25:35 ID:Pn6cVPQs
「銃撃もナイフも、当たらなケレバドウということはナイ」

 ハリーは自分にはまだ運があると確信している。
 標的を仕留めそこなったものの、まだ自分にはこの命がある。
 それこそが自分の運の確たる証拠だった。
 これ以上の深追いは無意味、下策、問題外。
 そう理解するとハリーは彼らから逃げ出すための算段を立てる。
 まだ狼の瞳はギラギラと輝いている。


「チェックメイト、DAS」

925 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:26:14 ID:Pn6cVPQs

 しかし、向けられた黒い塊はハリーの希望を奪うには十分の代物だった。
 ハリーはナイフを手放し自分の敗北を悟った。
「……西……本。西本!」
「……西本君!」
 播磨と沢近は嬉しさのあまり西本の名前を叫び手を握りあった。
 当然のように一瞬で互いが互いを突き飛ばし合い、その距離はまた離れる。
「そんなことしてないでワスを手伝って欲しいダス……」
 二人の間にはまた嫌な空気が流れ出すが、今はそれよりも大事なことがあるのだと西本は理解していた。
 先程まで周防と一緒に居て、自分達をいきなり襲い、石山を、そしてたぶん菅までもを殺したナイフをリュックに先端だけ覗くように無造作に突っ込んでいるこの男の存在が一番重要だった。
「ハリー君にはこれから出すワスの質問に答えてもらうダス。答えない時は容赦なく撃たせてもらうダス。……ワスが、答えを嘘だと判断した時も迷わず撃たせてもらうダス」
 西本は自分達も命を狙われたのだから、それくらい当然してやるという具合に脅しをかける。
 実際播磨や沢近は容赦なくハリーを返り討ちにしようとしたことから、この脅しの効果は確かだと思っていた。
 しかし西本にとって、リュックから覗く黒光りする投擲ナイフを見た瞬間から脅しは脅しではなくなっていたのかもしれなかった。
「誰を、殺したんダスか? 一体何人を手にかけたんダスか?」
 その質問は播磨や沢近までをも緊張させるものだった。
「悪いが殺した相手の名前などいちいち全員は覚えてはいないナ。殺った人数は6人ダ」
「どうしたよ? おもしれーくらいに素直にペラペラ言うじゃねーか」
 言葉の中身までが嘘か真かはわからなかったが、話すことで有利になるとは思えないことをハリーはズバズバと言い放った。そのことで播磨はイラつくと共に不信感を抱いていた。
「それが武士道って奴なんダロ? 負けた時は、死ぬ時は潔くサ」
 それは普段のハリーらしいといえば、ハリーらしかった。
 狼の目は既に輝きを失っている。
「人殺しが勝手なこと言ってるんじゃないわよ!」
「まぁまだ落ち着くダス」
 いつ暴走するかわからないほど興奮している沢近を宥める西本も、その実心中穏やかではない。それでも西本には知りたいことが、確かめたいことがあった。
「じゃあ質問を変えるダス。一体どこでどんな姿の人を何人殺してきたダスか?」
「まず始めにこの島の一番東側でテンノージと殺させてもらっタ」
 依然向けられる銃にも何者にも臆さずに、牙の折れた狼は告げる。
「なってめぇ!」
「あ、あんたも動かないで話を聞きなさい」
 沢近は気丈にそう言い放つが、その声は確かに震えていた。
「その次は山道で金髪のチビを一人」
「……よ、吉田山君、ダスな」
「そしてホテルで君達といた二人の男を殺しタ」
「……」
 腸が煮えくり返る音が聞こえた気がした。
「その後で君達の仲間の格闘もそこそこ出来る女を殺し」
「……」
「最後にソコで眠る眼鏡のほうの男を」

926 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:27:03 ID:Pn6cVPQs
 冷たい音が永遠に響く。

 堪え切れなくなった思いがデザートイーグルに込められた。
 もうそれはどうしようもないことだった。

「あなたが、殺したのは……私の、親友……」

 誰もが口を開こうとはしなかった。
 ただそこには、返り血を浴びた3人の高校生と、頭から上は見るも無残で真っ赤に染まった狼だった男がいた。
 項垂れるお嬢様に少年は声をかける。
「おめぇが殺らなくても、俺が殺ってた」
 慰めの言葉ではない。それは事実。
 けれども、いくら強がっていても心が折れかけている沢近には、その言葉は優しすぎた。
 優しさのかけらもないその言葉が、沢近には優しすぎた。
 だからそれが悔しくて、死ぬほど悔しくて――生まれて初めて、母以外の人前で声を上げて泣いた。
 悲しかったからではない。辛かったからではない。悔しいから泣いているのだと言いたかった。
 けれども次から次へと喉から溢れでる思いが、彼女にそれを許さなかった。
 目の前ですかしている男は死ぬほど憎いはずの相手なのに――けれども、殺したいほど――。

927 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:27:51 ID:Pn6cVPQs


「三、沢君の頭に刺さっているナイフは……見た限り、確かに飛び出すナイフ、ダス」
 あくまで平静を装って西本は語る。
 ここに来てからというもの死体に慣れてしまった自分がいる、と西本は感じていた。
 先程までまで煮え立っていた腸が、今度は食料を求めていることからもそれは明らかだと自覚していた。
「だろ? ……だから俺は誰も殺してねーっつったんだよ……おい、聞いてんのかよ、お嬢」
「あー、そう」
 誰もが無感動を装う。死体を見ても何も感じていないと言い聞かせるように。
 しかし無理に繕ったその様はあまりに滑稽で、むしろ各々の動揺をありありと伝えていた。
「あーそうって、てめえが色々」
 西本が播磨の話を手をかざして遮る。
「まぁ何はともあれ、これでなんとかちゃんと信じられる仲間も揃ったダス」
 西本は自分の声が震えていることに、果たして気づいているのだろうか。
「でも、大切な人はそれ以上にいなくなったわ」
「……」
 現実はありのままに直視すべきではない時も確かにある。
「うるせぇよ」
 けれど、今が正にその時かどうかなんてことがわかるはずもない。
「あんたにはどうせ、私の気持ちなんてわからないでしょうね」
 受け止めるには重すぎて、認めるだけで潰れてしまう。
「だったらどうしたよ?」
 潰れていては動けなくて、何も成し遂げられはしない。
「みんなで楽しくエルカドに行って、笑って怒って時には泣いて」
 立ち直るのには時間が必要で、それでは遅すぎることなんてたくさんある。
「そんな普通の楽しみすらも奪われた私の気持ちなんて、あんたにわかるはずがないもの!」
 いつか受け止めなければいけない時がきたら受け止めればいい。
「だったらどうしたっつってんだよ!」
 そうやって今は逃げればいい。
「止めるダス。沢近さんも播磨君も一緒なんダス。ワスだって……ハリー君だってきっと一緒だったんダス」
 だけど正直すぎる彼らには、そんなことは出来なかった。
「みんな、苦しいんダス」
 だからぶつかり合って――殺し合いが始まった。
 親しい者達の殺し合いが始まってしまった。

928 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:28:46 ID:Pn6cVPQs


 あなたのおかげで幸せだった。
 だから俺は花を咲かそう。
 決して枯れぬ、花を咲かせる。
 『――』という名の、綺麗な花を。

 この――命を懸けて――。

929 : ◆X7M9O2x/96 :2006/12/19(火) 22:29:20 ID:Pn6cVPQs


【午後1時〜2時】

【播磨拳児】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:疲労、精神不安定
[道具]:支給品一式(食料5,水3)、インカム子機、黒曜石のナイフ1本(リュックは自分の手前に置いてる)
[行動方針]:天満を探す? 絃子を詰問し、事と次第では……?
[備考]:サングラスをかけ直しました。未だに吉田山が死んだとは思っていません。
      天満の死を否定していますが、本当は気づいている(?)

【沢近愛理】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:精神不安定
[道具]:支給品一式(水2,食料5)、デザートイーグル/弾数:6発
[行動方針]:1.晶などの友人と合流する。
[備考]:播磨を信用しきってはいません。

【西本願司】
【現在地:E-04 ホテル付近の路上】
[状態]:激しい精神的消耗、肉体疲労&筋肉痛(多少回復) 、
[道具]:支給品一式(水4,食料4 ※水1と食料2は周防から預かり)、携帯電話、山菜多数、毒草少々、ドラグノフ狙撃銃/弾数10発、山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)
[行動方針]:1.仲間を集める。
[備考]:反主催の意志は固いようです

【ハリー・マッケンジー:死亡】

――残り18名

※リヤカーやその中身は冬木の死体の傍にあります。冬木、東郷のリュックやその荷物はリヤカーの中です。
  リヤカーの中身…支給品一式*2(食料のうち一つはカレーパン)、バッテリー、雑貨品(スコップ、バケツ、その他使えそうな物)
  東郷のメモはハリーのリュックの中です。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:30:17 ID:9zpRFASs
GJ!!
ヒゲにもらい泣きしそうになったのは俺だけで良い

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:30:40 ID:66RYy2wh
マーダーがどんどん退場していく・・・。

>>929


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:32:40 ID:tVUPqMxH
乙。
>「チェックメイト、DAS」
でフいたのは俺だけで(ry

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:34:06 ID:uQDyUJ4/
>>900
禿同。
なんとか投下しやすい空気にせねばな。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:34:53 ID:3uu6eivm
乙です
今度は一転、マーダーの退場が相次ぐなぁ……

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:40:43 ID:cxLDufPc
>>929
リアルタイム乙です。
沢近がハリーを殺すとは意外でした。でもいくつか疑問点が
>>929の状態欄が殆ど『壊』から変わってないみたいです(場所とか、アイテムとか。特にハリーのアイテムはどうしたか)
・ハリーの居場所までは林を突っ切って行ったって事ですか?
 路上で周防の遺体を野晒しにして足止めにって『壊』でハリーが考えてたので、道路を通らなかったのでしょうか?
>>927の場所にどうやって移ったのかの過程が欲しいです。
 冬木と三沢の死に場所は少し離れてそうなので、三沢の死体を見つけている事に違和感がありました

疑問点ばかりぶつけて申し訳ないですが、話は面白かったです。
ただ、マーダー死に過ぎな気が…
放送前まではマーダー強すぎって空気だったせいか、どの書き手もマーダー減らしに走ってしまったみたいですね

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:42:58 ID:0cDWxrIX
ついにあのハリーが逝ったか・・・
過去を思い出す描写は良かった。

そして一つ疑問なんだがハリーが撃たれたときの頭から上が真っ赤になってたってやつ頭から上じゃなくて首から上じゃね?

自信はないが

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:44:45 ID:PDt8AQ3F
まぁでも斉藤らはともかく、ハリーはそろそろなんとかしないと本当に手がつけられなくなってたんでは?
諦めんの早っ、とは思ったけど

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 22:55:41 ID:66RYy2wh
>>937
完全に桐山和雄化してたもんなぁ・・・。

さて残るはもう一人の光子をどうするかだ。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:01:11 ID:cF182f/w
パソコンとバッテリーが集まったな。
そこに 姐さん達が合流。 
脱出直前で姐さん裏切る! って いま思いついたんだけど駄目か?

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:06:00 ID:Pn6cVPQs
>>935
すみません。状態欄に明らかなミスがありますね
間に合わないかもしれないと結構焦ってたもので
後日訂正してまとめの掲示板に投下します

>ハリーの居場所までは林を突っ切って行ったって事ですか?
そのつもりで書きました

>>>927の場所にどうやって移ったのかの過程が欲しいです
三沢と冬木の死体は近くにあると、壊を読んで認識したのですが
その辺は様子を見て書き直すかの検討をしたいと思います


>>936
マジッすねw
ここも訂正して後日まとめの掲示板に投下します


それと感想を書き込んでくれた方どうもです

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:06:56 ID:vKtD7GiX
ここでアイディア言うと書いてる人困らなくね?
かぶったら最悪だし。
ちなみに俺もいいネタがある。言ってもいいかな?

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:10:13 ID:PY4Oa+uE
>>929
GJ
感動も熱い展開もあって良かった
ただ西本がオイシイとこ持っていきすぎw

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:11:26 ID:/UNDstI+
>>929
乙。
ついにハリーが逝ったか・・・

沢近が手を汚したのは興味深いね。
今まで、マーダーとそれ以外に二分化されすぎだったからな。
正気を保ちながらも、仕方なく手を汚すキャラが欲しいなぁ。

マーダー減っちゃったけど、姐さんが策略を張り巡らして、
互いの疑心暗鬼を煽りまくってくれると信じてる。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:12:01 ID:8ygD8XM2
そろそろ次スレ

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:13:16 ID:/UNDstI+
>>941
別に困らないだろ。
かぶろうが、先に投下した人優先だし。

いつも読者の斜め上を行けばいいってもんでもないだろ?

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:13:54 ID:9zpRFASs
できればこのスレ限りで>>916以前の問題を消化したいところ

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:16:34 ID:h5PkXQP/
次スレどうする?またサブカル?それとも少年漫画板?

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:17:22 ID:/UNDstI+
サブカルで。
何も問題起こらなかったし。

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:31:32 ID:vKtD7GiX
じゃ、アイディア投下していい?
たぶん結構みんな思いついたヤツだけど・・・

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:35:12 ID:cxLDufPc
>940
林を突っ切ったという事ですか…
ただ、それならどうしてそうしたのかという描写が西本の一言でいいので欲しかったです。
ハリー以外で最後に周防と一緒だったのは沢近で、彼女らは同じ道路を走ってきていたので、
「真実を確かめに行く」なら、周防と一緒だった道路沿いに進むものと思っていました(周防がどうなったかを知る為に)。
冬木と三沢の位置は三沢が木に囲まれた斜面上に居ると思うので、冬木の位置からはすぐに見つからないと思います。
三沢が生きていて手を振っていれば分かるでしょうが、彼はすでに死んでいますし…
やはり、修正されるのでしたら一行でいいから何故その場所に辿り着けたかの描写が欲しいです。

950ついでに新スレ立てました。
スクールランブルバトルロワイアル7
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1166538877/l50

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:38:41 ID:nr/DfVKs
・冬木と三沢の死体はほぼ同じ場所(三沢が冬木の死体見て泣き崩れる描写有)・三人は周防と同じくショートカット成功したと思われ(周防の死体はショートカットした道に放置?)


何にせよ、作者さん乙。
難しいパートだっただけに、本当乙。




……いきなりで悪いけど、こっからは辛口。
播磨があんま動揺してなかったけど、絃子の冗談と受け止めた、ってことかな?
あと、西本がどうやってハリーをチェックメイトしたのかがイマイチ解り辛かった。
俺の読み込み不足かもしれんけどね(´・ω・`)

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:42:03 ID:66RYy2wh
それと播磨・・・吉田山のこと、いい加減気づいてやれwww

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:44:57 ID:UNekUdR2
作者乙
播磨の誤解が解けていくのはいい展開だと思うが、951が言ってるようにもう少し細かい描写が欲しかった気がします。
内容はGJだったので、修正されるのでしたら上の方で言われている点をふまえて書き足してほしいです

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:50:27 ID:/UNDstI+
>>951
動揺してないというか、信じてないって感じだな。

八雲も、実際その目で見るまで信じなかっただろうし、
そういう反応もありだと思うよ。

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 23:53:27 ID:Pn6cVPQs
>>950
早く三沢の声がした方に行きたかったからというつもりでしたが
それじゃあ不十分ですから、もう少し書き足します

>>951
西本はステルスしてたって感じを出すために途中で消したんですが
今読み直してみますと明らかに描写不足ですね
播磨の動揺と合わせてもうちょい描写足しときます

>>952
いや、もうなんかねw

>>953
了解しました

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:01:55 ID:QuGkE4S3
吉田山よ……
まぁ播磨が吉田山の死を知ったらって想像しにくいよな

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:06:18 ID:yh52uKZi
天満と比べりゃ塵に同じ<吉田山

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:12:32 ID:1ja7EUUK
GJです

播磨が聞いた事実を信じない、っていうパターンはある意味予想外だったww
無気力とかマーダー化とか言われてたけどどれも違ったし。
新鮮でうまいと思った。播磨らしさも出てる。本当は気付いてるんだろうなあ…orz
いやホント、下手したら麻生パート以上に難しくて荒れてたかもしれないけど
うまくまとめてあると思います、乙でした。

で、麻生関連はどう?作者がノーリアクションなら全NGかね、やっぱり。

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:12:39 ID:wAzFLK4m
放送後のSSの質に疑問を持ってる人はいないのか?
最初に投下された話がアレなせいか、低いレベルで満足されるのは困る

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:18:48 ID:1ja7EUUK
>>959
そう思うならお前が作家さんに逐一指摘してやればいいだろ。
読み手につっかかったところでどうにかなるもんじゃないだろうが。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:18:49 ID:loisfH9m
最初に投下されたのって花井の話だろ?
君の思っているアレがどれなのかよくわからんが、このスレ的にアレとは自己リレーSSのことだ。

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:19:49 ID:fgxGNb8K
まあ個人的には文章の上手い下手も指摘して良いと思うけど
やるんなら書き手さんが成長の肥やしに出来るように具体的に言うべきかと
ただ「質が低い」じゃあ伝わんないし、何も良くならんよ

あと、今まででそういうの嫌がる住民が結構いるのは分かってる訳だから
そこら辺から叩かれるのも覚悟しないと

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:21:49 ID:yh52uKZi
「質が低い」っていうだけなら、小学生にでもできる罠w

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:24:36 ID:eCyuFXzK
>>929の文章は上手いと感じたけどなー

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:29:36 ID:loisfH9m
今までのスクロワで質(シツ)が悪いと思ったSSは一つもないよ。
質(タチ)のわるいSSは……ゲフンゲフン

ところでアソサラハラミの作者はいつ発言してくれるのか。

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:37:00 ID:OThuurtI
読ませていただきました、ハリーのあっけなさすぎる退場が意外といったら意外。
高野VSハリーを考えていた身としてはちょっと残念でしたけどGjです。

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:43:16 ID:1ja7EUUK
795 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 00:26:44 ID:zzZNru43
810 : ◆GEIGwDl3Ms :2006/12/19(火) 01:04:41 ID:zzZNru43

最後の投下時間から換算して12/19(水) 01:04:41までに作者から修正宣言がないと
これは破棄扱いになる。

投下のルールより↓
・住民から修正が必要と判断された場合(基準は作品のルール参照)、書き手は修正宣言を行なって頂きます。
 宣言は作品投下から24時間以内に行なって下さい(行なえなければ破棄となります)

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:43:57 ID:1ja7EUUK
>>967
12/20(水) 01:04:41の間違い

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 00:49:24 ID:+vIT07NA
◆GEIGwDl3Msさんも>>955みたいに素直になればいいのに・・・。

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